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6916-6919: アートの国オランダからの便り 2021年5月15日(日)


No.2254 渦巻_Swirls


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.618, A Message

I’m looking up the sky.

Today it is cloudy in the morning.

A thin layer of clouds is telling me something.

I received the message. I’ll unpack the meaning.

Groningen; 06:02, 5/15/2021


No.619, I’m an Integral Critical Meta Realist

I’m an integral critical meta realist influenced by Ken Wilber’s Integral Theory and Roy Bhaskar’s Critical Realism and MetaReality.

I’m an integral critical meta realistic practitioner to engage in the world to heal and transform it.

Groningen; 12:53, 5/15/2021


No.620, The Expansion of the Consciousness

My consciousness suddenly expanded.

That’s why I started to be desperately and keenly aware of ecological and environmental issues of the earth.

My study and practice began to go to a new direction.

Groningen; 21:43, 5/15/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた5曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

6916. 今朝方の夢

6917. 地球の生態系や環境に関する問題への関心の高まり

6918. バスカー及びシュタイナーの思想を通じた生態系·環境問題の探究

6919. ハイパーオブジェクト化した現代の様々な問題


6916. 今朝方の夢


時刻は午前5時半を迎えた。起床してすぐに小鳥たちの鳴き声が聞こえていたのだが、今はいったん鳴き声が止んでいる。相変わらず気温は低く、今暖房が自動で入っている。


夜に就寝する際にも湯たんぽを引き続き使っていて、新居に引っ越してから新しいものを購入しておいて良かったと思う。以前使っていた湯たんぽが壊れてしまい、今年はもう湯たんぽを使わなくて大丈夫かと引っ越し前に思ったが、新しいものを購入して正解であった。


5月もこれから後半を迎えようとしているというのに、まだ湯たんぽが必要なのだ。今の気温は引き続き続くようだ。


今朝方の夢を振り返り、そこから朝風呂に浸かろうと思う。夢を書き出すことを通じて、もう一度夢の世界に入るかのような感覚を味わい、朝風呂に入っている最中に再度夢を想起することによって、そこでも夢の世界に入っていくような感覚を味わう。夢を様々な角度から取られ、様々な形で再度夢の世界に入っていくことにしたい。


夢の中で私は、欧州のどこかの国の街にいた。その街は比較的大きく、それでいて落ち着きがあった。街全体には明るさもあった。


私はあるレストランの前の駐車場にいた。厳密には、小中高時代の親友が運転する車の中にいて、今からその車が駐車スペースに入っていくところだった。


車の中にはさらに2人ほど親友がいて、これから4人でレストランでの食事を楽しむことになっていた。車を運転している親友がいざ駐車を始めた時、別の親友が車から降りて、彼は彼の車を駐車する必要があることに気づいたようだった。


彼はどういうわけか、後ろの席から助手席の窓を通す形でワイヤーを引っ張り出し、それを駐車場の木に括り付ける形で駐車しようとしていた。私はその様子を眺めていて、気づけばレストランの中にいた。


レストランに入ると、すぐに席を案内された。そのレストランは海を見晴らすことができるとても雰囲気の良いレストランだった。中には随分と客がいて、店員と同じく客のほぼ全ては欧米人だった。


席に向かっていく際に、ある客と店員が揉めている光景を目にした。私はふと立ち止まり、彼らのやりとりを聞いた。


どうやら店員がその客に対して横柄な態度を取ったらしく、なぜ店員がそのような態度をその客に取ったかというと、その客から白人差別とも取れるようなことが書かれたカードを渡されたからだとのことだった。


結論から言えば、それはその店員の誤解であり、カードの裏に白人差別と取れることを書き残したのは別の客だったのだ。そもそも私は白人が差別されるものなのか不思議に思い、稀に白人でさえも差別の対象になるのかと思った。そのようなことを考えながら再び席に向かった。そこで夢の場面が変わった。


今朝方はその他にも、高校時代の友人(HH)に足をマッサージしてもらっている夢を見ていた。彼がどうして私の足をマッサージしてくれていたのかは不明である。


彼はとても暖かそうなジャケットを着ていて、私はそのジャケットを褒めた。最初そのジャケットは格好良く見えたのだが、改めて彼の方を見ると、いつの間にかジャケットが膨張していて、彼が雪だるまみたいに見えてしまい、思わず笑いそうになった。


そこからはもうジャケットについて褒めることも触れることもせず、再び私はうつ伏せになって、彼のマッサージを受けていた。フローニンゲン:2021/5/15(土)05:56


6917. 地球の生態系や環境に関する問題への関心の高まり


時刻は午前6時半を迎えた。この時間帯はもう辺りは明るい。今この瞬間は、うっすらとした雲が空を覆っている。今日は朝日を拝むことができないと思われる。午後からは雨が降るとのことなので、今日は一日中家にいることになるだろう。


先ほど朝風呂に浸かりながら、夢を再度振り返った後に、ぼんやりと地球の生態系に関する問題や地球環境の問題について考えていた。浴槽に浸かることによって意識が瞑想状態となり、意識が拡張したからそうした問題について考えていたのだろうか。


いや、自分の中では以前からそれらの問題について関心があった。だが先ほど考えていた事柄は、以前考えていたこととは少し範囲や深さが異なっていて、より広く深くそれらの問題と向き合っていきたいという思いを表していたように思う。


確かに今はエコな家に住んでおり、日々消費する物に関してもエコなものなのだが、日々の個人的な小さな実践としてそうした問題に向き合うだけではなく——もちろんそうした個人でできる小さな取り組みも大切だが——、もっと大きな観点でより大きな取り組みをしていく必要性を感じている。


生態系や環境に関する問題は、哲学者のティモシー·モートンの言葉で言えば、「ハイパーオブジェクト」化されているのである。端的には、そうした問題はもはや人間の認識能力を遥かに超えた得体の知れないものとして私たちの前に立ちはだかっている。


それは姿形もなく、表出した種々の問題を通じて私たちはそのハイパーオブジェクトの存在をなんとなく感じることができる程度であり、ハイパーオブジェクトそのものの解消は至極困難である。


以前在籍していたジョン·エフ·ケネディ大学のショーン·ハーゲンス教授は、インテグラル理論を生態系の問題に適用したことで有名であり、彼の“Integral Ecology”という書籍は力作である。


今その書籍は実家に置いてあり、また次回実家に帰った時にでもその書籍を読みたいと思っているが、今の自分は生態系や環境に関する問題に対して、学術的な事柄を知りたいわけではない。もちろんそうした事柄に関する知識も習得しつつ、より具体的な取り組みを知りたいのだ。


そのような探究意欲から、エコ哲学とシュタイナーの思想を架橋した“Eco-Alchemy: Anthroposophy and the History and Future of Environmentalism”を改めて読み、その他にも関連する書籍がないかを調べてみる。また、エコ哲学と批判的実在論の書籍で何か参考になるものはないか探して購入してみようと思う。


ここでもエコ哲学に関する学術的な事柄を知ることが最優先なのではなく、学術的な理論を活用した具体的な取り組みが知りたいのだ。シュタイナーの思想を体現したコミュニティーの具体的な取り組み、批判的実在論を活用した具体的な取り組みを知りたい。早速書籍を調査し、いくつか書籍を購入してみよう。フローニンゲン:2021/5/15(土)07:01


6918. バスカー及びシュタイナーの思想を通じた生態系·環境問題の探究


時刻は午後4時を迎えた。今日は昼過ぎから雨が降る予定だったが、結局雨は降らず、晴れ間が広がっている。天日干ししている野菜たちが太陽の光を浴びて喜んでいるかのようだ。


今朝方、地球の生態系や環境の問題への関心について日記を綴っていたように思う。バスカーの批判的実在論及びメタ実在論、そしてシュタイナーの思想の観点からそのテーマに関する探究を行いたいと思って書籍を調べてみたところ、いくつか興味深い書籍を見つけ、下記の3冊を購入することにした。


·Ecophilosophy in a World of Crisis: Critical realism and the Nordic Contributions

·Interdisciplinarity and Climate Change: Transforming Knowledge and Practice for Our Global Future

·Spiritual Ecology: Reading the Book of Nature and Reconnecting with the World

上から2つ目までの書籍は以前に一度調べたことのある批判的実在論に関する書籍であり、最後の書籍は本日初めて見つけたシュタイナーの思想に関する書籍である。全て中身検索を行い、自分の関心テーマに合致していることがわかったこともあり、購入に至った。


ここからは、以前から言及しているように、偉大な詩人の詩から高度な霊性段階を読み解くことに加えて、人類の霊性の発達を阻害している集合の内面外面の問題の探究を行っていき、それに合わせて、霊性と生態系·環境の問題について探究していく。


最後のテーマに関しては、もちろんインテグラル理論の枠組みも活用していくが、より学習を深めていく必要のあるのはバスカーやシュタイナーの観点である。


具体的な社会問題や地球規模での環境問題の解決に向けた地に足のついた実践的霊性学としてこのテーマについて探究を行っていく。ウィルバーの霊性の4つの定義で言えば、地球環境の問題を見通す高度な認識は、霊的な特性を多分に帯びており、そうした高度な認識を涵養していきながら、同時にそうした認識を基にした具体的な施策を打ち出していく必要がある。


端的には、霊性を涵養しながらにして社会に関与し、問題の解決に向けた実行策を打ち出していくこと。それを導くような実践的な霊性学の必要性を強く感じる。


ここからの探究がどのような道を辿るのかは定かではないが、いつかそうした実践学問領域の確立に寄与することができればと思う。今の自分にできることは、今探究できること、今実践できることに従事していくだけだ。フローニンゲン:2021/5/15(土)16:11


6919. ハイパーオブジェクト化した現代の様々な問題


時刻は午後8時を迎えた。先ほど、途轍もなく激しい雹が雷と共に降ってきて、辺りが一面真っ白になった。


家の屋根や壁、そして地面に激しく打ち付ける雹の音がどこか心地良く、しばらくその光景を眺めていた。もう5月を半ばを迎えたというのに、こうした真っ白な世界を見れたことは、それはそれで喜びであった。


自然の力を改めて思う。同時に、自然の異変を思う。


地球に起こっている異変。それはコロナウィルス の発生とその蔓延も含まれる。


地球の異常事態がもはや人ごとではなく、遠い世界の話でもなく、身近なこととして知覚されるようになっている時代。そうした時代の中にいる1人の人間として、地球の異変に対して問題意識を持つというのはとても自然なことのように思える。こうした問題意識が、地球の生態や環境の問題に自分を向かわせたのだろう。


今日は昼と夕方に、自然を取り上げたドキュメンタリーを見ていた。改めて、自然を知ることを通じて人類の知が拡張され、人間自身を知ることにもつながった流れを見る。


また、科学は確かに地球を傷つける形で持ちられてしまった歴史もある一方で、科学の発展によって地球環境の問題が気づけるようになったという側面もある。ここからは科学の力によって地球を治癒してく番だ。科学の力、そして思想の力で地球を再生していく番なのだ。


その他に北朝鮮を取り扱ったドキュメンタリーを見ていたときに、「体制を転覆させる1番の方法は、その価値観を批判することではない。その裏側を暴露することだ」というスロヴェニアの哲学者スラヴォイ·ジジェクの言葉が印象に残っている。


価値観そのものではなくて、価値観の前提条件や価値観が立脚しているコンテクストそのものを暴露していくというのは、インテグラル理論で言うところのヴィジョンロジック的な批判精神の力が要求される。


残念ながら、現代社会に山積みとなっているハイパーオブジェクト化した地球規模の種々の問題は、そうした認識能力を超えて、第3層の意識を獲得しなければ、問題の所在も全体像も把握できないように思える。


人類に課せられた課題の難易度は絶望的なまでに高い。それでも人類はその課題に向き合っていかなければならない。


自分が探究すべきこと、やるべきこともまたたくさんある。自分にやれることもたくさんあるのだ。フローニンゲン:2021/5/15(土)20:29

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