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2514. 充実感の溢れる日々


一羽の鳥が優雅に青空を飛んでいる。早朝の空には雲ひとつなく、今日も快晴だ。

また、風もほとんど吹いておらず、街路樹が凛とした姿でたたずんでいる。新緑の鮮やかな色がとても眩しく感じる朝だ。

私はいつも早朝に昨日の振り返りや、今日一日の活動内容について書き留めるような習慣を持っている。今日も例外ではなく、早朝に二つほど昨日についての振り返りを行っていた。

厳密には、昨日の段階ですでにその日の振り返りを済ませており、今朝行っていたことは、昨日の実践を通じて発酵した学びを汲み取るための内省だと言っていいかもしれない。起床してすぐに何か文章を書き出すことができるのは、就寝中に昨日の学びが寝かされ、一日の発酵を経て新たな気づきや発見を自分にもたらすからだと思う。

このように考えてみると、学びというのは寝ている間にも起こっているようだ。そうした学びを新たな学びにつなげることに対して、早朝に日記を書くというのは非常に有益であるように思える。

朝から気づきや発見が溢れ出しており、そうした気づきや発見の奔流を通じて一日を開始させる毎日だ。

昨日に研究論文が多いに進展したことに伴い、今日から月曜日までの三日間は論文から一旦離れ、自由な探究活動に時間を充てることができる。強く読みたいと思う論文や書籍に目を通し、作曲実践を行うことに十分な時間を充てたいと思う。

午前中にまず取り組みたいと思っているのは、過去の日記の編集である。今日から三日間を使えば、編集もかなり進んでいくだろう。一日に編集をする分量を多くしすぎるのではなく、無理のない範囲で編集を行っていく。

その後、ワルシャワで購入した“A Philosophy of Emptiness (2014)”という書籍と、“Time-Structured and Net Intraindividual Variability: Tools for Examining the Development of Dynamic Characteristics and Processes (2009)”という論文を読み進めたい。

前者に関しては哲学書だが、久しぶりに意識の形而上学に関する書籍を購入したように思う。本書は、「空(くう)」の思想を原始東洋思想の観点から解説しており、書店でこの書籍を手に取った時、とても惹かれるものがあった。

今日から一読目を開始させる。書籍と論文の双方を全て午前中に読むことは無理だと思うので、程よいところで一旦切り上げ、昼食前にランニングに出かけたい。

ノーダープラントソン公園はきっと春の様相を呈しており、生命力に溢れているに違いない。そんな期待感がある。

昼食後からはまず作曲実践に取り組みたい。早朝の振り返りをもとに、今日の実践も実り多いものにしていく。

今日はベートーヴェンに範を求めようと思う。作曲実践を終えたら、現在協働で執筆している書籍の原稿に目を通す。

協働執筆者の方から依頼があったように、今回は忌憚なく自分のコメントを原稿に付していく。全てを一読するのが難しければ、今日と明日の二回に分けたいと思う。

原稿を読み終えたら、再び午前中に取り掛かっていた書籍や論文に目を通したいと思う。具体的な実践内容は異なれど、実践の種類に関しては明日も明後日も同じになるだろう。

今日も充実感に溢れた一日になりそうだ。フローニンゲン:2018/5/4(金)07:57

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