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9998-10001: フローニンゲンからの便り 2023年3月4日(土)



No.4526 聖なる門_A Sacred Gate


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本日の3曲


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タイトル一覧

9998. 週末の朝の世界の中での考え事

9999. 上半期のイベント/今朝方の夢

10000. 10,000ほどの日記を執筆して

10001. 相互啓発の場としてのゼミナール


9998. 週末の朝の世界の中での考え事


静かな週末の世界が目の前に広がっている。目の雨に見える木々に水滴が付着しており、どうやら夜の間に雨が降ったようだ。今は雨が止んでいるが、うっすらとした雲が空全体を覆っている。どこからともなく小鳥たちの鳴き声が微かに聞こえて来て、今それに耳を傾けている。どうやら今日は1日を通して曇りのようだ。ここ最近は晴れの日が多くなり、春が近づいて来ていることを予感させてくれていたが、今日からは打って変わり、ここから1週間は雨や曇りがちな日が続くとのことである。こうした天気の変動を楽しむ心の余裕があることは何よりだ。明後日からはずっと雪マークが付いていて、1日のうちのどこかのタイミングで雪が降るようである。それもまた楽しみである。


今朝方、政策コンサルティングの会社を設立することについて考えていた。今オランダで登記している会社の名前を変更することも視野に入れ、私企業ではなく、政府を相手にした政策コンサルティングの仕事に力を入れていきたいという思いが強くなっている。研究とコンサルティングの双方を兼ねるというのはこれまでの自分の会社でやって来たことと同じであるが、対象を公共政策にしていく点が大きく異なっている。公共政策の分析と政策課題の解決に向けたコンサルティングサービスの提供に向けて、会社の活動内容そのものを見直していこうと思う。そのようなことを先ほど考えていた。


昨夜、IELTSの試験を予約を無事に完了した。支払いに関してクレジットカードを受け付けていなかったことには驚いたが、オンラインバンキングのサービスを活用して銀行送金で試験料を支払った。いつもTOEFLは南オランダまで行かないと受験できなかったが、今回は移民局のある中部の都市ズヴォレで受験できるので嬉しく思う。フローニンゲンからは列車で2駅で1時間ほどの距離なので、とても有り難い。試験の開始時間はリスニングから始める場合とスピーキングから始める場合で異なるようで、スピーキングからの場合は午前9時ではなく、午前10時からのスタートだったのでスピーキングから受験することにした。時間的にゆとりがあるし、朝のフレッシュな頭の状態でスピーキングに臨むことは自分にとって望ましいと判断した。昨日に公式ガイドブックが届いたこともあり、今日からは楽しみながらそれに取り組んでいこうと思う。フローニンゲン:2023/3/4(土)08:22


9999. 上半期のイベント/今朝方の夢


今年の上半期はIELTSの試験を受けることと、GREの試験を受けることを重要なイベントとして楽しみたいと思う。そして、今年は本格的に大学院の出願に向けて準備をし、実際に出願をする年となる。神学大学院と公共政策大学院の双方に出願をしてみたいと思う。すでに出願に向けて志望動機書の執筆の構想を練り始めており、閃いたことは文章の形にしている。レジュメのアップデートをしたり、色々と準備をする必要があるが、それらを通じてこれからの自分の人生について深く考えていきたいと思う。自分がこの世界から何を求められ、どのような活動に従事していくのか。今年はそれについて真剣に考える年になるだろう。本当は、それは毎日内省してもいいようなテーマである。自分は世界から何を求められ、どんな活動に従事することに使命感を燃やせるのか。その問いを絶えず問うていきたいと思う。


今朝方は少し恐怖心を伴う夢を見ていた。夢の中で私は、見慣れない旅館に宿泊していた。その旅館は天空にあり、眺めが大変素晴らしかった。旅館の個室で寛いでいると、大学時代のゼミの友人が笑顔で部屋に入って来た。彼と部屋で談笑していると、突然彼は笑顔のまま私の背後に回って首を絞め始めたのである。最初私はそれは単なる悪ふざけかと思ったが、それは冗談でもなんでもなく、彼は本気で私を絞殺しようとしているのだと思ってすぐに抵抗した。武術的な身体操作でなんとか助かったが、彼の目はサイコパスの目をしており、人を殺してもなんとも思わないどころか、異様な快感を感じるような人間なのだとわかった。すると彼は消えてしまい、その後にゼミの別の友人がやって来たので事情を説明した。すると、先ほど自分の首を絞めた友人をこのまま放っておくわけにはいかないと思い、2人で彼を捕まえに行こうと思った。そこで夢の場面が変わった。


次に見ていたのは、ある宗教団体の施設に潜入操作するものだった。私の任務は単に施設を潜入調査するだけではなく、その団体を内部から崩壊させるために色々と画策を施すことだった。私はうまく施設に潜入することができ、信者をうまく装うことができたので、信者たちとすぐに打ち解けることができた。そこから私は、じっくりとその団体の宗教論理を掴み、この団体を内側から崩壊させるためにはどのような手を打つのがいいのかをゆっくり考えていこうと思った。任務遂行に与えられた期間は長かったので、焦らず打ち手を考えて、それを実行していこうと思ったが、その団体にいることが心地良くなってしまわないように注意しなければいけないと思った。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/3/4(土)08:50


10000. 10,000ほどの日記を執筆して


いよいよ日記の数が10,000を迎えた。振り返ってみると、よくこれほどまでの数の日記を執筆して来たものだと思うが、それでもまだまだ道半ばである。道半ばというよりも、まだ何かに向けて一歩しか歩みを進めていないような状態かと思う。とは言え、このようにして日記を積み重ねて執筆して来たことにはそれなりの意義を見出していて、その意義は価値への転換も果たしている。これからも毎日、自分が考えたことや感じたこと、発見したことやさらに調査したいことなど、取り留めもなく日記に綴っていきたいと思う。綴られた言葉の海がきっと自分をまだ見ぬ場所に連れて行ってくれるのだと信じながら。


言葉が降ってくるという現象について。言葉は自分の中から湧き上がるという側面もありながら、同時に何か自分を超越したところから降ってくるという側面もきっとある。前者は自分の歴史に立脚した形で言葉が生み出され、後者は自分の存在を超えたものとのつながりから生み出される。言葉の出所について考えてみると、色々と不思議なことがそこに見出せる。紡ぎ出した言葉はどこに向かっていくのだろうか。自分の言葉の行先もまた興味関心の対象である。10,000ほどの日記を執筆した言葉は、何か目的地を持っているのだろうか。目的論的な発想を取れば、きっと何か目的地があるのだろう。一方で、目的論では語り切れないような性質もきっとそこにあることが感じられる。未規定なものに絶えず開かれた自己が生み出す言葉は、きっと未規定な何かに向かって運動を続けているだけなのかもしれない。言葉が運動をし、絶えず動的な存在であるということは間違いない。そこに様々な偶然や確率が入り込み、ある種の必然性を身に纏いながら、言葉は無限の可能性を持ったしかるべき場所に向かっていくのだろう。そのようなことを窓の外に広がる景色を眺めながら考えていた。フローニンゲン:2023/3/4(土)09:22


10001. 相互啓発の場としてのゼミナール


時刻は午後2時半を迎えた。早朝の空を覆っていた薄い雲はどこかに消え、今は晴れ間が顔を覗かせている。もちろんまだ空には雲があるのだが、空全体を覆うものではなく、今は穏やかな太陽の光が地上に降り注いでいる。


今日は午前中から正午にかけて、ゼミナールの第19回回目のクラスがあった。昨年から始まったゼミナールも毎週着実に積み重なっていき、19回目を迎えた。今朝方に区切りとなる10,000個の日記を執筆したことと同じく、ゼミナールも今後も継続して、毎回発見と驚きと成長の場になることを願う。今日のクラスの中でも話に出て来たのだが、こうして毎週課題図書の力を借りながら対話を続けていくことの意義を改めて実感している。自分の問題意識や考えを言葉の形にして場に共有することで、新たな気づきをもたらすことが実現されている。その気づきは個人にとっての治癒と変容につながるだけではなく、この社会の治癒と変容にもつながるものである。


クラスの中で、ある受講生の方がロバート·キャパというハンガリー生まれの写真家を紹介してくれた。自分は彼の功績を知らず、話を聞いてみると大変興味深く思えた。言葉を通じて社会の変革に関与していくだけではなく、芸術や写真のような形で社会の変革に寄与していく道もある。言葉以上に写真が物事を雄弁に語る姿は、これまで訪れたいくつもの写真展から経験していることである。自分としても、これから社会にどのように関与していくのかに関しては、言葉以外の実践形式も見出していきたいものだと思った。それではこれから今日のクラスの内容を振り返る音声ファイルを作成し、そこから近所のスーパーに散歩がてら買い物に行ってこようと思う。買い物から帰って来たら、IETLSのスピーキングとライティングの対策を行い、時間がまだあればリスニングやリーディングのセクションの対策もしていこうと思う。こうした事柄も全て自分の学びに変えていき、さらなる成長につなげながらこの世界への関与の道を模索し、力を蓄えていこうと思う。フローニンゲン:2023/3/4(土)14:45


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2245, Small Steps

Small steps are crucial to reach a certain goal.

My soul loves a purposeless purposeful goal.

Groningen; 09:31, 3/4/2023


No.2246, The Staggering Soul

The soul is staggering.

It’s fine.

It’s the nature of the soul.

Groningen; 09:40, 3/4/2023

No.2247, An Afternoon Festival

An afternoon festival now began.

Everybody comes to join it.

Groningen; 13:25, 3/4/2023

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