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9896-9899: フローニンゲンからの便り 2023年2月12日(日)



No.4473 結界の守護神_A Guardian of Spiritual Boundaries


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本日の2曲


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タイトル一覧

9896. 今日の計画/詩の数字譜化に向けて

9897. 再校のレビューを始めて/今朝方の夢

9898. 今朝方の夢の続き

9899. 『コングレス未来学会議(2013)』を改めて見て


9896. 今日の計画/詩の数字譜化に向けて


時刻は午前8時を迎えた。今朝は少し霧がかかっていて、辺りが鬱蒼としている。もうしばらく霧がかかっているようだが、後ほど霧が晴れるのを楽しみに待とう。今日は日曜日なので24時間のファスティングをいつものように行い、昼過ぎにはジムに行ってサウナに入ってこようと思う。このサイクルがもう完全に出来上がっていて、日曜日は良い休憩の日になっている。ファスティングによって胃腸を休めることができ、サウナで心身を寛がせることができている。ジムから帰って来たら少し仮眠を取って、仮眠から目覚めたら今日もまた等倍速で映画を1本見ようと思う。今日は2年半ぶりに『コングレス未来学会議(2013)』を視聴しようと思う。この作品はメタバースの技術やトランスヒューマニズムの世界観に合致するものであり、改めてじっくり鑑賞しようと思った。久しぶりに本作品を見てどのようなことを感じるかが楽しみだ。


昨日、26文字のアルファベットを数字化して、ルーミーなどの自分が好きな詩人の詩を数字譜に落とし込んでいくことについて考えていた。ルーミーのようなイスラム系の詩人の場合は、アラビア語の28文字を数字化していくことを考え、ルーミーの原語での詩を数字譜化するのが望ましい。自分の好きな詩人の詩を数字譜にするだけではなく、アルファベットを用いて自分でも詩を作ってみて、それを数字譜に落とし込むことも考えてみよう。それと同様に、46文字の日本語の平仮名も数字に対応させて、日本の詩人の詩や万葉集の歌などを数字譜に表現してみよう。アルファベットの26文字は、半分の13で割り振ればすぐに数字譜が作れそうだ。一方ひらがなについては46文字あり、それをどのように数字に落とし込んでいくと良いかについては少し考えてみよう。最もシンプルなのは13で割って、余りの7を再び1から7に対応させることだ。今は美しい数列を数字譜にすることにハマっているが、それがひと段落したらどこかのタイミングで詩人の詩を積極的に数字譜にして演奏を楽しんでいこうと思う。フローニンゲン:2023/2/12(日)08:17


9897. 再校のレビューを始めて/今朝方の夢


ゆっくりと流れる時に身を任せながら、引き続き日記の執筆を始めた。昨日から書籍の再校のレビューを始めた。今日もそれに取り掛かり、早ければ今日の午前中にはレビューが終わるかもしれない。午後からはジムに行ったり映画を見たりするので、レビューが午前中に終わらなければ夕食後に少し行うか、気分を新たに明日の午前中に取り組みたいと思う。編集者の方からは来週中にレビュー結果を報告すればいいとのことだったので焦ってレビューする必要はない。昨夜はレビューを音読しながら行っていて、脳が活性化されたのか、夢の中でもレビューをしていた。厳密には半覚醒状態の際にレビューを進めていて、色々と修正事項を発見するという体験をしていた。もちろんそれらの発見事項は架空のものなのだが、音読しながらレビューをするというのは脳が随分と覚醒するのだと改めて思った。逆に言えばそれは脳を育てる良い刺激になっているということだ。


今朝方はいくつか断片的な夢を見ていた。夢の中で私は、小さなティラノサウルスの保護をしていた。そのティラノサウルスはまだ小さく、人間の子供ぐらいの大きさしかなかった。もちろんお腹を空かせていると凶暴な振る舞いをする傾向にあったが、それでもそのティラノサウルスはとても大人しかった。動物園のようなところでそのティラノサウルスの世話をしていて、今いる檻から別の檻に移すことになった。その際にティラノサウルスに犬のリードと同じようなものを首につけ、一緒に動物園内を歩いて移動した。動物園に来ていた人たちはティラノサウルスがいることに驚いていて、スマホで写真を撮影したり、動画を撮影したりしていた。目的の檻に到着すると、ティラノサウルスは突然煙を上げて人間に変化した。そこには中年の外国人女性が立っていて、どうやら彼女がティラノサウルスに化けていたようだった。そこからはその女性のティラノサウルスとしてしばらく生きた体験について話を聞いていた。


それ以外には、小中高時代の友人(SN)と田んぼ道を歩いている場面があった。彼の家はこの近くのようで、私は大体の位置は知っていたが正確な位置は知らず、彼は正確な位置を教えてくれようとしていた。私は持っているiPadを彼に渡し、彼は地図を開いて彼の家や目標になる建物や場所などをピンダウンしていった。随分と多くのピンを地図上に落としていったなと思い、彼の家が結局どこなのかを再度確認した。彼は指で地図上の自分の家を指した。そう言えば彼の携帯番号をまだ知らなかったのでこの機会に教えてもらおうと思った。iPadをしまい、スマホを取り出して、彼に自分で番号を打ち込んでもらった。すべてが完了し、これで今度彼の家に遊びに行けるし、スマホで電話もできると思った。そこから私たちは別れ、私は1人晴空の下、田んぼ道を引き続き歩いていった。フローニンゲン:2023/2/12(日)08:37

9898. 今朝方の夢の続き


日曜日の午前中の時間がゆったりと進行している。あと1時間ほどで正午を迎える。正午を迎えたら再校のレビューの手を止めて、作曲実践をした後に散歩がてらジムに行き、ゆっくりサウナに入ってこようと思う。サウナで良い汗をかいてリフレッシュしてこう。


朝から行っている再校のレビューは順調に進んでいる。正午までに全てをレビューすることは難しそうであり、残りは夕食後に回すか、明日の朝に回したいと思う。昨夜の睡眠の質を考えてみると、音読をしてレビューをすると脳が活性化され過ぎてしまうので、夕食後は箏の演奏を楽しんだり、ゆったりと思うままに読書をすることに時間を充てるのもいいだろう。夕食後の気分に応じていずれかを採用する。


そう言えば、今朝方は空を飛んでいる夢を見ていたことを思い出した。小中高時代の大柄な友人(HY)が自分のあとを追って空を飛んでいたのだが、途中から彼はもう自分についてくることができず、どこかで消えてしまった。私は高度を相当に上げて、雲の上を飛んでいた。雲の上は気温が低く、それでいて太陽の直射日光が強く感じられたので、途中からは高度を下げることにした。そのタイミングぐらいで、疲労からか高度が徐々に自然と下がって来た。それを受けて私は、そこらで一度休憩をしようと思った。休憩ポイントに選んだのは波の穏やかな砂浜だった。砂浜に足をつけると、とても落ち着いた気持ちになった。何も飲まず食わずでずっと空を飛んでいたので、持参したプロテインバーをポケットから取り出して、砂浜に腰掛けてそれを食べ始めた。すると再び活力が戻り、夕暮れの空を眺めながら、またすぐに空を飛んで移動しようと思った。そのような夢を見ていた。ここ数日間は夢の中での身体感覚が鮮明な感じがする。それがどのような理由でもたらされているのかわからないが、夢の世界と現実世界の結びつきがより強くなっている感じだ。両者の世界をつなぐ扉が開かれつつあるのを感じる。フローニンゲン:2023/2/12(日)11:18


9899. 『コングレス未来学会議(2013)』を改めて見て


時刻は午後4時半を迎えようとしている。正午過ぎにジムに行き、ゆっくりサウナに入って来た後に自宅に戻って、今日もまた映画を1本見た。今日は『コングレス未来学会議(2013)』という作品を2年半ぶりに見た。今回は等倍速でじっくり鑑賞した。トランスヒューマニズムに関する研究が進んでいる今になってこの作品を見ると、また新たな発見がいくつもあり、同時に考えさせられることも多数あった。作品の中で登場する実際の人間の身体と感情をスキャンしてCG化させる技術は3Dプリンターの技術の応用系と言えるだろうか。本作には、肉体の冷凍保存やエゴから人間を解放させる薬など、実際にトランスヒューマニズムの世界で議論されている事柄が目白押しである。この作品は、精神薬理学的にも、テクノロジー的にもあり得る未来を見事に描いているように思える。幻想の世界と真実の世界という対比的な形で2つの世界を描いているが、実際のところはそれらの世界は融合し、両者の区別はなくなるのではないかと思う。そうした世界はトランスヒューマンの世界を超えて、ポストヒューマンの世界になるだろうか。


作品の中で、空中庭園と化したニューヨークを歩く人たちが宗教的·歴史的な偉人の姿になっていることが印象的だった。そこでは人々は形態形成の自由を得て、偉人になることもできるし、人間ではない動物や奇妙な生命体に姿を変える自由がある。また、パーソナリティーやアイデンティーも自由自在に変えられる能力と権利を持つ。意思疎通も言語を超えて、神経信号のやり取りで行われるなど、トランスヒューマンの世界を随所に体現している。


幻覚の世界は自分の心のあり様や想像によって無限にあり得るのに、最後に主人公は20年前の現実世界での記憶の世界に戻ったことが印象的である。結局人は自らの良き記憶の世界を最高の世界だと思うのだろうか。この作品から考えさせられることは多々あり、今後もこの作品を見返しながらトランスヒューマンの世界について考察を深めていくことになるだろう。この作品についてもゼミナールの皆さんに音声ファイルを通じて紹介しておこうと思う。フローニンゲン:2023/2/12(日)16:36


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2189, A Morning Reunion Party

A morning reunion party is being held at this moment.

I’ve not noticed it until this morning.

I should join it every morning from now.

Groningen; 09:22, 2/12/2023


No.2190, Calm Ripples of Music

Calm ripples of music concentrically expand within my heart.

My heart starts to beat with the ripples.

Groningen; 11:52, 2/12/2023

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