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1689. 一連の不思議な夢


起床直後、昨夜見た一連の夢について思い返していた。場面が多岐に渡る夢であり、そのどれもが何の脈略もない関係性で確かにつながっているという不思議な夢だった。

私は、穏やかな海の見えるマンションの一室にいた。このマンションは海岸と隣接しており、すぐにでも海に行くことができる。

砂浜には松林があり、松のてっぺんがマンションの部屋からよく見える。一人の友人が私の部屋にいて、ベランダの窓の方を見て突然叫び始めた。 友人:「大きなヘビが部屋に入ってくる!」 友人の視線の先を見ると、この世のものとは思えないほどに大きな黒いヘビが、ゆっくりとベランダの窓からするりするりと部屋の中に入ろうとしていた。ヘビの体の長さと太さを見るにつけ、とてつもなく大きなヘビであった。

その黒々として体の色が、どこか不気味な光沢を発しているように思えた。ヘビの全身が部屋に入ってきた時、このヘビは、特に私たちに危害を加える様子を見せなかった。

そのヘビは、ゆっくりとベランダの窓から寝室の方へ向かって動いている。友人がヘビの後をつけながら、このヘビをどうするかについて私に話を持ちかけた。 :「寝室の窓から外に逃がすことにしよう」 そのように私は提案した。ヘビの全身が寝室に入りきったのを確認し、友人はこのヘビを窓の外から逃がすことに向けて準備を始めた。

友人がヘビを先導すると、ヘビは素直に窓の方へ向かっていった。私はその様子を部屋の外から見守っている。

ヘビの頭が窓の外に出始めた時、友人がヘビの体をゆっくりと窓の外に押すと、ヘビはするりするりと窓の外に落ちていった。だが、ヘビの最後尾に二つの尖ったトゲのようなものが付いており、ヘビが最後に勢いよく窓の外に落ちた際に、それらのトゲが友人の顔を引っかいたようだった。

ヘビに顔を引っかかれた友人は、トゲの部分に毒がないかをひどく心配していた。 :「大丈夫、あのトゲに毒はないよ」 直感的に私はそのように述べた。推察するに、あのヘビは毒を持っていないように思えたため、そのように友人に伝えたが、少し懸念もあったので、その後の友人の様子を見ていた。

しばらく経っても友人に何の変化もなかったため、私たちは一安心した。寝室の窓の外を眺めると、地上が随分と遠くに見えた。

友人を心配するのみならず、この高さから地面に落ちたヘビを案じている自分がいた。しかし、ヘビの姿はもう見えなかった。 気がつくと、私は大草原を歩いていた。私の傍に、何やら二匹のイノシシの親子がいた。

どうやら、彼らと私は行動を共にし、一緒にこの大草原を歩いているようだった。二匹のイノシシの親子は、人間の言葉を理解する。特に日本語を理解することができるようだ。

この優雅な大草原をしばらく歩いていると、何頭かの小さなイノシシが草原の反対側からこちらに歩いてくるのが見えた。すると、続々に他の小動物が草原を優雅に移動している光景が目に飛び込んできた。

その光景を目撃した瞬間、私の体が宙に浮かび、私はこの草原を飛びながら移動することになった。イノシシの親子は、依然として地上を歩いていたが、私の体はすでに宙に浮かんでいたため、お互いに言葉を掛け合いながら草原を移動していた。

すると、前方のみならず、後方から巨大化したイノシシの群れが、こちらに向かってやってくる姿が見えた。その姿を見ると、彼らが自分たちを襲おうとしていることがわかった。

それに気づいた私たちは、すぐさま草原を勢いよく走り始めた。私の体はどんどんと宙に浮き始め、気づけば草原から随分と離れた高さの場所を飛行していた。

しかし、前方に巨大化した馬が出現した時には、馬のジャンプにぶつかってしまうのではないかという心配があった。そのため、さらに高度を上げて空を飛ぶことにした。

イノシシの親子の方を見ると、一生懸命に他のイノシシから逃げようとしている姿が目に入った。しかしよくよく見ると、イノシシの子供の姿しかそこにはなかった。

:「空を飛んで逃げよう!」 私はイノシシの子供に向かってそのように叫んだ。すると、イノシシの子供も空を飛べるようになり、飛びながらこの大草原を進んで行くことにした。

地上で襲われる心配はもはやなくなったが、イノシシの子供が前方を指差しながら、「ワシがいる!」と小さく叫んだ。 その方向を確認すると、一羽の大きなワシが空を旋回しており、こちらを襲撃する機会を伺っていた。だが、ワシがイノシシを襲うことは考えにくかったため、大丈夫だということを伝えるために後ろを振り返ると、イノシシの子供はフクロウになっていた。

そのフクロウは、何も言わず、私の横を大急ぎで通り過ぎ、遥か彼方に飛び去っていった。フクロウの後ろ姿を見つめながら、しばらく呆然としていると、ワシが今度は人間である私を襲うかのようにこちらに向かって飛んできた。

てっきりこちらを攻撃してくるのかと思いきや、そのワシが私に何か話しかけてきた。その瞬間に夢の場面が変わった。

あのワシは一体何と私に話しかけてきたのだろうか。今となってはそれを思い出すことができない。

昨年のいつかの夢の中でも、イノシシの親子が現れた時があった。また、今年に入ってから、黒色ではないが、白い巨大なヘビが運河を泳ぐ姿を目撃した夢を見ていた。

イノシシにせよ、ヘビにせよ、どちらも共に私にとって重要なシンボルとして何かを暗示しているように思える。2017/10/25(水)06:47

No.334: Utility of Examples I have a propensity to formalize my thoughts in an abstract way, which often discourages me to think of concrete examples.

However, I have recently recognized the utility of examples for both explaining abstract notions to others and cultivating my understanding of certain abstract topics.

Ideally, examples should extract from my own experience and expertise. I should avoid just using the examples written in a text.

Those examples made by others often lack the energy to convey meanings. On the other hand, examples derived from myself encapsulate the so-called existential energy to deliver meanings in a more powerful way. 18:09, Sunday, 10/29/2017

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