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9775-9778: フローニンゲンからの便り 2023年1月19日(木)



No.4400 無限の円盤_Infinite Disks


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2135, Invitation to a Morning Dance

I received the invitation to a morning dance.

My soul suddenly started to dance with joy and pleasure.

Groningen; 09:05, 1/19/2023


No.2136, A Sacred Chorale

The entire world is always singing a sacred chorale.

It is omnipresent at any time.

It is for everybody.

Groningen; 12:51, 1/19/2023


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本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9775. 仏教と神道の倫理の探究に向かって

9776. 今朝方の夢

9777. アーユルヴェーダにある「若返り科」/今朝方の夢の続き

9778. 充実したトレーニングを終えて


9775. 仏教と神道の倫理の探究に向かって


時刻は午前7時半を迎えた。朝起きた時にはもう自動でヒーターが入っていて、ヒーターが今も家全体を温めてくれている。再び寒さが戻ってきたフローニンゲン。こうした寒さによって、身体の細胞だけでななく、精神の細胞も刺激され、よりたくましくなって欲しいと思う。今の気温は3度だが、今夜はマイナス2度まで気温が下がるようだ。ただし、幸いにも今日は晴れるようなので、気持ちよくジムに向かうことができるだろう。今日のパーソナルトレーニングもまた楽しみである。


今のところ16時間ファスティングは完全に板についているが、24時間ファスティングには少しずつ体を慣らしていく必要がある。昨日は昼にエネルギーの枯渇感を感じてしまい、正午過ぎに果物を食べた。毎日ずっと24時間ファスティングをしていく体がまだできていないようなので、体の調子を見ながらできるだけ固形物は夕食の時だけ摂るようにしていこうと思う。今日はトレーニングの日なので、正午まで16時間ファスティングを続け、トレーニングに向けてパスタを食べて栄養補給をしておこうと思う。


昨日は、トランスヒューマニズムに関する書籍を2冊ほど音読していた。そこから、ゾルタン·イスタヴァンのジャーナル的な書籍の2冊目の音読を始めた。今日はその書籍にかかりっきりになるだろう。昨日の読書の中で、テクノロジーに関する倫理にせよ、トランスヒューマニズムに関する倫理にせよ、それらについて語られる枠組みは西洋哲学や西洋起源の宗教論理のものが多く、自分が果たすべき役割として自覚し始めているのは、東洋思想の観点からそれらの倫理の問題を取り扱っていくことであることについて考えていた。当面は、仏教と神道の倫理思想を深く学びながら、逐一その観点を通じてテクノロジーとトランスヒューマニズムに関する種々の論理上の問題を考察していきたい。幸いにも、仮にこの秋から神学大学院に進学することができたら、そこでは少なくとも仏教の倫理に関するコースがあるので、それは必ず履修したい。神道の倫理に関しては、それを直接扱うコースはないが、神道を扱うコースの中で、関心を倫理に当てて探究を進めていこうと思う。学びたいこと、実践したいことが山のように、大海のように溢れていることは嬉しい限りだ。フローニンゲン:2023/1/19(木)07:47


9776. 今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えようとしている。遠くの空がダークブルーに変わり始めている。こうした何気ない景色をぼんやりと眺めることもまた、幸福感の醸成を促す。自己の境界線が溶解し、世界そのものと繋がっている感覚がそうした幸福感をもたらすのではないかと思う。


今朝方の夢について振り返っていると、夢の中の自分が深い治癒を体験している感覚があった。そこではビジュアル的に捉えられる夢の場面はなく、まさにコーザルの世界であり、そこで深い治癒が起きている感覚だけがあるような夢の世界にいた。その次に覚えているのは、同じ大学に通っていると述べる後輩と話をしている場面だ。彼はとても真面目な性格で、履修している大学の授業の話を熱心にしてくれた。彼の話は自分にとっても勉強になることが多く、絶えず彼に質問をしながら、色々なことを教えてもらっていた。彼から教えてもらったことは、今後の自分の研究にも活きてくるだろうと思った。


その他に印象に残っているのは、あるリゾートアイランドの旅館に宿泊している場面である。その旅館は大きなスポーツジムが併設されていて、帰りのフライトの時間までジムで体を鍛えようと思った。すると、多くの日本人の集団がジムを占拠していた。どうやら彼らは全員が同じ団体というわけではなく、そこには複数の団体がいることがわかった。彼らはそれぞれグループになって1つのエクササイズを行っていた。私はアブローラーを使って腹筋を鍛えようとしていて、そのスペースを探すのに少し苦労した。結局ジムではトレーニングスペースを見つけることができなかったので、旅館の方に戻った。すると先ほどまでいた応接室がトレーニングするのに最適な場所だと思い、そこでトレーニングをしようと思ったら、荷造りがまだな大きい自分のスーツケースがそこにあり、戻ってきて正解だったと思った。私はもうそのスーツケースのことはすっかり忘れていたのである。さっと荷造りをした後にふと、「そういえば今日のフライトはビジネスクラスだったけ?そうであればスーツケースを無料で預かってもらえるけど、どうだったっけな?」と思った。確かビジネスクラスだっただろうと思ったので、もうスーツケースの件については心配せず、トレーニングを始めることにしたが、フライトの時間まであまり時間がないことがわかり、少しだけトレーニングをしてトイレを済ませて旅館を後にしようと思った。しかし、旅館の中のトイレの場所を探すのに苦労し、見つけたトイレは壁に埋め込まれているものすごく狭いスペースのトイレだった。扉を開け、トイレに入って用を足しながら鍵を閉め、さて今から急いで空港に行かなければならないと思った。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/1/19(木)08:05


9777. アーユルヴェーダにある「若返り科」/今朝方の夢の続き


どこからか鳩の鳴き声が聞こえてくる。それはとても微細な音として耳に届いてきていて、その微細さが耳に心地良く、自分の心の襞を撫でるように深い部分に浸透していく。朝の穏やかさは本当に素晴らしい。


先ほど、批判的実在論の講座の受講生の投稿コメントを読んでいると、とても面白いことを知った。ヨガ教師の受講生の方が、インドの伝承医学であるアーユルヴェーダには、老化は病気という発想に基づいて、外科や内科などと並んで「若返り科(ラサーヤナ)」というものがあるとのことだ。さらにその方のコメントで興味深かったのは、瞑想を通じて非二元と繋がることによって、若返りの効果が得られるという発想から、「エステよりも神」と述べている点が面白かった。科学やテクノロジーを活用するトランスヒューマニズムの発想と霊性学的な発想を組み合わせれば、エステよりも効果のある技術を提示し、それと同時に非二元と繋がることの大切さを訴えかけたいものである。日常において、呼吸をしているということは生きているとのこと証であり、そのことに気づくだけでも、自分は世界そのものと一体化し、自己を超越した存在と共にいる感覚が得られるのだろうと思う。それは究極的な安心感をもたらしてくれる。いずれにせよ、アーユルヴェーダの若返り科の話は大変面白く、この点にも注目して改めて色々と調査をしていきたいと思う。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、そう言えばあのリゾートアイランドにいた夢には続きがあったことを思い出した。宿泊していた旅館を出発し、空港に向かう最中に、せっかくなので海に立ち寄って、遠くにある島の方を眺めた。その時に、遠くにあるその島は大変な火事に見舞われていて、島全体が燃えてきた。それは自然がもたらした脅威だが、それを眺めている自分には不思議と恐怖感はなく、むしろなんとも言えない恍惚的な美しさを感じていた。その気持ちが私をフワリと宙に浮かせた。すると、海岸線は風が強く、コントロールが効かない形で風に流されそうになった。その瞬間は焦ったが、すぐに冷静になると、なんとか体の動きをコントロールすることができ、再び海岸線に足を着けることができた。そして改めて遠くの燃え盛る島をぼんやりと眺めていた。そのような場面があった。フローニンゲン:2023/1/19(木)09:21


9778. 充実したトレーニングを終えて


とても充実したトレーニングを終えて、晴々とした気分で自宅に帰ってきた。今日のフローニンゲンはとても天気が良く、ジムに行く際にも気持ちが高揚していた。そして嬉しいことに、気がつけば日が少し伸びていて、ジムから帰る5時前にはまだ辺りは随分と明るかった。確かに気温は低いが、着実に春に向けて前進しているようだ。もちろんオランダの冬はまだまだ続き、5月半ばまで寒さが残るが、それでも日が伸び始めている様子を見ることができて、全てが着実な変化のプロセスの中にいることを感じれたことは喜ばしいことであった。


さて、今日のパーソナルトレーニングであるが、とても充実した1時間を過ごすことができた。今週の月曜日はジムに行かず、自宅で軽くトレーニングをするぐらいだったので身体が十分な休息を得ていて、トレーナーのエリーザとのトレーニングではよく体が動いた。前回のパーソナルトレーニングでは、胸の筋肉を鍛える際に腕立て伏せが上がらない場面が最後あったり、上腕三頭筋を鍛える際にダンベルが最後上がらない場面もあったりと、身体に疲労が溜まっている感じがあったが、今週はファスティング と月曜日の適度なトレーニングのおかげか、身体の調子がとても良かった。外の空気を吸うことは精神衛生上良いことでもあるので、今後は月曜日にもジムには行くが、そこでのトレーニングは1時間に留め、木曜日のトレーニングはエリーザとのパーソナルトレーニングの1時間に加えて、今日のようにもう30分追加で合計90分間ほど筋力トレーニングをしたい。今の自分の感覚からすると、90分トレーニングを行えれば、全身の筋肉が十分に鍛えられているような感じがする。一方で、それ以上はやり過ぎのような感じがするので、しばらくはそのような配分で1週間のトレーニングを行なっていきたい。それと月曜日のトレーニングで意識することは、エリーザとのトレーニングは上半身を鍛えることに焦点を当てているので、月曜日には下半身を鍛えることをより意識してみたいと思う。自分の筋肉の発達具合からすると、腕や胸などはまだまだ筋肉が弱いが、下半身や腹筋はかなり強いため、月曜日には腕や胸に適度な刺激を入れて木曜日に備え、木曜日には上半身のトレーニングが主になることを考慮して、月曜日には下半身をかなり追い込んで鍛えていこうと思う。


トレーニングの最中にエリーザと雑談していると、彼女も過去に3日間のファスティングをしたことがあるという話で盛り上がった。ちょうど自分も先週から24時間のファスティングを日常に取り入れていたし、これまでも何度もファスティングを行なってきたので、ファスティングの話はついつい興味深く聞いてしまうし、熱を持って話をしてしまう。今日のトレーニングを終えて、やはり筋力トレーニングはいいものだと思う。幸福物質や脳を活性化させる物質が分泌されていることを実感する。筋力トレーニングとトランスヒューマニズムの関係性についても考察を深めていこう。フローニンゲン:2023/1/19(木)17:25

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