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8028-8032: フローニンゲンからの便り 2022年3月17日(木)



No.3406 夜の花々_Night Flowers


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1355, Mutual Recognition

The world valorizes my life.

My life valorizes the world.

There is mutual recognition.

Groningen; 08:14, 3/17/2022


No.1356, Absolute Certainty

This reality is very elusive.

However, I am here and now.

That is absolutely certain.

Groningen; 08:49, 3/17/2022


No.1357, The Existence of the God

If someone asks “Does the God really exist?,” the statement proves the existence of the God.

If the God doesn’t exist, nobody can propose the statement.

Once the statement appears, the God automatically come to exist.

Groningen; 21:04, 3/17/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8028. 神道の死生観の研究に向けて

8029. 今朝方の3つの夢

8030. TOEFL対策の仕上がり

8031. ジークンドートレーニング81 : ペンデュラムステップを再度確認して

8032. 相転移的な変化の中で


8028. 神道の死生観の研究に向けて


時刻は午前6時半を迎えた。今朝は早朝から雨が降っていて、今もまだ雨がポタポタと降っている。天気予報を確認すると、雨は午前中の早い段階で止み、そこからは晴れるようなので何よりである。


今日は午後に、半年に一度の歯科検診がある。歯の健康は心身の健康と密接に結びついていることを忘れがちだが、これからも引き続き、少なくとも半年に一度は歯科検診を受けようと思う。今回の検診においてもこれまでと同様に、歯に何も問題ないことを願う。


前回は定期検診と合わせて同じ日にクリーニングもしてもらったが、今回もそうしてもらえると有り難い。クリーニングをまた別の日に行うというのは面倒なので、仮にクリーニングが必要であれば、今日行なってもらいたいと思う。


昨日の日記にも書き留めていたように、神道の死生観の研究を進めていきたいと思う。神道家の中でも平田篤胤は独自の死生観を持っていた。それは霊魂と霊界に関する独特な研究からも窺える。彼の主著については幸いにも現代においても読めるので、それを手掛かりにしながら平田篤胤の死生観を探究していこう。


直接に死生観について探究することが難しければ、霊というものどのように捉えているかを探究していけばいいのだ。そのアプローチを採用すると、他の神道家の死生観についても探究することが可能になるだろう。また、神道全体としての死生観についても探究できるはずだ。早速文献調査を行ってみよう。入手可能なものに関しては後日購入しよう。


死生観への関心は前々からあった。死を取り扱う学問領域として死生学(thanatology)というものがあるが、それについても関心を示している時期があった。ひょっとしたら、死生学の探究と合わせて神道における死生観の探究を進めてみるのも良いかもしれない。それは相乗効果を生む可能性がある。死生学についても何か良い書籍がないか探してみよう。


そもそも死生観への関心が再燃したのは、マーシャルアーツの鍛錬を始めたことと関係しているかもしれない。元来マーシャルアーツは、生き死にに関わるものなのだ。それゆえに死への関心が高まり、死生観へ関心が向かったのはとても自然な流れだろう。それでは今から早速文献調査をしてみよう。フローニンゲン:2022/3/17(木)06:46


8029. 今朝方の3つの夢


つい今し方洗濯物を干し終えた。その前に、神道と死生学に関する文献調査をしており、もう10冊ほど文献リストに追加することができた。それらについてもまた近々注文しようと思う。


今朝方はいくつか夢を見ていた。印象に残っているもので言えば、伝説となる男のボクシングの試合を観戦していたものである。


タイトルマッチの試合を私は会場で観戦する機会に恵まれ、大盛り上がりの会場に入った。そこは試合前から熱気で包まれていて、試合がいざ始まると、その盛り上がりは頂点に達した。


伝説となるボクサーの表情や姿などは覚えていないのだが、彼の勇姿がまぶたに焼きついている。その試合も伝説となるほどに激しい打ち合いが繰り広げられ、結果としてその男は試合に勝利し、世界チャンピオンになった。


彼が世界チャンピオンになったこと以上に、彼の生き様がその試合に体現されていて、それが人々の感動を誘っているようだった。彼がチャンピオンベルトを巻いて高らかに天に拳を突き上げたとき、感動の渦がやってきて、それで目覚めた。


その次に見ていた夢を思い出す。夢の中で私は、買い物から帰ってきて、ちょうど自宅の門の前にいた。門を開けようとすると、門の内側から声が聞こえてきて、それは隣人のサハルと息子のフィンだろうと思った。


門を開けてみると、彼らが自転車置き場からちょうど戻ってくるところであり、何やらとても楽しそうだった。私も上機嫌で買い物から帰ってきていて、お互いの上機嫌が共鳴し合い、私たちはもっと上機嫌になった。


さらに上機嫌になった私は、フィンに声を掛けてみた。すると、彼は先ほどまでお父さんであるサハルと旅行に出かけていたと教えてくれた。どこに行ったのかを尋ねてみると、なんと日本の松島とのことだった。


日本には風光明媚な場所がたくさんあるし、「島」がという文字が付く場所もたくさんあるので、「はて松島とはどこだったっけ?」と思いながらも、フィンの楽しそうな表情を見ていると、こちらも嬉しくなってきた。


そこからはサハルと会話をし、松島の旅行について話を聞いた後、1つすまいないことがあると言われた。それが何か尋ねてみると、旅行中にサハルの友人の女性がサハルのスマホから私の連絡先を削除してしまったとのことだった。なんだそんなことかと思ったが、サハルは私に謝りながら、もう一度連絡先を教えて欲しいと述べたので、お安い御用ということで、電話番号を伝えた。そこで夢の場面が変わった。


最後に見ていた夢は、旅館の一室を借りて、オンラインセミナーを開催するものだった。セミナーの開催は、これまでずっとお世話になってきている会社さんの助けを借りて、今回は大学時代のゼミの友人と一緒に講師を務めることになっていた。彼は大学時代、とても優秀であり、卒業後の今も起業家として活躍している。


彼とのセミナーはオンラインのものだったが、その旅館に直接足を運んでくれた人だけはリアルで参加できるようになっていた。セミナー参加者の中には、なんとサッカー元日本代表の若い選手がいて、彼のことはロンドンオリンピックの際に応援していたので、彼が自分のセミナーに参加してくれていることが嬉しかった。その選手に話し掛け、少し言葉を交わした。


そこからは実際にセミナーが開催されたのだが、私は直前にもオンラインミーティングがあり、コーヒーを入れる時間がなかったので、セミナーの冒頭の時間だけは画面から姿を消して、コーヒーを入れながら参加していた。セミナーは順調に進み、セミナーの最後に告知があった。


告知の前に、今回のセミナーの参加者からの要望として、ぜひ続編となるプログラムを作ってくれないかと提案があった。そこで主催者である私たちは、その場で思いついたプログラム案を紹介したところ、多くのセミナー参加者がそれに参加したいと述べくれた。


最後に、その価格について言及する際に、大学時代のゼミの友人はかなり低めの価格設定をしており、それを述べたとき、協働している会社の代表の方が、それは安すぎると思ったのか、その方が価格決定をして後ほど発表するということになった。そこで私はその方に呼ばれ、意見を求められた。


自分の意見を伝える前にその方が提示した価格は、なんと結果的に大学時代の友人が提示した価格よりも安かったので驚いた。正直なところ、その価格では主催者側のこちらの採算が合わないだろうと思ったので、後ほど改めて自分の意見を伝えようと思った。フローニンゲン:2022/3/17(木)08:33


8030. TOEFL対策の仕上がり


正午を過ぎ、今、晴れ間が広がっていて、太陽の光が部屋に差し込んでいる。今日は午前中にオンラインミーティングがあり、その前にTOEFL対策としてリーディングの問題を1問解いた。その中で1問ほどミスをしてしまったが、その理由についてはすでに分析済みである。


昼前にスピーキングの対策をしたところ、そこでは4つの設問の全てに対して最初から納得のいく回答ができた。ここ最近はこのように、最初から満足の行く回答ができるようになっていて、それはこれまでの対策の成果かと思う。


この調子で試験本番までスピーキングについてはこれまで通りに対策を重ねていき、その他のセクションについては感覚をさらに研ぎ澄ませていくような最終調整に入っていこうと思う。


今日は午後に歯医者に行くことになっていて、その帰りにスーパーで買い物をしてこようと思う。今日は書物の受け取りをする必要はない。その分、届いた書籍を歯医者に行く前の時間と帰ってきてからの時間を使って読み進めていきたい。


午後の読書は、時代を中世に絞り、中世における神道に関する書籍を読み進めていこうと思う。着実に研究を進めていくこと。その過程で得られたことを少しずつでいいので形として共有していくこと。それをこれから意識的に取り組んでいきたい。


それでは今から、この間撮影した動画のテロップの確認作業をしていきたいと思う。今日のミーティングを通じて、引き続き動画を撮影していくことになり、今後はカメラの位置を修正し、画面の収まりに気をつけようと思う。


ジークンドーに関する動画コンテンツを作りながら、いつか神道に関しても何か学習コンテンツを作れればと思う。それに向けて、今はとにかく学習をひたすら継続していくのみである。フローニンゲン:2022/3/17(木)12:44


8031. ジークンドートレーニング81 : ペンデュラムステップを再度確認して


今、ジークンドーの自主トレーニングを終えた。ここ最近特に意識していることは、長々とトレーニングするのではなく、高い集中力を持って短い時間トレーニングを行うことだ。実際にそのような形で、1日に何回かに分けてトレーニングをしている。こうすることでより1回あたりのトレーニングの集中力が高まり、そのおかげで気づきや発見も増える。護身術としての身体動作は本当に一瞬が生死を分けるため、その一瞬にかける意気込みで集中力を高く保ってトレーニングをすることが重要かと思う。


今日のトレーニングでは、改めてペンデュラムステップを練習した。ペンデュラムというのは「振り子」の意味であり、このステップはすでにロビンさんから習っているが、改めて今日それを確認し直そうと思った。


このステップと似た動きとしてシャッフルステップというものがあり、シャッフルステップは上半身も前後に動くが、ペンデュラムステップでは上半身は前後しない。足だけが前後に入れ替わる形で、上半身の移動はないのである。


このステップをする時にも肩や頭の位置を変えずに行うことが重要であり、このステップは単体で行うというよりも、防御や攻撃の手技を組み合わせたり、バウンスステップなどと組み合わせる形で用いる。


今このようにして、いくつかの点としての技が習得されつつあり、技の引き出しが増えている。ここからはいたずらに新しい技を身につけていくというよりも、徐々に引き出しに新しい技を取り入れていきながら、これまで習ってきたものを組み合わせることを意識していきたい。そうすれば、点としての技が線となり、線を組み合わせることによって面となり、最終的には立体としての技が繰り出せるようになるだろう。


歯医者から戻ってきてからも少し練習をし、夜寝る前にもいくつかの技を復讐しておきたいと思う。このように集中力を高く保って小さく実践を積み重ねていくことが、最終的に大きな成果をもたらしてくれることへの近道である。フローニンゲン:2022/3/17(木)13:38


8032. 相転移的な変化の中で


時刻は午後4時半を迎えた。先ほど歯医者の定期検診を終えて自宅に戻ってきた。今朝方は小雨が降る時間帯もあったが、午後には晴れ間が広がり、歯医者までの散歩はとても気持ちが良かった。


半年に1回の検査において、今回もまた何も問題がなかった。担当してくれた歯科医からはきちんと歯の手入れができているとお墨付きをもらった。もちろん、自分の歯の中で八重歯の裏側に生えている歯は磨きにくく、そこのケアは大変であり、半年に一度クリーニングをしてもらうことでメンテナンスされている。


これからも歯をいたわりながら、半年に一度の検診を続けていこう。次回は9月の半ばであり、日本に一時帰国する前のタイミングになる。


歯医者から戻ってくる最中に、ふとレクティカの設立者のセオ·ドーソン博士のことを思い出した。ドーソン博士はもともとは学者ではなく、助産婦の仕事を長くしていた。その現場での体験から、人間の発達と学習に対して強い問題意識を持ち、3人の子供を育てながら、40歳の時にアメリカ西海岸の名門校UCバークレー校の博士課程に進学した。そこからのドーソン博士の発達心理学に対する貢献は言わずもがなである。


ドーソン博士が40歳になってようやく博士課程に進学したことは、自分にとっても励みになる。ひょっとしたら自分もそれぐらいのタイミングで博士課程に進学するのではないかと思う。今のところは神学大学院にて、神道の研究で博士論文を執筆したいと考えている。


そのようなことを考えながら、自分の関心と人生の方向性が、マーシャルアーツや神道との出会いを通じて相転移的に変化したことを思う。いや、マーシャルアーツや神道との出会いそのものが相転移的な変化の産物としてもたらされたものなのかもしれないとも思う。


いずれにせよ、今の自分は人生における大事な分岐点に差し掛かっているように思うのだ。その分岐点をどのように通り抜けていくのかについては過度に考える必要はない。


日々自分の関心に従って学習と実践を続けていけば、気づいた時には分岐点を通過して、そこからまた自分なりの道が開かれているはずなのだから。フローニンゲン:2022/3/17(木)16:43

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