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9779-9782: フローニンゲンからの便り 2023年1月20日(金)



No.4401 ニューロン多様性_Neurodiversity


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2137, A Morning Lullaby

The world is whispering a morning lullaby.

Everything is gently swaying.

The vibration is key to dynamic life.

Groningen; 09:35, 1/20/2023


No.2138, An Afternoon Drama

I’m seeing an afternoon drama now.

The encounter is probabilistic.

It indicates destiny.

Groningen; 12:44, 1/20/2023


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9779. 今朝方の夢

9780. 今朝方の夢の続き

9781. 底冷えする1日

9782. 箏の稽古(62):弾き込みの成果が現れた喜び


9779. 今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えた。起床してみると、室温がいつもより1度低く、それでいて暖房が自動で入っていない状態だった。今の外気は0度で、昼にかけてマイナス1度になり、今日の最高気温は1度までしか上がらないので結構寒い。今夜はマイナス3度まで下がるようなので、その覚悟をしておこう。再び寒くなってきたフローニンゲン。ひょっとしたらこの寒さを体感できるのは今回で最後かもしれないと思うと、なぜだかこの寒さも愛しいものに感じられる。アメリカで感じられる冬とオランダで感じられる冬はきっと異なるはずだろうから。


昨日、パーソナルトレーナーのエリーザとトレーニング中に夢日記の話をしていた。そうした話をしていたせいか、今朝方の夢は結構記憶に残っていて、ノートにかなり多くのメモが残っている。それを眺めながら夢の振り返りをしたい。


夢の中で私は、5人ぐらいの見知らぬ日本人とある知人の方と一緒に、アメリカの思想家のケン·ウィルバーを招いてオンラインワークショップをしていた。日本人の5人は私と同じ部屋にいて、知人の方は自宅から参加していた。ウィルバーはアメリカの自宅から参加していた。私の役目は時々ウィルバーに英語で質問するというものだったが、参加者の方々があまりウィルバーに質問をせず、とてももったいないことだと思った。やたらと日本語だけでワークショップを進める様子を見て、なぜわざわざウィルバーを呼んだのかと思ってしまうほどだった。ウィルバーを招待するために結構なお金を払っていたことを考えると、尚更彼に質問しないことはもったいないことのように思えた。自宅から参加している知人の方は英語は堪能であったが、その日は不思議と英語でウィルバーに話しかけることをせず、静かにワークショップに参加していた。ワークショップの後半で、その知人の方がオンライン参加をいいことに、下半身は下着姿で参加していることが画面越しから判明し、思わず笑ってしまった。私は隣にいた年配の女性の方に、「ちょっと見てください」と笑いながら述べ、知人の方がパンツ姿でいることをその女性の方に教えた。 その女性の方もそれを見て笑い、そこで夢の場面が変わった。この夢の中で、私が他の研究者の名前をウィルバーの名前と間違えてしまう場面が何度かあり、そのたびにウィルバー は笑っていた。そんなことも思い出す。


次の場面では、私はリゾートホテルの一室にいた。部屋からの眺めは素晴らしく、南国を思わせる綺麗な海が目の前に広がっていた。部屋の窓際に、ポツンと一台のデスクトップパソコンが置かれていた。何かと思って触ってみると、スリープ状態から突然目覚め、画面上に英語で“Vote (2)”という表示が現れた。何か投票するものが2件あるのかとクリックしてみたところ、宿泊客にホテルに関するリクエストとして投票して欲しいものがあるとのことだった。私は後からそれに協力しようと思い、仕事上のクライアントから先ほどもらった資料をそのパソコンのデスクトップ上に一旦保存し、そのパソコンを用いて閲覧していた。ところが、いかんせんそのパソコンが古いので、やはり自分のパソコンを開こうと思った。一旦そのデスクトップパソコンを終了させた時、デスクトップ上にクライアント情報がわかる資料を保存したままにしていたことを思い出し、再起動させて削除しておこうと思った。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/1/20(金)08:32


9780. 今朝方の夢の続き


ゆっくりと夜が明けてきて、今は随分と明るくなった。今日は午後に、近所のショッピングモールに行き、書籍の受け取りをしたいと思う。先日およそ40冊ほどの書籍を購入し、今着々と書籍が到着しつつある。今日もまたトランスヒューマニズムに関する書籍を着実に読み進めていこうと思う。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがある。夢の中で私は、今から急ぎの用事があって新幹線に乗ってそこに行く必要があった。ところが私はまだ駅からだいぶ遠いところにいて、しかもタクシードライバーが運転する自転車の後ろに乗って駅に向かっていた。面白いことに、タクシードライバーが運転していたのは自動車ではなく自転車だったのだ。確かに自転車の進む速度は自動車に比べて遥かに遅いが、景色をゆっくり眺められることは利点としてあった。もし急ぎでなければこうした形での旅もいいのかもしれないと思ったが、今はそんな悠長なことを言っていられなかった。タクシードライバーの中年男性はとても親切で、駅までの近道をできるだけ走ってくれた。いよいよ駅近くまでやって来ると、「ここで降りてあの建物に向かって走っていくといいですよ」と教えてくれた。その指示通りに自転車を降りて建物に向かうと、その裏手側に駅があってホッとした。まだ新幹線のチケットを購入していなかったので、駅構内のみどりの窓口でチケットを購入しようとしたら、窓口の中年女性の仕事の速度があまりにも遅すぎて、新幹線がやって来る時間がいよいよ迫ってきていた。私は焦って、早くチケットを発券してくれないかと述べたら、その女性は突然怒り出し、チケットをカウンターに叩きつけてどこかに行ってしまった。特にその女性を傷つけるようなことは述べていなかったつもりなので、彼女の行動には驚いてしまったが、とりあえずチケットは入手できたので、後味は悪いがその場を後にして、プラットホームに向かった。すると、新幹線はもう到着していて、扉が閉まるところだった。なんとか扉が閉まる前に中に入ることができ、目の前には車掌がいた。チケットを車掌に渡すと、車掌が私に1つ質問をしてきた。なんと質問してきたのか一瞬聞き取れなかったが、適当に相槌を入れて答えると、「ご協力いただき本当にどうもありがとうございます」と言われた。事情が飲み込めなかった私は、少し黙っていると、車掌の方から説明として、「先ほど連絡がありまして、小さな男の子が駅構内で行方不明になり、線路付近を捜査していたため、お客様にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」とのことだった。どうやら子供の捜査のために出発時間が少し遅れたらしかった。車掌から確認済みのチケットを受け取ると、私は食堂車に向かった。しかしそこでは食事を摂らず、コーヒーだけ注文した。そのような夢を見ていた。そう言えば、その新幹線のチケット代金は片道4万円を超えていて、結構な値段がするなと思った瞬間があったことも覚えている。フローニンゲン:2023/1/20(金)08:53


9781. 底冷えする1日


時刻は午後4時半を迎えた。今日は本当に底冷えするような1日だった。先ほど、近所のショッピングモールに書籍の受け取りに行ったのだが、その道中はとても寒かった。運動がてら行きも帰りもジョギングをし、そのおかげで少し体は温かくなったが、それにしてもマイナスの世界になると随分と冷え方が違うものである。今夜はここからさらに冷えるようなので覚悟しておこう。今日も入浴をゆっくり行い、湯たんぽのお世話になろうと思う。


今日は午前中にゾルタン·イストヴァンの書籍の音読を終え、そこからはオンラインゼミナールの次のテーマとして扱う小室直樹氏の『日本人のための宗教原論』をもとに音声ファイルを作っていった。現在扱っている日本的資本主義の全4回のクラスを終えたら、本書をもとに全7回のクラスをかけて宗教の本質について理解していく。改めて書籍を再読してみると、いくつも読み落としていたことやハッとさせられることがあり、自分の学びとしても大いに役立っている。トランスヒューマニズムの探究を始めたことによって、宗教ごとの死生観への関心が高まっていたこともあり、各宗教が死をどのように扱い、天国や地獄をどのように捉えていたのかを学ぶことはとても面白く、そうしたことを知ることによって、特定の宗教を信奉している人がトランスヒューマニズムの思想を理解してもらうための対話の実現においても非常に重要かと思う。今から続きを読み進めていき、今日中に第3章までの音声ファイルを作成しておきたいと思う。フローニンゲン:2023/1/20(金)16:32


9782. 箏の稽古(62):弾き込みの成果が現れた喜び


時刻は午後7時を迎えようとしている。つい今し方夕食を食べ終え、1日の振り返りをしている。今日はとても冷える1日で、今の気温は再びマイナスとなった。今夜はマイナス3度まで気温が冷えるようで、もうその寒さが身に染み始めている。


夕食の前に箏の稽古をした際に、ようやく『糸』の最初から最後まで一度もミスなく弾き切ることができた。1つもミスがないというのは初めてのことであり、これまで弾き込んできた成果が実ったことを実感した。楽譜を一切見ることなく、暗譜した形での演奏だったので尚更それは嬉しいことであった。この成功体験を振り返ってみると、最初は楽譜を見ながらでなければ演奏できなかったところから、徐々に楽譜を見なくても体が覚えている箇所が増えっていったことを思い出す。そこからは特に詰まってしまう箇所を分解して、そこを集中的に練習することによって、まるでペンキを何重にも塗るかのようにして徐々に曲の完成度が高まってきたように思う。これは単語を覚えるときにも知らず知らず自分が採用してきた方法であったと気づく。つまり、覚えたと思った単語はもうさほど繰り返す必要はなく、まだ意味がパッと閃かない単語に絞ってそれに何度も触れることによってその単語をものにしていくプロセスに似ている。ひとたびこうした成功体験が得られると、おそらく2曲目の暗譜の難易度が下がるのではないかと思う。今回得られた成功体験をもとに、そこで採用した方法を次の曲にも適用してみようと思う。その過程の中でさらに良い方法があればそれを取り入れていく。とにかく試行錯誤しながら練習することが重要である。当面は曲を部分部分に分けて、特にミスが出やすい箇所や体が覚えていない箇所に絞って繰り返し練習するようにしてみる。


その他に今日の稽古から得られたことは、『ドラゴンクエスト』の主題曲の演奏中に、最後に9と巾を同時に鳴らし、9は左手のピチカートで、巾は右手でトレモロをする箇所がある。確かにこの箇所においては先生から教えていただいたように、薬指は龍角の外ではなく10の弦においた方が弾きやすいことが体感として分かった。この演奏方法も体に染み込ませるようにして繰り返し練習する中で習得したい。今日の稽古は時間として短かったが、このように発見や次の稽古に向けて意識するべきことが明らかになる充実したものだった。フローニンゲン:2023/1/20(金)19:02

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

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