2383. 名前を思い出す夢
今朝もまた小鳥の鳴き声と共に目覚めた。時刻は六時半を過ぎ、辺りは少しずつ明るくなり始めている。また、小鳥の鳴き声が依然として外の世界に鳴り響いている。 ふと今朝方の夢について思い出す。夢の中で私は、大学時代のフットサルのサークルのメンバーと休日に大会に参加することになってい...
2382. ガラクタに宿る真理
穏やかに今日も一日が終わりに近づいていく。時刻は夜の七時半を回った。 つい今しがた夕食を摂り終えた。なぜそのようなことまでここに書き留めているのだろうか。もはやこの日記は完全に一人の人間が生きた存在記の様相を濃くし始めている。...
2381. どこまでも広く深まる感謝の念
小鳥とバッハ。両者はコインの表と裏の関係にある。いや、両者は一つのコインとして、一者としてこの世界に存在している。平均律クラヴィーア曲集と小鳥の鳴き声を朝から今までずっと聴きながら、そのようなことをふと思う。 書斎の窓から見える赤レンガの家々の前を通る道は、数日前から工事が...
2380. 感動と内面の成熟
たった今、毎日の日課である午後の仮眠を終えた。仮眠の前にオンラインミーティングがあったためか、頭が非常に冴えており、今日の20分間の仮眠はほぼグロス意識にあった。 しかし、仮眠から目覚めるか否かの最後の瞬間にはサトル意識にあったように思う。というのも、そこではサトル意識に固...
2379. 春の入り口から
早朝から相変わらず小鳥の優しく美しい鳴き声が聞こえて来る。フローニンゲンも少しずつ春らしくなってきた。 数週間前にも一度春らしさを感じることはあったが、それは冬と春の最後の狭間の時期であり、結局あの時はまた冬の気候に逆戻りした。だが、季節はそれを乗り越え、いよいよ春に向かっ...
2378. 研究と自己に伴う揺れ
今日は風がなく、とても穏やかな一日になりそうだ。目の前に見える赤レンガの家の煙突から白い煙がゆっくりと上空に立ち昇っている。 今朝のフローニンゲンの空は本当に綺麗だ。遠くの空は薄紫色に照らされていて、手前の空はライトブルーの様相を呈している。...