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8033-8040: フローニンゲンからの便り 2022年3月18日(金)



No.3409 神のアンモナイト_An Ammonite of the God


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1358, A Bird Song

Little birds are singing a mellifluous song right now.

The song invites me to the state of nirvana.

I just want to say thank you to the song and birds.

Groningen; 08:49, 3/18/2022

No.1359, Sangha

I seek for a sangha so that I can share my knowledge and skills with someone else.

My soul wants collaborative learning and practice.

Groningen; 16:14, 3/18/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8033. 清澄な朝に佇んで

8034. 今朝方の夢

8035. 即興的な発話能力の涵養を実感して

8036. 太陽の恵み/夢が示唆する相互語形的な滋養の授受

8037. 神道や仏教のエコロジー思想への関心

8038. TOEFL対策の仕上がり具合い

8039. ジークンドートレーニング82:動画の撮影を行って

8040. エコロジーと死生観に関する神道研究に向けて


8033. 清澄な朝に佇んで


時刻は午前6時を迎えた。目覚めた時に、どこからともなく小鳥の鳴き声が聞こえてきた。それはとても美しく、透き通った鳴き声であり、朝の静かな世界に響き渡っていた。数羽の小鳥たちの鳴き声は、世界と自分の深みに優しく沁み行っていくような感覚があった。


時刻はまだ6時を迎えたばかりだが、空がうっすらと明るくなり始めている。日の出も随分と早くなったものだ。ちょうど来週の日曜日にはサマータイムが始まるのも頷ける。


天気予報を確認すると、今日は雲ひとつない快晴に恵まれるようだ。嬉しいことに、ここからの1週間は快晴続きである。今日と明日の最低気温は1度とまだ低いが、明々後日には最高気温が17度近くなるとのことなので随分と暖かさを感じられるのではないかと思う。


この家に引っ越して来たのは、昨年の3月末だった。あれから1年経ち、これからこの家での2年目の生活が始まる。


とても静かで快適な住環境がここにあり、それは自分の探究や創作活動を含めた実践の後押しをしてくれている。それに感謝をしながら2年目も充実した形で生活をしたいと思う。そうすれば、自ずと何かが開かれてくるはずだ。


2年目の生活が終わる頃には、2023年の夏から再びアメリカに戻るのかどうかがわかっているはずだ。神学大学院での研究に向けて、今は1つ1つのことを丁寧に取り組んでいこうと思う。その積み重ねで何かが静かに開かれてくればと思う。


今続々と書籍が届けられていて、書斎の机の上には本が積読状態になっている。この机は結構大きいのだが、それでも書籍の山が四方にできている。


1つ嬉しいのは、新品の書籍のなんとも言えない良い香りが漂っていることである。今もそれを呼吸を通じて味わうことができている。新品の書籍が発する良い香りは昔から好きであり、それは今も変わらない。


書籍の香りと本の内容に関する記憶はセットになって結びついていることもよくある。五感を通じて学習や実践を行うこと。それがここにも体現されている。


TOEFLの試験本番がいよいよ来週の土曜日に控えている。ちょうど来週の金曜日の朝に自宅を出発し、昼前にアムステルダム国立美術館に行って芸術作品の鑑賞を楽しむ。以前この美術館を訪れたのはもう7年前になるので、どのような作品が所蔵されているのか忘れてしまっている。


当時は美術館のガイドブックを購入していなかったので、今回それが売られていればせっかくなので購入しよう。神道関係の所蔵品があるかどうかについても意識をしておきたいと思う。美術館での鑑賞を楽しんだ後、TOEFLの試験会場近くにあるホテルに行き、前泊する形で万全の状態で試験に臨めたらと思う。フローニンゲン:2022/3/18(金)06:34


8034. 今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎え、起床時と同じく、小鳥たちが澄み渡る鳴き声を上げている。朝日が昇り始めたので書斎の窓のカーテンを開けてみると、以前から気づいていたが、庭に植えられている梅の木に目が向かった。気がついた時にはもう梅の花が随分と咲いていて、そのほのかなピンク色に癒しを得ている。


今も書斎から顔を横に向ければ、窓の外に梅の花が見える。淡く輝くピンク色の桃の花。それを眺めると春の訪れを感じるし、生命の躍動と流転を感じる。


自分もまた躍動し、流転する存在である。今年の春、いや春でなくてもいいので、ゆっくりとだが着実に自分の小さな花を咲かせたいものである。


今朝方はいくつか夢を見ていたので、それらについていつものように振り返っておきたい。夢の中で私は、地元の市民体育館にいた。


私は中学校のバスケ部に所属していて、全国大会の出場をかけた大会に出場していた。うちのチームが全国大会に出られるなどとは夢にも思っていなかったが、気がつけば、あれよあれよという間に勝ち進み、いつの間にか決勝戦に出場することになっていた。これは自分でも予想していなかったことであり、チームメイトもまたそのようだった。


順調に勝ち進み、1日に数試合こなす形で進んでいくものだから、もう着れるユニホームがなくなっていた。なので、私は母に携帯で電話をし、応援がてら新しいユニホームを持ってきてくれないかとお願いした。


すると母はまず自分たちのチームが決勝に進出したことに驚いており、それに対しておめでとうという言葉を掛けてくれた。そして、幸いにもユニホームを持ってきてくれるとのことだったので、これで気分良く新しいユニホームで決勝戦に臨めると思った。そこで夢の場面が変わった。


次の夢の場面では、私は引っ越しをしていた。如何せん学術書が山のように増えていたので、今回の引っ越しは以前よりも書籍の数が多く、段ボールの数も必然的に増えていた。


私は住む国を変えて、心機一転新しい生活を始めるようだった。引っ越し業者の仕事はとても的確かつ迅速であり、気がつけばもう新しい家の部屋の中にダンボールが搬入されていた。1室が書籍だけが入ったダンボールで埋め尽くされてしまうほどだったが、それはそれで爽快な眺めだった。


今日は段ボールを開けることをせず、ゆっくりしようと思っていたら、小中高時代の親友(HO)がやって来て、突然段ボールを開け始めた。どうやら彼は何か読みたい本があったようなので、最後に搬入された段ボールだけなら別に開けてもいいだろうと思い、ちょうど彼がその段ボールを開けたので、彼に好きな本を選んでもらう形で今日はもう荷物の荷ほどきをするのはやめにしようと思った。そのような夢を見ていた。


この夢に関していえば、新天地での生活は確かに今の自分の頭の片隅の中にある。仮に望み通りになれば、来年の夏からは再びアメリカで生活をすることになるだろう。


ちょうど昨日、書斎のある2階で読書をしている時、書斎が本の山になっていることに気づき、引っ越しの際にはアメリカに持っていく本は随分と多そうだなと想像してしまった。


1つ1つの本には思い出があり、それを携えて新たな場所で生活ができることを祈りながら、今ここを大切にしながらこの土地での日々の生活を大事にしたい。フローニンゲン:2022/3/18(金)06:51


8035. 即興的な発話能力の涵養を実感して


小鳥の鳴き声が涅槃の意識状態に誘ってくれる。そんなことを思う朝である。


時刻は午前9時を迎えようとしていて、今、朝日が燦々と輝き始めた。この季節の朝日はとても優しく、地上をそっと撫でることを得意としているようなのだ。自分もまた朝日に全身が撫でられ、それによって自分の全細胞が喜び、歓喜の歌を歌い始める。


先ほど、TOEFLのスピーキング対策がてら、independent taskの問題を2問ほど解いてみたところ、問題文が読み上げられてからの準備時間が全くないような状態でも、45秒の回答時間の中で即興的に満足のいく回答ができるようになってきている。


TOEFLのスピーキングのお題は、普段あまり考えないようなことなので、日本語においても話すことが実は難しいものがあるぐらいだが、この1ヶ月間、毎日鍛錬を積むことによって、日本語と変わらない程度にどんなお題に対しても即興的に話し続けることができるようになっている。これは大きな進歩かと思う。


ここから試験本番までまだ時間があるので、過去の自分の回答例を音読することに加え、もう回答の準備時間を使わない形で、お題を見てすぐに話し始めるトレーニングをしていこうかと思う。


independent taskに関しては150問以上の問題に回答して来ており、新しく問題を追加してもいいが、これくらいの量の問題を解くと、お題もネタ切れになっているぐらいなので、過去に回答した問題に対して、その時の回答例を音読するだけではなく、むしろそれよりも先に、再度その問題に対して即興的に話すことを鍛錬してみようかと思う。


これによって、問題に対する反射能力がさらに高まり、即興的に淀みなく話す力もさらに高まるはずだ。回答時間は気にせず、とにかく45秒間、具体例や自分の考えを含めて、話し続ける力をより磨いていこう。


マーシャルアーツのトレーニングを通じて感じているのは、1週間あればそれなりの進歩は必ず見られることである。それをミクロな成長という。このミクロな成長を、TOEFLの試験本番までの1週間で実現させていきたいと思う。


それでは今から、集中力を持って、リスニングの問題を2題ほど解きたいと思う。全体感を把握することに努め、同時に細部の情報についてもできるだけ拾って行こうと思う。この時、全体感も細部も、問題でよく聞かれるパターンを想定して捉えていくようにする。


とりわけ細部に関しては、やたらめったら細部を理解しようとすると、それは全体感の理解の妨げになってしまったり、逆に他の重要な細部を聞き逃したりするので注意が必要だ。フローニンゲン:2022/3/18(金)09:00


8036. 太陽の恵み/夢が示唆する相互語形的な滋養の授受


魂を心底寛がせてくれる穏やかな雰囲気が辺りを包んでいる。そんな中、つい今し方、朝日を浴びながら動的ストレッチとジークンドーのトレーニングを少しばかり行った。


晴れの日の朝は薄着になって、太陽の光を浴びながら体を動かすことが習慣になっていて、これは実に心身に良い影響を与えている。全身の細胞は日光を求めていて、日光を浴びることによって活性化する。


ひょっとしたら心の中にも存在している無数の細胞たちも日光によって活性化されるのかもしれない。ここ最近の自分の精神を眺めていると、思考を司る細胞たちも活性化しているのがわかる。


この時間帯になって、今朝方の夢の続きについて書き留めておこうと思った。最後に見ていた夢の場面は空港だった。厳密には、空港からバスに乗って搭乗予定の飛行機に乗ろうとしていた。


これまでの旅行でも、時折空港のゲートからシャトルバスに乗って飛行機に移動することがある。夢の中のバスはそのようなシャトルバスではなく、観光用の大きなバスだった。


バスに乗り込むと、運転席のすぐ後ろに係員の女性が座っていて、Eチケットとパスポートの提示を求められた。私はスマホからEチケットを提示し、パスポートを手渡しした。そこでは何の問題もなかったので、すぐさま空いている席に座ろうと思った。


すると、すでに何人かの客たちがバスの後ろの方の席を陣取っていたので、私は真ん中あたりの席に座ろうとした。すると、1人の子供のような男性が手に光る物を持っていた。何かと思ったら、それはスプーンだった。


よくよくそのスプーンを見ると、見たことがあるような物だったので驚いた。それは確かに自分が今回の旅行で持参したスプーンだったのだ。


私はそれを自分のスーツケースに入れていたので、その男性が手に持っていたことを驚いた。スプーン曲げならぬスプーン隠しないしはスプーン移動である。


スプーンが一瞬にして彼の手元に移動していることに驚きながらも、それは間違いなく自分のスプーンだったので、そのスプーンを返してもらうようにその男性に述べた。すると、その男性は子供のような無邪気な笑顔を浮かべながら、何も言わずにすぐにスプーンを返してくれた。そのような夢を見ていた。


この夢が示唆することはなんだろうか。とりわけスプーンのシンボルが暗示するものが興味深い。


そこでドリームディクショナリーを調べてみたところ、スプーンは滋養を与えることと受け取ることの相互関係を示すようだ。なるほど、今の自分はまず健康的な食事や太陽から多大な滋養を得ている。また、マーシャルアーツの鍛錬や神道に関する研究からも肉体的·精神的な滋養を得ていると言える。


それでは滋養を与えることについてはどうだろう。おそらく、この日記を含めた表現活動全般が、世界に対して返礼として滋養をもたらす行為なのだと思う。


ここ最近は、そうした相互語形的な滋養の授受が深い次元で実現されている。それに対しても、自分としてはただただ感謝するばかりである。そうした感謝の念が、さらに深い相互互恵関係を育んでくれるのだと思う。フローニンゲン:2022/3/18(金)10:24


8037. 神道や仏教のエコロジー思想への関心


時刻は正午を迎え、今、2匹の黒猫が太陽の光の下に戯れ合っている。彼らは最近よく見かける猫だ。いつも晴れの日は元気一杯に駆け巡っていて、仲良く戯れ合っている姿はこちらを微笑ませてくれる。


今日は午前中に、神道関係の書籍を読み進めていた。この世界の多様性の確保·涵養という観点での日本の伝統の保持と再発見を目指した研究と実践に従事していくこと。それは右翼的でも左翼的でもなく、中庸的な保守の思想での研究と実践である。


日本の伝統とは一体どのようなものであり、そこに脈々と受け継がれて来た日本固有の精神性とは何か。日本に固有の精神性と他国の宗教に見られる思想との共通点もまた探っていきたい。


そのようなことを考えながら、神道が持つアニミズム的特性とエコロジーの問題について何か考察を深めることができないだろうかということについても考えていた。地球環境問題は、現代を覆う非常に重要な喫緊の課題であり、その要請に応える形での神道研究もしていきたい。


文献調査をしてみたところ、和書と洋書のそれぞれで1冊ほどこのテーマに関する自分の関心に応えてくれそうな書籍を見つけた。そういえば、以前にも仏教のエコロジー思想に関する書籍を購入していて、日本独自に発展した仏教体系におけるエコロジー思想もまた自分の研究の射程に入れたい。


なんだか最近は様々な研究テーマが次々と顔を出してくるが、それは嬉しい限りだ。日本で発達した神道と仏教におけるエコロジー思想の探究や、神道と仏教における死生観についても比較研究をしたいと思う。


吉田兼倶の神道思想や平田篤胤の霊魂思想の探究に合わせて、エコロジーや死生観の探究もしていきたい。現代の要請を考えるならば、エコロジーと死生観の研究は非常に意味のあるものになるのではないかと思う。


神道と仏教を通じたエコロジー思想の探究は、現代の地球環境問題への具体的な施策を立案する際の思想的枠組みとなり、死生観に関する研究は、スピリチャルケアを含めた高齢化社会における課題に光をもたらすものになるのではないかと思う。


そのような関心から、文献調査をしてみると、洋書だけではなく、和書に関する文献購入リストが膨れ上がって来ている。先日、50冊ほど研究のために和書を購入したにも関わらず、今再びリストに和書だけでも200冊ほどがリストアップされている。


来週末にTOEFL試験が終わり、4月の初旬にバルト三国旅行に出かけて帰って来たら、書籍を一括注文しようと思う。神学大学院へ進学するまでに、できる限りの在野研究を進め、大学院に進学したら、旺盛に論文を執筆したい。いつかそれをまとめて学術書や一般書として世に研究成果を共有すること、自分のささやかな願いである。フローニンゲン:2022/3/18(金)12:51


8038. TOEFL対策の仕上がり具合い


時刻は午後1時を迎えた。この日記を書き留め、仮眠を取ったらジムに行こう。いや、その前に少しだけTOEFLのスピーキング対策がてら、independent taskの問題を解こう。もっと言ってしまえば、それはもうTOEF対策などを超えて、自らの即興性と創造性を育む良き実践としてある。


午前中にリスニングの問題を2題ほど解いたが、ミスは1つもなかった。また、スピーキングも4つの問題の全てに対して納得のいく回答ができた。来週の土曜日の本番に向けて、仕上がりはすこぶる良い。それでも抜かりなく直前まで対策をしていく。


スピーキングに関して言えば、聴き取りを要求する問題においては、メモは素早く取る必要があるので、少し字が読みづらい時があるのは仕方ない。以前であれば、メモした文字から英文を即座に組み立てる思考回路ないしは神経回路がうまく構築されていなかったが、今は回答を準備する30秒や20秒の時間を有効活用し、メモの字を読みながら脳内で発話のための文章の断片を組み立てることが上手くなっている。


自分の書いた文字であるから判読はもちろんできるが、準備時間の間に全てのメモの文字をざっと眺めて、回答中に判読に時間をかけないようにする。それさえ上手くいけば、今はメモから自動生成的に文章を口から話すことができるようになっている。


今回のTOEFL試験においては、毎日のTOEFL対策に関して、細かなことをだいぶ書き留めていた。その恩恵は計り知れない。書くことの学習効果·発達効果は凄いものがある。


TOEFLが終わったら、毎日神道に関する読書を通じて得られたことを、ひたすらメモするかのように日記に書き留めていきたい。どれだけ些細なことでもいいので、自分の調べたことや考えたことをひたすら書き出すということを実践する。これはマーシャルアーツの研究と実践においても同様に行っていきたいことである。


とにかく書くことを通じて、自分の日々の小さな学習と実践を血肉化していくことを大切にする。成長とはそのように実現されていくものだ。フローニンゲン:2022/3/18(金)13:08


8039. ジークンドートレーニング82:動画の撮影を行って


時刻は午後5時に近づこうとしている。今日もなんと素晴らしい1日だったことか。


天気の恵みに加えて、創作活動や学術研究、そしてマーシャルアーツのトレーニングと、全てが充実していた。満たされた充実感で窒息しそうなほどである。


そうした状態にあることを心底感謝する。天の恵みに感謝をし、それを地上の治癒と変容に返礼していこう。


今日はジムでのトレーニングの際に、ジークンドーに関する幾つかの動画を撮影した。実は以前より、自分が普段行っている動的ストレッチについても紹介したいと考えていて、今日は冒頭で骨について簡単に解説した動画を作った。


それに加えて、普段自分が行っている動的ストレッチを厳選して紹介した。ただし、日々ルーティーンで行っている動的ストレッチを全て紹介できたわけではないので、今後も折りを見て紹介していきたい。


今日は蹴り技をいくつか取り上げて動画を撮影した。具体的には、ナチュラルスタンスでのバックキック、オンガードポジションからのバックキック、サイドキック、オブリークキックについて取り上げた。


それらの蹴り技にはいくつも重要なポイントがあるので、それらについても口頭で説明しながら動画を撮影していった。これらの技については自分なりに研究したり、ロビンさんからも色々とフィードバックを受けていたので、自分なりの気づきや発見がある。それらについても動画の中で共有することができ、今後も自分が実践の中で発見したことを惜しみなく共有していこうと思う。


発見とは面白いもので、自分の中でそれを隠している限りは何も新しい発見をもたらさない。一方で、他者に共有すればするだけ、類は友を呼ぶ形で、発見は新しい発見を招き入れてくれるのだ。それは、「発見は友を呼ぶ」とでも言える だろうか。本当にそれが起こることはとても興味深い。


動画の最後に、これまで動画で共有した接触法の1番から4番までを1つの流れの中で行うことを推薦した。これはロビンさんからも過去に勧められたことであり、防御とカウンターを無意識的に発動できるためにはその勧めに従うことは非常に重要だった。


また、今後接触法の続きの技を紹介する際にも、1番から4番までの技は他の箇所でも取り上げるので、1番から4番までは無意識的に発動できるようになることが望ましい。そうした理由から、今日は動画の最後のお土産の宿題としてそれを紹介した。これからは動画のみならず、ジークンドーを含め、マーシャルアーツと発達理論を絡めた話を音声ファイルを通じても紹介していきたいと思う。フローニンゲン:2022/3/18(金)17:03


8040. エコロジーと死生観に関する神道研究に向けて


時刻は午後8時半に近づきつつある。ここから就寝までの時間を使って読書をしようと思う。


ここ最近はもっぱら毎日神道関係の書籍を読み進めている。これから読み進めるのは、明治維新の前後における神道の姿を解説した書籍だ。


午前中にふと、以前はマルクスのエコロジー思想やシュタイナーのエコロジー思想に関心を持って関連文献を数冊ほど読んでいた自分を思い出した。その時にも明確な問題意識として、エコロジーのテーマがあった。


今は、神道を通じてエコロジーの研究を進め、現在の地球環境問題に何かしらの貢献を果たしていけないかという思いがある。エコロジーに関する神道の研究はありそうであまりなく、学術書の形になっているものはほとんどない。


今は学術機関を離れているので、学術論文を好き放題読めるような状況にはなく、仮に来年無事に神学大学院に進学することができたら、学術書のみならず、論文を旺盛に読んでいくことになるだろう。今からそれが楽しみであり、学術論文の形式であればエコロジーをテーマにして神道を論じたものもいくつかあるのではないかと思う。


そう思って早速調べてみたところ、数本の論文を見つけ、それらは無料でダウンロードできるものだったので、すぐにダウンロードした。やはり英語空間には膨大な論文が存在していて、探せば自分の関心テーマの論文がほぼ間違いなく存在しているのだと改めて思わされる。同様に、神道の死生観に関する論文も探してみようと思う。


それに加えて、エコロジーの観点に関する神道研究にせよ、死生観の観点に関する神道研究にせよ、まずはそれらの観点について論じている代表的な神道家を見つけていくことを行ってみよう。


死生観については平田篤胤や本居宣長を含め、国学の代表的な人物をすぐに列挙することができる。中世の神道家である吉田兼倶などはどのような死生観を持っていたのだろうか。そのあたりも調べてみよう。


また、エコロジー思想についても常に関心のアンテナを張っておく。そうすれば、自分の研究に必要な情報は自然と集まってくるはずだ。


きっと自分の目の前にそうした情報が宝物のように忽然と姿を現すことを想像する。そのような体験をこれまで無数にしているのだ。フローニンゲン:2022/3/18(金)20:38

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