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3518. 角度を求める問題に解答しようとする夢


これからゆっくりと一日の活動を始めていこうと思う。早朝の作曲実践では、昨日に学んでいた転調の技術を活用していきたいと思う。

今のところの考えとしては、少しばかり距離が遠い調にあえて一気に転調させてみて、その転調効果はいかほどかを確認したい。ある調から別の調に転調する際には、その組み合わせに応じて生み出される雰囲気が異なるはずである。そうした差異を一つずつ自分で検証していく。

読み進めている理論書には、フラット系へ転調する際には、重力に沿って自然に下に落ちる感覚があると書かれていたことを思い出し、少しばかり遠い距離にあるフラット系の調に転調させる時に、その落下度合いがどれほどかを確認してみたい。

早朝の作曲実践が終われば、引き続き転調についてまとめノートを取っていく。転調に関する章は分量が多いが、今日中に本章を読み終えることができればと思う。

昨日に引き続き、今日も午後から協働プロジェクトに関するオンラインミーティングがある。そのため、昼前に素早く買い物に出かけ、昼食をいつもよりも少し早めに済ませておきたい。

探究活動、創造活動、協働プロジェクトなど、諸々の事柄を着実に進めていこう。

一日の活動を本格的に始めていこうと思った矢先、先ほど書き留め忘れていた夢について思い出した。それは今朝方見ていた最後の夢である。

夢の中で私は、自然の中にある合宿所のような場所にいた。それは中学校の宿泊訓練のようだった。

私は、合宿所内の教室のような場所にいて、多くの友人たちと一緒になって、そこで数学の授業を受けていた。教壇に立っていたのは、私たちが実際に教えてもらっていた女性の数学教師だった。

先生は、宿題として出していた問題の答え合わせをしようと述べた。先生から答えを述べるのではなく、生徒に黒板に回答を書いてもらい、それについて生徒自身が解説をするようにお願いをしてきた。

それらはどれも難問だったらしく、周りにいた生徒たちは誰一人挙手をして解答しようとしない。そこで私は、「いつもだったら挙手をしても当てられないのですが、今日はどうだろうと思って挙手してみます」と笑いながら述べ、挙手をした。

すると先生は、「いつも当ててあげてるわよ」と笑いながら述べ、私を指名した。

:「最初の5問は、実はそれほど難しくないと思うので、別の人に任せます」

先生:「そうね。じゃあ、最初の5問はA君にお願いしようかな」

先生はそのように述べて、A君を指名した。A君は比較的数学ができる方だったから、彼であれば問題ないと私は思った。

彼が最初の5問を板書している間、私は自分の机の上に置いてあった一枚の紙を眺めた。それは、今回の問題の解答とそのプロセスを書き留めているものなのだが、それを見た瞬間、どうも解答プロセスがあまりにも簡潔であることに気づいた。

出題された問題は幾何学に関するものであり、より具体的には平行線と三角形の性質を用いながら角度を求めていくような問題だった。一人の小柄な友人が私の方に近づいてきて、「どうやって問題解いたの?ちょっと教えてよ」と述べた。

私は目の前の紙を広げながら、彼に問題の解き方を教えてあげようと思った。彼は広げられた紙を見て、「えっ、こんなにシンプルなの?」と述べ、驚きの表情を浮かべていた。

実は自分でもなぜこれほどまでに解答プロセスがシンプルなのかわからず、いざ友人に解説をしようと思っても、思考があまりうまく進んでいかない。

そこでふと、どうやら私は、解答集の解答だけを単にその紙に書き写しただけだということに気づいたのである。それに気づいた瞬間に黒板の方を見ると、A君が5問目の解答を書き終えようとしており、自分の解説の番が迫ってきていた。

私は急いで残り5問をその場で考え直し、模範解答で省略されている諸々の思考プロセスを一気に自分で埋めていくことにした。少々焦りの気持ちが湧き上がってきたところで夢から覚めた。フローニンゲン:2018/12/13(木)07:45

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