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2228. 論文の範囲と深さの増加


今朝は六時前に起床し、六時過ぎに一日の活動を開始した。早朝に起床してみると、部屋の中がとても暖かく感じた。

暖房の設定温度は普段と同じなのだが、どうやら外の気温が高くなっているようだと気付いた。外の気温を確認してみると2度であり、これまでの早朝の気温よりも随分と高い。

どおりで暖かいわけだと独り合点した。もうマイナスの気温の朝はない。

そんな予感がしたので天気予報を調べてみると、ここからの一週間は軒並み最低気温がプラスに転じている。フローニンゲンも少しずつ春の様相を呈し始めている。

昨日に研究インターンの九日目を終え、今日からはまた自宅の書斎で研究と協働プロジェクトを進めていく。とりわけ、本日から再度気持ちを入れ替えて、大量の論文を読んでいくことにする。

数日前から読み返している、“Handbook of Adult Development and Learning (2006)”を今日も読み進めていく。こちらは自分の関心に合致した掲載論文を比較的丁寧に読んでいる。

書籍そのものの分量もさることながら、そのように少しばかり丁寧に読み進めているため、本書の再読には時間を要するだろう。自分の関心度合いに応じて、読む速度を含め、文献の読み方を変えていくというのは大事だろう。

本書はタイトルの通り、成人発達と成人学習に関する内容である。当該分野の第一線の研究者たちが寄稿した論文は、やはりいつも新たな発見と刺激をもたらしてくれる。

しかし当然ながら、全ての論文がそうしたものをもたらしてくれるわけではなく、やはり何も心が動かされない論文があるのも事実だ。そうしたものを無理に読む必要はなく、概要の部分だけを読み、どのようなことが書かれているのかだけは把握して、深く内容に入っていかないことが賢明だろう。

とにかく、自分の関心を誘うもの、感情が動かされるものを中心に論文を読み進めていく。自分を動かす何かがあるものが、私たちの学びを促進していく。そのようなことを思う。

昨日は、現在取り組んでいる協働プロジェクトからの要求と自分の関心に応じて、成人発達とマネジメントに関する論文を二本ほどダウンロードした。とりわけ企業組織におけるマネジメントに関して、いろいろなことが自分に求められることが多くなってきているため、ここで再度、成人発達とマネジメントに関する論文や書籍を読み進めていくことにする。

昨日ダウンロードしたのはビル・トーバートの論文であり、これらの論文以外にも、エリオット・ジャックスの執筆した書籍を本棚から引っ張り出し、再度読み進めていくことにした。

協働プロジェクトを通じて、読む論文の範囲と深さが増し、現在履修しているコースや取り組んでいる研究を通じても同じことが起こっている。とにかく大量の論文を読む日々はこれからも続いていくだろうが、そうした日々を送るがゆえに、読んだ論文については短くてもいいので簡単な要約文を作っていくことにしたい。

そうした小さな一工夫が知識の咀嚼と知識体系の構築に有益だろう。フローニンゲン:2018/3/6(火)06:35          

No.847: Reorganization of Knowledge

I may need to reorganize knowledge on music composition to move a step further.

Yet, before reorganizing it, I need more knowledge as components of the systematization.

This is true not only to my music composition but also to my other practical domains such as academic research. Groningen, 16:50, Saturday, 3/10/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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