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2086. 秋からの研究に向けて


昨日は仕事の関係上、あまり文章を書き留めておく時間がなかった。というよりも、私がそうした時間を意識的に作ろうとしなかったのかもしれない。

いずれにせよ、普段よりも日記を執筆する量が少なかったことは確かである。また、以前に仮説として持っていたように、内面現象を言葉として形にする量が少ないと、どうやら次の日の朝にその影響が現れるという関係性が見えてきた。

文章執筆を通じた心身の整理を行わなければ、どうも次の朝の目覚めがすっきりしない。今朝はそのような形で目覚めた。

今日は土曜日であるから、自分のなすべき事柄をゆっくりと進めていくことにしたい。来週から開始する研究プロジェクトに加えて、今年の秋から米国の大学院で始めようと思っている研究の計画書を執筆する必要がある。

それは年末に一度簡単なドラフトを作っていたのだが、今日と明日にかけてそのドラフトを練り直したいと思う。年末から今日にかけての一ヶ月の間に、研究の内容が少しばかり変更になった。

秋からもMOOCに関する研究を継続させる予定だが、そのコンテンツとしては音楽に関するものを扱いたい。そしてこの研究を転換点として捉え、そこから芸術と人間発達の研究に大きく舵を切りたいと思う。

本音としては秋からすぐにでも芸術と人間発達についての研究を行いたいのだが、オランダで積み重ねてきたことがオンライン学習の研究であるという都合上、これまでの経験を活かした計画書を執筆する方が賢明だろう。

秋からの研究では音楽、とりわけ音楽理論のMOOCを題材にしようと思っており、学習者がMOOCを通じていかに音楽理論を習得していくのかという、MOOCが学習プロセスと学習成果に与える影響について研究をしたいと思う。

音楽理論に関する領域固有の知識が必要になるため、研究を進めていく上で音楽理論に造詣の深い教授からの支援を受けようと思っている。今回の研究では、発達科学や教育科学の分野の教授というよりも、音楽学科の教授と協働して研究を進めていくことになりそうだ。

提出予定の研究計画書は、来週からフローニンゲン大学で行う研究の計画書をもとに作成していく。データの収集方法やデータ分析の手法についてはほとんど同じであるため、以前の研究計画書を活用することができる。

ただし、音楽教育とMOOCに関する現状についてもう少し調べる必要があり、できれば既存のMOOCと音楽教育をテーマとして取り上げている先行研究にはどういったものがあり、どういった観点が欠けているかを明らかにしておきたい。

今日の午前中と明日を活用してドラフトを洗練させていく。提出の締め切りは今月末であるため、あとひと月ほどの時間がある。

早めにドラフトを完成させておき、文章を寝かせ、締め切り前に数回ほど文章を確認することを行いたい。フローニンゲン:2018/2/3(土)07:30

No.715: An Elegant Flow

A flowing flow and an unflowing flow.

A flow will be flowing and unflowing.

Such a flow is elegant. Groningen, 10:53, Sunday, 2/4/2018

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