【フローニンゲンからの便り】17409-17412:2025年9月19日(金)
- yoheikatowwp
- 2025年9月21日
- 読了時間: 11分

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タイトル一覧
17409 | 現在知られている素粒子を超えて |
17410 | 今朝方の夢 |
17411 | 今朝方の夢の振り返り |
17412 | IELTS試験本番前日の調整 |
17409. 現在知られている素粒子を超えて
小鳥の囀りが美しく辺りに響き渡っている。時刻は午前7時半を迎えた。空にはうっすらとした雲がかかっていて、朝日の光は限定的である。今日は午後から晴れるようで、気温は23度まで上がるので幾分暖かさを感じられるだろう。
現代物理学において「素粒子」と呼ばれるものは、標準模型(Standard Model)と呼ばれる理論に基づいて整理されている。標準模型は、クォーク・レプトン・ゲージ粒子・ヒッグス粒子の4種類の基本的粒子群から成り立ち、これらの相互作用によって宇宙の物質や力が記述される。現状、この枠組みは極めて精密な実験によって繰り返し検証され、加速器実験や観測から得られたデータの多くを驚異的な精度で説明している。そのため「現在知られている素粒子がすべてなのか」という問いは、物理学の根本にかかわる重要な問題である。結論を先取りすれば、現段階で標準模型が扱う粒子は「今のところ観測可能な最小単位」として受け入れられているが、それが最終的な答えであるとは限らないらしい。まず、標準模型は「未完成の理論」であると広く認識されている。例えば、重力相互作用は標準模型の枠組みには含まれていない。素粒子物理学の基本力として電磁相互作用・強い力・弱い力は説明できるが、ニュートン以来の重力は相対論的重力理論である一般相対性理論によって記述されており、量子論との統合に成功していない。この「重力を担う粒子」である仮想的なグラビトンは未発見であり、もし存在すれば新しい素粒子である。さらに、宇宙の質量の大部分を占めるとされる暗黒物質も、標準模型に含まれる既知の粒子では説明できない。暗黒物質の候補としては、ウィンプ(WIMP)、アクシオン、ステライルニュートリノなどが理論的に提案されており、これらは未発見の素粒子として強い関心を集めている。また、ニュートリノに関しても謎が残されている。ニュートリノは質量を持たないと長く考えられていたが、近年のニュートリノ振動の発見により、わずかに質量を持つことが判明した。これは標準模型に修正を迫る重要な発見であり、ニュートリノの質量を生み出す新しい機構が、未知の粒子や相互作用を必要とする可能性がある。さらに、素粒子の世代(第一世代から第三世代まで)がなぜ3つだけ存在するのか、あるいはそれ以上の世代が存在しない理由についても完全には理解されていない。もし第四世代のクォークやレプトンが存在すれば、それは既知の素粒子を超える新たな構造を示すことになる。加えて、弦理論やループ量子重力理論など、標準模型を超えた統一理論の候補では、「素粒子は本当の意味での最小単位ではなく、さらに微細な構造を持つ」という考え方がある。弦理論では、電子やクォークなどは一次元の「弦」の振動モードとして理解される。つまり、素粒子は真に点状の存在ではなく、より基本的な存在の現れに過ぎないかもしれないのだ。また、プランクスケール(10のマイナス35メートル付近)では、時空そのものが量子化され、素粒子の概念自体が揺らぐ可能性がある。したがって、現在の素粒子が「最小」であると断言することはできず、その背後にはさらに深い階層が潜んでいる可能性が否定できない。このように見てくると、「今発見されている素粒子が全てか」という問いに対しては「現時点で観測可能な最小単位ではあるが、最終的な答えではない」と言えるだろう。暗黒物質や暗黒エネルギーの問題、ニュートリノ質量の起源、重力の量子化、世代数の謎など、標準模型では説明できない領域がまだ数多く残されている。すなわち、新しい素粒子が発見される可能性は依然として高く、それは現代物理学にとって次なる大発見の焦点である。言い換えれば、私たちが「基本」と信じている素粒子は、より深い構造や未知の存在への入口であり、自然界はさらに豊かな階層性を秘めている可能性があるのである。フローニンゲン:2025/9/19(金)07:46
17410. 今朝方の夢
今朝方は夢の中で、見知らぬ街を観光していた。当初はグループで観光する予定だったが、最寄駅から自分は1人で観光をすることにした。グループの足取りは遅く、また自分がそこにいてもいなくても関係ないだろうと思って単独行動することにしたのである。グループとは反対側の道を歩いて行くために、横断歩道を渡り、その道を1人で進んでいくことにした。1人の快適さを味わいながら、そう言えばグループに勧めていたジムがこの近くにあったなと思い出し、偶然にもそれが視界に入ってきた。ジムに入ると、受付の小柄な中国系の女性が対応してくれ、その方の話によると、新規で会員になるための手続きは60分待ちとのことだった。貴重な観光の時間をここで60分待つことには使いたくはないと思い、グループの他のメンバーはどうするかはわからないが、少なくとも自分はここのジムの会員になることはやめ、観光の続きに出かけることにした。ちょうど足を運んでみたいと思っていた考古学博物館が近くにあるので、そちらに行くことにした。ジムを出た途端に突然強い雨が降り出した。折り畳み傘を差して博物館に行こうと思ったが、傘でも凌げないほどの強い雨だったので、もう一度ジムの中に入って雨宿りさせてもらうことにした。すると、通りの向こうから小中学校時代のある友人(KF)が姿を現した。彼もグループから離れて単独行動し始めたようで、1人でジムに姿を見せたのである。ジムの会員になるのに今だと60分かかることを彼に伝えたところ、彼も会員になるのはやめようかなと述べた。であれば一緒に博物館に行こうと彼に提案したところ、ちょうど雨が止んだので出発することにした。ところが彼はジムの入り口で少しもたついており、その様子を見て自分は1人で博物館に行くことにした。偶然に入り込んだ商店街の道を歩いていると、ある店から良い香りが漂ってきたので眺めると、ベリー系のジャムを販売している店だった。その店は高級感を放っていて、中に入ると、アルバイトの学生風の2人の男女が店の裏で話をしている声が聞こえてきた。2人はこれから控えている就活についての話をしたり、やって来る祭りの話をしていた。荷物になると思ったので結局ジャムを買うことなく店を後にすると、商店街の路地裏で3人の若者がイーロン・マスクの事業について話し合っていた。政治経済的な観点で彼の事業について賛成か反対かを議論し合っており、そのテーマについて自分も考えながら先に向かうことにした。フローニンゲン:2025/9/19(金)08:05
17411. 今朝方の夢の振り返り
今朝方の夢の中で展開された一連の情景は、個としての自立と共同体との距離感、さらに自己の関心がどの方向へ導かれるかという人生的課題を象徴しているかのようである。当初はグループで観光する予定であったにもかかわらず、自分は自らの判断で単独行動を選び取っている。これは「集団のリズムに自分を同調させるよりも、自分自身のリズムで世界と関わりたい」という主体的欲求の表れである。横断歩道を渡り反対方向へ進む場面は、他者との歩調合わせから一歩距離を取り、自らの道を切り開こうとする意思を鮮やかに映し出している。ジムが夢の舞台に登場することは、身体や習慣、日常の規律を象徴している。そのジムで「新規入会には60分待ち」という制約が提示されるのは、自己成長や新しい秩序の獲得に時間的・制度的な足かせがあることを意味している。自分がその待ち時間を拒否し、観光を優先する判断を下したのは、形式的な枠組みに従属するよりも、自らの探究心や好奇心を即座に満たす選択を重視する姿勢を象徴している。ジムの代替として考古学博物館を訪れることを決意した点は、「身体的鍛錬よりも精神的・歴史的探究を優先する」という方向性を示している。ここには知的探究心が時間や規則よりも優位に置かれている構造が見て取れる。雨が突然降り出し、再びジムに避難する場面は、人生における予測不能な外的条件が、自らの決断を一時的に変更させる状況を象徴している。その中で小中学校時代の友人KFが登場することは、過去の人間関係や自己の原風景が現在の選択に影を落とすことを暗示している。彼もまたジムに入るかどうかを迷い、結局会員にはならないと述べる。ここで自分が「一緒に博物館に行こう」と誘うものの、彼のもたつきにより再び単独行動を選ぶ場面は、人生において他者と歩調を合わせようと試みても、最終的には独自のテンポを守らざるを得ないという宿命を象徴しているかのようだ。商店街に漂うベリージャムの香りは、人生における小さな喜びや豊かさの誘惑を表している。しかし自分は、「荷物になる」としてそれを買わない。この判断には「一時的な快楽よりも、探究を継続する自由を優先する」という価値観が透けて見える。そしてアルバイト学生の会話が耳に入る場面は、人生の初期段階にある若者の未来への不安や希望を垣間見る契機となり、自己の過去と現在を比較する潜在意識の働きが表れている。さらに路地裏で若者たちがイーロン・マスクの事業について議論する場面は、社会や時代の大きな潮流を背景にした個人の立場を反映している。政治経済的な観点から賛否をめぐる議論は、現代社会が避けて通れない「テクノロジーと人間の未来」に関する課題を象徴し、自分がそれを外から眺めつつも思索にふける姿は、「自己の旅は世界的議題と常に交錯している」という暗黙の認識を示している。この夢全体を貫く構造は、「共同体との関係を保持しつつも、最終的には自らの独自性を守る」というテーマである。ジムと博物館の対比は「制度化された成長」と「自由な探究心」との選択を示し、雨とKFの登場は「他者や外的状況との関わり」を試す場面となっているが、最終的には自分のペースで先に進む。商店街や若者の議論は「人生の異なる位相や世代との遭遇」を意味し、それらを経由しながら自己の道を歩み続ける姿が浮かび上がる。人生における意味として、この夢は「自らの独自のリズムを信頼して歩むことの大切さ」を告げている。集団や制度に迎合するのではなく、また他者に足並みを揃えることを無理強いするのでもなく、自分の関心や探究を道標とすることが重要であるということである。時に雨のように外的状況が進路を妨げ、旧友や他者が選択に影響を及ぼすが、最終的には自己の歩みに立ち返ることが人生の本質である。この夢は、人生とは「1人で歩む孤独の旅」であると同時に、「他者とのすれ違いや交差がその旅を彩る」という二重性を映し出しているのである。フローニンゲン:2025/9/19(金)08:25
17412. IELTS試験本番前日の調整
朝のジョギング兼ウォーキングを終えて、爽快な気分でいる。幸いにも、時折雲間から朝日が顔を覗かせ、適度に日光を浴びることができた。いよいよ明日は2年ぶりのIELTSの試験となるが、ここまでを振り返ってみると、毎日着実な進歩を実現する学習を行うことができていた。確かに2年前に1度試験を受けていることもあるが、2年前以上にストレスマネジメントが上手くいっており、穏やかな気持ちでいる。本番もリラックスした状態で臨むことができたら、きっと良い結果が得られるだろう。明日は11時20分からスピーキングの試験があり、午後1時から残り3科目の試験がある。本番の朝もいつもようにスピーキングの問題を1セット解いて、脳と口を慣らしておきたい。スピーキングの試験が始まる前には呼吸を整え、普段通りに試験官と話をすることができたらと思う。試験官を親友のメルヴィンと見立てて、普段彼と話しているような感じでリラックスして話をすることができたらと思う。今回も2年前と同じくズヴォレというフローニンゲンから列車で1時間ほどの中規模の都市で試験を受ける。前回の試験会場は、駅から歩いて30分弱の距離のビルの中で試験を受けたが、この2年間の中で試験会場が変更になったらしく、新たな会場は駅と目と鼻の先にあるホテルである。ホテルで試験を受けることは初めてのため、どのような雰囲気の中試験を受けるのか楽しみである。どんな会場であっても寛いだ気持ちでいることは、自身の最大の力を発揮するために重要である。スピーキングの試験を終えたら、軽く昼食を摂って少し仮眠する。明日の昼食として、100gほどの豆腐、合計40gほどのアーモンドと胡桃、そして昨日購入したブドウを少々持っていこうと思う。午後からの試験でも、各セクションの合間にはその場で立ち上がって少し体を動かしたり、ゆったりとした呼吸をして心を落ち着かせて次のセクションの準備を整える。
今日は試験前日ということで、昨日と同じく、これまでの過去問の総復習をしたい。午前中にリスニングとリーディングを2セットずつ復習し、合計4つセット分を復習する。それに加えて、ライティングに関しては、過去の自分の解答をバンド9にブラッシュアップした解答例を読み返していく。これまで執筆してきた全ての解答例を読み上げると負荷が高いと思うので、パート1のパート2の全てのタイプの問題を2巡ぐらい音読していこうと思う。フローニンゲン:2025/9/19(金)10:29
Today’s Letter
All my dreams at night are part of my reality. They broaden the horizons of my life. Groningen, 09/19/2025

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