4699-4702:フローニンゲンからの便り 2019年7月14日(日)
- yoheikatowwp
- 2019年7月16日
- 読了時間: 11分

タイトル一覧
4699. 海外不動産取得に関する夢
4700. 時の静けさの川に浸って
4701. オンラインぜミナールの第2回のクラスを終えて:平行調・同主調・多調に関する実験
4702. 日曜日の夕暮れ時に
4699. 海外不動産取得に関する夢
小鳥たちが鳴き声を上げ始める午前4時に近づいてきた。今朝は3時過ぎに起床し、昨日の目覚めよりも2時間ほど早かった。
腸内環境がすこぶる健全な状態であるためか、良質な睡眠を必要な分だけ取ることができている。惰眠をむさぼることは一切なく、こうした時間帯に起床することが習慣となり、一日一日を深まる充実感と共に送れるようになっている。これは大変喜ばしいことである。
今日もまた起床した直後から、今日一日を生きれることへの喜びの感情が滲み出していた。
今日は午前中に、出版記念オンラインゼミナールの第2回の日曜日クラスが行われる。金曜日のクラスに引き続き、今日も活発な意見交換がクラスの場でなされることを期待する。
すでに金曜日のクラスを行っていることもあり、本日のクラスに向けての準備は特にない。クラスが終わってから一時間後に、今日は日曜日ではあるが、協働プロジェクトに関するオンラインミーティングが1件ほどある。それを終えたら味噌汁を飲み、休憩後仮眠を取ってから、午後の活動に打ち込んでいきたいと思う。
ゼミナールのクラスが開始されるまでの時間と午後の時間は作曲実践に打ち込んでいく。
今日も肌寒い天気のようだが、夕方には近所の河川敷にジョギングに出かけ、帰りに近所のスーパーに立ち寄ろうと思う。その際には、リンゴとトマトを購入しよう。
昨夜は、時が慎ましげな渦を生み出しながら流れているのを感じながら就寝した。そうした就寝を受けて、今朝方はぼんやりとした夢を見ていた。
夢の中で私は、欧州と東南アジアの両方の地域を旅していた。それは「旅」というよりも、「視察」のようなものであり、どうやら私は、両地域において、不動産を幾つか購入しようとしているようだった。
不動産業者から目星の物件を案内してもらい、彼らと色々と話をして、物件を吟味していたのを覚えている。そして実際に、幾つかの不動産を取得することにした。
もちろんそれらの物件は、自分が住むという居住用のものではなく、他者に貸し出すという投資用のものである。現実世界の私は賃貸をしているが、家賃というのは個人の財務諸表上においては固定費であることは間違いなく、いつまでも固定費を支払っていてはならないように思う。
また、仮に居住用の家ないしはマンションを購入する場合にも、融資を受けるのではなく、全て現金で一括して支払いをするのが賢明かと思う。利息の支払いもまた固定費に該当するからである。
そのようなことを考えながら、欧州と東南アジアの両地域において、幾つかの物件を全て現金で購入している自分がいた。そのような夢を今朝方見ていたのを思い出す。
実際にはその他にも夢を見ていたのだが、それらについてはもう覚えていない。小中高時代の友人たちが夢の中に現れていたのを覚えているぐらいだ。
上述の不動産に関する夢については、現実世界においても、少しばかり先のことかもしれないが、欧州や東南アジアの不動産を幾つか所有することを最近考えていたため、それが夢として現れたのかもしれない。フローニンゲン:2019/7/14(日)04:11
No.2265: A Flow of Chi Energy in the Early Morning
A flow of my chi energy in the early morning is energetic. Groningen, 05:12, Sunday, 7/14/2019
4700. 時の静けさの川に浸って
時刻はすでに午前4時を迎えたのだが、今日はどういうわけか、まだ小鳥たちの鳴き声が聞こえてこない。本日は日曜日ということもあって、小鳥たちは寝坊でもしているのだろうか。彼らもきっと自然のリズム及び自分自身のリズムに従いながら生きているのだろう。
今は書斎の窓を開けているため、彼らがひとたび鳴き声を上げ始めれば、いつでも彼らの歌声に耳を澄ませることができるだろう。
昨日は、静けさの川がフローニンゲンの街を流れているかのようであった。今日も昨日に引き続き休日であるから、同様の時の流れを感じることができるかもしれない。
そのようなことを考えていると、今まさにこの瞬間に、一羽の小鳥が鳴き声を高らかに上げ始めた。すぐにモーツァルトのピアノ曲を止めて、その小鳥の鳴き声に耳を澄ませることにした。
時の静けさの川の上を、小鳥の鳴き声がゆっくりと流れていく。時の川全体に鳴き声が染み渡っていくことを感じていると、まさにこれだと思った。
時の大河と一体化して生きるということはこういうことなのだ。大河と一体となり、大河に還っていくこと。それは、諸行無常的な全ての現象に安住地を授けている。
一瞬一瞬変化を遂げていくこの自己が、この大河に大河に還って行く。そこにくつろげばいいのである。絶えずそこにくつろぐことができれば、自己の諸行無常性を超えて、自己は大河そのものになるだろう。
昨年において私は、徐々にそうした大河との一体化に向けた道を歩んでいたように思う。欧州で過ごす4年目においては、さらに深く大河との一体化を果たしたい。
そしてそれは随分と深い次元で成し遂げられるであろうことをすでに確信している自分がいる。もう随分と前からそこに向かって歩き出し、着実にその歩みを深めてきたのだから。
時の大河と合一化を果たし、その流れに沿って人生を深めていけば、いつか時の最果てに辿り着くのだろうか。
今この瞬間に外の世界で響き渡っている小鳥たちの鳴き声は、自分の内面世界、すなわち時の大河にも響き渡っている。
7月も折り返しの時期を迎えた。フローニンゲンは相変わらず肌寒く、夏の実感はない。だが、夏の香りが漂う日も時々あることは確かだ。
昨日も肌寒かったのだが、ふとした瞬間に夏の香りを感じ、小学校時代の夏休みの思い出を思い出していた。欧州3年目の生活と同様に、4年目の生活においても、毎日を夏休みのように過ごしていく。
4年目以降の欧州生活においては、それをさらに推し進めていく。自由さとゆとりの中で、自分が取り組みたいと思うライフワークにのみ専心していく。
まだまだ肌寒さの残るフローニンゲンにあって、気持ちは常に夏休みのように高揚している。フローニンゲン:2019/7/14(日)04:36
No.2266: Soft Air in the Early Morning
I’ll devote myself to my lifework today, too, feeling the soft air in the early morning.
No.2267: A Small Joy in the Early Morning
I’m feeling a small joy in the early morning. Groningen, 06:34, Sunday, 7/14/2019
4701. オンラインぜミナールの第2回のクラスを終えて:平行調・同主調・多調に 関する実験
時刻は午前11時を迎えた。つい先ほど、出版記念オンラインゼミナールの第2回のクラスを終えた。今日は冒頭の時間に、初回のクラス以降に生まれた質問事項をまず取り上げていった。
金曜日のクラス以上にご意見やご質問が寄せられる嬉しい事態となり、その後のアクティビティに関するタイムマネジメントをその場で変えていく必要があったが、今回もまた非常に充実したクラスだったのではないかと思う。
今日のクラスの録音音声については、早めにゼミナール専用の共有フォルダにアップロードしておきたい。発展学習や復習に役立ててもらえればと思う。
来週は早いもので第3回目のクラスとなる。来週のクラスの前に、今回もまた補助教材として録音音声ファイルをいくつか作成したいと思う。それらはどれも受講者の方からの質問に基づいており、まだ意図的に回答していない質問がいくつかあるため、各回のクラスの内容と照らし合わせながら、未回答の質問に答えていきたいと思う。
ふと窓の外を眺めると、曇った空が広がっていることに気づいた。曇りかつ気温が低く、今は窓を開けていられないほどなのだが、それでもフローニンゲンに流れる時の優しさは変わらない。優しい時の流れの織物に包まれながら、午後からも充実した時間を過ごしていく。
ちょうど後30分後にオンラインミーティングが一件あり、それを終えたら具なしの味噌汁を飲み、仮眠を取る。仮眠から目覚めたら午後の作曲実践に取り掛かり、一曲ほど作ったら気分転換に近所の河川敷にジョギングに出かけ、近所のスーパーに買い物に立ち寄る。
今朝はすでにバッハのコラールに範を求めて作曲実践をしてしまっているので、明日の話になるが、明日バッハのコラールを参考にする際には、まず最初に一つの調を選んで一曲作り、その後、平行調(例:Cメジャーキー⇄Aマイナーキー)を選んでまた別の曲を作る。これによって、二つの異なる調を比較する形でそれぞれの調の質感を捉えていくことができる。
また今後はさらに、平行調のみならず、同主調(例:Cメジャーキー⇄Cマイナーキー)を活用して別の曲を作っていく。こうすることによって、一つの調に対する平行調と同主調とのつながりや体感覚的な違いを把握していくことに役立つだろう。
今朝は、GフラットメジャーキーとEフラットマイナーキーという平行調の比較をしたので、夕食後には同主調であるFシャープマイナーキーの曲を作ってみようかと思う。また、今朝方改めて考えていたのは、コラールを参考にする際に、多調の概念を適用して作曲をしてみることである。
例えば、ソプラノの部分をCメジャーキーにして、バスの部分をGメジャーキーにするというように、異なる二つの調が同時に曲中に現れるように工夫をしてみる。その際に、選択する調が離れていればいるだけ音に違和感が生まれてしまうようなので、まずは隣接する調を用いて実験をしてみたい。フローニンゲン:2019/7/14(日)11:34
No.2268: A Delicate Flow of Time
I’ll have a fulfilling time today, too, being embraced by a tapestry of a delicate flow of time. Groningen, 07:10, Sunday, 7/14/2019
No.2269: A Profound Song
It seems to me that I can hear a profound song from the world. Groningen, 08:48, Sunday, 7/14/2019
No.2270: A Short Rest in the Afternoon
This piece of music gives me a short rest in the afternoon. Groningen, 14:57, Sunday, 7/14/2019
No.2271: A Scent of the Ground
A scent of the summer ground spreads widely. Groningen, 15:20, Sunday, 7/14/2019
4702. 日曜日の夕暮れ時に
時刻は午後8時を迎えた。今日は夕日が照っておらず、夕暮れ時の空は薄い雲に覆われている。
振り返ってみれば、日曜日の本日もまた格別な充実感を伴う形で進行していった。午前3時過ぎに起床してから今に至るまで、充実感の連続的な流れが途切れることは一度もなかったように思う。
日々が、そして日々の一瞬一瞬が、充実感という数珠で繋がれているかのようだ。
今日の終わりは今週の終わりを意味しており、また明日から新たな週が始まる。新たな週の始まりにあっても、充実感の数珠は途切れることはないだろう。
この宇宙には、人生という劇が無数に存在しており、それはひとつまたひとつと始まり、そして終わっていく。そこにもまた、途切れることのない数珠を見るのは私だけだろうか。
そういえば今日は午後に仮眠を取っている時に、またしても投資に関するビジョンを見ていたことを今になって思い出す。それは、きちんと選別された個別株と不動産に数千万円単位で投資するビジョンであった。
日本の不動産を購入する気は全くなのだが、なぜだか日本円で不動産の購入をしていたことを思い出す。ビジョンの中の風景は日本ではなく、それは東南アジアのどこかの国と、欧州のどこかの国の二つが混ざったような場所を映していた。
東南アジアのそれは、どこか見覚えがあり、親しみの感覚を引き起こしていたため、その国はマレーシアかインドネシア、あるいはタイかもしれない。一方欧州のそれは、イギリス、フランス、ドイツなどの硬質感のある国々ではなく、オランダやポルトガルのどこかのように思えた。
株の個別銘柄にせよ、不動産にせよ、ビジョンの中の私は、それらへの投資は短期投資ではなく、長期投資に分類される形で進めていっていたことが印象に残っている。
明日からは新たな週を迎え、再度新たな気持ちで来週からの作曲実践に取り組みたい。日々実験に実験を重ね、新たな発見をもとにまた別の仮説を立て、新たな実験に乗り出していく。
先ほどはふと、どこかのタイミングでバッハの平均律クラヴィーア曲集を集中的に参考にして曲を作っていきたいと思った。また、それに乗り出す予感があった。しかもそれは、サイクルを持って時間を置いて何度も行われるだろう。
バッハの平均律クラヴィーア曲集に収められている一つ一つの曲はどれも比較的短いのだが、いずれもが固有の輝きを放っている。そうした輝きに導かれる形で、バッハから汲み取れるだけのものを汲み取っていきたいと思う。それは生涯にわたって続く営みになるだろう。フローニンゲン:2019/7/14(日)20:29
No.2272: A Gentle March in the Evening
This week is also approaching the end. A new week from tomorrow will be fulfilled, too. Groningen, 16:48, Sunday, 7/14/2019
No.2273: An Urgent Letter
This reality provides us with various letters that seem urgent at first glance. However, it is crucial for us not to reply to them hastily. Groningen, 19:32, Sunday, 7/14/2019
No.2274: After a Play
This universe has an infinite number of plays. A play ends while another starts. The cycle is endless. Groningen, 20:00, Sunday, 7/14/2019
7月14日(日)に生まれた曲
本日の曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。
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