No.2087 夜明けの生命_A Life at Dawn
本日の散文詩（prose poetry）& 自由詩（free verse）
No.502, An Impressive Dream
I had a dream last night.
The theme was to integrate the absolute good and evil.
Two symbolic men of the two polarities were fighting each other, but finally they were integrated into one.
When I woke up, I felt extreme vitality in me.
Groningen; 04:07, 4/7/2021
No.503, In a Delightful Living Environment.
I’m in a delightful living environment.
This environment enables me to fully engage in my life work.
What I’ve wanted for a long time was silence.
Finally, I obtained it.
From now, I’ll cultivate my inner silence in a much deeper way.
Groningen; 21:47, 4/7/2021
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本日生まれた6曲
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タイトル一覧
6801. 活力溢れる目覚め/隣人のマークとの出会い
6802. 今朝方の夢/絶対的自己として寛ぐこと
6803. 優しい味のゴボウ茶を飲みながら
6801. 活力溢れる目覚め/隣人のマークとの出会い
時刻は午前3時半を過ぎた。今朝は午前3時前に起床し、素晴らしい目覚めを感じた。目を開けた瞬間に、今日1日の活動をすぐさま本格的に始められるかのようなエネルギーに満ちていた。
自分の内側に迸るエネルギーを感じながら起床し、いつも通りのルーティンを行い、朝風呂に入った。その時間帯は曇っていたためか、まだ夜が明けぬ朝空に星を見つけることができなかった。
浴室の天窓には少しばかり雪が残っていて、昨夜の降雪を思う。新居に移ってから、朝と夜に浴槽に浸かってゆったりすることにしている。これがとても良い習慣になっていて、日々の活動を支えている。
とりわけ寝る1時間前にゆっくり入浴することは、眠りの質にも良い影響を与えているようであり、深い睡眠を取れている。熱すぎず、少しぬるめの湯にゆったりと浸かることによって保温効果があることがわかったので、今朝方は熱すぎない湯にゆったりと浸かっていた。
今、身体がまだポカポカしている。とりわけ長く続く冬の時期には、そうした形で入浴を楽しもうと思う。
昨日の夕方に、郵便受けを確認しに敷地内の扉の方に向かっていくと、偶然同じ敷地内のマークに出会った。それは私たちの初対面であった。
郵便受けのある大きな扉の前で、お互いに挨拶を交わし、そこで少し立ち話をしていた。マークはすでに丸2年ほど今の家に住んでいるらしく、今年で3年目とのことである。
インド人のサハル一家とオーナー夫妻を含め、この敷地内で暮らす人たちの素晴らしさをマークは指摘していた。広い敷地内に4軒ほど家があり、そこではコミュニティが形成されている。
年に何回か一緒にご飯を食べたり、ガーデニングをするということは前から聞いていたが、それが非常に楽しみである。ガーデニングに関しては、マークは力を入れているらしく、ちょうどマークの手には野菜や果物などの残飯が入ったカゴがあった。それを肥料作りに活かすらしい。
私は残飯置き場が敷地内にあるということを知らなかったので、マークに案内してもらった。何やら、今捨てている残飯は来年のガーデニング用とのことだった。
雨風を凌げるグリーンハウスでは野菜や果物を育て、外の栽培スペースには花々を植えるらしい。「みんなガーデニングのプロじゃなくて試行錯誤で楽しくやっているから気軽に参加してみてよ」とマークに言われ、今年のガーデニングシーズンにおいて、自分も何か植えさせてもらおうかと思う。マークはトマトやきゅうりを植えるということを述べていた。
ちょうど街の中央市場では、野菜や果物の種を販売している出店があったり、もう行きつけになった近所のEkoplazaにも種々の種が販売されている。実は数日前に種の販売コーナーを覗いていたところだったのだ。
これも何かの縁かと思い、初心者でも育てやすそうなものを植えてみようかと思う。敷地内の全家庭がガーデニングに参加するらしく、それであれば自分が旅行中にも水やりを誰かにお願いすることができるかもしれない。
今後はグリーンハウスでコミュニティ内のメンバーと色々と挨拶やコミュニケーションを図れることを期待する。最後にマークは、ちょうど日本に関する本を先週読んでいたらしく、「新緑」という言葉に興味を持ったようだった。また、日本人が森に入っていき、そこで癒しを得ていることについても関心を持っているようだった。フローニンゲン：2021/4/7（水）04:03
6802. 今朝方の夢/絶対的自己として寛ぐこと
時刻は午前5時を迎えようとしている。辺りは依然として闇に包まれていて、ここから日の出にかけて少しばかり雪が降るようだ。
先ほど、社会の発達に応じて生み出された産物に対してどのような反応をするのかによって、その人がどの段階に固着しているのか、あるいは拒絶反応を示しているのかなど、積み残しの発達課題を見て取ることができる点について考えていた。それはもちろん自分に対しても当てはまる。
こうしたある種の簡便的な発達測定に活用できる産物としては、食べ物、性に関する産物、金や権力、自己実現に関する産物などがすぐさま挙げられる。それらはコスモスの多様な顕現であるため、それら自体を否定することはできないのだが、自分が何に囚われていたり、あるいは拒絶していたりするのかを把握し、しかるべきワークを行う必要があるだろう。
そのようなことを考えながら今朝方の夢について思い出す。今朝方は、とても印象的な夢を見ていた。覚えている場面は少ないのだが、夢が与える印象がとても強い。
端的には、夢の主題は絶対悪と絶対善を統合するものだった。夢の中で、それら2つの対極を象徴する超人が現れ、2人は互いに宮殿内の闘技場で闘い合っていた。
最後には、それら2人の超人が調和的空間の中で統合され、途轍もない白い光を発して1つになった。そのような夢を見ていた。
目覚めてみると、自分の内側から無限に活力が湧いてくるかのようだった。この夢が象徴していることはなんとなく分かる気がする。今、自分の内側で大切なプロセスが進行しているようだ。
相対的な自己ではなく、絶対的な自己に気づけたとき、究極の安らぎがやって来る。そのようなことを先日考えていた。
日々創作活動や探究活動に従事しているのは、自分自身が絶対的な自己に他ならないことを絶えず自覚し、それとしてあり続けるためであり、多くの人が自らの絶対的自己に目覚めることを通じて日々を生きて欲しいからなのだということに気付かされたのである。
相対的な自己の種々の側面についてはこれからも多くのことに気付かされるだろう。一方で、絶対的な自己は絶えず今この瞬間もここに居続けている。それに気づくことができるだろうか。
ひとたびそれに気づければ、究極的な平穏が心にやって来る。そしてそれすらもが絶対的な自己に他ならないということが絶対的自己に知覚され、相対的自己はますます溶解していき、絶対的自己として寛ぐ。
2階の仕事場の窓から外を眺めると、辺り一面が雪景色になっていることに気づいた。遠くの空は朝日を迎える準備を始めようとしている。
自分はその雪景色であり、朝日を迎える空であり、そして朝日そのものだ。フローニンゲン：2021/4/7（水）05:07
6803. 優しい味のゴボウ茶を飲みながら
時刻は午後4時を迎えた。つい先ほど近所のオーガニックスーパーから戻ってきた。
今、ハーグに住んでいる友人から随分と前にもらったゴボウ茶を飲んでいる。これをもらったのは確か1年前の冬のような気がする。
以前から飲むタイミングを伺っていたのだが、ずっと飲まずに取っておいた。新居に引っ越して来て、ちょうど寒さが厳しい今日の日にそれを飲んだ。
とても優しい香りと味である。このゴボウ茶をもらった時の友人の説明を覚えていて、ティーバッグの中のゴボウは食べられるとのことなので、今夜の味噌汁に入れようと思う。
今日このお茶を飲むというのもまた何か縁があってのことだろう。ゴボウ茶の温かさを感じながら、友人の心の優しさを思う。
近所のEkoplazaは街の中心部のそれよりも大きいので、現在店内を開拓中である。1つ1つの棚を新鮮な目で眺めており、何か試してみたいものがあればそれを購入するようにしている。
今日は新たにキムチを購入し、これまでとは違うブランドの豆乳を試してみることにした。また、この間は気づかなかったが、オーガニック認証の卵よりもさらに質の高いバイオダイナミクス農法の卵を見つけることができ、本日はその6個パックを購入した。
新居に引っ越す少し前から食生活を見直し、厳格なヴィーガンではなく、今は乳製品や卵を食している。身体がそれを欲していることに気づいたのである。
また、この1年半は歯磨き粉を一切使わずに、オイルプリングだけのブラッシングを朝と夜に行っていて、それで半年に一回の歯科検診では虫歯は全くない状態が続いていた。ただし、毎回歯垢を落としてもらうことになっていて、ひょっとしたらそれはオイルプリングだけのブラッシングでは落とせないのかもしれないと思い、今日からEkoplazaで購入した歯磨き粉を試してみることにした。
それはチャコールを主成分にしたものであり、その他にもココナッツオイルやオレンジなどが含まれているようだ。棚にあるときに値札を間違えていたようであり、購入後レシートを見たら、19ユーロほどすることに気づき、なかなかの値段であることに驚いた。朝は引き続きブラッシングだけにして、夜にこの歯磨き粉を使ってみようと思う。
買い物から帰って来ると、郵便受けにHEMAに注文した複数の電源コードを差せるアダプターが届いていた。それは昨日の昼過ぎに届く予定だったのだが、結局夜まで届かず、今日の朝かどこかの時間帯に届いたのだろう。いずれにせよ、これで一安心である。
それでは今から少しばかり学術書を音読して、その後、写譜の実践をしようと思う。新居での生活もすでに随分と慣れてきたが、新鮮な目で日々の現象や出来事を捉えていくことは今後も継続していきたいと思う。フローニンゲン：2021/4/7（水）16:34