今日は起床時間が遅かったこともあり、早朝に日記を一つ書き終えると、空が少しずつ明るくなり始めてきた。今は午前八時半に近づきつつあり、空がダークブルーに変わりつつある。
遠くの方からカラスが鳴く声が聞こえてきた。クリスマス前の日曜日が今始まろうとしている。
今朝方見た夢について、先ほど二つほど書き留めたが、どちらの夢も興味深い。一つ目の夢の中では、自分の意識が宇宙に向かい、そこで宇宙の躍動する光景を眺めていると、自分の意識が完全に宇宙と一体となったものだった。
これは言い換えると、観察者としての自己が溶解し、見るものと見られるものとの区別が一切ない意識状態に参入したことの表れだと思う。そして二つ目の夢に関しては、レクチャールームで私に話しかけきた女性の話が印象に残っている。
夢の中の私は少し前にロンドンに行き、ロンドンの大学を見学していた。その大学で研究をするのか、はたまたレクチャーを聞いていたアメリカのその大学に行って研究を続けるのかどうかを検討している時期があった。
これはもちろん、夢の中の私であって、今この日記を書いている現実世界の私の話ではない。確かに私は今から半年前にロンドンに一週間ほど滞在していたが、その時は大学を見学していたわけではない。
夢の中の私は、ロンドンの大学とアメリカのどこかの都市の大学を比較していたようだった。結局、夢の中の私はアメリカの大学を選んだがゆえに、あのレクチャールームにいたのだろう。
それにしても、私に話しかけてきた若く華奢なアジア人の女性の述べていたことが気になる。私はロンドンの街で風船を飛ばしたわけではないのだが、「風船」というシンボルが何を意味しているのか非常に気になる。
彼女に言われて初めて、確かに自分はロンドンの街にいて、無数の風船が空に舞い上がっていく姿を眺めていたことを思い出していた。風船のシンボルが表す意味が気になったので、少し調べてみたところ、肯定・否定の二つの区分があり、それぞれの区分に対していくかの意味があるようだった。
ロンドンの街で見た、風船が天に向かっていく様子、さらにはそれを見ていた自分の感情、そしてその場にいた私を取り巻くロンドンの街の雰囲気などを総合的に考えてみると、まずは風船というシンボルが肯定的な意味を持っているように思えた。
肯定的な意味と言っても、様々な意味があるらしいが、その中でも、「刷新された希望」「この世界に対する驚きと童心」の二つの意味に響くものがあった。日々、自分の内側にある希望が刷新されていく感覚、そして絶えずこの世界に対して畏怖の念を持ち、さらには童心のような気持ちを持って毎日を過ごしている自分がいることに気づく。
そうした日々の生活の有り様が、天に向かう無数の風船として夢の中で現れたのかもしれない。フローニンゲン:2018/12/23(日)08:39
No.1506: A Blissful Morning on Christmas Eve
A simple phenomenon that it is fine weather today gives me a tremendous amount of happiness.
The weather in Groningen on Christmas Eve in 2018 is exquisitely beautiful.
A couple of small birds celebrate it, singing a song. Groningen, 09:21, Monday, 12/24/2018