802. 習慣としてのオランダ語学習について
今朝は五時前に起床し、いつものように毎朝の習慣的実践を行ってから、朝の仕事に取りかかった。毎朝の習慣的実践の中に、オランダ語の学習が定着している。 昨日の夜に浴槽に浸かりながらふと、同じオランダ語コースを履修していたアイルランド人のドーナと先週話をしたことを思い出していた。...
801. 時系列データの予測とネットワーク科学
午前と午後の仕事がひと段落ついたため、夕方からは、これまでなかなか着手できなかった探究領域を少しずつ開拓し始めることができた。一つには、現在探究しているダイナミックシステムアプローチや非線形ダイナミクスの手法とは少し異なり、純粋に時系列データから将来予測を行うための理論や方...
800. 出版から一年が経って思うこと
『なぜ部下とうまくいかないのか:自他変革の発達心理学』を出版してから、もう少しで一年ほど経つ。今私が非常に残念に思うのは、日本の実践者の間で、成人発達理論に関する探究と応用が進んでいないことである。 私が本書に込めていた意図は、あくまでもこの書籍を入り口として、成人発達理論...
799.「自己組織化」から見る燃え尽き症候群と過労死の問題
午前中の恵まれた天候のおかげで、ランニングに出かけることができた。ランニングから戻り、昼食を摂ったところで、再び午後の仕事に取り掛かった。 もうそろそろ言葉にする必要がないほどに、淀みのない流れの中で仕事に没頭している自分が常態化しつつある。もはやそれ以外のことが、生活の中...
798. 能力の発達とエントロピー
先週から今週にかけて、そして来週はほぼ雨模様である。ただし、土日を目前にした今日の午前中だけは、非常に良い天気に恵まれた。 フローニゲンという街は、オランダのほぼ北端に位置しており、ここはもはや北欧と位置付けても問題はないだろう。実際に、ノルウェーなどの北欧諸国は目と鼻の先...
797. 非線形的な動きに魅せられて
小鳥の小さな鳴き声が辺りに鳴り響いている。私にとって、小鳥の鳴き声にそっと耳をすませることは、早朝の一つの楽しみになっている。 不思議なもので、今聞こえてくる鳴き声は、午後になると聞こえてこない。午前中に教授とのミーティングや講義があるときに、キャンパスを訪れる際に必ず通る...
796. 生命時間と幸福さ
今朝は朝一番に、起床直後から気になっていたことを確かめるために、書斎の机に向かうなりすぐに、昨日取り掛かっていた研究データの解析を再開させた。 昨日とは少しばかり異なる手法を用いてデータを眺めてみると、その結果、非常に面白いことがわかった。具体的には、どうやら研究対象とした...