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8291-8296: バルト三国からの便り 2022年4月28日(木)



No.3586 リガの思い出_A Memory of Riga


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1481, The Morning Glow

The morning glow at this moment is breathtakingly beautiful.

It symbolizes the fulfillment of the trip to Baltic countries this time.

Tallinn; 06:53, 4/28/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8291.【バルト三国旅行記】タリン出発の朝に

8292.【バルト三国旅行記】時間感覚の変容/旅の最後の朝に見た夢

8293.【バルト三国旅行記】2つの記録/Alex Salaueuの原画を眺めて

8294.【バルト三国旅行記】アートと投資/カリアティードについて

8295.【バルト三国旅行記】アムステルダムに向かう機内での素晴らしき出会い

8296.【バルト三国旅行記】混雑した列車の中での振り返り


8291.【バルト三国旅行記】タリン出発の朝に


時刻は午前6時を迎えた。今、雲ひとつない朝の空を眺めていて、朝焼けと朝日を拝んでいる。タリンを出発する日の朝にもこうした祝福的な光景を目の当たりにすることができてとても嬉しく思う。


振り返ってみると、今回のバルト三国旅行は、当初予定していたよりも格段に充実したものだった。次々と人や事物との幸運な出会いがあり、それが今回の旅を充実したものにしてくれていた。まさに至福な時間を味わうことができた旅であった。


今回の旅を通じて得られたことをフローニンゲンに持ち帰り、ゆっくりとそれを咀嚼していきたい。おそらく旅で得られたことを持ち帰るというよりも、旅で自分の内側に流れ込んできたものを、いやすでに自分の内側に体現化されたものをさらに体現化させていく試みに従事することが重要だと言えるのかもしれない。


旅は治癒と変容の触媒として色々なものを私たちに与えてくれる。旅の最中でそれらはすでに私たちの一部となり始め、あとはその治癒や変容の作用を大きく紐解けばいいのである。


今夜からフローニンゲンに戻るが、そうしたことをこれから時間をかけて行っていこう。ちょうど今夜からはファスティングを行う。毎回旅に出かける都度ファスティングを行っていて、それは今回の旅も例外ではない。ファスティングに向けて、今朝はホテルで野菜と果物を中心とした軽めの朝食にしようと思う。


今滞在しているホテルの野菜や果物は実に美味である。今日もまた午前9時頃から最後の朝食を味わいにレストランに降りていこう。


幸いにも今日のフライトもゆったりとしているので、ギリギリまでホテルでゆっくりすることができる。フライトは13:10、搭乗時間は12:40であり、ホテルから空港まではバスで15分程度なので、ホテルをチェックアウトするのは10時半過ぎとし、10:55のバスに乗って空港に向かう。そこからセキュリティーを速やかに抜け、いつものように空港のラウンジでゆっくりしたい。


すでにアムステルダム空港からフローニンゲンまでの列車の時間を調べているで、あとはタリン国際空港とヘルシンキ国際空港のラウンジの場所を調べておこうと思う。後者についてはこれまで何度もお世話になっているが、前者については今回初めて利用することになる。


さて、タリン国際空港はどのような雰囲気であり、空港ラウンジはどのような場所だろうか。最後の最後まで好奇心を掻き立ててくれるのが旅の醍醐味の1つであることを改めて思う。タリン:2022/4/28(木)06:19


8292.【バルト三国旅行記】時間感覚の変容/旅の最後の朝に見た夢


朝日の輝きをじっと眺めていると、朝日の温かさはそっくりそのまま今回の旅の温かさのように感じられた。


今回の旅は、4月末であるにもかかわらず、物理的には寒さを感じられたが、心が温まる場面が多かった。いや、精神は常に高揚していて、その熱を感じていたと言えるかもしれない。そうした感覚に加えて、今回の旅は意外と長く感じられたことも印象に残っている。


充実した時間を過ごしていると、時があっという間に過ぎ去ることよくあるが、今回はその逆のことが起きているようだった。こうした時間感覚は、実はフローニンゲンにいる時から感じ始めていることであり、時の進行がゆったりとしたものに感じられ始めている自分がいる。これもまた自分の内側の何かしらの変化の現れだろうか。


時がゆっくりと感じられるというのは、一体どのようなことを意味しているのだろうか。それについてもまた考えを巡らせてみたい。


いずれにせよ、今の自分は緩やかに進行する時と足並みを揃えてゆっくり前進していけばいいのである。前進しようと思って前進するのではなく、時に身を任せ、時と存在が一体化した形で、進むべき方向にしかるべき速度で進んでいけばいいだけである。


バルト三国旅行の最後の朝となる今朝は、小さな夢を見ていた。1つ覚えていることとして、ある日本人の知人の研究者と郊外の道で話をしていたことである。


道で偶然にその方と出会い、その方は最近論文集を出版したとのことだった。実は、その論文集はもうすでに購入していて、ざっとではあるが初読を済ませていた。


すると、見知らぬ若い男性が私たちの方にやって来て、会話に加わって来た。どうやらその人は知人の方の研究に関心があるようだった。そして、どんな文献から読んでいけばいいかを知人に尋ねたので、私はすぐにカバンから、知人が最近出版した論文集を取り出した。


それをその若い男性に見せると、その男性はあまり論文の類を読まないのか、少したじろいでいた。それを察した知人の方は、いきなり論文集から読むというのはハードルが高いと笑い、彼が過去に出版した一般書を勧めていた。そのようなやり取りをしていたのを覚えている。


この場面の後に、小中高時代のある女性友達(SS)が出て来て、彼女が一人暮らししている小さなアパートが近くにあるとのことだったので、そこに立ち寄らせてもらい、少し休憩をすることになった。


彼女としばらく話をした後、彼女は仕事があるとのことだったので、それに合わせて私も彼女の家を出発した。すると、道端で偶然に、日本の格闘技界で有名な兄弟のうちの兄の方と鉢合わせし、彼と立ち話をした。


彼はどうやら格闘技界を離れて、ビジネスコンサルティングの世界に飛び込もうとしているようであった。実際に転職活動を始めているらしく、外資系のコンサルティング会社を志望していて、アメリカの政府関係の重要な案件に携わることを考えているらしかった。


格闘技をしている彼しか知らなかったのだが、話を聞いてみると、彼ならひょっとしたら外資系コンサルティング会社に転職できるかもしれないと思った。それ相応の知性が彼にはあり、また格闘技界でチャンピオンになったという経歴もまたユニークなものとして映るのではないかと思ったのである。タリン:2022/4/28(木)06:44


8293.【バルト三国旅行記】2つの記録/Alex Salaueuの原画を眺めて


まるでおとぎの国いるかのよう形容されるエストニアのタリンをこれから出発しようとしている。ホテルのチェックアウトを10時半前に行い、予定よりも1本早いバスで空港にやって来た。


空港に到着してみて驚いたのだが、タリン国際空港はバルト三国でも大きなハブ空港のはずなのだが、人がほとんどいない状況だった。時間としても11時であり、コロナも落ち着いているのにもかかわらず、この閑散とした状態はどういうことなのだろうと思った。


一番驚いたのは、生まれて初めてセキュリティーを最初から最後まで1人で抜けたことである。誰1人としてセキュリティーを待っている人がいないというのは見たことがなく、自分がセキュリティーを抜けるまでの時間においても、誰も自分のあとに続く人がいなかったことは初めてのことである。


今、セキュリティーを抜けてすぐのところにあるビジネスラウンジにいるのだが、ここでもビジネスマンが1人いるだけで、ラウンジ内は静まり返っている。自分にとっては、人がほとんどおらず、混雑していないというのは何よりであり、とても嬉しいことなのだが、それにしても平日のこの時間帯にこれほどまでに人が少ないというのは初めての体験である。


ここから後1時間半ぐらいラウンジでくつろいで、ヘルシンキ空港に向かう。タリンとヘルシンキは、ヘルシンキ湾を隔てただけの距離なので、一応フライト時間は30分と表示されているが、実際に空を飛んでいる時間はもっと短いはずである。タリン 空港の閑散とした状態も記録的であるが、タリンからヘルシンキに向かうフライト時間の短さも自分にとっては記録的となるだろう。


今、昨日購入したベラルーシの画家Alex Salaueu(1926-2021)の原画を眺めている。眺めていると言っても、梱包を紐解き、箱から出しているわけではなく、ビニールと箱に包まれた状態から眺めている。実物を見なくても、何か透視される形で昨日見た原画の絵柄が思い出される。


Salaueu氏は、昨年94歳という歳でお亡くなりになられた。彼は最後まで画家として活動を続け、93歳の頃のマスタークラスの動画を昨日ギャラリーで見せてもらった。


ギャラリーのディレクター曰く、Salaueu氏は人柄としても大変素晴らしいものをお持ちだったそうだ。それは彼の絵に具現化されていて、自分はそうした点もまたSalaueu氏の作品に魅力を感じたのだと思う。


Salaueu氏の哲学的な側面、そして神話を大切にしたという霊性観もまた注目と敬意に値する点であり、フローニンゲンに戻ってからは、購入した原画を毎日眺めることを通じて、Salaueu氏の霊性に刺激と養分をいただきたい。


Salaueu氏はベラルーシの生まれであり、彼の作品は世界のいくつかの美術館に所蔵されているが、おそらく母国のベラルーシの国立美術館に一番所蔵されているのではないかと思う。今はウクライナ情勢のため、ベラルーシに行くことはすぐには叶わないかもしれないが、欧州にいる間にベラルーシを訪れ、Salaueu氏の作品が所蔵されている美術館に足を運びたいと思う。Business Lounge@タリン国際空港:2022/4/28(木)11:30


8294.【バルト三国旅行記】アートと投資/カリアティードについて


ラウンジで寛げる時間がまだ十分にあるので、タリンの楽器屋で購入した楽譜のうち、ウルマス·シサスクの楽譜を参考にして、曲の原型モデルを作ろうかと思う。


昨日訪れたアートギャラリーのArtSTACのオーナーとの会話をふと思い出した。Alex Salaueu氏の作品はオークションではほとんど出回ることがないらしく、美術館も個人の所有者も手放したくないという思いが強いそうだ。その点に加えて、Salaueu氏は昨年お亡くなりになられたとこから、ここから彼の作品の価値は高騰していくだろうという話を聞いた。


昨日購入した原画も、ひょっとしたら10年後には今の10倍ぐらいの値打ちがすることも考えられると聞いた。自分は決して投資目的で絵画作品を所有しているわけではないが、そうした目的を否定することはできず、アート市場が流動性を持ちながら発展していくためにはそうした投資の側面も重要になるだろう。


現在、フローニンゲンの自宅に保有している作品と合わせると、絵画作品はこれで4点目になった。そのうちの3点が原画であり、どれも1点ものの貴重な作品である。


今は自分だけがそれらの作品を鑑賞して、そこから癒しと成長に必要な養分を得ているが、いつか美術館に貸し出すことをしてもいいかもしれないと思った。このあたり、個人が所有している原画を貸し出す仕組みはどのようになっているのだろうか。今度芸術関係の知人に聞いてみたいと思う。


今日はフローニンゲンの自宅に午後8時半ぐらいに到着するので、原画の梱包を解くのは明日の朝になるだろうか。実はギャラリーのディレクターとオーナーに許可を得て、ギャラリーの様子についても昨日動画で撮影していた。


今回の旅で、GoProという撮影機器は本当に大活躍であった。明日の朝もせっかくなので、GoProで原画を撮影し、どのような作品を所有することになったのか紹介をしたいと思う。


作品のタイトルである「カリアティード」について調べていると、色々と興味深いことがわかった。昨日の日記で書き留めていたように、今から2年前の夏にアテネを訪れた際に足を運んだアクロポリスの丘のエレクティオン神殿には、6体のカリアティードがある。


さすがにその数までは覚えていなかったが、確かに自分はあの日、それらのカリアティードを仰ぎ見ていたという記憶と感覚がある。それから2年が経ち、まさかこのような形でカリアティードと再会することになるとは思ってもいなかったことである。


さて、改めてSalaueu氏の作品がどこで見られるかと調べてみたところ、ベラルーシにおいてはヴィテブスクという街にある“The Vitebsk Art Museum”で作品が見られるそうだ。


2010年に、Salaueu氏がこの美術館に35点の作品を寄付したとのことであり、いつかこの美術館に足を運びたい。ヴィテブスクという街は、シャガールが生まれた街でもあり、シャガールはSalaueu氏に大きな影響を与えた画家でもある。これまでベラルーシとは縁がなかったが、今回ArtSTACというギャラリーでSalaueu氏と出会ったことにより、ベラルーシという国が一気に近いものとして感じられ、親近感が増している。Business Lounge@タリン国際空港:2022/4/28(木)11:57


8295.【バルト三国旅行記】アムステルダムに向かう機内での素晴らしき出会い


時刻は午後6時半を迎えようとしている。先ほどアムステルダムのスキポール空港に到着した。


アムテルダムの空港が混雑しているとの情報がヘルシンキにいる時に入り、搭乗は予定通りだったが、出発は30分遅れた。それに伴った当初乗る予定の列車よりも1本遅い列車に乗ってフローニンゲンに帰る。


ヘルシンキ空港を出発する際に、なんと雪がチラついていた。4月も終わりを迎えようとしているにもかかわらず、まさか雪を拝むことになるとは思ってもみなかった。


実は、ヘルシンキからアムステルダムに来るフライトでは素晴らしい出会いがあった。機内に搭乗し、自分の席に向かったところ、自分が座る通路側の席の横の窓際の席に1人の若い男性が座っていた。私はてっきりオランダ人かと思ったが、その男性はフィンランド人であることがすぐにわかった。


彼はとても親切に、私が席にやって来ると声を掛けてくれ、スーツケースと絵画作品を棚に上げる際に手伝ってくれたのだ。結局絵画作品は棚には入らず、足元に置くことになったのだが、その時のやり取りが彼との出会いである。


彼の名前はEeti(エエティ)と言い、最初私は少し彼と会話を交わす程度だろうと思ったが、結局2時間ほどのフライトの間、ずっと休むことなく話し続けていた。まずはお互いの簡単な自己紹介から始まり、そこからはお互いの国の見どころについて話をした。


自分はすでにフィンランドには何度も足を運んでいるので、その話をすると、エエティは嬉しそうにしていた。そこからは、私の知らないお勧めのスポットをいくつも教えてくれた。


彼の話の中で印象に残っているのは、フィンランドにはコテージ文化があるらしく、大抵誰でもコテージを田舎に持っているそうだった。エエティの両親が所有しているコテージを見せてもらったり、彼の彼女の両親が持っているコテージを見せてくれた。コテージは何も金持ちの特権ではなく、一般市民でも大抵がコテージを所有しているとのことだった。


その他にも、フィンランドはオランダまでとは言わないが、高い山がなく、一番高い山でも1300mほどのものであり、しかもそうした山々は特定の地域にしかないらしい。そしてそうした場所は大抵、スキーのメッカになっているそうだった。ハイキングをするのにお勧めの場所や、将来自分が仮にフィランドに移住するに際しての居住地についても色々とエエティに相談に乗ってもらった。


自然と文化の双方を好むのであれば、ヘルシンキ郊外はもちろんお勧めの場所らしく、自分が以前訪れたトゥルクやフィンランド第2の都市タンペレも魅力的な居住地とのことだった。エエティ自身は、フィンランドの中部の学生都市に住んでいるとのことだった。


彼が生まれ育った町であり、彼の両親が住んでいるラウマ(Rauma)という町にも興味を持った。そこは人口はわずか4万人とのことであり、自分の地元の山口県光市と同じぐらいの人口である。ラウマの町も海に面していて、エエティも海が好きとのことだった。


そこからはヨーロッパで過去に訪れた場所の中でどこが印象に残っているかの話となり、エエティにクロアチアのスプリット(Split)という町を紹介してもらった。


エエティはまだ大学生とのことだったが、随分としっかりしていたことが印象的である。このあたりはフィンランドの教育の力だろうか。


エエティの話の中で一番関心を持って色々と質問していたのは、フィンランドのミリタリートレーニングに関する話である。エエティ自身はミリタリートレーニングにかなり熱心に従事していたらしく、気づけば地位も高くなっていたそうだった。


彼は陸軍に所属していて、1年間のトレーニングの話を含め、フィンランドの軍事·政治関係の話をフィンランド人のエエティから根掘り葉掘り色々と聞けたことはとても有り難かった。エエティとは結局、空港駅のプラットホームのところまで話し続けた。


彼は彼女が待つナイメーヘンに向かうプラットホームに向かい、自分はフローニンゲンに向かうプラットホームに向かった。エエティとは最後に固い握手を交わし、機内ではすでに連絡先を交換していたので、彼とはいつかどこかでまた再会するかもしれない。スキポール空港の列車のチケットの前のベンチ:2022/4/28(木)18:51


8296.【バルト三国旅行記】混雑した列車の中での振り返り


あと10分少々でフローニンゲンに向かう列車がやって来る。今日のオランダは天気が良く、エストニアに比べて気温が少し高いのが嬉しい限りだ。また、もう日が長くなっていることもあり、9時半前に自宅に到着する頃も真っ暗ではないのではないかと思う。


さて、もう少し日記を書き留めたら、チケット売り場の前のベンチを離れ、プラットホームに降りて行こうと思う。


それにしても機内でのエエティとの出会いは運命的なものであり、こうした出会いこそ良縁というのだろうと思った。彼はとても気さくで親切であり、またとても知的でもあり、人間的な魅力に溢れていた。ミリタリーで最終的には高いポジションにいたことも頷ける。


たった今、フローニンゲンに向かう列車に乗ったのだが、あまりの混み具合に驚いた。1等車両でさえ満席状態であり、かろうじて1等車両の6人掛けの静かな個室の1席に腰掛けることができた。それ以外の席はもう全く空いていなかった。


アムステルダム空港からフローニンゲンに向かう列車は、特に夜の時間帯は混みやすいことをこれまでの経験から知っていたが、まさかこれほどまで混んでいるとは思いもしなかった。おそらく2等車両であれば座れないことはおろか、立っている人もかなりいるのではないかと思う。


フローニンゲンに直行する列車は1時間に1本なので、そうしたこともこの列車を混雑させている要因なのではないかと思う。いずれにせよ、無事に座れて良かった。立つことになっていれば、この日記を綴れていなかったであろうから。


おそらく終点のフローニンゲンまでこの状態が続くとは考えられず、途中駅のどこかで混雑が解消されることを期待する。今、アムステルダム南駅に到着し、ここで少し人が下車するようである。


幸いにも人が随分降りたので、1等車両に関してはほぼ全員が座れる状態になった。6人掛けの席にはテーブルがないので、空いている席に移ってきた。


今日はフライトの時間そのものは合計して3時間にも満たないので短いのだが、乗り換えがあったこともあり、旅の疲れを癒すべく、今日は早めに就寝しようと思う。本格的な荷解きは明日で良く、帰ったらすぐに浴槽に湯を張って、入浴後速やかに就寝したいと思う。今日はぐっすり眠れるだろう。


さて、エエティとの会話を改めて思い出してみると、ミリタリーに関する話の中で、フィランドの男性は基本的に、高校卒業前に最寄りの大きな都市の市民ホールに集められて、陸軍、海軍、空軍のそれぞれの話を聞いて、所属する場所を選ぶのだそうだ。基本的にその希望が通るとのことであるが、通らないこともあるということを聞いた。


男子は半年間は強制でいずれかの部隊に所属し、もう半年伸ばすことによって経験を積むことができるとのことだった。ミリタリーの経験は履歴書に書いてアピールできるという点も面白く思った。ミリタリーの経験がアピールポイントになるのはアメリカと似ていると言えるだろうか。


1つ知らなかったこととしては、ミリタリーに奉仕する代わりに、図書館や学校などで働く形で、公共市民サービスへの奉仕でミリタリーで働くことを代替できるそうだ。その他にもエエティとは日本のアニメの話で大盛り上がりし、自分がここ最近見て面白いと思ったアニメはエエティも全て見ているようだった。


今、再び途中駅に到着したのだが、ここでも人が多く乗ってきて、再び1等車両でも立つ人が出てきた。今日は金曜日でもなく木曜日の平日なのだが、この混雑はどうしたことだろうか。フローニンゲンに向かう列車の中:2022/4/28(木)19:38

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