2794. 変容の里程標
灰色に曇った空の下を何羽かの鳥たちが飛んでいる姿が目に入る。今日は微風がひっきりなしに吹いている。 空全体が雲に覆われているため、街全体が陰って見える。時刻は午前七時に近づいてきた。 少しばかり今日一日の活動計画について書き留め、そこから一日を本格的にスタートさせたい。欧州...
2793. 暗算・リーガ・長岡京
今日は五時半に起床した。六時を回ったあたりからゆっくりと一日の活動を始める。 昨日と同様に、今朝も空が曇っている。天気予報を確認するとこれから少しずつ雲が晴れていくようだ。 今日の最高気温は19度とのことであり、昼食後に散髪に出かける時は少しばかり肌寒い気温となりそうなので...
2792. 詩的世界の流入
時刻は午後の七時半を過ぎた。今日は天気予報の通り、一日中曇り空であった。今もまだ灰色の雲が空を覆っている。 フローニンゲン大学での二年目のプログラムを終えてからの最初の一日が緩やかに終わりに近づいている。先ほど浴槽に浸りながら、「客員研究員として米国の大学院に所属することに...
2791.『「ルーミー語録」解説』を読んで
「あぁ、これまで自分が学んできたことの多くは顕教的学問だったのだ。決して秘教的学問ではなかったのだ」という気づきがどこからともなく降ってきた。 この気づきについてはもう少し説明を加える必要がある。オランダでのこの二年間において、私は形式上は生粋の発達科学の道の上を歩いていた...
2790. 涙と作曲について
穏やかな風が吹き抜けるフローニンゲンの朝。今吹き抜けていくこの爽やかな風を感じ、風を眺めていると、この人生においてどこまでも歩いていけるような気がしてくる。 どこかはどこでもなくて今ここなのだろう。どこかに向かって歩くということは今の中心を歩くことが中心になければならない。...
2789. 二つの嬉しい知らせ
今日は久しぶりに一日中曇りのようだ。これまでがあまりにも天気が良かったため、早朝に曇った空を見たときには逆に懐かしさを感じた。 思い出してみれば、初夏を迎えるまでは本当に天気が優れない日が続いていた。それとは対照的に、特にここ最近は本当に快晴の日々が続いている。...
2788. 論文提出から一夜が明けて
フローニンゲン大学での二年目のプログラムを終えた翌日の今日。今朝は六時半に起床し、七時から一日の活動を開始した。 昨夜は論文の最終レビューを念入りに行っていたため、いつもの就寝時間よりも30分ほど遅く就寝した。レビューを終え、私は二人の論文審査官に論文を提出した。...