404. 繰り返しと準備
今朝からいよいよ通学時の気温が10度を下回った。まだ10月に入っていないにもかかわらず、早朝の気温がここまで下がり始めたのかと驚いた。確かに辺りを見渡すと、もはや半袖で生活をしている人はほとんど見かけない。しかし、それでも私は10月までは半袖で乗り切ろうと思い、今日のオラン...
403. 熟達者が持つ独特のリズム:「ピンクノイズ」について
流れてくる音楽に耳をすませていると、そこには固有のリズムがあることに気づく。ランダムで再生しているはずのピアノ曲は、それらが全て一つのリズムの中で奏でられているような気がするので不思議である。 自分の日常も長短を織り交ぜた波がうねりながらも、それはそれとして一つの固有のリズ...
402. 純有機的な時の流れの中で
秋の深まるノーダープラントソン公園 クネン先生とのミーティングの後、自宅に戻って昼食をとり、いつものように20分ほど仮眠をとった。その日の自分の状態によって、仮眠中に起こる現象も様々であるから観察対象としては事欠かない。自分の身体エネルギーが白色かかった黄色い電流と共に一挙...
【お知らせ】第二回オンライン読書会の録画・録音の共有
いつも「発達理論の学び舎」をご覧になっていただきどうもありがとうございます。 10/1と10/2に行われた第二回オンライン読書会の録画と録音を共有させていただきます。ダウンロードやシェアをご自由に行っていただければ幸いです。 MP3録音ファイルはこちらより 10/1読書会...
【お知らせ】翻訳書『心の隠された領域の測定:成人以降の心の発達理論と測定手法』
「発達理論の学び舎」をいつもご覧になってくださり、どうもありがとうございます。 2015年に翻訳出版させていただいた、オットー・ラスキー著 “Measuring hidden dimensions: The art and science of fully engaging...
401.「道」:サスキア・クネン先生との出会いと再会
峠は決定をしうるところだ。峠には決別のためのあかるい憂愁が流れている。峠路(とうげみち)をのぼりつめた者は、のしかかってくる天碧(てんぺき)に身をさらし、やがてそれを背にする。 風景はそこで綴じあっているが、ひとつを失うことなしに、別個の風景に入ってゆけない。大きな喪失に耐...
400. 現代社会における「ストレスマネジメント」や「レジリエンス」について
今日の空を象徴するかのように晴れ渡った気分のまま、近所のノーダープラントソン公園へランニングに行った。早朝から取り掛かっていた研究データの翻訳作業がひと段落し、今日の天気も後押ししたこともあって、体を動かそうと思った。 ちょうど来週は、平日のすべての曜日にクラスも含めて外出...
399. 微風と仕事
昨日と打って変わり、今日は朝からとても調子がいい。起床した瞬間に、今日は活動的な充実した一日になることが容易に予想された。このような気持ちで窓越しから景色を眺めてみると、木々を揺らす静かな風でさえ活動的なエネルギーを内に秘めていることがたやすく想像されるから不思議である。...