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9219-9222: 日本滞在記 2022年10月9日(日)

更新日:2022年10月12日



No.4075 紫の神衣_A Purple Divine Cloth


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1873, Tokyo

Tokyo is the place where I was born.

It is my mother town.

Sunday Tokyo wakes up.

It starts to live with vigor.

Tokyo; 08:08, 10/9/2022

No.1874, Human as a Poetic Creature

A poem continues to follow another.

It is an endless process.

Human is an unceasing poetic creature.

Tokyo; 08:47, 10/9/2022


No.1875, Foreverness

Foreverness exists at the depth of our sincerity.

It always looks after us.

Also, it can navigate our life as it is.

Tokyo; 11:35, 10/9/2022


No.1876, The Fast Speed Society

Our modern society is characterized by fast speed.

We will sometime recollect the importance of taking time.

Ota Memorial Museum of Art ; 12:35, 10/9/2022


No.1877, Locality

Today is my second day to stay in Japan.

I’m amazed at how much locality in this country is secured in a positive and negative sense.

Ota Memorial Museum of Art ; 12:40, 10/9/2022


No.1878, Luminosity

Luminosity is manifest at night in Tokyo.

Everyone is under the sun.

Tokyo; 16:59, 10/9/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9219.【日本滞在記】時差ボケを感じて/今日の計画

9220.【日本滞在記】愛すべき東京

9221.【日本滞在記】美味しい朝食を食べ終えて

9222.【日本滞在記】『君を愛したひとりの僕へ』と『秘密の森の、その向こう』を見て


9219.【日本滞在記】時差ボケを感じて/今日の計画


時刻は午前3時を迎えた。さすがに時差ボケがあるようで、昨日は午後9時半前に就寝したが、深夜12時に一度目を覚まし、そこからベッドで横になるも寝付くことができず、目を瞑って3時間ぐらい経った。午後9時半から深夜までは熟睡できていたし、3時間ぐらい目を瞑ったまま脳を休めていたので起床しても問題ないと思い、先ほど起床した。今日が東京滞在の2日目であり、今日もまた充実した1日になるだろう。


昨日見た『僕が愛したすべての君へ』という映画は大変素晴らしく、映画を見終わってホテルに帰っている最中も色々と考え事をしていた。しかし、具体的に何かについて考えていたというよりも、愛とか死とかについて静かに考えていただけである。そして、老いるとは何かについても漠然と考えを巡らせていた。この作品から考えさせられること、汲み取れることは豊富にあり、今日は姉妹編の『君を愛したひとりの僕へ』を見に再び日本橋TOHOシネマズに足を運ぶ。上映時間は朝の9時半からなので、ホテルは9時頃出発したい。良い席で見たいと思ったので、たった今、オンラインでチケットの購入を済ませておいた。昨日は満席とまではいかないが、ちらほらと客が入っていて、事前に予約をしておいた方が確実に良い席で作品を鑑賞できると思った。映画を見終えたらその足で、明治神宮博物館に足を運び、そこから近くの太田記念美術館に行く。そして今日はもう1本映画を見ようと思っている。それはフランス映画で、『秘密の森の、その向こう』という作品だ。こちらの作品はヒューマントラストシネマ有楽町で上映されており、こちらについてもチケットをオンラインで購入しておこう。今日の計画はそんなところであり、映画を見終えたら、丸善丸の内本店に行って、少し本でも物色しようと思う。東京:2022/10/9(日)03:34


9220.【日本滞在記】愛すべき東京


時刻は午前5時半を迎えた。今、日曜日の東京の朝空に朝焼けが見えている。時を巻き戻すと、午前4時過ぎにホテルの窓から外を眺めた時、東京駅の無人のプラットホームが目に止まった。そこには誰もいないながらも明かりが灯っていて、まるで誰かを待っているようだった。東京駅もいっときばかり寝静まり、そこから人間よりも早く静かに活動を始めているようだった。誰も人間がいない街を眺めると、そこに初めて街という生き物が存在していたと気づく瞬間がある。そして、生き物としての場所が語りかける声が聞こえてくる。場所とは生き物なのだ。そう言えば、同じようなことを昨日の着陸前に考えていた。メガロポリスとしての東京のオフィス街が凛とした佇まいで存在している様子が機内の窓から見えてきて、それもまた1つの大きな生き物のように思えたのだ。そして忘れがちだが、それにも有限な命があるのだ。ふと、地震のことを思ったり、街が何らかの理由で消滅してしまうことを思った。人間と同じく命を持った街。今日もそんな街としての東京を歩き回りたい。


午前5時半の東京は穏やかだ。今日が日曜日ということも手伝っているかもしれない。ここは自分が生まれた街である。自分が生まれたお茶の水の浜田病院はそう遠くない。欧米での生活を始めてから芽生えていた東京そのものに対する嫌悪感のようなものがいつの間にか消え、今は東京を愛おしい存在だと思っている自分がいることに気づく。これは大きな変化である。以前として東京に住む人間の表情や目の冴えなさには否定的であるが、東京そのものを愛せるようになってきたことは自分にとって大きなことである。今日もまた、愛すべき東京に包まれる形で人生の1日を過ごす。東京:2022/10/9(日)05:39


9221.【日本滞在記】美味しい朝食を食べ終えて


つい今し方朝食を摂り終えた。宿泊中の丸の内ホテルの8Fにある洋風レストランの朝食ビュッフェを堪能した。いずれも食材にこだわりがあり、とても美味であった。明日もまた来ようと思う。明日の朝は自重トレーニングをして、筋破壊をさせた後なので、タンパク質を意識的に多めに摂ろうと思う。レストランで案内された席からは、東京駅近くの高層ビル群が望めた。それらを眺めながら、こうしたビルもまた現代アートの一種のような感覚がしていた。同時に、やはり人工物は自然物にどこか及ばないところがあると思ったのも事実である。今回の旅行中には、オランダでの1日に1食だけ多く食べ、朝と昼には果物を少々食べるという食生活ではなく、朝と夜に多めに食べる食生活になりそうだ。日中には観光するために方々を歩き回る必要があり、そのためのエネルギーを蓄えておく必要がある。今回の一時帰国の隠れた目的は、体重を増やし、脂肪をつけることにある。一般的に、多くの人はいかに脂肪を減らし、体重を落とすことに懸命になっているかもしれないが、自分の場合は真逆である。脂肪をつけ、体重を増やすことによって、自重トレーニングによって体を今よりも大きくすることができるだろう。もちろん、体を単に大きくすることはほとんど意味がなく、自分の場合は、武術をするための最適な体作りを志向していて、その実現にはもう少し体重があった方がいいと判断している。今回の旅行を通じて、心配しなくても1日に2回、朝夕としっかり食べれば自然と体重は増えるだろう。東京:2022/10/9(日)07:47


9222.【日本滞在記】『君を愛したひとりの僕へ』と『秘密の森の、その向こう』を見て


時刻は午後7時半を迎えた。東京滞在2日目の観光を終えてホテルに戻ってきた。今日はまず最初に、日本橋TOHOシネマズに足を運び、『君を愛したひとりの僕へ』を鑑賞した。昨日の『僕が愛したすべての君へ』の続きとしてこちらの作品を見ると、両方の作品についての理解が深まった。本作も非常に考えさせられることが多々あり、原作の小説の方も読んでみたくなったほどである。この映画についてはじっくり時間を掛けて内容を咀嚼し、自分の思索を深めていこうと思う。良き映画は自分の実存性と霊性を涵養する素晴らしい教材となる。映画館を後にした後に向かったのは、明治神宮博物館である。明治神宮はいまだかつて訪れたことがなく、鳥居を潜るとそこには都会の神社とは思えないほどの静寂さと荘厳さがあった。肝心の博物館であるが、会館していたのだが現金しか扱うことができないらしく、その直前にスイカをチャージして全ての現金を使ってしまっていたので、引き返して太田記念美術館に向かった。道中、そこでも現金しか受け付けてもらえない可能性があったので、ATMで現金を下ろした。結果的にそれは正解であり、太田記念美術館も現金しか扱っていなかったので助かった。現在企画展として、クルマ·船·鉄道といった運搬手段を取り上げた浮世絵がたくさん飾られていて、当時の時代の物流·交通の歴史を学ぶことができた。作品を鑑賞しながら、運搬技術というテクノロジーも時代と共に変化し、今は情報を運搬するという意味でのインターネット技術が隆盛を極めている。芸術作品からもテクノロジー哲学について考えを深めていくことができる優れた体験をさせてもらったように思う。太田記念美術館を出発して向かったのは、ヒューマントラストシネマ有楽町であり、そこで『秘密の森の、その向こう』という作品を見た。実に静謐な感動が起こる傑作であった。この映画の核となる人物は、娘、母親、祖母という3人の女性だが、自分と父、そして祖父との関係に置き換えてみたときに、自分は何を感じるだろうかと考えた。母と娘の関係と、父と息子の関係は、性質を随分異にするだろうが、自然と父と同じ年齢で出会っていたらどのような対話がそこに実現するのだろうかと考えた。3世代を繋ぐ喪失と癒しの物語に胸を打たれながら、この作品もまた色々なことを考えさせてくれる秀作であった。それでは今から入浴し、今日もよく歩いたので、今日も早めに寝よう。いよいよ明日から秋田だ。東京:2022/10/9(日)19:45

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