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1374. 睡眠と治癒


つくづく睡眠というのは重要であり、不思議な力を持っていると思った。昨夜はいつも通りの時間に就寝し、起床時間もいつもとほとんど変わらなかったのだが、少しばかり脳と心が何かで一杯になっているような感覚があった。

つまり、脳と心も活動を始めるにはふさわしくない状態であり、動きが生み出されない感覚があったのだ。そうしたこともあり、先ほど一時間ほど仮眠を取っていた。

仮眠から目覚めると、脳と心を満たしていた重たいものがどこかに消え去り、活動に向けた気力が溢れてきた。睡眠がもたらす力をなんと形容したらいいのだろうか。

それは私たちに治癒をもたらし、回復をもたらす。睡眠というのは、私たちになくてはならない不可欠なものなのだと改めて知る。

仮眠後、コーヒーを入れ、コーヒーを飲みながら過去の日記を少しばかり読み返していた。ちょうど読み返していたのが、先週の今日、つまり先週の月曜日に書かれた日記だった。

日付の合致のみならず、その日記を読み返すと、偶然にも先週の月曜日も似たような状態を体験していることがわかった。その時は、仮眠中に白い閃光を知覚していたようだった。

早朝の時刻にさらに仮眠を必要とする状態をもたらす原因を一つに絞ることはできないが、どうも毎週末に行っているゼミナールと何か関係があるのかもしれないと思った。ゼミナールでの体験というのが自分にとっても大きな意味を持っており、それは自分の無意識に揺さぶりをかけるようなものでもあり、それでいて変容をもたらし得る経験のようなのだ。

とりわけ、今回のゼミナールの受講者の人数が多く、その分だけ集合意識も巨大なものになり、集合意識の渦巻く力も巨大である。そうした集合意識に身を置く一人として、様々な体験を意識的・無意識的に経験していることがわかる。

土日のゼミナールを終えた次の日に、自己の回復と治癒が必要だというのもどこかうなづける。変容的な学習というのは、このように無意識の世界にまで影響を与えるものであり、その影響が強ければ強いほど、変容作用も大きくなるが、学習過程においては回復と治癒の時間も必要だということを忘れてはならないだろう。 来週の明日、いよいよ北欧旅行に出かける。書斎のソファに腰掛けながら、いつもとは違う方角の空をぼんやりと眺めていた。心が晴れ渡り、広大な空間が開けてくるかのような感覚に包まれる。出発当日も今日のように晴天であることを願う。 今日は午前中に、サスキア・クネン教授の論文の中で引用されていた “Dynamic Systems Biology Modeling and Simulation (2014)”を読み進めたい。本書は900ページ近い専門書であり、中身と構成がいかにも大学のテキストらしい作りになっている。

また、本書は生物学に関する内容であり、分野だけを考えれば自分の専門分野とは関係がない。しかし、以前の日記で書き留めたように、生物学の領域は、ダイナミックシステム理論を活用したシミレーション技術が進歩しており、そこから学ぶことが多々あるのだ。

本書を購入しようと思った動機もまさにそこにある。本書を通じて、ダイナミックシステム理論を活用したシミレーション技術に関してより理解を深め、それを自分の研究に活かしていくことを目的に、今日はこれからこの書籍に取り掛かりたい。

一日の大部分の時間を充てることによって、なんとか今日中に一読目を完了させたいと思う。2017/7/31(月)

No.19: Nutrition Rich nutrition facilitates our physical body, and many people care about what they take for their body.

However, how many people consider what they take for their mind and soul? How many people deeply reflect upon what nurtures their mind and soul?

Finally, how many people can notice that our spirit is beyond the attempt to foster our body, mind, and soul? It is preposterous to try to foster body, mind, and soul without finding our spirit.

It is always here and there at this moment. Sunday, 8/6/2017

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