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3027. スティーブ・サイデル教授からの返信メール


普段は早朝にメールを確認することはないのだが、今日は明日から始まる北欧旅行の旅程の最終確認のためにメールを早朝に開いた。すると、一通のメールが目に止まった。

そのメールの差出人は、ちょうど私が出願を考えているハーバード大学教育大学院(HGSE)の芸術教育に関するプログラムのトップを務めるスティーブ・サイデル教授からだった。

昨日、アムステルダムからフローニンゲンの自宅に戻り、夜のうちにサイデル教授にメールを送っていた。その内容は、九月の末にボストンに行く際に面会ができないかというものであり、もし可能であればサイデル教授の授業を見学させて欲しいというものだった。

すると、早速そのメールに対して返信があった。私は面会できる可能性は限りなく低いと思っており、クラスの見学も無理だろうとダメ元でサイデル教授にメールをしていた。

ところが嬉しいことに、面会もクラスの見学もどちらも快く許可をしてくれた。返信メールの中でサイデル教授はクラスの日時を教えてくださり、私は九月の最終週の金曜日の午前八時半からのクラスを見学することになった。

ちょうどそのクラスは昼まであり、その後にでも話をしようということになった。最も関心のあるプログラムのディレクターと実際に会って話ができるということ、そしてその教授のクラスに参加できることになり、私は朝からとても嬉しい気分になった。

メールを送り終えた後、改めてサイデル教授から指定のあった曜日を確認すると、ボストンに到着した次の日の朝であることがわかった。その週の半ばに日本企業との協働プロジェクトに関するオンラインミーティングがあり、それは時差の都合上、どうしてもオランダにいる間に行う必要があった。

そうしたこともあり、ボストンにいる九月の平日は本当に最後の金曜日しかなく、本来であれば面会とクラスの参加の希望を送る際に、9月末ではなく、10月の第一週をお願いするべきところだった。だが、サイデル教授は本当に偶然にも、その一日しかない平日の金曜日を指定してくださった。

もちろん、ボストンには一週間弱滞在する予定であり、後から訂正メールを送ることも可能であったが、そうした失礼をしなくて済んだことを嬉しく思う。予定では、9/28(金)にサイデル教授のクラスを見学し、その後に少しばかり面会をさせてもらう。

その翌日の土曜日の朝に、HGSEのキャンパス内で修士プログラムと博士プログラムの説明会があり、それにも参加しようと思う。サイデル教授との面会日が決まったため、これを受けて今日はもう二人ほど教授に面会希望のメールを送ろうと思う。

それは昨年メールのやり取りさせていただいた、ハワード・ガードナー教授とキャサリン・エルギン教授の二人である。ガードナー教授の書籍をここ最近は読み返すことが多く、また新しく書籍を何冊か購入していて読んでいた。

ガードナー教授がピアノの演奏者であり、音楽をこよなく愛しているという点、そして創造性を育む教育や真善美に関する探究を長らく行っている点に大きな共感の念を持っている。

また、エルギン教授は教育哲学さらには認識論を専門にしており、「芸術を理解するとはどういうことなのか?」「芸術が教育に果たす役割や意義とは何なのか?」という点に関心を持っている自分にとっては、エルギン教授の仕事にも大変関心を持っている。

とても気が早いが、仮にHGSEに進学することになれば、ガードナー教授がここ数年以内に新しく提供を始めた真善美に関するコースと、エルギン教授が提供する教育哲学に関する二つのコースを履修したいと考えている。二人に10月の最初の週に面会ができないかを今夜確認しておきたいと思う。フローニンゲン:2018/8/24(金)07:58

No.1259: Sounds in the Cold Morning

This morning is severely cold.

I can sometimes hear silent voices of little birds. Groningen, 10:01, Sunday, 9/23/2018

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