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3434. 散歩から帰ってきて


つい先ほど散歩から戻ってきた。やはり散歩をすることは良い気分転換になり、心身の調子を整えてくれるように思う。毎週一度は街の中心部のチーズ屋に行くことは良い習慣だと思う。

三時過ぎから四時過ぎまで散歩をしていたのだが、自宅に戻ってくる頃にはもう薄暗くなり始めていた。今は時刻は五時になり、辺りは暗くなっている。

早朝の予報では、明日と明後日は雪が降るはずだったのだが、今改めて天気予報を確認すると、明日と明後日の天気は良好のようだ。部分的に雲はあるが、概ね晴れのようである。

今日はこれから夕食までの時間を使って、音楽理論の学習の続きを行っていきたい。昨日、エリオット・アイスナーの書籍を読みながら、芸術作品とエネルギーの関係について考えていた。

ゲシュタルト理論に基づけば、芸術家は作品を通じてその作品固有のエネルギー場を作り出すことが可能だと言える。今はちょうどベートーヴェンの協奏曲を聴いているが、まさにこの作品には固有のエネルギー場が醸成されていることに気づく。

これは音楽作品のみならず、絵画作品にも当てはまる。自分の心を打つ作品が自分を捉えて離さないように感じる瞬間には、自分はその作品が生み出す巨大なエネルギー場の中にいるのだろう。音楽鑑賞や絵画鑑賞の体験を通じてそのように思う。

そして鑑賞を通じてのみならず、自分で音楽や絵を作っている最中にも、確かに一つ一つの作品には何かしらのエネルギー場が生まれていることにも気づく。作品には固有のエネルギー場があり、鑑賞者はそこからアフォーダンスを受けて諸々の体験をするのだと思う。

芸術作品とエネルギー場、ないし作品からのアフォーダンスについては今後も考えを深めていきたい。

今週も諸々の取り組みがはかどったため、明日はやはり午後から長時間にわたって座禅瞑想をしようと思う。明日は、旧約聖書に喩えられる、バッハの平均律クラヴィーア曲集をリヒテルの演奏で聴きながら瞑想をしようと思う。

明日座ってみて年内にもう一度座るかどうかを決めたいと思うが、仮に次回以降長時間にわたって座るときには、新約聖書に喩えられるベートーヴェンのピアノソナタを聴いてみるのもいいだろう。

瞑想の知覚体験と選択する音楽との関係性についても色々と検証していこうと思う。明日の座禅によって得られた気づきや洞察については、また日記に書き留めておきたいと思う。フローニンゲン:2018/11/23(金)17:09

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