【フローニンゲンからの便り】16749-16751:2025年5月23日(金)
- yoheikatowwp
- 13 分前
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タイトル一覧
16749 | 繋がりと貢献の喜び |
16750 | 今朝方の夢と久しぶりの明晰夢 |
16751 | 今朝方の夢の振り返り |
16749. 繋がりと貢献の喜び
時刻はゆっくりと午前7時に近づいている。今朝は輝く朝日に恵まれ、黄金色に輝く朝日が世界を優しく包んでいる。起床した瞬間には突発的な雨が降っていたが、それは通り雨であり、今は雨が止んで、その雨に打たれた木々たちの葉に雨滴が付着していて、それが朝日で輝いている。今の気温は8度と肌寒く、今日もまた昨日と同じく13度までしか気温が上がらないようだ。明日からしばらくの間は雨マークが付されているが、雨は早朝や夕方以降に降ることが多いらしく、日中の活動にあまり支障がないようなので幸いである。
昨日考えていたことを振り返っておきたい。これからますますAIが発達していくると、AIと人間の知性と意識に関してますます関心が高まってくるだろう。知性の発達に関してはこれまで発達心理学を学んできたことが、意識そのものについての議論については唯識を含めた意識探究を学んできたことが、何か今後社会に貢献することにつながってきそうな予感がある。また、この宇宙は意識で成り立っているという仏教的思想と、この宇宙は量子で成り立っているという量子論のいくつかの考えを採用してみると、意識と量子についての探究をすることは、いつか必ず何らかの形で社会に役に立つという意味での実利的な成果をもたらすだろう。発達心理学を学んできたことが、今社会に役に立つという観点での実利性を発揮し始めている。ちょうど今日の午後にAI開発者の協働者の方とのミーティングがあり、その方とのご縁のおかげで、AIのとりわけ倫理·道徳的な知性の発達を促すプロジェクトに従事できている。それについてはすでに基礎研究を一緒に行い、ここからはCRESTのプロジェクトを通じて、さらにAIの知性を健全に育んでいきながら、ロボットやマルチエージェントに育まれた高度な知性を実装していくことに従事していく。今日のミーティングでは、CRESTの予算編成の話を冒頭で確認し、そこからはAIを活用した発達測定手法の開発に関する話をしていく。その方との協働を通じてであれば、きっと質の高い発達測定が開発できるだろうと確信している。15年後の発達心理学の探究が、こうして社会的に意味のある研究開発に繋がったことを本当に嬉しく思う。これと同じことが、今現在進めている意識とリアリティの地動説の研究に対しても起こってくれれば幸いである。現在はAIに加えて量子コンピューターにも注目が集まっており、量子論の哲学についての探究に最近は力を入れており、これを細々と続けていれば、いつかその分野で、あるいは量子コンピューターの次の何かに関して社会に対して貢献できるかもしれない。貢献の喜びはひとしおであり、社会とのつながりを深く感じられることが自分の幸福感の支えになっている。量子唯識観念論についての地道な探究を日々楽しみながら続けていった先には、きっとさらに広く深いつながりと、社会への貢献の喜びが待っているだろう。フローニンゲン:2025/5/23(金)07:00
16750. 今朝方の夢と久しぶりの明晰夢
今朝方はとりわけ印象的な夢の体験をしていた。それは久しぶりの明晰夢としての形を取っていた。その明晰夢について振り返る前に、順を追って今朝方の夢の内容を振り返りたい。まず覚えている夢として、かつて実際に通っていた中学校の体育館にいて、これからバスケの練習をしようとしていた。自分はすでに最終学年だったが、卒業した部活の先輩たちが遊びに来てくれていて、後輩である私たちの指導をしてくれることになった。せっかくなので、先輩たちを含め、合計4学年を混ぜこぜにして紅白戦をすることにした。くじ引きをしても良かったが、時間がもったいないと思ったので、全員に対してパッと6人組を作るように呼びかけた。すると全員が辺りを見渡しながらグループを作り始めた。私はまだあまり話したことがなく、一緒に練習を共にしたことがほとんどないある1年生に真っ先に声を掛けた。なぜ彼に声を掛けたかというと、彼は1年生の中で人一倍基礎練習に力を入れていて、基礎を大切にする姿勢に感銘を受けたからである。基礎を本当に大切にしてみっちり練習した人の力を見てみたかったし、自分と一緒にプレーすることを通じてその力を引き出したいと思ったのである。彼に、「一緒に組まないか?」と笑顔で話しかけたところ、彼はキャプテンの自分に直々に指名してもらったことが嬉しそうだったが、少し恥ずかしそうにして遠慮がちな笑顔を浮かべて承諾した。まだ少し表情が固いように思えたので、紅白戦の中で徐々にその緊張を解いていけば、彼の才能が一気に花開くような気がした。こちらのチームには先輩は誰1人もおらず、どういうわけか大学時代の体育の授業で一緒になった2人の背の高い友人がいて、その他にも背の高いメンバーがいて、うちのチームは随分と身長的に有利なメンバー構成になったと思った。このメンバーであれば、先輩たちが固まっているチームにも勝つことができるような気がして、6チームほどのチームの中で一番になれるような気がした。あとは自分がどれだけチームを引っ張っていけるかにかかっていると思った。
次に覚えているのは、見慣れない高級旅館の1階を散策している場面である。旅館での食事を終えようとしている時に、旅館の外にご飯や味噌汁のおかわりが自由な場所があり、テントが張られたそこと旅館のレストランを行き来する必要があった。ご飯は白米だけでではなく、味付けされた炊き込みご飯もあり、それは自分の好物でもあったので、炊き込みご飯とわかめがたっぷり入った味噌汁を持ってレストランに戻ろうとした。すると、味噌汁を随分と多く注いでしまったので、それを少し啜ってから移動することにした。ご飯と味噌汁を提供するテントにはちらほらと数人の人が集まっていて、そこで少し立ち話をした。私がオランダで生活していることを知っている見知らぬ女性がいて、彼女が周りの人に、私がご飯や味噌汁を恋しく思う気持ちがよくわかると述べていた。旅館のレストランに戻ると、いつの間にか自分の席がなくなっていたので、テラス席で空いている席を探すことにした。なんとか空いている席があったが、そこにはソファしか置いてなく、テーブルがなかった。なのでテーブルを持ってくる必要があり、使っていない小さなテーブルを持ってこようとしたところ、気がつけば旅館近くの駅にいた。そこから空港駅に向かおうとしているようだったが、特に荷物もなくとても身軽だった。駅周辺には水溜りがあって、そこは膝まで浸かってしまいそうな深さだった。ちょうど高速道路の下の水たまりになんと小さな象が数匹現れ、楽しそうに水遊びしていた。すると、インド人と思われる男性が、水遊びを終えた小さな象たちを安全な場所に誘導していた。まだ自分の横に小さな象が遊んでいたので、その象もまた安全な場所に誘導するように、こちらから念を送った。するとその象はそれを察知したらしく、こちらを一瞥し、ゆっくりとインド人の男性のところに向かっていき、その男性が導く方向に歩いていった。
これらの夢を見て覚醒の意識に入って行き、目を開け、まだ辺りが薄暗かったこともあって、仰向けになって再び寝ようとしたところで突然明晰夢が始まった。それはもう始まった瞬間に明晰夢だとわかった。実際に、明晰夢の中の自分は、これが明晰夢だということを頭の中で述べていた。内容としては、現代アート的な塔の中にいて、そこは現代のデパートのような作りをしていたが、縦に細長く、1階で各階に何があるのかの看板をサッと見たのちに、すぐさま階段を上がり始めた。階段を登る自分の足は極めて軽く、尋常ではない速度で階段を登っていき、一気に最上階まで進んで行った。その時の自分はそれが明晰夢だとわかっていたので、塔のてっぺんから飛び立ってみようと思っていた。そのような明晰夢を見ていた。明晰夢を最後に見たのはいつだったか覚えていないぐらいに前のことなので、久しぶりに貴重な体験をした。明晰夢は、サイケデリック体験と非常に近く、こうした知覚体験について考察を深めることが、意識とリアリティの地動説の研究に直接的に活きてくるために、明晰夢、そして平素の夢の体験を大切にし、それらへの考察を怠らないようにする。フローニンゲン:2025/5/23(金)07:22
16751. 今朝方の夢の振り返り
明晰夢を伴った今朝方の夢を、今日もまたChatGPTの力を借りて総合的に振り返っておきたい。今朝方の夢は、大きく三幕構成を取りつつ、それぞれが「横への統合」「内なる滋養」「縦への超越」という発達的段階を象徴していると考えられるとChatGPTは述べる。第一幕の体育館での紅白戦は、横への統合と基礎への回帰を象徴しているとする。中学校の体育館という舞台は、自分が「自己形成の原点」として記憶している場所であり、過去の経験値を再訪する場である。四学年混合の紅白戦は、時間軸の異なる自己(先輩=過去、同級生=現在、後輩=未来)が一堂に会し、共同でゲーム(=人生の実践)に臨む象徴である。自分が真っ先に声を掛けた1年生は「基礎練習を徹底する人物」と描かれている。この選択は、自分自身が再び基礎へ立ち返り、初心を持つ自我と連携しようとする内的衝動を示す。さらに、背の高い大学時代の友人が加わることでチームに“身長的優位”が生じた点は「潜在的リソースの覚醒」を表す。つまり、過去に培った能力や人脈を再編成すれば、年長者(先輩)にも伍し得るという自己効力感が反映されている。ここにおいて自分はキャプテンとして振る舞い、「いかにチームを牽引できるか」に意識を集中している。これは現実世界での研究·仕事において、複数世代·多文化のメンバーを束ね、プロジェクトを推進するリーダーシップ課題を暗示していると読めると指摘する。まさに今CRESTのプロジェクトでは、年齢もバックグラウンドも異なる研究者の方々と仕事をしており、そこでも自分なりのリーダーシップを発揮して行きたいと考えている。また、基礎を大事にするというのは、ちょうどインド思想·仏教思想研究においても、そして量子論の哲学の研究においても大事にし始めているところなので、夢の中の基礎を誰よりも大切にする1年生はそれを象徴しているのかもしれない。第二幕の旅館と水辺の場面は、内なる滋養と文化的アイデンティティを象徴しているとする。高級旅館は「心身を癒やす聖域」として登場し、そこでの食は精神的滋養に直結する。テントで無料提供される炊き込みご飯とわかめ味噌汁は、自分にとっての“母国的基礎栄養”であり、日本的原風景への郷愁を象徴する。味噌汁を入れ過ぎて啜る場面は、「滋養を受け取り過ぎるまいとする自制」と「満たされない渇望」の同居を物語る。席が失われ、テラス席にはテーブルがない――ここには「かつて当然に存在した居場所」が現状では空白となり、自ら新たな基盤を設えなければならないという異郷生活の課題が投影されていると述べる。突如現れる駅と空港駅への移動は、旅館という静的空間から動的空間へシフトし、自分の「移動性」「流動性」を強調する。荷物を持たない身軽さは、執着を手放しフットワーク軽く次の場所へ向かう覚悟の表出である。高速道路下の深い水溜まりは無意識の領域を示し、その中で戯れる子象たちは「成長途上の知恵」「記憶の原型」として現れる。インド人男性が象を導く場面は、東洋的精神性(インド哲学·ヨーガなど)への関心、あるいは異文化の賢者が自己の無意識的資源を適切な場へ導く役割を示唆する。自分がテレパシーで最後の象に働きかけるのは、「自己の内なる動物的エネルギーを意識的に統御しようとするメタ認知」を象徴している。第三幕は塔の明晰夢の場面で、これは縦への超越と意識の可塑性を象徴しているとChatGPTは指摘する。現代アート的塔は、複雑化した現代社会の階層構造と個人的宇宙観の両義的シンボルである。各階の案内板を一瞥し、即座に階段を駆け上がる描写は、「情報を俯瞰的に把握した上で、一気に高次段階へ飛躍する知的俊敏さ」を示す。明晰夢であるとの自覚は、自分が意識研究を行う者として、「観察者=創造者」という二重構造を体感的に理解している証左である。階段を軽々と登り、最上階から飛び立とうとするモチーフは、「重力(=制約)からの離脱」「リアリティの枠組みを超える探求心」を象徴する。ここでは第一幕·第二幕で水平的に統合されたエネルギーが、垂直方向に昇華されている。本夢全体は、「基礎の再確認 → 文化的滋養と自己アイデンティティの再編 → 高次意識への飛翔」という発達プロセスを鮮やかに描き出す。鍵となるモチーフは以下の通りである。(1)基礎への敬意:バスケの1年生、炊き込みご飯·味噌汁は、ともに「基本に立ち返ることの力」を表す。(2)多文化・多世代の交歓:先輩後輩、オランダ在住設定、インド人男性など、異質同士の協働が随所に配され、国際的・学際的ネットワーク拡張を示す。(3)無意識との対話:水溜りと子象、テレパシー誘導は、未だ成長途中の潜在資質を意識的に統合するプロセスを象徴する。(4)意識の可塑性:明晰夢というメタ認知状態が、現実世界でのサイケデリック研究や意識論への探求と直結する。自分が「創る側」に立てるという確信が、塔を登る軽やかさに反映されている。以上より、今朝方の夢は自分が現在取り組む「意識とリアリティの地動説」研究に向けて、①基礎技能と初心の尊重、②文化的ルーツとグローバルな視点の統合、③無意識資源の意識化、④高次元への飛翔という四層構造を同時に進行させる必要性を示唆している。このプロセスを自覚的に歩むことで、研究だけでなく自己実践としても大きな飛躍を遂げるであろうとChatGPTは方向性を示してくれている。今朝方の夢もまた自分にとって教師のような存在であり、道先案内人のような存在である。毎朝その存在から洞察を提供してもらい、それを自分なりに解釈·意味づけする形で探究の歩みをどこまでも細く長く続けていきたい。そうすれば、その探究はいつの間にか太く大きなものに変貌しているだろう。フローニンゲン:2025/5/23(金)07:53
Today’s Letter
I am curious about quantum AI based on quantum computers. In order to understand it deeply, I need to first comprehend how quantum computers work. I plan to purchase a couple of academic books on quantum information theory relevant to quantum computing. Groningen, 05/23/2025
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