733. 評論から考えさせられること
今日も早朝から仕事が非常にはかどった。芸術鑑賞において、作品の背景にある知識を獲得することが、鑑賞経験をより豊かにするという思いから、現在カーティス音楽院のオンラインコースを受講している。 これは以前紹介したように、ベートーヴェンのピアノソナタに関する理解を深めていくことを...
732. 無私の境地から
今日も非常に寒い一日になりそうだ。オランダで過ごす日が、一日、また一日と過ぎて行けば行くほどに、自分の内側の時間の密度が濃くなっていくことを実感している。 無限な時間感覚の中にいながらも、時間がいくらあっても足りないというのが正直な気持ちである。数年前に自分を対象として、一...
731. 一枚の写真から
一昨日に行われた「複雑性科学とタレントディベロップメント」のクラスの中で見た一枚の写真が頭から離れない。今でもその時に受けた印象が色濃く私の内側に残っている。 その写真は何の変哲も無いものだと言えるかもしれない。それは、巨大な蟻塚が映し出された写真である。...
730. ユーモアと笑い
今日は午後から、「創造性と組織のイノベーション」というコースの初回のクラスに参加した。このコースは産業組織心理学に属するものであり、コースを担当するのは、個人の創造性と組織のイノベーションを専門としているエリク・リーツシェル教授である。...
729. 内側に流れ込む怒涛の流れ
前の学期が終わり、新学期が開始するとともに、私の中でも一つのフェーズが終わり、新たなフェーズが始まろうとしているのを感じる。 これはまだ私にとって未知な現象なのだが、およそ三ヶ月ごとにやってくる季節の周期に合わせて、自分の内側でも新たなものが芽生えてくるのを感じるのだ。発達...