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7388-7389: フローニンゲンからの便り 2021年10月6日(水)



No.2801 トリアーの夢_A Dream of Trier


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.952, A Birdsong

A birdsong is reverberating in the serene morning.

The ripple of sounds can go to the end of the world.

Groningen; 09:10, 10/6/2021


No.953, An Interesting Paradox

A dark night can be bright.

Bright light can be dark.

This world is paradoxically interesting.

Groningen; 21:08, 10/6/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7388. 静かな朝に

7389. オンラインセミナーを終えて/今朝方の夢の続き


7388. 静かな朝に


時刻は午前8時を迎えた。今朝方も気温が低く、起床した時にはヒーターが自動で入っていた。そして、今もそれが動いている。


今日の最高気温は14度、最低気温は7度だが、今週の土曜日は最低気温が4度まで下がるようだ。その気温はもう冬のそれである。


今朝方も夢を見ていたが、それは少し印象が薄い。今、それを思い出そうとしている。


夢の中の言語は日本語であったことは確かだ。夢の中の自分は、学術的な事柄について解説していたように思う。場所は欧州のどこかの大学院の教室だったように思う。


そのような夢の場面があった後、教室の外に出て、街を散策しているような場面があった。今朝方の夢で覚えているのはそれぐらいだ。


ドイツ旅行から帰ってきての2日間は、夢の世界が落ち着いているように思う。旅を通じて流入してきたものをゆっくりと咀嚼しているがゆえに無意識が落ち着いているのだろうか。


昨日の予定通り、今日からはまた本格的に読書を始める。旅から帰ってきて、早速2冊の書籍が届いていたので、それらをまずは読み進めていこう。引き続き主たるテーマはテクノロジテー哲学やポストヒューマンないしはトランスヒューマンにある。


ドイツ旅行から帰ってきて、シモン·ワイルやベーシックインカムに関する書籍を購入しようと思っていたが、それはもう少し後にしよう。今はまだ未読の書籍を読み進めていくことに集中する。年末あたりにまた一括注文をするのが時期的にちょうどいいだろうか。


今日は昼前からオンラインセミナーがある。事前と事後の打ち合わせを入れると、2時間半ほどの時間になる。


それは楽しみにしていたオンラインセミナーでもあり、昨夜は少し今日のオンラインセミナーで取り上げたいことについて思いを巡らせていた。


とは言え、セミナーは毎回即興の産物であるから、準備していたことを全て取り上げることなど基本ない。即興を楽しむこと。常に準備としての学習と実践をしていることが、そうした即興を可能にしてくれるのかもしれない。


それでは今から、朝の創作活動に入ろう。そして朝風呂にゆっくり浸かろう。フローニンゲン:2021/10/6(水)08:34


7389. オンラインセミナーを終えて/今朝方の夢の続き


時刻は午後9時に近づいて来ている。この時間帯に日記を執筆するのは珍しい。今日は昼前から午後にかけて、友人の陶山祐司さんとのオンラインセミナーがあった。


現在の陶山さんのご活動領域であるゼブラ投資について対談を通じてお話しいただく素晴らしい機会に恵まれたと改めて思う。このセミナーについての感想も色々書き留めたいことがあるが、この時間帯までセミナーを振り返る音声ファイルを作成していて、それが合計14本、3時間を超えるほどになってしまったので、重複を避けるためにここでは感想については書き留めない。今日の陶山さんとのセミナーから得られたことは多く、こうした機会を与えてもらったことに改めて感謝している。


この時間帯になって日記の筆を取ったのは、今朝方の夢の続きを思い出したからだ。夢の中で私は、日本のどこかの企業の取締役として働いていた。


夢の中の自分も現実世界の自分と同じく、自分が企業社会の中の1人のプレイヤーとして活動することを避けていたのだが、ひょんなことから取締役になってしまったのである。しかもその会社は日本を代表する大企業のようだった。


私は、あるテーマパークの中で他の取締役2人と一緒に歩きながら会社の今後について話し合っていた。しばらくすると、2人の専務がテーマパークにやって来て、私たちに何か言伝をした。


しかしその時に私は、専務が自分たちよりも立場が上であるということを知っておらず、彼らの偉そうな態度に疑問を持っていた。そして後から分かったのだが、彼らは専務ではなく、社長よりも立場が上の会長であった。同じ会社に2人も会長がいることに不思議に思ったが、そういうケースもあるのかもしれないと思った。


彼らは経営に直接携わることをせず、企業そのものをどこか俯瞰的に眺めているようだった。この夢で現れていたテーマパークの白く幻想的な雰囲気が印象的であり、取締役を務めている自分があまり気乗りしないのか、それともその役割に意義を見出しているのか分からないような状況にあった。


感情面で言えば、やはり会長2人の偉そうな態度は印象的であり、彼らに対して歯に衣着せぬ形で物申そうとする自分は現実世界の自分を鏡像的に表しているように思えた。


午前中の読書を通じてそう言えば、バーチャルリアリティーの技術で動物の世界を内側から体験できるようなものがあるらしいことを知った。こうしたテクノロジーを使えば、動物の世界を理解することに有益なだけではなく、工夫次第で異質な文化や世界観を持つ他者の内側の世界を理解することを促し、間主観性が高まるきっかけになるのだろうかとも考えた。


ただし、テクノロジーはいつでも毒薬にもなり得るという性質を持っている都合上、他者の内面世界がこれまでにはない形で見透かされ、それが体験可能になってくると、その悪用も可能性として考えられるであろうことを考えていた。


明日はまた読書に勤しもう。今夜はまた熟睡できそうである。フローニンゲン:2021/10/6(水)20:58

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