2785. 明日から
時刻は午後の七時半を迎えた。先ほど夕食を摂り終え、これから一日の最後の仕事に取り掛かる。午後より論文の最終レビューを行い、それが無事に終了した。 明日にもう一度最初から最後まで通して読み、明日の夜に審査官の二人に論文を送る。論文の提出をもってしてフローニンゲン大学での二年目...
2784. 近づく終わりと近づく始まり
気がつけば今日も午後の二時半を迎えた。とりわけ今日の時間の流れが早く感じたのはなぜだろうかと考える。 時間の流れが早く感じる日もあれば、緩やかに感じる日もある。人生とはそのように流れていくものなのかもしれない。 今日のフローニンゲンの天気も申し分ない。爽やかな気温であり、昼...
2783. 欧州生活の二年目を締めくくるために
今朝は六時前に起床し、いつもどおり心身を目覚めさせるためにヨガを行った。早朝のヨガも完全に習慣となり、改めて起床直後に行うヨガの効用を実感している。 早朝に体温を上げることによって一日の活動への入りがとてもスムーズなものになっている。身体の調子を整えること。それがこの地上で...
2782. 希望に満ちた欧州三年目の生活
時刻は午後の九時に近づいている。今日が月曜日であるということをすっかり忘れていた。 昨日までの休日となんら変わらないリズムで日々の時間が流れていく。夕日が黄金色の輝きを見せている。あと一時間半ほどで今日の太陽は沈んでいくだろう。...
2781. 噴き上げる詩への関心
たった今午後の仮眠を取り終えた。仮眠中、無数の千変万化するイマージュを知覚した。 それは色鮮やかであり、柔らかい虹のスペクトラムがうねっているような映像として捉えられた。また、ペガサスのような生き物も知覚されていたと記憶している。...
2780. 外
今朝の目覚めから二時間ほどが経った。意識は完全に本日の活動に向けて準備が整ったと言える。 今朝方五時に起床した時の朝日をまた思い出している。ほのかに赤紫色を帯びていた朝焼け。それを眺めながら、今日の始まりを知り、一日の活動に向けて何かが静かに燃え上がってくるかのような感覚。...