2804. 文章の生成力及び自分自身から学ぶということ
文章というのは本当に興味深く、一つ前の日記で述べていた通り、一度書き始めると文章が持つ自発的な生成力ゆえに、文章が落ち着くところまでそれが流れていくという特徴がある。単にメモ書きで済ませてはならないものがやはりあるらしい。...
2803. フローニンゲンという街で生きて
文章はやはり勢いに任せて書いていくのが良いかもしれない。文章には固有の鮮度があり、その鮮度が保たれている間に文章を書き出していくことが大切だ。 書き留めておきたいことをメモしておくことは確かに有益だが、メモをする以上に、書きたいものが現れたのであればそれをある程度のまとまり...
2802. クリシュナムルティの思想より
日々が、そして人生が水のごとく流れていくのがわかる。古代ギリシャの哲学者タレスが残した「万物の根源は水である」という言葉がふと脳裏をよぎる。そんなことを思わせてくれる早朝だ。 今日もゆっくりと活動を開始し、なすべきことを着実に前に進めていきたいと思う。決して焦ることなく緩や...
2801. 日曜日の朝より
気がつけば七月に入ってからすでに一週間が過ぎていたが、至って過ごしやすい爽やかな気候が続いている。今日の最高気温は21度であり、最低気温は13度であるからとても快適な一日になるだろう。 時計の針が午前七時を指そうとしている。この時間帯のフローニンゲンの空は澄み渡っており、穏...
2800. 文化的な条件付けと人間発達
土曜日が静かに終わりに近づいている。時刻は午後の八時に近づいてきており、今は夕日が最も美しい時間帯だ。 午後十時を過ぎてからでなければ沈まぬ夕日を眺めていると、今この瞬間に考えなくてもいいことを考えてしまった。それは、後二ヶ月もすれば日が暮れるのはすっかり早くなっているであ...
2799. オーロビンドとクリシュナムルティから
以前から少しずつ、オーロビンドやクリシュナムルティなどの覚者が執筆した書籍を読むようになった。昨日もオーロビンドが執筆した書籍を読んでいたのだが、そこで二人が同一の事柄を指示していることに気づいた。 外見上は異なるのだが、よくよくその意味内容を確認してみると、二人の指示は一...