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9807-9811: フローニンゲンからの便り 2023年1月26日(木)



No.4422 光の友_A Friend of Light


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2150, A Bright Morning

A bright morning has come.

A little bird sings a celebrating song.

It unites with the meditative world.

Groningen; 08:03, 1/26/2023


No.2151, A Fountain of Happiness

Life force springs up from a fountain of happiness.

It is glittering beautifully.

Groningen; 11:53, 1/26/2023


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本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9807. 今日のトレーニングに向けて

9808. 今朝方の夢

9809. ハイパーダイバーシティーを掲げるトランスヒューマニスト党のメンバーシップ

9810. 充実したトレーニングを終えて

9811. ちょっとの変化を日々取り入れること/ジムでの出会い


9807. 今日のトレーニングに向けて


時刻は午前6時半を迎えた。辺りが真っ暗でよく見えないが、天気予報によると、今は雪まじりの小雨が降っているようだ。それも直に止み、今日は晴天に恵まれる。今日は午後にジムに行く予定なので、晴天はとても有り難い。


今朝方起床したときに、先日月曜日の筋力トレーニングの筋疲労は全くなく、万全の体調だと思った。昨日の段階ですでにほぼ回復しているようであり、回復力が随分と高まった印象である。逆に言えば、これまでのトレーニングよりも少し負荷量を高める時期に差し掛かったのかもしれない。具体的には重量を上げたり、セット数を増やすことが大切な時期にやってきたような気がする。それを薄々感じていたからこそ、木曜日は時間を長めに取るようにして、これまで以上に体を追い込んでいこうと思っていたのだろう。今日はパーソナルトレーナーのエリーザに指導してもらう日であり、今日は大胸筋の下部と中部を鍛えるメニューは必ず入れてもらおう。さらには肩の筋肉を鍛える動きも前回難しかったので、それも入れてもらおうと思う。スタートは背筋の上部や中部を鍛えるメニューから今日も始まるだろうか。エリーザと色々と相談しながらメニューを決めていければと思う。


これまではトレーニングの後は寿司を食べることが多かったが、週に1回白米を摂ることすらも控えたいような気持ちになっていて、そして野菜をたくさん食べたいという思いから、普段の茹で野菜に加えて、今日はサーモンを近所のオーガニックスーパーで購入してきてそれを食べようと思う。トレーニングの日の夜は魚を摂取するようにして、トレーニング以外の日はいつものようにチーズは食べるが、基本的にはベジタリアン食としての様々な野菜を使った茹で野菜を食べる。ここ最近はそこにクロレラパウダーをまぶすことによって、ミネラルとプロテインを追加している。これが夜の定番メニューである。今日の昼は午後からのトレーニングに備えてパスタを摂る。ブロッコリー、カリフラワー、玉ねぎ、マッシュルームを入れて、玄米味噌で和えたパスタを食べる予定だが、今日はそこにココナッツオイルを少々加えてみようと思う。それで味がどのように変化するのかを試してみたい。マイルドで甘みのある味になるのではないかと思う。先日購入したココナッツオイルは500gのものなのだが、夕食の茹で野菜に八丁味噌に加えてヘンプオイルを和えているので、ココナッツオイルの減りがとてもゆっくりであった。そうしたことを鑑みて、今日はパスタにココナッツオイルを加えてみよう。フローニンゲン:2023/1/26(木)06:56


9808. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。しかし、まだ夜明けはやってきていない。いつも夜明け前に日記を書いていて、同じように夜明けを待つ気持ちが生じる。夜明けを待つことの楽しみがここにあり、そこに希望がある。夜明けを待つというシンプルな行いの中に待望があるのだ。待つことの価値のようなものを静かに感じる。


今朝方の夢についていつものように振り返っている。夢の中で私は、学校を挙げたスポーツ大会に参加することになっていた。大会の開会式はもうすぐだが、開会式後にサッカーの試合がすぐにあったので、私はその試合に向けて準備することにした。学校と目と鼻の先に公民館があり、そこは体育館も持っていたので、その体育館で準備運動がてらボールを蹴ろうと思った。練習相手として、2人の親友(NK & SI)も一緒に体育館の練習に付き合ってくれることになった。片方の友人にディフェンダー役になってもらい、もう片方の友人にコーナーキックを蹴ってもらい、それをダイレクトにボレーシュートする練習をしようと思った。ところが体育館にサッカボールがなかったので、仕方なくバレーボールで代用することにした。バレーボールを蹴っているところをバレー部の人に見られると怒られるだろうなと思いながらも、ボールが他になかったので仕方なくそれを蹴ることにした。友人には左サイドのコーナーキックをイメージして蹴ってもらい、自分はそれを右足でボレーすることを意図した。最初に友人に蹴ってもらうと、ボールが高すぎたので、自分が合わせることは全くできなかった。次のボールはとても良いところにきたが、ふと足元の穴のようなものが気になって、右足を振り抜くことはできなかったが、うまくミートすることはできて、当たったボールはそれなりの威力で飛んでいった。おそらく今の感じだったらゴールを奪えたと思うが、友人も述べていたように、完全なボレーではなかった。もう1回練習しようと思ったが、学校のグラウンドの様子だと、そろそろ初戦のようだったので、すぐさまグラウンドに向かった。そのような夢を見ていた。そう言えば、この夢の場面の前半には、同じ体育館で、小中高時代の親友(HO)と中学校時代のバスケ部の後輩とバスケの練習をしていた。バスケのリングが通常よりも高くに設置されていて、シュートを決めるのはなかなか難しかったが、楽しく練習していた。使っていたボールは真っ黄色でとても目立っていた。そのような場面が印象に残っている。


それでは今から動的ストレッチを行い、コーヒー豆をコーヒーミルで挽き、朝のコーヒーを淹れよう。そこからは昨日届けられた学術書を読み進めていこうと思う。それは今日の午前中の楽しみの1つである。フローニンゲン:2023/1/26(木)07:24


9809. ハイパーダイバーシティーを掲げるトランスヒューマニスト党のメンバーシップ


時刻は午前10時半を迎えた。朝の読書を一旦ここで休憩とし、この日記を書き終えたら箏の稽古をしようと思う。『糸』の曲を歌いながら演奏した後に、昨日から少し歌い始めた『やさしさに包まれたなら』の演奏を始めてみようと思う。手元にハ長調の楽譜があり、ちょうど今は箏がハ長調に調弦されているので、かねてより演奏してみたかったこの曲はうってつけてである。


今日のフローニンゲンは晴れていて、とても穏やかな朝日が地上に降り注いでいる。この様子だと、午後にジムに行く時は気持ち良さを大いに感じられるだろうと思う。


午前中の読書は、“The Transhumanism Handbook”という書籍に取り掛かった。この書籍を購入しようと思ったのは、米国トランスヒューマニスト党の現在の党首であるゲナディ·ストリャロフ2世が論文を投稿していたからである。彼の論文を音読しながら、またいくつも発見があり、付記されていたトランスヒューマニスト党の規約が大変参考になった。規約の分量は多く、全てを一言一句読んだわけではないが、今後トランスヒューマニスト党の活動について論文や書籍で言及する際にはその箇所を熟読することになるだろう。とても資料価値の高い論文であった。


自分はすでにトランスヒューマニスト党のメンバーシップになっているのだが、メンバーシップの条件がとても面白いことに改めて気づく。トランスヒューマニスト党はハイパーダイバーシティーを提唱していて、アメリカ人やアメリカでの選挙権がある人だけではなく、トランスヒューマニスト党の3つのミッションに賛同する人であれば基本的に誰でもメンバーシップに登録できる。国籍、性別、年齢などを問わず、子供でもメンバーシップに登録できる。興味深いのは人間だけではなく、地球外生命体がメンバーシップになることを認めていたり、AIやロボットがその意思を示したらメンバーシップになれることである。また、元動物であってもメンバーシップになれるというのは思わず笑ってしまった。その条件としては、知性を持った形の元動物ということだ。例えば、遺伝子工学や精神薬理学の技術を使って知性を獲得した動物であってもメンバーシップになれるそうだ。例えば、知性を持った犬、知性を持った亀、知性を持った蟻もメンバーシップになれる。当然ながら、知性を持ったチューリップなどもメンバーシップになれることは言うまでもない。このようにエンハンスメントされて知性を持った動植物、すなわち生きとし生けるもの全てにメンバーシップの門戸を広げている点がユニークなところである。それでいくと、今の人間性の範疇における人間であることをやめて、ポストヒューマンになった元人間も当然ながら意思表示をすればメンバーシップになれるというのもまた面白い。そのような形で門戸を広げているトランスヒューマニスト党の活動については引き続き詳しく調査をしていきたいと思う。フローニンゲン:2023/1/26(木)10:44


9810. 充実したトレーニングを終えて


時刻は午後5時半を迎えた。今、ゆっくりと空が暗くなっていて、先ほどジムを出発した瞬間にはまだ空に夕日が浮かんでいた。それを見て、随分と日が沈むのが遅くなったと思った。それと同時に、太陽を拝む時間が増えたことを喜んでいる自分がいた。もちろん紫外線対策は今まで以上に重要になったが。


今日のジムでのトレーニングはとても充実していて、準備運動がてらのジークンドーの稽古を含めると、2時間を越す時間ゆっくりと身体を鍛えていた。ジークンドーの稽古をした後に、パーソナルトレーナーのエリーザと1時間のトレーニングを行なった。今日は事前に自分の方で、大胸筋の下部と中部、そして肩の筋肉を鍛えたいということを考えていたのでその要望を出し、その要望に沿ってメニューが組まれた。エリーザとのトレーニングが面白いのは、彼女がいつも創造性を発揮して色々と創意工夫したメニューを提示してくれるからである。今日はこれまでと違って、1セット12回のところを15回に回数を増やした。事前にWhatsAppでやり取りをしていた時に、今日の身体の状態を聞かれた。彼女は自分が月曜日にトレーニングをしていることを知っていて、月曜日から今日にかけての身体の回復度合いを尋ねてきたのである。月曜日も結局結構追い込んでトレーニングをしたのだが、今日は随分と筋肉が回復している印象があり、その旨を伝えると、今日から回数を15回に増やしてみることになった。もちろんそれに加えて、少し重さも増やしてトレーニングすることになった。そこで疑問として浮かんだのは、1セット12回を4回こなすのと、1セット15回を3セットこなすのとではどちらが筋肥大に望ましいのかという問いである。合計回数は前者の方が多いが、1回あたりに筋肉を追い込んで疲労させるという点では後者の方が望ましく、合計回数の差もほとんどないことを考えると、おそらく後者の方が筋肉を疲労させることができるのだと思われる。そのようなことを考えながら、今日のトレーニングに励んだ。不思議と15回でもなんとかこなせる自分がいて、エリーザとも話していたが、メンタルブロックをかけて重さや回数を制限し過ぎないことが重要である。もちろん過度に負荷をかけ過ぎるのは問題だが、自分がちょうどいいと思っているものよりもほんの少し重さも回数も増やしてみるぐらいがちょうどいいのかもしれないと思った。今度実験的に、重さを見ずに目隠しをして挑戦してみて身体がどのような反応を見せるかを試してみようということになった。どれだけ自分の脳が自分にリミッターを設けているのかがそれでわかるだろう。


今日のトレーニングの中でいくつかまた正しい動きを身に付けることになった。胸を鍛えるトレーニングはいずれも、腕立て伏せにせよ、ダンベルバーを用いるにせよ、動き出しの前に肩を下げ、肩を後ろに下げる姿勢を取って、胸を前方に出すことが重要である。それによって胸に効かせたトレーニングができる。逆にその姿勢を取らないと、胸に完全に効かせることができず、力が他の部位に逃げていってしまう。もちろん他の部位も同時に鍛えたいのであればそれでいいかもしれないが、胸を重点的に鍛えるという目的があるのであれば、肩を落とし、肩を後に下げる形で胸を前方に出す姿勢を意識しよう。その他に、今日のトレーニングの締め括りとしてアブローラーを使った。月曜日にアブローラーの使い方に関して、ある男性が上半身を完全に前方に倒して引き戻しているのを見て、今日はそれをやってみようとエリーザに述べた。最後のエクササイズに関しては彼女も一緒になってやってくれ、最初のセットでは見事に完全に前方に倒して上半身を引き戻すことができたが、2セットの目の途中からは腹筋というよりも腕や肩に限界がやって来て、そこからは完全に前方に倒す形ではなく、負荷量を下げた形でセットをこなした。驚いたのは、エリーザは完全に前方に倒す形で3セットをこなしたことである。すでにそのエクササイズを2年間続けて来た賜物の述べていて、さすがだと思ったことがとても印象に残っている。今日も大変充実したトレーニングができたことに感謝で一杯である。フローニンゲン:2023/1/26(木)17:47


9811. ちょっとの変化を日々取り入れること/ジムでの出会い


さて、この日記を書いたら夕食を作り始めよう。今日は結構長い時間トレーニングをしていたこともあり、夕食を作り始める時間がいつもより遅いがあまりお腹も空いていないのでちょうどいい。昼に食べたパスタと、トレーニング中から終わりにかけて飲んでいたプロテインのおかげで腹が満たされているのだろう。


ジムからの帰り道、ちょっとの変化を日々の生活の中に取り入れてみることの大切さをふと思った。そんなことを思ったのは、日本からの荷物をよく預かってもらうおもちゃ屋の前だった。自分は知らず知らずちょっと変化を毎日の生活の中に取り入れることを行っていて、それが日々の生活に彩りと充実感をもたらしている。そしてそれは自分の心を絶えず若くしてくれ、それでいて継続的な成長を導いてくれていることに気づいた。人は現状維持する生き物だが、それに自覚的になって、今の現状からちょっと抜け出してみる実践を毎日の生活の中に忍ばせてみるのである。知的実践においても身体的実践においても、あるいは実践などと肩肘張る必要はなく、いつも行くスーパーへの道のりを変えるだけでいい。いや、同じ道であっても、何か新しい発見はないかなというアンテナを張ってその道を歩いてみるだけでいいのかもしれない。そのようにすれば、毎日必ず何か新しい発見があり、それが積み重なっていくと、気がつかないうちに自分は随分と遠くに運ばれていくことになるはずである。この世界は発見で満ちているのだ。発見は空気と同じく万民のものであり、同時に空気に自覚的になって深い呼吸を行って生活を送る人が少ないのと同じように、遍満する発見に自覚的になる人も少ないのだろう。自分はこれからも発見に満ちた人生を歩んでいきたいと思う。おそらくそれはテクノロジーを活用しない形での若返り効果、あるいは老化防止につながるはずである。


先日の月曜日はジムのロッカールームでイエメン人の男性との出会いがあったが、今日もまた面白い出会いがあった。トレーニングの最後の方で、サンドバックを叩くスリナム系オランダ人の男性がいるのを見かけ、彼の動きに注目してみたところ、エルボーを使ってサンドバックを叩く瞬間が見られ、スポーツ格闘技ではないなと思って興味深く眺めていた。ジークンドーでもエルボーを使う攻撃はあるが、その男性の構えはジークンドーのそれと違い、よくよく見るとそれはムエタイなのではないかと思った。ちょうど自分が着替えているところでロッカールームに入って来たので、彼に話しかけてみたところ、なんと彼は元プロのムエタイ選手だったとのことだ。どうりでサンドバックを叩く音が重かったわけである。今はもう現役選手はやめてコーチとして活動しながらも、継続的に鍛えているようだ。プロ時代にはタイだけではなく、東京でも何度か試合をしたことがあるそうで、自分は日本人であることを伝えると、そこから話に花が咲き、しばらく彼と話をしていた。先日の月曜日に引き続き、また良い出会いがあったことを嬉しく思う。身体を鍛えている人たちとの会話はいつも清々しく、ジムでの出会いはいつもいいものだとつくづく思う。フローニンゲン:2023/1/26(木)18:03

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