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【フローニンゲンからの便り】17162-17165:2025年8月6日(水)


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タイトル一覧

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ChatGPTのVoice Chat機能を活用したIELTSのスピーキング対策

17163

今朝方の夢

17164

今朝方の夢の振り返り

17165

IELTSスピーキングスコアで7.5を超えるには

17162. ChatGPTのVoice Chat機能を活用したIELTSのスピーキング対策 

   

時刻は午前6時半を迎えた。今朝方は12度まで気温が下がっており、とても寒く感じた。幸いにも穏やかな朝日が姿を見せており、日中は20度までなんとか気温が上がるようである。明日からは少し気温が上がり、暖かさを感じられるような日々が続くようだが、決してそれは暑さを感じさせるものではないことが興味深い。どうやらこの夏はこのまま涼しい形で終わりを迎えそうである。


数日前から本格的にIELTSの対策を始めたところ、それがとても楽しく感じられている。2年前の受験の時もその対策はゲームのように楽しかった。TOEFLの対策は個人的に無味乾燥としたものに感じられており、IETLSの方がより実用的な要素が濃いように思える。例えば、IELTSのスピーキングのセクションにおいては実際の試験官と話すのに対し、TOEFLではコンピューターに向かって話す。生態学的妥当性の観点から前者に実用性の軍配が上がる。ライティングに関しても、TOEFLに関しては段落構成や語彙や文法の多様性などをそれほど意識せず、分量を確保すればかなり高得点が得られるのに対して、IELTSのライティングは採点が非常に厳格である。自らのライティング能力をブラッシュアップさせるという観点でもIELTSのライティングに軍配が上がる。


ChatGPTのVoice Chat機能は、IELTSのスピーキングの向上に資する極めて有効な訓練ツールであると感じている。なぜなら、母語話者に近い音声応答をリアルタイムで行うことが可能であり、文法的な誤り、語彙の適切性、発音、さらには対話の流れにおける自然性までも模擬的に体験できるからである。第一に、Voice Chat機能を用いたスピーキング練習は、1日あたり30分から60分を目安に行うのが効果的かもしれない。英語スピーキングは「量より質」と言われがちであるが、一定の量を確保した上での質的改善がなければ、運動技能と同様に熟達は起こらない。よって、以下の三段階の訓練を意識的に設計することが推奨されるだろう。第一段階として、IELTS形式の模擬質問への即答練習が挙げられる。この段階では、ChatGPTに対して「IELTSスピーキングのPart 1/2/3の模擬質問を出してください」と英語で依頼し、Voice Chat形式で逐一回答していく。特に重要なのは、時間を計ることである。Part 2においては、1分間の準備と2分間のスピーチを忠実に再現する。ChatGPTは、自然な間合いで返答を促す役割を果たし得るため、実際の面接官との対話に近いテンポ感が得られる。この訓練の目的は、「即興的に論理構造を持って発言を行うこと」に慣れることであり、発話の詰まりや、語彙不足による沈黙を克服することである。第二段階は、話内容に対するフィードバックと自己修正である。Voice Chatで行った回答の後、ChatGPTに対して「今の回答の文法、語彙、自然さ、流暢さについてフィードバックをください」と英語で依頼する。この際、具体的な文のどこがどのように改善できるかを明示的に求めると良いだろう。そのフィードバックを受け、同じ質問に対して再度改訂版を音声で回答する。これは「自己修正能力(self-monitoring)」の育成に直結し、IELTSの評価基準における語彙の多様性(Lexical Resource)や一貫性と結束(Coherence and Cohesion)の向上に寄与するだろう。第三段階は、自由対話による即興スピーキングの拡張である。Voice Chat機能の大きな利点は、ChatGPTが日常的な対話パートナーとして機能する点にある。ここではIELTSの枠を超えて、日常会話、抽象的議論、社会問題、哲学的テーマなど、様々な話題について自由に語る練習を行うことが望ましい。ChatGPTに対し、「最近考えていることについて話を聞いてほしい」「気候変動についてディスカッションしたい」と声をかけることで、無限のトピックにアクセス可能である。この段階は、自発性と流暢さを鍛える上で不可欠であり、IELTSスピーキングにおけるPart 3のような「意見の深化」が求められるセクションで特に効果を発揮するだろう。まとめると、ChatGPTのVoice Chat機能は、IELTSスピーキング訓練において、模擬試験の再現、発話内容の即時評価と修正訓練、自由対話による即興力の向上を見込める。これらを1日30~60分の範囲でバランス良く行うことにより、単なる発話練習を超えた、対話的知性と自己表現能力の育成へとつながるだろう。Voice Chatは、単なるAIとのやり取りではなく、言語意識を深化させる「知的な鏡」として活用すべき存在である。継続的かつ意図的な活用を通じて、IELTSスピーキングのスコアは確実に向上するであろうし、それは一生モノの発話スキルを獲得することにもなるはずだ。フローニンゲン:2025/8/6(水)06:51


17163. 今朝方の夢

   

今朝方は夢の中で、見慣れない教室の中にいて、自分の席でレポート課題に取り組んでいた。その中で私は、最近命の尊さに打たれる体験をしたのでそれについて文章を書いていた。近所で猫か犬の命の温もりを感じるという直接体験がとても印象的で、その時には命が天に向かって花開いているような情景さえ知覚されたほどである。その体験について文章を書いていると、感動の涙が自然に溢れてきた。私は涙をこぼしながら文章の執筆に没頭していた。すると見知らぬ比較的若い男性の先生が自分の席にやって来て、私のレポートを見て、それを取るに足らないような内容だと頭ごなしに批判した。その先生は命を邪険にするような態度を見せたので、私は言葉を発するよりも先に憤怒の念が一気に噴き上げて、先生を突き飛ばした。教室前方に飛んで行った先生の姿を見た時にハッとして、感情に任せて反応してしまったことを反省したが、命を軽んじる態度をする者にはお灸を据える意味でも当然の仕打ちだと思った。


次の夢の場面では、見慣れないサッカースタジアムの中にいた。そこは最初日本のスタジアムのように思えた。というのもスタジアムの観客席には日本人ばかりがいたからである。私はかつての日本代表の数人の選手と一緒にピッチに降りていき、そこでフリーキックやシュートの練習をすることにした。かつて日本代表でエースを務めていたある方の髪型が途轍もなく大きなアフロスタイルになっていて驚いた。しかし、雨が降り始めて髪の毛が濡れると、アフロのボリュームが収まり、まとまった髪型になった。観客席でその方のキックを見ていた中学生ぐらいの男の子たちが観客席の柵から身を乗り出してきてこちらに話しかけて来た。どうやら彼らのうち1人は、中学生にもかかわらずもう結婚していて娘が2人もいるとのことだった。よくよく見てみると、その男性だけは中学生のようには見えず、若い大人のように見えた。ピッチでフリーキックやシュート練習のお披露目が終わったのでまたロッカールームの方に引き上げようとすると、先ほど見事なキックを披露していた人の影に不審な男性の姿を見付けた。私はその男性と知り合いのようだったが、その男性の目はどこか淀んでおり、怪しさがあった。アフロの髪型をしたかつての名プレイヤーの体を傷つけにやって来たことが直感としてわかった。突然その方が先程の練習の疲れからか壁際でうとうとし始めると、その怪しい男性はその方に近寄ってきて、左手の小指の爪を剥ぎ取ろうとした。いや、爪ではなく小指を切り落とそうとしたのである。その怪しい男性は私にその場を立ち去るように合図をし、私も最初はそれを他人事として見て見ぬふりをしようと思ったが、明らかにそれは残虐な行為であると思ったので、近くにあった大量の血が入ったバケツをその怪しい男性の顔にバケツごと被せたところ、うとうとしていたその方も目を覚まし、すぐにことの重大さに気づいたようだった。幸いにもすぐさま警察がやって来て、その怪しい男性は犯罪未遂によって逮捕された。仮にその男性から恨まれて、いつか自分に危害を加えようとして来たとしても、今回と同じく何らかの手段で撃退することが自分にはできるだろうと思った。スタジアムの観客席に戻って後半の試合を見ようとしたところ、途中で小中高時代の友人と数人出会い、後半が始まる前に近所のスーパーで餅を買い、焼き餅を食べながら観戦しようということになった。スタジアムの1階には、珍しいことに和の雰囲気を持つ料亭があり、その店を通り抜けて外に出ようとしたところ、営業に向けて準備中の長机に足をぶつけてしまい、大量のお箸が地面にこぼれた。それをすぐさま全員で拾い上げたところ、どうやらもう試合が開始されたようだったので観客席に戻ろうと思った。すると途中のトイレの前にあるウォーターサーバーで、小中学校時代のある女性友達(AS)と遭遇し、自分はそこで水をペットボトルに汲み、彼女も水をカップに入れて、水を飲みながら少し立ち話をした。するとスタジアムから歓声が響き渡り、どうやら試合に何か展開があったようだったので観客席に戻ることにした。前半を観戦していた席はとても見晴らしがよく、ピッチ全体が見渡せた。しかし、真反対の観客席に名解説者の3人が座っていて、彼らの近くに座ればその方達の解説を聞きながら試合を観戦できるのではないかと思った。なのでそこから移動しようと思ってまた1階に降りて行ったところ、先ほど餅を食べたいと言っていた友人とまたしても遭遇し、彼と話を始めたところで、突然見慣れない場所に瞬間移動した。そこは昭和初期の街中を感じさせる雰囲気を発していて、道が浸水しており、そこで魚釣りができた。小中高時代のある友人(SS)がワームのルアーを使って目の前を泳ぐ魚を釣り上げようとしていた。たいてい目に映る魚を釣ることは難しいのだが、彼が巧みにツアーを操作することによって、その魚は本物の餌と思ってルアーを口に入れた。最初その食いつきは浅かったが、彼がうまくルアーのフックを魚の口にかけたので、無事に40cmを超える立派な魚を釣り上げた。後ほどその魚を焼いて食べようということになり、私も釣竿を準備して今から釣りをしようと思ったが、気づくとまたスタジアムに戻っていて、どうやら釣りをしていたためにもう後半戦は終了しているようだった。なので高校時代に過ごした社宅のアパートに戻ることにしたところ、町全体が浸水していて、そこからは裸になって泳いで帰ることにした。しばらく泳いでいると、目的地のアパートが見えてきた。それに伴ってどんどんと推移が下がっていった。しかし、自分はアパートの棟を間違えてしまい、自分が住んでいる棟がどこにあるのかわからなくなっていた。それにもかかわらず、水はもはや完全に消えそうで、水が完全に消えて裸の状態でいることはまずいと思い、なんとかしなければならないと思ったところで夢から覚めた。フローニンゲン:2025/8/6(水)07:18


17164. 今朝方の夢の振り返り

   

今朝方の夢は、心の奥底で蠢いている「生命への感受性」と「暴力性との対峙」という2つのテーマが複雑に絡み合い、それらが連鎖的に象徴されることで、自己認識の深化と人生の新たな局面への移行を暗示している。まず、最初の教室の場面においては、「レポートを書く」という行為自体が、自分自身の内面を言語化し整理するプロセスを象徴している。そこで選ばれたテーマが「命の尊さ」であり、動物との直接的な触れ合いを通じて、命が天に向かって花開くという視覚的イメージは、自らの感性の深まりや精神性の成長を示す。しかし、この感受性に対して、外部からの批判的で否定的な教師が現れる。この教師は、自己の内なる批評家、あるいは社会の冷淡な価値基準を象徴する存在である。その教師への怒りが爆発し、突き飛ばすという行為は、自らが無意識に持つ「生命を否定するものへの抵抗感」や「正義感の強さ」を表す。後悔の念が瞬間的に生じるものの、それは自分がいかに感情的反応のコントロールに課題を感じているかを浮き彫りにしている。次に舞台はサッカースタジアムに移るが、ここでサッカーという競技は「人生における目標や役割」を象徴している。日本代表の過去の選手たちと共にピッチに立つという状況は、過去の理想や憧れの自己像を再訪し、それらとの新たな関係性を築こうとしていることを示している。特に、アフロスタイルの髪型という突飛な変化は、自己像の外的な変容を表現している。髪が雨に濡れてまとまる描写は、外面的な自己表現の虚飾が取り払われ、本来の自己へと収斂していくプロセスを象徴している。スタジアムの観客席にいる中学生たちは、内面の若い部分、すなわち純粋さや可能性を象徴し、その中で1人だけが実は結婚して子を持つ若い大人であるという設定は、自分の中の成熟した側面と未成熟な側面が混在していることを暗示している。そして、そこに現れる不審な男性は、自分自身が無意識的に抱いている他者や社会への不信感、もしくは自己破壊的な欲動を象徴する。この男性が名プレイヤーの小指を傷つけようとする行為は、自分のアイデンティティや能力、特に細かな部分に対する自己批判や傷つけたい衝動を表現しているが、それを放置せずに撃退する行動は、自己防衛の強化や内面のネガティブな力に立ち向かう覚悟を示している。ここで使われる血の入ったバケツという鮮烈な象徴は、「内面の情動の爆発」や「自己犠牲的な精神」を表していると考えられる。また、友人たちと餅を食べることを計画する場面は、人間関係を介した精神的なエネルギーの補充や、感情的な安心感を求める欲求を示している。途中の料亭でお箸を散乱させるという描写は、自分が無意識のうちに人間関係や社会的秩序を乱してしまう不安、またそれを即座に修復しようとする真摯な姿勢を象徴している。ASという女性の友人とウォーターサーバーの前で再会し、水を飲みながら話す場面は、過去の人間関係を通じて自分の感情や記憶を浄化しようとしている姿勢を表している。試合に戻ろうとする行動は、自分の人生の本流に戻ろうとする意志の表れである。名解説者の近くで観戦を試みることは、自分の人生の理解を深めるために、より賢明な指針や助言を求める姿勢を象徴している。場面が突然昭和初期の町並みに転換し、そこで釣りを始める描写は、無意識的な世界、すなわち深層心理の海に自らを沈め、そこから価値あるもの(魚=潜在的可能性や才能)を掴み取ろうとする試みを意味する。友人の巧みな釣り技術を通じて魚を釣り上げるという描写は、自己の能力への信頼、また潜在的可能性を開花させることが可能であることを象徴的に示している。最後に社宅のアパートへ戻ろうと泳ぐ描写は、過去の自分、特に青春時代の自己イメージとの再統合の努力を示している。しかし、棟を間違えたり裸であることに焦るという状況は、自己同一性の混乱や自己理解の不十分さに対する不安を表している。水が徐々に引いていく描写は、これまで自分を守ってきた無意識的なベールが取り払われ、本来の自己が露呈してしまうことへの恐怖心を示している。この夢全体を通じて、夢の中の自分は、生命への感動を自己の軸に据え、それに反する暴力的・破壊的な要素を排除しようと闘い、最終的には自身の内面の純粋性や可能性を再発見するという自己探求の物語を象徴的に体験しているのである。フローニンゲン:2025/8/6(水)07:40


17165. IELTSスピーキングスコアで7.5を超えるには

     

時刻は午後6時を迎えた。数日前から本格的に始めたIELTSの対策は、とても充実した形で進んでいる。2年前は公式問題集を解いていたが、今回は物理的なテキストを用いるのではなく、公式のウェブサイトの対策講座を活用している。無料でいくつかの模擬試験を受けられたり、各セクションごとの対策問題が充実しており、非常に重宝している。本番はコンピューターベースのものであるため、対策の段階からコンピューター画面を通じて行うことが本番と同じ形式で望ましいと思った次第である。


すでにIELTSのスピーキングセクションで7.5を取得している人が、そこからさらにスコアを伸ばすにはどうしたらいいかを考えていた。すでに7.5を取得しているということは、発音・流暢さ・語彙・文法の各要素において、すでに相当な実力が備わっていることを意味する。だが、8.0や8.5というスコアは、単なる「英語のうまさ」だけでは到達し得ない、より洗練された言語運用能力と、対話の中での瞬発的な知的成熟を要求する領域である。したがって、スコアを0.5または1.0引き上げるためには、「語学的な訓練」と「認知的な質の転換」の両方が必要となるだろう。まず、8.0以上のスコアに求められるのは、一貫性と論理性に裏打ちされた自然な流暢さである。ここで言う流暢さとは、単に言葉が途切れずに続くことではなく、話の展開が聞き手にとって「予期しうる構造」で進行していくことであり、かつ話し手自身の内的思考のリズムと一致している必要がある。そのためには、自分の意見や経験を語る際に、常に「抽象 →具体 →省察 →再抽象」というような思考の階層移動を、無理なく行えるようになる必要がある。これは単なる訓練ではなく、話す内容に対する内的な思考の深さが反映される部分であり、まさに8.0~8.5の壁を越えるための「質的な差」である。次に重要なのは、語彙の選択における精緻さと洗練である。7.5を取得している時点で、ある程度幅広い語彙は備えているはずだが、そこからさらに高得点を狙うには、語の選択が状況に応じて的確かつ自然であること、そしてその中に時折、比喩的・抽象的な語彙が自然に織り込まれていることが評価される。例えば、「important」を単に繰り返すのではなく、「pivotal」「instrumental」「foundational」など、より意味のニュアンスが細分化された語を、場に応じて使い分けることが求められる。また、日常的なテーマに対しても、自分自身の語彙体系に「美意識」や「論理的整合性」があるかを問い直す必要がある。文法においても、8.0以上では「誤りが少ない」だけでなく、多様な構文が自然に統御されているかどうかが重要になる。複文、関係詞、仮定法、倒置、分詞構文などの高度な文法構造を、意図的にではなく自然に運用できているかが評価の鍵である。特に、感情・意見・対比・譲歩などを表現する際に、それを適切な構文で包み込むことができれば、スピーキング全体の表現の格が一段階上がる。8.5の受験者は、文法を「正すため」に使っているのではなく、意味を繊細に調律するために使っているのである。また、発音に関しても微細な向上が問われる領域である。アクセントやイントネーション、リズム、語末子音の処理などが一貫してネイティブスピーカーに近いレベルで維持されているか、またリスナーにとって聞き取りやすく心地よい「音の流れ」を作れているかが採点者の注意を引く。ここでは明瞭さだけでなく、「抑揚によって意味を浮かび上がらせる能力」が問われる。例えば、強調したい語句の前に一拍置いたり、疑問文で語尾を上げたり下げたりすることで、より自然な英語らしいリズムが形成される。最後に触れるべきは、対話の中での「瞬時の反応力」と自己修正能力の高さである。8.0や8.5のスピーカーは、話の途中で言い直したり、考え直したり、相手の問いかけの意図を汲み取ってそれに適切に応答したりする力に長けている。このような「対話的知性」は、単なる暗記やテンプレートでは培われず、日々の実践的会話の中で、相手の意図を推測し、自分の答えを再構成する習慣によって徐々に磨かれていくものである。結論として、IELTSスピーキングにおいて7.5から8.0や8.5へと向かうためには、「正確さ」や「語彙力」といった量的指標を超えて、対話における自己の思想・感情・立場を洗練された形で表現する統合的な能力が問われる。そのためには、日々の練習を単なる言語訓練としてではなく、「他者と世界に自分の意識をどう届けるか」という知的・倫理的課題として捉え直すことが鍵となる。言い換えれば、8.0以上は「語る技術」の領域ではなく、「語る人格」の完成度が問われる領域であると言えるかもしれない。しかしそれを恐れる必要はなく、ChatGPTのVoice Chatを上手く活用すれば、非常に効果的にその段階に導かれていくだろう。フローニンゲン:2025/8/6(水)18:17


Today’s Letter

Practice makes perfect. This principle applies to all skill domains. Since I need to take the IELTS test, it’s a great opportunity to polish my speaking and writing skills. Groningen, 08/06/2025

 
 
 

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