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9954-9959: イスタンブールからの便り 2023年2月23日(木)



No.4508 イスタンブールの象徴(その2)_A Symbol of Istanbul (Part2)


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本日の3曲


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タイトル一覧

9954. 【イスタンブール滞在記】今後について思いを馳せて

9955. 【イスタンブール滞在記】今後の旅の計画

9956. 【イスタンブール滞在記】大学院の出願に向けて

9957. 【イスタンブール滞在記】今朝方の夢

9958. 【イスタンブール滞在記】イスタンブールの土産屋で

9959. 【イスタンブール滞在記】コーランとカーペットの美しさに心を打たれて


9954. 【イスタンブール滞在記】今後について思いを馳せて


時刻は午前8時を迎えた。今朝方も、早朝の礼拝時間を伝えるアザーンの洗礼にあった。アザーンは何か自分にとって目覚まし時計のような役割を果たしてくれる。イスラム教の人たちは、1日に5回の礼拝を通じて生活リズムを形作っていることが窺える。夜の最後の礼拝も午後8時過ぎ頃だったのでそれほど遅くなく、礼拝を通じて生活リズムを形成するというのはその部分だけを見るととても健康的に思えてくる。


トルコ旅行中に連絡があるかもしれないと思っていたが、まだ神学大学院から連絡が何もない。1月の初旬にアプリケーションを提出し、書類が通過すればオンライン面接に進むという流れがあるのだが、どうやら今回は書類の段階でご縁がなかったようである。自分としてはこのタイミングで環境を変え、また取り組みの方向性も大きく変えていきたいと思っていて、この夏からのアメリカでの生活を求めていただけに残念である。今改めてこれからの生活について思いを馳せている。少なくともさらに1年はフローニンゲンで過ごすことになるだろう。オランダにはその他にも魅力的な街が多くあるのだが、フローニンゲンでできた交友関係を大切にしたいのと、今の家やその周りの静かな環境を大いに気に入っていて、その環境でならさらにもう1年間自分の取り組みをさらに深く深めていけるのではないかという期待もある。そうしたこともあり、空港に近いオランダの他の街に引っ越すことはせず、引き続きフローニンゲンで生活を続けていこうと思う。今回は神学大学院にご縁がなかったが、改めて神学大学院に行く必要性を再度検討し、検討を加えた上でもう一度今年出願してみようと思う。出願先の学校の吟味もきちんと行おう。大学院での学びは何歳になってからでも遅くないことを考えてみても、焦ることはない。縁とタイミングというものがきっとあるはずだ。


今日もまた昨日と同じく天気がとても良い。日中は最高気温が15度にまで達するようなので、街を歩いている最中はジャケットを脱いでもいいだろう。今日は、Great Palace Mosaics MuseumとMuseum of Turkish and Islamic Artsに足を運ぶ。美術館としてはその2つだけだが、世界一美しいモスクとして知られる「ブルーモスク」を見学したいと思う。またイスタンブールにはその他にも「アヤソフィア」や「スレイマニエ·モスク」といった有名なモスクがあるのでそれらも滞在中に見学しておきたいと思う。さて今日の観光もまたとても充実したものになってくれるだろうという予感がある。イスタンブール:2023/2/23(木)08:19


9955. 【イスタンブール滞在記】今後の旅の計画


イスタンブールの朝の世界に鳥たちの高らかな鳴き声が響き渡っている。フローニンゲンで聞く鳥たちの鳴き声とは種類が違っている。また街の雰囲気も随分と違うことから、異国にいるという明確な感覚が湧き上がってくる。このように様々な文化圏に身を置きながら、自分は緩やかに変化していく。その歩みは緩やかだが着実である。文化というものは本当に興味深く、その土地と深く結びついていて固有のものとなる。そこで生活している人々の気質や精神、さらには彼らが生み出すものまで規定しているのが文化というものだ。多様な文化に身を晒しながら、自分の中で手放すべきものが手放されていき、深まるべきものが着実に深まっている。


先ほど書き留めていたように、おそらく今回はアメリカの神学大学院にご縁がなかったので、さらに1年ほどオランダに滞在することになる。そうなってくると、欧州でまだ足を運んでいない場所に行ってみたいという思いが高まってくる。この春にはローマやフィレンツェに足を運んでみたい。4月末ぐらいにイタリア旅行を計画してみよう。6月にはベルギーの主要3都市を巡る旅に出かけたい。これくらいのシーズンから空港が混み始めるが、ベルギーであればフローニンゲンから列車で十分に行けてしまうので都合がいい。7月か8月も引き続きバケーションシーズンでスキポール空港が混雑することが予想されるが、この時期に旅行するのであれば列車で行ける範囲のところに旅に出かけていこうと思う。例えば、チェコのプラハやドイツのミュンヘンなどはその候補地である。長期間の旅ではなく、1都市に5日ぐらい滞在する形の旅を7月や8月にも計画しようと思う。プラハの国立美術館、ミュンヘンのアルテ·ピナコテークにはぜひ訪れたい。それで言うと、まだマドリードのプラド美術館には行ったことがないので、マドリード旅行も候補の1つに入れたい。


今回神学大学院にご縁がなかったが、改めて自分の探究分野に合致するプログラムを探してみて、それに該当する大学院があればそこにキャンパスビジットしたいと思う。今回出願した際はキャンパスビジットする余裕はなく、あまり必要ではないと思っていたが、やはりキャンパスビジットをした方がその大学院の雰囲気もよくわかるし、志望動機書もより具体的となり、説得的なものになる。それを踏まえて、9月の新たな学期が始まるタイミングでアメリカの大学院にキャンパスビジットしてみたいと思う。イスタンブール:2023/2/23(木)08:32


9956. 【イスタンブール滞在記】大学院の出願に向けて


つい今し方1階のレストランに降りて朝のコーヒーをもらってきた。トルコはコーヒーに関しても有名で、昨日トプカプ宮殿を訪れた際に、王宮貴族がコーヒーとタバコを好んで嗜好していたことを伝える所蔵品と説明書きを見たことを思い出す。ホテルのレストランが提供するトルココーヒーやとても濃厚で味わい深い。先ほどはコーヒーだけをもらってきて、朝食はあと40分後にまたレストランに降りていただく予定だ。先ほどちらりとビュッフェのメニューを見たところ、昨日と少しメニューが変わっていて、さすがヒルトンだと思った。大抵のホテルは、そこが4つ星であっても5つ星であってもメニューが同じところの方が圧倒的に多い。それを踏まえると、やはりヒルトンのサービスは目を見張るものがある。


今日もまた観光を楽しみたいが、今日は正午前ぐらいにゆっくりとホテルを出発したいと思う。それまではホテルの自室で音楽を作ったり、デジタル絵画を作ったりしようと思う。さらには今後の自分の取り組みについて内省する機会としたい。とりわけどの大学院で何を学びたいかを落ち着いて考えてみたい。今のところはやはりアメリカの大学院に再び戻りたいという思いがある。神学大学院だけではなく、政治思想についても学びを深めたいという思いがあり、政治関係の大学院も探してみたいと思う。


再び本格的に学術系大学院への出願を考慮に入れて、GREを再度受験しようと思う。また、これまではTOEFLを受験してきたが、IELTSは過去一度も受験したことがなく、TOEFLのスピーキングセクションよりもIETLTSのスピーキングセクションの方が点数が出やすいということを知り、一度IELTSも受験してみようと思う。IELTSはライティングのセクションがTOEFLよりも点数が出にくいらしく、アカデミックライティングをもう一度基礎から復習し、ライティング能力の堅牢な基盤を構築する上でもIELTS対策を旅から戻ってきたら始めてみようと思う。書籍の原稿も無事に完成し、あとは念校の確認だけとなったので、これからしばらくはIELTSとGREの対策に専念しよう。TOEFLの受験会場はオランダ北部になく、いつも前泊をしていたが、IELTSに関してはズヴォレという移民局のある街に試験会場があり、フローニンゲンから1時間ほどで行けるので前泊する必要なく試験を受けられそうだ。イスタンブールからコンヤに移動したら、IELTSとGREの公式ガイドブックを購入したいと思う。それとGREに関しては単語がものをいう点と自分は単語暗記が好きなので数冊ほどGRE専用の単語集を購入しよう。まずはこれまで一度も受験したことのないIELTSの対策を公式ガイドブックと公式ウェブサイトのサンプル問題を解いていく形で形式慣れをし、4月中旬に1度試験を受けてみようと思う。そこから試験の感覚が鈍らないうちにGREを6月に受験しよう。そのような形で今年の大学院出願に向けた準備を着々と進めていく。イスタンブール:2023/2/23(木)10:39


9957. 【イスタンブール滞在記】今朝方の夢


朝食を摂り終えてから自室に戻り、大学院の出願先候補について色々と調べていると、いつの間にか正午の時間になっていた。この日記を執筆したらホテルを出発し、今日の観光を始めよう。


そう言えばまだ今朝方の夢について振り返っていなかったので、夢の振り返りをしておきたい。夢の中で私は、日本のような雰囲気を持つ見慣れない町の郊外にいた。そこは歴史のある町で、海に面してもいた。古くは漁業で栄えたことを思わせる街並みを持っていた。その町の海岸線通りを歩いていると、前職時代の同僚の女性と偶然遭遇した。その女性はとても気さくな方で、年は自分よりも少し上なのだが職場では打ち解けて話をしていたことを覚えている。彼女と海岸線通りを歩いていると、その道の両側には歴史のある旅館や料亭がずらりと並んでいて圧巻だった。私たちは通りの端にある料亭にこれから行こうとしていた。すると突然、私の体が宙に浮かびそうになった。最初私はそれを彼女に隠しておこうと思ったが、しかしどうにも体が宙に浮かぼうとするので、靴紐を結ぶ振りをしてその場にかがみ込み、彼女には1人で先に料亭に行ってもらうことにした。しばらく彼女が1人で歩く姿を後ろから眺めた後に、宙に浮かぶことを抑えられなくなった私は宙に浮き、そこからは空を飛んで料亭に向かった。彼女は時折振り返りながら私のことを心配しているようだったが、途中からは前を向いて料亭に向かった。彼女がちょうど料亭の入り口に入ったのを確認して、私も空から地上に降りてきて料亭の中に入った。料亭は薄暗かったが、とても歴史のある作りをしていて、コンクリートを一切使わず、木と土だけで作られているようだった。この夢の中で空を飛んでいるときに、地上を歩く人たちの動きが途轍もなくスローモーションに見えたことが印象的だった。


その他には、小中学校時代の同級生と先輩たちと一緒に、日曜日に開催されたサッカー大会に参加していた場面もあったことを覚えている。地元のサッカーチームの1学年上のエースストライカーだった先輩に声をかけ、先輩が快く大会に参加することの表明をしてくれたのでとても心強かった。その他にも1学年上の先輩たちが数人ほどチームに加わってくれて、相当に強いチームになった。ところが、大学時代のゼミの友人が水を差すかのように、優勝候補は彼の高校時代の同級生のチームだと述べた。私はそんなことはなく、自分たちのチームが依然として優勝候補だと思ったが、実際に試合をしてみないことには単なる水掛け論に終わってしまうと思ったので、彼の同級生のチームとの対戦を楽しみに待つことにした。そのチームとの対戦が迫ってくると、徐々に自分の中で闘志が漲ってきて、早く彼らと戦いたいと思った。そのような夢を見ていた。イスタンブール:2023/2/23(木)12:24


9958. 【イスタンブール滞在記】イスタンブールの土産屋で


時刻は午後4時半を迎えようとしている。今、夕方のイスタンブールの町に礼拝を呼びかけるアザーンが流れている。今日も天気がすこぶる良く、観光には持って来いの1日だった。正午過ぎまでホテルの自室にて、今年の大学院の出願に向けて色々と調べ物をしていた。今日はこれからホテルの地下にあるジムに行き、筋力トレーニングを行う。前回のパーソナルトレーニングで随分と上腕二頭筋を鍛えていたので、その筋肉痛がまだある。そうしたことからも、今日は上腕二頭筋を鍛えるのは程々にしよう。上半身を鍛えるエクササイズをしている時に上腕二頭筋を活用するものもきっとあるであろうから、上腕二頭筋に特化したエクササイズをする必要はないだろう。その代わりに腕の筋肉の大部分を占める上腕三頭筋はしっかり鍛えようと思う。


さて、今日の観光であるが、まずGreat Palace Mosaics Museumという場所に向かった。道中、ある土産屋の前で店員の中年男性に日本語で話し掛けられた。無視して素通りしようと思ったが、積極的に声をかけてきたので引き返して少し話を聞いてみた。彼の日本語は相当に流暢で、何やら従兄弟や両親が日本に滞在してビジネスをしていたことがあるらしく、家族から日本語を主に学んだとのことだった。その他にもアニメやドラマからも日本語を学んだとのことであり、日本語学校などには一度も通ったことがないとのことだった。それでその日本語力を獲得できたのは素晴らしいと述べると、その男性は喜んでいた。トルコは親日なことでも有名だが、最近は日本人に話しかけても無視されることが多くなったとのことだった。自分も声を掛けられる際には警戒し、基本的に軽く挨拶だけして立ち止まらずに素通りするようにしているのだが、今回はその男性の日本語がうまく、単に土産の押し売りではないように思えたので好感を持ったので彼と話すことにしてみたのである。店の前が工事をしていたので店の中に招かれ、そこでトルコのお茶とお菓子を振る舞ってもらった。そこはお菓子やお茶、そしてコーヒーなどを主に売っていて、奥には陶器やカーペットなどを売っていたが、彼は押し売りすることなく日本に関する話をしてくれていた。そうしたこともあり、このまま何も買わずに出るのも申し訳なく思えたので、夕食がてらに食べるトルコのお菓子を購入した。それはナッツなどが入ったお菓子で「ロクム("Turkish Delight"(トルコの喜び)とも呼ばれる)」という。試しに食べさせてもらった5つの種類の味が美味しかったので、それらを小さな箱に入れてもらって購入することにした。正直なところ1本あたり結構な量だったので3本程度で十分かと思ったが、箱にちょうど5本入るようになっていて、5本購入した方がお得とのことだったので、5本購入することにした。朝をホテルのビュッフェでしっかり食べることもあり、夜にはそれを1本食べて、果物を食べるぐらいで十分のように思う。今夜は朝食の際にレストランでもらった卵2つとヨーグルト、そして昨日近所のスーパーで購入したナッツ類を夕食にしようと思う。その焼き菓子は明日からの夕食にする。コンヤの最終日かアムステルダムで宿泊した日の夜にそれを食べ終える形になりそうだ。なのでこれからの滞在中の夕食はもう心配する必要がない。


その店の主人の話で印象に残っているのは、トルコ語と日本語が文法的に同じで、トルコ人にとっては英語よりも日本語の方が簡単とのことだった。それは知らなかったことなので興味深く思えた。今日はその男性以外にもまた別のトルコ人男性に雑貨屋の前で声を掛けられ、その男性も日本語が流暢だった。そこからもトルコ人の親日さと、おそらく商売上日本語を学ぶ必要に迫られたことによる日本語の流暢さ、そして日本語とトルコ語の文法的な類似点などについて学ぶことになった。イスタンブール:2023/2/23(木)16:39


9959. 【イスタンブール滞在記】コーランとカーペットの美しさに心を打たれて


時刻は午後6時を迎えた。つい先ほど、ホテルのジムに行って1時間ほど筋力トレーニングに励んだ。最初は誰もいないジムで悠々自適にトレーニングをしていたところ、途中から白人の中年女性が入ってきて、2人でジムを使っていた。その後、韓国人の男性が入ってきて、途中で女性が帰ったので、最後はその韓国人男性と2人でジムを使っていた。上腕二頭筋の様子を伺いながら、結局今日も上腕二頭筋に刺激を入れて、腕が随分とパンプした。上腕三頭筋はいつも自重で鍛えているのだが、先ほどジムで鏡を見ながら自分のフォームを改めて確認してみたところ、より効かせる角度を見つけたので、次回からはその角度でより負荷をかけてみようと思う。次回は月曜日のトレーニングとなり、その日はコンヤのホテルのジムでトレーニングができる。今後も旅行中はできるだけホテルのジムを活用して月曜日と木曜日は常に体を鍛えることにしたい。


今日の観光を改めて振り返っている。今日はまず最初にモザイク画を鑑賞しにGreat Palace Mosaics Museumという美術館に向かった。そこは古代遺跡から発掘されたモザイク画が地面や壁に掲載されており、昨日の美術館で感じたのと同じく、やはりトルコの文明は石が特徴付けているのだと思った。その後、イスラム教のアートを鑑賞しにMuseum of Turkish and Islamic Artsという美術館に足を運んだ。ここの美術館に所蔵されている数々のコーランには本当に心が打たれた。コーランのアラビア文字はどこか自分の魂に響くものがあり、広げられたコーランのページに描かれている模様の美しさと金色の装飾などは本当に第一線級の芸術作品だと思った。普段観光先で写真など撮影しないのだが、所蔵されているコーランの数々が美しかったのでそれらを写真に収め、ゼミナールのコンテンツページで共有しようと思った。その他に所蔵作品で素晴らしかったのはカーペットの数々である。それらの模様は個性的でとても美しく、圧巻のサイズのものもあり、カーペットもまた芸術作品であった。それらに関しても写真で撮影し、写真を撮影しながら、実家にあるギャッベのカーペットを思い出した。両親が述べていたように、それは代々受け継がれていく価値のあるものであり、この美術館に所蔵されている数々のカーペットもまた非常に希少性のある価値の高いものだと見てすぐにわかった。コーランの美しさとカーペットの美しさに打たれるものがあったので、帰りにミュージアムショップに立ち寄って、この美術館に所蔵されているイスラム芸術の画集を購入した。今夜はそれを眺めて就寝しようと思う。イスタンブール:2023/2/23(木)18:11


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2219, A Future Good Harvest

I engage in what I can do every day for a future good harvest.

It will definitely come in the near future.

Istanbul; 11:04, 2/23/2023


No.2220, Liberty

Liberty is embodied in my soul.

That is the source of my passion and vitality.

Istanbul; 19:41, 2/23/2023

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