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7753-7757: フローニンゲンからの便り 2022年1月25日(火)



No.3211 結びつきの瞬間_The Moment of Connection


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1180, A Harbinger of Physical Revolution

All of my chakras are vibrating with vital energy.

It can be a harbinger of physical revolution.

Groningen; 11:19, 1/25/2022


No.1181, Bones or Muscles

I’m at a gym now.

Interestingly enough, only I train bones.

Others try hard to train their muscles.

I’m wondering which is beneficial for a smooth and natural body movement.

Groningen; 14:21, 1/25/2022

No.1182, Complete Relaxation

Complete relaxation nourishes my body, mind, soul, and spirit.

I wish everyone enjoys such deep relaxation every day.

Groningen; 16:10, 1/25/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7753. 今朝方の夢

7754. 今朝方の夢の続き

7755. 気が巡る身体

7756. ジークンドートレーニング29:涅槃的状態/着実な進歩を実感して

7757. 身体トレーニング上におけるマイノリティーとして


7753. 今朝方の夢


時刻は午前9時を迎えた。ようやく辺りが随分と明るくなって来た。


昨年に引き続き、今年も暖冬のような気がする。今のところ、積もるような雪が降っていないのだ。


1年で1番寒いのは今月と来月であり、来月には積もるような雪が降るかもしれないが、この様子だとそこまでの雪は降らないのではないかという気がする。さてどうなるだろうか。


今朝方はいくつかの夢を見ていた。最初の夢においては、フローニンゲン大学でお世話になっていたルート·ハータイ教授が登場した。彼と私は歳が1つしか違わないこともあり、いつもお互いに親しく接していた。彼のことは親しみを込めてルートと呼んでいた。


夢の舞台は、私が幼少期に過ごした地元だった。これからルートだけではなく、同じプログラムに所属しているドイツ人の女性と一緒にドライブをして、ダムに行って釣りをしようということになっていた。


待ち合わせの場所はとあるコンビニで、ルートは大きなワゴン車でやって来た。本来、日本にやって来た彼らを私の方でもてなす必要があるのだが、ルートは車を借りて、ドライブすることを好んでいるようだった。


ルートが運転席から降りて来て、私と挨拶を交わし、ワゴン車の後ろのドアを開けると、中にはドイツ人の同期の女性がいた。同期と言っても初めての顔合わせであり、そこでお互いに挨拶をした。彼女の英語は当然ながら流暢であり、コミュニケーションが円滑に進んだ。


私は出発前にコンビニで買いたいものがあったので、2人にそれを告げた。というよりも、これから釣りに行くために、軽食を買っておいた方が良いのではないかと思ったが、彼らは釣りに慣れていないのか、あまりそのあたりの事情を飲み込めておらず、飲み物もないような手ぶらの状態だった。


コンビニに入ると、私は目的のとあるゲームの攻略本を購入しようと思った。それがちょうど本日発売だったのだ。


コンビニの奥側が書店になっていて、そちらに行くと、すぐさま攻略本を見つけたが、驚いたことにいくつもの種類があり、どれを購入しようかと迷った。そこで私は、吟味にはかなりの時間を要しそうだぞと思い、ルートと彼女を待たせるのは申し訳ないと思ったので、攻略本を購入するのはまた今度にしようと思った。


待ちくたびれたのか、コンビニにルートが入って来て私に声を掛けた。どうやら待ちくたびれたというよりも、日本のコンビニに興味があったらしいのだ。


ルートはとても純粋な子供のような目でコンビニの中を見回していた。そこでふと、今日の昼はダムの近くのレストランにしようとルートが述べた。


どうやら彼は以前そこで釣りをしたことがあったようであり、その時に良いレストランを見つけていたらしいのだ。なるほど、だからコンビニで軽食を買おうと思わなかったのだと納得した。そうであれば、ぜひそのレストランに行こうということになり、私もコンビニで軽食を購入することをやめた。


コンビニを出ると、ルートは車がある方にすぐに向かったが、私は少し迂回をして車の方に向かった。なぜそのようなことをしたのかわからなかったが、少し空を飛んで車のある地点に着地した。


車の助手席のドアを開けると、ドイツ人の彼女がいつの間にかそこに座っていた。なので私は後部座席に座ることにした。


そこからは彼女と話を始め、にこの2年間の大学院生活でどのような授業を履修する予定なのかを尋ねてみた。彼女の口から続々と面白そうな授業の名前が出て来て、自分の履修する授業とかなり重なっていて話が弾んだ。フローニンゲン:2022/1/25(火)09:33


7754. 今朝方の夢の続き


先ほど今朝方の夢を振り返っていたが、それは最初のものだけだった。続きの夢についても書き留めておこう。2つ目の夢は、マーシャルアーツと魔法に関するものだった。


私はある不思議な建物にいた。そこは腕に自信のある格闘家が集まる建物であり、実力に応じて階層が異なっていて、各階には2名ほどのマスターがいて、マスターにはそれぞれ部屋が割り振られていた。


その建物にやって来た格闘家たちは、各階のマスターを倒して次の階に進むという仕組みになっていた。私は格闘家ではなく、マーシャルアーティストとして活動していたこともあり、またマスターを倒すことに関心がなかったこともあって、マスターからはそのマスターが持っている固有の技をできるだけ多く教えてもらおうと思っていた。


私はすでに中間ぐらいの階層にいて、ある部屋の扉が開いて、中から瀕死の状態の格闘家が倒れ込むように外に出て来た。どうやらマスターに完膚なきまでにやられたらしかった。


私は恐る恐るその部屋の方に行き、扉から中を覗いてみた。するとそこには誰もいなかったので、部屋の中に入ってみることにした。


すっかり仕組みを忘れていたが、マスターは部屋に誰かが入ったときに感覚センサーが働いて、別の待機室から瞬間移動して部屋にやって来て、戦いが終わるとまた瞬間移動して待機室に戻ることになっていたのである。なので私が部屋にやって来た時にはすでにマスターは感覚センサーでそれを察知していたが、私は部屋を見渡す余裕があり、暗い部屋のちょうど真ん中あたりに光が差していて、そこで正座をして待とうと思った。


するとその瞬間、マスターが現れた。顔を見上げてマスターの方を見ると、なんと小柄な老女だった。しかし、マスターらしい只者ならぬオーラが発せられていた。


マスターはおもむろに口を開け、ここに来た目的を私に尋ねた。私は素直に、マスターを倒すためでも強くなるためでもなく、技の精進と研究のためにここに来たことを伝えた。


するとマスターは、「そうか」と一言だけ述べ、そこからは実技指導に移ることになったが、この実技指導もまた激しいものであり、戦うこととほぼ同じぐらいの危険性があるものだった。私は大きな怪我をすることなく、無事にいくつかの魔法を習得した。マスターにお礼を述べようとしたら、すでにマスターはもう部屋にいなかった。


その次に見ていた夢は、自動運転の大きな車に乗っているものだ。最初私は、それが自動運転の車だと知らず、運転席をふと見た時に誰もそこに座っていないことに気づいて初めてそれを知ったのだ。


車の中には5人ぐらい小中学校時代の友人がいて、前の列の席はすでに埋まっていたので、後部座席に座ろうとした。すると、後部座席の真ん中に座っている友人がなかなか奥に詰めてくれず、強引に彼の体を押して奥に行ってもらい、なんとか車に乗り込んだのを覚えている。


そこからは自動運転の車の走行ぶりに感心しっぱなしであり、まさかここまで見事に走るとはと感嘆の声を漏らしてしまうことがたびたびあった。車内では、自動運転の仕組みについて友人たちと話をして盛り上がり、気がつけば目的地に到着していた。


どうやらそこはキャンプ場のようであり、今からみんなでキャンプをすることにした。そこは富士山の麓のようで、ちょうどキャンプ場の横に静岡のサッカーの名門校がサッカーの練習をしていたので、その練習に自分たちも混ぜてもらうことにした。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2022/1/25(火)10:05


7755. 気が巡る身体


身体に気が巡っているのを実感する。マーシャルアーツのトレーニングを始めてから、身体の使い方や姿勢を見直すことによって、少しずつ身体が変化しているのを実感する。


それは柔軟性や可動領域の拡張という外形的なものだけではなく、身体エネルギーの巡りが良くなっているのを実感している。エネルギーが通る器としての身体と、エネルギーを活用する器としての身体が日々涵養されている。


午前中、筋肉をほぐすというよりも骨をほぐしていく形でマッサージやストレッチを行なっていた。これまではどうしても筋肉に対する意識が強かったが、それを改めて、骨への意識が日々強くなっている。


骨をほぐしていくと、骨の近くにある深層的な筋肉がほぐれていき、表面の筋肉も合わせてほぐれていく感覚がする。仮に筋肉をほぐすことばかりに目を向けてしまうと、こうした深層的な筋肉や骨がほぐれていくことはないのではないかと思う。


もうしばらくしたら仮眠を取り、仮眠から目覚めたらジムに行こうと思う。ジムではジークンドーのトレーニングに合わせてシステマ式の4大エクササイズを行ったり、身体操作のエクササイズを行っていく。


今日のジークンドーのトレーニングでは、ランク1のそれぞれの技や動作に対して、身体の声から生まれるイメージをもとに体を動かしていきたいと思う。まずは呼吸を整え、そこから身体の声を聞いてイメージを掴む。そしてそのイメージを足がかりにして体を動かすことを行ってみて、イメージを持たない状態と比較してどのような違いが身体動作の中に見られるかを確認していこう。


トレーニング後のサウナにおいては、合計で35分から40分近くサウナに入るので、その間は朝のエクササイズと同じく、経絡や骨のマッサージをしていこうと思う。特に胸鎖関節や肋骨を入念にほぐし、仙骨のマッサージもしようと思う。


骨のマッサージが終わってから、必要であれば筋肉をほぐすマッサージを行いたい。今日もトレーニングを楽しみ、楽しみの中から新たな発見を見出していこう。フローニンゲン:2022/1/25(火)12:42


7756. ジークンドートレーニング29:涅槃的状態/着実な進歩を実感して


涅槃から戻って来た心地がする。いや、今もまだ涅槃的状態にいると言っていいだろうか。


先ほど、ジムから帰って来て、今そのように感じている。意識の状態は一時的なものだが、サウナによってもたらされる通称「ととのう」という深いリラックス状態は、随分と長くその状態に自分を留まらせてくれる。


意識の状態というのも繰り返しによってその持続時間が長くなる性質を持っているのかもしれない。2日に1回サウナに入って深いリラックス状態を経験すればするだけ、長くその深いリラックス状態が維持されているように思う。


サウナに入ってリラックスし、ジムから出た時、世界が違って見えたのも、深いリラックス状態がもたらした認識の変化によるものだろう。サウナに入っている間は、覚醒の状態ながらも涅槃的な状態、あるいは三昧の状態に入ることができる。座禅以上に心身が整う感覚がするのはきっと間違いではないだろう。


今日のジムでのトレーニングは非常に充実していた。1週間のトライアル期間が終わり、今日から年会員となったのだが、ジムに通い始めてまだ1週間しか経っていないことに驚く。その間に2日に1回ジムに通っていたからそのように感じたのかもしれない。


ジムに到着し、ロッカルームに行くと、1人の小柄な男性が入って来た。受付で彼が英語を話していたのでオランダ人ではないことがわかり、ロッカールームで挨拶をして自己紹介をし合った。


彼はロックダウン後初めてジムに来るようであり、随分と体がなまってしまったことを笑いながら述べ、そこから少し談笑した。その後、いつものように鏡のあるトレーニングルームに移動し、そこからまずは動的ストレッチといくつかの重要な骨をほぐすエクササイズを行い、システマ式のエクササイズを少々行ってからジークンドーのトレーニングに入った。


いつもトレーニングをする時には、トレーニングできることへの感謝の念を持ちながら、鏡に向かって礼法を行う。1回やれば十分だが、その型にも何か意味があると思い、その意味を紐解く意味でも2回ほど礼法を行なっている自分がいる。そこからは今日取り組んでみたい事柄を自由に取り組んでいった。ランク1の動作や技を総復習する中で試してみたいことを試すというのは本当に面白い。


今日の発見としては、鏡越しに自分の姿勢を見てみると、随分と姿勢が良くなっていることが挙げられる。また、オンガードポジションに速やかに戻れるようになっていることも進歩だ。それらはとても小さなことなのだが、身体操作上の進歩を感じられることは大きな喜びである。


正直なところ、確かに知的な進歩がもたらしてくれる喜びも尊いものがあるが、今は知的な進歩よりも、身体を通じた進歩の方が何倍も喜びをもたらしてくれる。それは身体を通じたものである分、進歩を通じて身体が喜び、それがさらなる進歩をもたらすという好循環が見られる。


工夫をしながらトレーニングをすることは大きな喜びをもたらしてくれる。この喜びを本当であれば多くの人と分かち合いたい。今は1人粛々と鍛錬に励んでいるが、いつかこの喜びを何らかの形で多くの人に共有したいと思う。今は工夫と鍛錬の日々をひたすら綴っていくことに邁進しよう。フローニンゲン:2022/1/25(火)16:57


7757. 身体トレーニング上におけるマイノリティーとして


依然として深いリラックス状態が続いている。サウナによる効能はこうも大きいのだ。ボディ、マインド、ソウル、スピリットという存在の入れ子の全てが整っている感覚がある。それもまずはその土台であるボディを整えたからに他ならない。


サウナに入っている際は、身体の隅々に耳を傾け、その声を聴きながら、色々な部位をマッサージしていった。いくつかの経絡や骨をほぐすような感覚でマッサージをしていると、3回のサウナはあっという間だ。


今日はサウナを使ったのが自分で最初だったからか、サウナルームの気温が65度と低く、温まるまで時間を要した。しかし、それぐらいの温度は自分がこれまで適温と思っていた90度から100度の間の時とはまた違った良さがあるように思えた。


2回目以降は温度調節をし、2回目は85度ぐらい、3回目は90度ぐらいの状態でサウナを楽しむことができた。3回目の際には、サラサラの爽快な汗が出ていたことを覚えている。


さて、今日のトレーニングを改めて振り返ってみたい。鏡のあるトレーニングルームに移動する際に、メインの広々としたトレーニングルームを通るのだが、そこでは多くの人たちがマシーンを使って筋力トレーニングをしていた。それを見ながら鏡のある部屋に移動し、そこで自分は骨をほぐすエクササイズを行っていった。


外側の筋肉を必死に鍛える人たちとは対照的に、自分は骨に意識を向け、骨をほぐし、骨をうまく活用することに意識を向けて準備体操がてらトレーニングをしていた。それを見た時、自分は身体トレーニングにおいても発想がマイノリティーなのだと思って思わず笑みがこぼれた。


だが、果たしてどちらが柔軟性のある自然な動きを実現するかは、今の自分にとっては明白である。筋肉だけを単純に鍛えることによって多くのアスリートが怪我に悩まされている状況を見るにつけ、身体トレーニングおいても旧態依然とした発想が常識として定着してしまっているのだろう。


自分は他の学習·実践分野と同じく、身体トレーニングおいても常識と思われていることを絶えず疑い、検証する姿勢を持っている。それが功を奏してか、試行錯誤の中で骨に行き着き、骨をほぐすことを日々行っていると、身体の調子が嘘のように良くなって来ている。


それはマーシャルアーツのトレーニングにも直接的な影響をもたらしていて、トレーニングの中の身体はよく動き、トレーニング後の身体の疲労は全くと言っていいほどに蓄積していない。むしろ、マーシャルアーツのトレーニングをすればするだけ身体の状態が良くなっている実感がするのだ。


これはおそらく、身体の使い方が望ましいものになって来ているからだろう。引き続き、これまで自分が常識と思っていた身体操作やトレーニング法を見直していき、その過程そのものを楽しみながら毎日鍛錬していこうと思う。フローニンゲン:2022/1/25(火)17:12

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