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【開講10日前の最終告知】成人発達理論を学び直すスザンヌ・クック=グロイターの「自我の発達モデル」& テリー・オファロンの「Stagesモデル」


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皆様

 

いつもお世話になっております。

 

成人発達学者の加藤洋平です。

 

先日告知をさせていただいた成人発達理論を学び直す新講座に関して、昨今の生成AIの発展を受けて、急遽、最終回のトピックとして、「「AI発達心理学」の可能性を探求する」という項目を追加しました。

 

AI発達心理学とは、AIを活用して既存の発達心理学の理論モデルを精緻化(例えば、ロバート・キーガンの理論モデルを0.1刻みの解像度にすること)や高度化(例えば、ローレンス・コールバーグの理論モデルの段階6を超えて、段階20まで定義づけていくこと)させていくだけではなく、AIの多様な知性領域を発達させていくことを目指す学問領域となります。

 

すでに講座用の事前学習のための動画教材の中に、「生成AIを活用した理論モデルの洗練化・高度化の例」と「生成AIを活用した実践案の創出例」というものを追加し、具体的にどのように生成AIを活用すれば、発達理論を洗練化・高度化させることができるのかを実例と共に示し、それに加えて、私たちのさらなる発達を実現するための実践案を生成AIを活用してどのように作成することができるのかについても実例と共に紹介しています。

 

さらに学習用の参考資料として「スザンヌ・クック=グロイターの段階モデルにおける段階6.0を超えて:ChatGPT o3-mini-highを活用して生み出した段階6.5から10.0までの定義(行動特性と言語的手掛かり)」と「ロバート・キーガンの段階モデルを段階6から10まで拡張して」というものを追加しました。

 

それでは下記に、前回お送りした告知文に幾分修正を加えたものを記載させていただきます。

 

音声での紹介も改めて添付させていただきます:https://youtu.be/ZnsRJgPGUsc?si=oyzpcuMomq-tKzSE

 

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このたび、2022年秋から開催している加藤ゼミナールで初めての試みとして、成人発達学に関する講座を開講することにいたしました。

 

タイトルは「成人発達理論を学び直す:スザンヌ・クック=グロイターの「自我の発達モデル」&テリー・オファロンの「Stagesモデル」」というものになります。

 

過去2年間においては、心の成長の探究を軸にしながらも、ゼミナールの皆様と幅広い学問領域やテーマについて学びを深めていきました。

 

2025年を迎えた今、もう一度成人発達学の学びに原点回帰し、皆様と成人発達理論の学び直しをしたいと思うに至りました。

 

せっかくの機会なので、日本ではあまり知られていない発達心理学者のスザンヌ・クック=グロイターとテリー・オファロンのユニークな発達理論モデルを皆様とじっくり腰を据えて学習したいと思います。

 

とりわけ両者の発達モデルは、「後慣習的段階(post-conventional stages)」を超えて、日本ではほとんど知られていないトランスパーソナルな領域に突入する「一体的な段階(unitive stages)」まで扱っているため、高次元の発達段階にご関心のある方にも大変お勧めです。

 

スザンヌ・クック=グロイターの発達モデルに関する学習教材は、知人でもある翻訳家の門林奨さんの日本語の翻訳論文を取り上げていきます。

 

一方、テリー・オファロンの発達モデルに関する学習教材は、英語の文献を用いますが、こちらに関しては私の方で反転学習教材として解説動画を作成し、受講生の皆様の読解の負担を軽減させたいと思います。

 

ですので、英語の文献を扱うことにご心配なさらずにご参加いただければと思います。

 

本講座は、成人発達学の学び直しをこのタイミングで行いたい方、日本ではあまり言及されることのない後慣習的段階を超えたトランスパーソナル段階についての理解を深めたい方、そして成人発達学の学びを対人支援などの実践に応用したい方にお勧めになります。

 

また、現在の自分の自我がどの発達段階に立脚しているのかという見立てを深めたい方にお勧めとなります。こうした見立ては対人関係や対人支援においても非常に有益なものとなります。

  

全9回の本講座において、ライブ参加が難しくても、アーカイブ動画や補助音声・動画教材で十分学びを深めていただくことができます。

 

お申し込み直後から、過去の講座のアーカイブ動画(約120本)、そしてこれまでの全ての補助音声・動画教材(約3050本)をご自由にご視聴いただけます。また、講座開始前にお申し込みいただいた方は、現在進行している唯識学のクラスにもご自由にご参加できます。

 

ゼミナールの受講生の皆様は、ご知見・人柄共に大変素晴らしいものをお持ちの方々ばかりですので、学習・実践仲間を求めておられる方にもぜひお越しいただければ嬉しく思います。

 

コースシラバス

(課題文献)

 

第119回のトピック(2/15/2025: 21:00-22:30):前 - 慣習的な諸段階(The Preconventional Stages)(その1)「イントロダクション」&「段階1:前 - 社会的段階または共生的段階」&「段階2:衝動的段階」&「段階2/3:自己防衛的段階 [日和見主義者]」&「段階⊿ /3:規則志向的段階」

第120回のトピック(2/22/2025: 21:00-22:30):前 - 慣習的な諸段階(The Preconventional Stages)(その2)「段階3:順応的段階 [外交官]」&「段階3/4:自意識的段階 [専門家]」&「段階4:良心的段階 [達成主義者]」

第121回のトピック(3/1/2025: 21:00-22:30):後 - 慣習的な諸段階(The Postconventional Stages)「段階4/5:個人主義的段階 [個人主義者]」&「段階5:自律的段階 [ストラテジスト]」

第122回のトピック(3/8/2025: 21:00-22:30):一体的な諸段階(The Unitive 

Stages)「段階5/6:構築自覚的段階 [アルケミスト]」&「段階6:一体的段階 [アイロニスト]」&要約

第123回のトピック(3/15/2025: 21:00-22:30):STAGES Matrixの基礎(p.1-11)

第124回のトピック(3/22/2025: 21:00-22:30):発達の反復パターン&具体的階層(p.12-15)

第125回のトピック(3/29/2025: 21:00-22:30):微細的階層(p.16-17)

第126回のトピック(4/5/2025: 21:00-22:30):元因的階層(p.18-19)&さらなる推論的発達階層(p.20)

新たに追加)第127回のトピック(4/12/2025: 21:00-22:30):「AI発達心理学」の可能性を探求する

 

⭐️講座(ゼミナール)の詳細・お申し込みはこちらより

 

⭐️講座の期間は、2/15から4/12までのおよそ2ヶ月間です。講座終了後、そのタイミングでゼミナールをご退会いただけますし、継続してその後の講座にご参加いただくこともできます。

 
 
 

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