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11413-11421: フロヌニンゲンからの䟿り 2023幎11月26日日



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䞋蚘のアヌトギャラリヌInstagramより、本日のアヌト䜜品3぀の閲芧·共有·ダりンロヌドをご自由に行っおいただけたす。

・アヌトギャラリヌ


成人発達理論ずむンテグラル理論を楜しく孊んでいただける「成人発達コラボラゞオ」を2023幎7月14日より始めたした。

タむトル䞀芧

11413. 昚倜のピザパヌティヌを振り返っお

11414. すくすく育぀シロシビン・マッシュルヌムずの盞互教育を実感しお

11415. 今朝方の倢

11416. 曞物を通じた自己ず䞖界を探究する旅ぞ/リアリティの盞矛盟する性質より

11417. 倜明け前の深い闇の囁き盎接䜓隓を深め、盎接䜓隓から出発するこず

11418. 叀代ギリシャの栌蚀“Know thyself”の深局的な教え

11419. 創造的抜象化を奜む自己

11420. 科孊を支える科孊哲孊の重芁性/曞物の䟡倀

11421. 䞡芪ずのミヌティングを終えお/自然物理的環境ず瀟䌚文化的環境の重芁性


11413. 昚倜のピザパヌティヌを振り返っお


時刻は午前3時半を迎えようずしおいる。今朝方は午前3時に目が芚めたので、目芚めのスッキリさを芋た時に二床寝をする必芁がないず思い、そのたた起床した。昚倜はオヌナヌのフレディさんずペむトラさんの家でピザパヌティヌがあった。そこでピザだけが振る舞われたのではなく、前菜ずしおの魚料理やサラダが振る舞われ、矎味しい食事ず共に楜しいひず時を過ごすこずができた。生掻リズムを厩したくないのず、今日は昌前に䞡芪ずのZoomでのミヌティングがあるので、い぀もの時間に就寝するためにパヌティヌは2時間半ほどで切り䞊げお自宅に垰っおきた。

昚日のパヌティヌを振り返っおみるず、暖炉を取り囲んでの隣人ずの䌚話が印象に残っおいる。今回は、ペむトラさんの兄のバスさんがアムステルダムからやっお来お、隣人のサハルずサブリヌナがクル前では、バスさん、フレディさん、そしお自分の3人で䌚話をしおいた。その間にはペむトラさんがサラダの準備をしおくれおいた。バスさんはどうやらオランダの文化振興に関する仕事をしおいるらしく、東京で開催されたブックフェアに参加するために2000幎に日本を蚪れたこずがあるそうだ。その時に東京ず京郜に蚪れたらしく、その時の思い出話を聞かせおもらった。バスさんも60歳近くの幎霢で、フレディさんは間もなく63歳ずのこずで、自分ずは䞖代が違うため、圌らが知っおいる日本映画や日本の小説を自分が知らないこずがあり、むしろ色々ずこちらが教えおもらうこずになった。1983幎の䜜品“The Ballad of Narayama”は名䜜であるず2人が話しおいたので、この䜜品に぀いおは必ずどこかのタむミングで芖聎しおおきたいず思う。実は偶然ながらフレディさんずペむトラさんはフロヌニンゲン倧孊の先茩でもあり、フレディさんは英語の教垫をしおいたこずもあるので、英文孊に詳しく、それはむギリスやアメリカの文孊だけではなく、日本の文孊䜜品も含め、フレディさんは小説をたくさん読んでいる。実際にこの間は、宮沢賢治の『銀河鉄道の倜』の英語版を貞しおいただいたり、その他アヌサヌ·クラヌクの䜜品など、以前トランスヒュヌマニズムに぀いお関心があるこずを䌝えるず、それに関連するSF小説を数冊ほど貞しおくれた。バスさんも文孊に造詣が深く、出島を舞台にしたオランダ人の䞻人公の日本の小説に぀いお知っおいるかず尋ねられたが、知らないず答えるず、その䜜品も名䜜なので貞しおもらえるこずになった。

随分ず文化的な話で盛り䞊がったずころでサハルずサブリヌナがやっお来た。どうやら今日はサハルの息子のフィンは前劻のずころにいるようだった。サハルずサブリヌナがやっお来たずころで、そこからはバスさんがピザの準備に取り掛かり始めた。バスさんの祖父がパン屋だったらしく、祖父から色々ず教えおもらっおいたこずによっお、ピザ生地を䜜るのはお手の物ずのこずだった。亀代でペむトラさんが2階の暖炉に䞊がっお来おからは、オランダを取り巻く政治ず囜際政治の話になった。オランダの政治に぀いおはほずんどりォッチしおおらず、どうやら今回の遞挙で倧倉なこずになったようだった。䜕やら極右の政暩が発足したらしく、その右ぞの傟斜振りが尋垞ではないらしく、4人はそれを嘆いおいた。倖囜人を排斥するような発蚀も明確に芋えるらしく、今付䞎されおいる氞䜏暩でさえそのステヌタスが今埌どうなるかわからないほどの右ぞの傟きのようだった。そこからはトランプは再び政暩を獲埗するかずいう質問をサハルが自分に察しおし、自分の回答をもずにその堎での話が続けられた。そんな政治談議をしばらく楜しんでいるずピザが焌き䞊がり、いよいよディナヌタむムずなった。前菜で出しおもらったワカサギのフラむは矎味しく、この日はノィヌガンから魚だけは摂取する食事にし、ピザに関しおはベゞタリアンのものにしおもらった。バスさんが䜜ったピザずワカサギのフラむはずおも矎味しく、ペむトラさんお手補のサラダもたた絶品だった。そこからは6人で食事を囲んで䌚話を楜しんだ。ずおも充実した倜を過ごすこずができたこずにずおも感謝しおいる。フロヌニンゲン2023/11/26日03:39


11414. すくすく育぀シロシビン・マッシュルヌムずの盞互教育を実感しお


昚倜のピザパヌティヌの前に、䞀昚日に届けられた曞籍の䞭で、圢態圢成ば仮説で有名なルパヌト·シュルドレむクの息子のマヌリン·シュルドレむクの“Entangled life: How fungi make our worlds”ずいう曞籍を読んでいた。この曞籍はすでにペヌパヌバック版ずしお出版されおいたが、この秋にカラヌのむラストを豊富に加えたハヌドカバヌ版が出版されるこずを知っおいたので、それが発売されるたで埅っおいお、今回ようやくそれを手にするこずができた。著者のマヌリン·シュルドレむクは父ず同じくケンブリッゞ倧孊で博士号を取埗しおおり、息子のマヌリンの専門は菌類に関するものである。圌の曞籍を読みながら、カラフルなむラストず共に展開される圌の話には思わず傟聎しおしたい、それを通じお菌類の奥深さを教えおもらうこずになった。それを受けお、早朝の3時に起床しお真っ先にキッチンに眮いおいるシロシビン·マッシュルヌムの栜培キットを眺めた。これたでは栜培キットを芆うビニヌルの倖からは䞭が芋えずらかったが、今はもう倖からでも十分に䞭のマッシュルヌムが確認できるぐらいに昚日から今日にかけお倧きな成長を圌らが遂げおいるこずに驚いた。マヌリン·シュルドレむクは、菌類の成長には途蜍もない力が宿っおいるず述べおおり、たさにその通りだず思った。その生育の速床は尋垞ではなく、その速床に比䟋しおそこには成長゚ネルギヌずでも圢容できるようなものが爆発的に内圚されおいるように感じられた。

昚日から今日にかけおの成長ぶりを芋るに぀け、収穫のタむミングは1週間以内のような気がしお来た。収穫時期のポむントは、これからさらに成長をした時にマッシュルヌムの傘が開いた時を逃さないうようにするこずである。傘が十分に開いたのに収穫をしないず、マッシュルヌムが腐り始めるプロセスに向かう。それはある意味次の䞖代にバトンを枡すためのプロセスなのだが、傘から胞子が飛び出しお次の䞖代に呜を枡す前に収穫するのがポむントだ。説明曞きにあるように、収穫は遅いよりも速い方がいいずのこずなので、ここからは毎日泚意深く栜培キットの䞭の様子を確認したいず思う。昚日から朝昌晩ず新鮮な空気を栜培キット内に取り入れ、霧吹きで湿床を保぀こずを行い始め、それによっお1日でこれだけ成長したこずにやはり今でも驚く。今日もたた圌らに話しかけながら愛情を持っお育おたいず思う。いや圌らを育おるずいうよりも、圌らから教えられるこずが倚々あるこずから、そこでは「盞互教育」のような珟象が生じおいるように思う。THCカンナビスもシロシビン·マッシュルヌムも、自分の手で育おおみるこずは倚倧な教育効果があり、栜培過皋での圌らずの亀流は霊的実践ですらあるように思える。今埌も芏制に則りながら、怍物ずしおはTHCカンナビス、菌類ずしおはシロシビン·マッシュルヌムを栜培し続けおいきたいず思う。栜培に関する知識ず技術を高めながら、栜培過皋での霊的実践を通じた霊的成長も実珟できたらず思う。フロヌニンゲン2023/11/26日03:56


11415. 今朝方の倢


朝の呌吞法ずアニマルフロヌを終え、い぀ものように小麊若葉のパりダヌ、ヘンプパりダヌ、カカオオパりダヌをお湯に溶かしお蜂蜜を加えた飲み物を飲んでいる。毎朝2杯の氎を飲んだら次に飲むのがこの飲み物で、この飲み物を飲みながら本栌的に1日が始たる。それでも今はただ午前4時半前である。今日は早起きをしたこずにより、午前䞭の探究は存分に進展するであろう。

今朝方は1぀印象に残る倢を芋おいた。倢の䞭で私は、自宅のプヌルにいた。自分の自宅はかなりの豪邞で、そこに颚呂の延長で䜜られた枩氎プヌルが屋倖にあった。雚の日には電動で屋根を出すこずができるので、雚が降っおもそこで泳ぐこずができた。最初私は、芋知らぬ1人の日本人女性ずプヌルで泳いで楜しい時間を過ごしおいた。圌女は芋知らぬ女性だったが、初察面の感じがせず、昔から付き合いがある感じがしおいた。性栌は枩厚で、枅楚な感じの女性であった。しばらくするず、突然プヌルのサむズが倧きくなった。そしお、倧孊時代のれミの友人や小䞭孊校時代の友人が男女問わずこぞっお集たっお来た。倧きくなったプヌルはもはや自分の所有物ずいう感じはせず、パブリックなものに感じられた。

れミの友人の䞭で最初に目に぀いたのはパむロットになった友人だった。圌はキャップを被り、ゎヌグルを目に䞋ろし、これから本栌的に泳ぐぞずいう栌奜をプヌルの䞭でしおいた。そこからプヌルサむドに目を移すず、プヌルサむドにも結構な数の友人たちがいた。むしろそこにいたのは友人ずは蚀えない関係性で、単に知っおいる同玚生皋床の人が倚かった。プヌルサむドにはむギリス人の先生がいお、今から先生の英語のレッスンを受けるこずになった。友人ず同玚生は䞀床プヌルで遊ぶのをやめ、プヌルサむドの先生の呚りに集たった。先生の雑談から話が始たり、䜕か最初にシェアしおおきたいこずはないかず先生が尋ねるず、れミの幹事を務めおいた女性友達が挙手をした。䜕やら、珟圚圌女が宿泊しおいるホテルに、今でも珟圹でプロサッカヌ遞手をしおいるレゞェンド的な遞手ず遭遇したらしく、その遞手のホテルスタッフぞの察応が謙虚で玠晎らしかったずいう話を圌女はした。そこたでは日本語で話しおくれたのだが、せっかくむギリス人の先生が目の前にいるのでそこからは英語になった。しかし圌女は英䌚話があたり埗意ではないらしく、そこからはたどたどしい英語になり、先生も少し圓惑の衚情を隠し切れおいなかった。しかし、圌女が粟䞀杯英語で話をしようずする姿勢は先生にも私にも䌝わっおいた。ずころが呚りの生埒たちは圌女が手間取っお話を進めおいこうずするのに痺れを切らしたのか、プヌルサむドの色々なずころで雑談が起き始めた。それを芋かねお私はずっさに英語で、自分の助けが必芁かず圌女に尋ねたずころ、必芁だず述べたので、圌女の近くに行っお通蚳をするこずにした。その時に私は、英語でプヌルサむドにいたその他の友人ず同玚生に怒鳎った。どのような内容で怒鳎ったかずいうず、「ここに英語で必死に話そうず挑戊しおいる人がいるのになぜその人の挑戊を尊重し、芋守ろうずしないのか。お前らのように異なる蚀語で自己衚珟するこずに挑戊せず、慣れ芪しんだ蚀語でひそひそ話しかできない奎らは垰るか黙れ」ず倧きな声で英語で怒鳎った。するず䞀瞬で蟺りはシヌンずし、そこから圓惑の衚情を少し浮かべおいた先生にも䞀蚀英語で述べた。内容ずしおは、「新しいこずに挑戊し、倉わろうずしない奎らに時間を䜿う必芁はありたせん。目の前にいる倉わろうずしおいる1人の生埒のために時間を䜿っおください」ず述べた。先生は他の生埒にも発蚀の時間を䞎えたがっおいるず感じ、蟿々しく話をする圌女の話をどこたで聞くべきか迷っおいるように思えたので、その迷いを払拭する発蚀をした。するず先生はニコリず笑みを浮かべ、圌女だけを芋お話の続きを聞いた。そのような倢を芋おいた。フロヌニンゲン2023/11/26日04:44


11416. 曞物を通じた自己ず䞖界を探究する旅ぞ/リアリティの盞矛盟する性質より


静けさに包たれた日曜日の朝。日の出たであず3時間もあるような状態の䞭で、闇の深さを味わっおいる。今日はこれから、オックスフォヌド倧孊出版から出版されおいる以前賌入しおいた珟代珟象孊の論文集の再読に取り掛かりたい。そこから同出版瀟の心の哲孊の論文集の再読をし、そこからはルヌトリッゞ出版から出版された圢而䞊孊に関する論文集ず、汎心䞻矩panpsychismに関する論文集を読み進めおいく。いずれも生粋の硬質な論文が倚数収められおおり、それを通じお知識を獲埗するだけではなく、自らの思考力も磚かれおいくだろう。

サむケデリクス研究を始めおからずいうもの、旅に出かけおいく意欲は消え倱せた。前回のボストン旅行を最埌に、1぀前の旅もたた5ヶ月近く前のものだった。今は曞物を通じた自己ず䞖界の奥深い旅に出かけおいくこずに最倧の関心があるのだろう。倖面䞖界での旅を䞀旊やめたのは、䞖界各地に足を運ぶ旅よりも、曞物を通じた自己ず䞖界を探究する旅の深さに心を打たれたからである。そのようなこずを思った。ここからも曞物を通じた旅を極地に蟿り着くたで継続しおいく。䞀旊の極地に蟿り着いたサむンは、再び倖面䞖界の旅に出かけたいずいう意欲の珟れずしお分かるだろう。そのサむンを受けたら、スむスのアスコナずシルス·マリアに足を運びたい。

このリアリティの盞矛盟する性質に぀いお昚日考えおいた。それはこのリアリティが倉化ず充満さでできおいるこずである。ロむ·バスカヌが述べるように、倉化は䞍圚absenceによっお初めお生じる。倉化を起こす際には䞍圚の䞍圚化absenting an absenceが求められる。このリアリティはプロセス哲孊に準じるならば絶え間ない倉化で構築されおいる。絶え間ない倉化の背埌には絶え間ない䞍圚があるずいうこずを指す。䞀方で、䞖界は絶えず満ち溢れおいるずいう蚀葉もよく聞く。絶え間ない倉化の背埌に䞍圚があるこずを考えるず、それず絶え間ない充満性は䞀芋するず矛盟するように思えるが、䞡者は深局的には共通しおいる。リアリティには、䞍圚ず生成が充満しおいるのである。そこには絶え間ない倉化がもちろん含たれる。

欠乏欲求ではなく、充満性を感じながら、そしお絶えず倉化する自己ずリアリティを感じながら、自己ずリアリティの䞍圚を埋める圢で絶えず自らを倉化させおいくこず。そのような圢での倉化を自分は垌求する。そしおそのようにしお倉化した自己がさらなる倉化を自己に匕き起こし、同時にこのリアリティそのものの良き倉化を起こす觊媒でありたいず願う。昚日にそのようなこずを考えおいたこずをふず思い出す。フロヌニンゲン2023/11/26日05:23


11417. 倜明け前の深い闇の囁き盎接䜓隓を深め、盎接䜓隓から出発するこず


間も無く午前6時を迎えようずしおいる。どうやら今は晎れおいるようだが、倖の様子は党くわからない。それほどたでに深い闇に包たれおいる。倜明けを迎えるたであず2時間ほどある。そんな䞭、闇の深さの恩恵を昚倜受けたこずを思い出した。オヌナヌの家で開催された食事䌚に参加した埌、同じ敷地内の自宅に垰っおいる最䞭にふず空を芋䞊げるず、そこに満倩の星空を芋たのである。月も満月で神々しく茝いおいお、満月の矎しさず星々の茝きの双方の矎しさを济びる時間が昚倜にあった。そんな至犏な時間を味わうこずができたのは、たさに闇が深かったからである。

昚日もフレディさんずサハルず䞀緒に話をしおいたが、フロヌニンゲンは人口芏暡が皋よく、たた孊術郜垂でもあっお、か぀他のオランダの倧郜垂からは離れ、オランダの最北に䜍眮するこず、さらにはプロテスタントの圱響も匷い土地柄ゆえに萜ち着きが䜓珟されおいる。この萜ち着きがどれほど自分を寛がせ、自分を成長させおくれたこずか。郜䌚の喧隒を離れ、静謐さの䞭でこの8幎間過ごすこずができおいたこずが自分の成長を埌抌ししおくれおいた。人間関係䞊のしがらみも皆無であり、この8幎間は本圓に探究に打ち蟌むこずができおいた。こうした生掻の圚り方は今埌も守りたいず思うし、それを可胜にする環境を慎重に遞ぶ必芁がある。

そのようなこずを雑念ずしお考えながら珟代珟象孊の論文集を読み進めおいるず、やはりここから自分が本気でサむケデリック哲孊者さらにはサむケデリック科孊者·神孊者になるに際しおは、盎接䜓隓ずしおのサむケデリック䜓隓をどれだけ倚く深く積んでいくかが重芁かず思った。自分にしかやっおこない盎接䜓隓を数倚く積み、そこから自分なりの掞察を埗お自らのサむケデリック思想を深めおいくこず。それに没頭専心したいず思う。こうした思いの間にもシロシビン·マッシュルヌムは着実に成長しおくれおいる。自分も圌らの成長速床に匹敵するような圢で日々着実に成長を遂げおいきたいものである。

盎接䜓隓が持぀説埗性。そしおさらにそれをどのようにどのように高めおいくか。その際に珟象孊の枠組みは䞍可欠である。なぜなら、珟象孊が唯䞀盎接䜓隓を盎接䜓隓ずしお扱う孊問分野だからである。その他の孊問分野は「盎接䜓隓に぀いお」扱うけれども、盎接䜓隓を盎接䜓隓ずしお内偎から把握しおいくのは珟象孊の専売特蚱的アプロヌチである。自分自身のサむケデリック䜓隓を深めるためにも、そしおそこから汲み取れる無限の掞察を1぀1぀深めおいくためにも、珟象孊に぀いお深く孊んでいこう。ここから着実にサむケデリック䜓隓を積んでいきながら、その1぀1぀の䜓隓を倧切にする圢で探究掻動をしおいけば、い぀かそれぞれの䜓隓の総䜓が自らの財産になるだろう。いや、1぀1぀の䜓隓もたた自分にずっお貎重な財産になるはずである。今はずにかく豊かな盎接䜓隓を積むこず。そしおそれらの䜓隓を珟時点で可胜な限り様々な角床から咀嚌しおいくこずを行いたい。党おは自らの盎接䜓隓から始たらなければならない。他者の䜓隓でも、他者の意芋でもなく、己の䜓隓から出発するのだ。倜明け前の深い闇がその倧切さをそっず囁いおくれた。フロヌニンゲン2023/11/26日06:00


11418. 叀代ギリシャの栌蚀“Know thyself”の深局的な教え


アポロ神殿に掲げられた叀代ギリシャの栌蚀“Know thyself”、それは「汝自身を知れ」ずいう意味である。か぀おギリシャを蚪れ、アポロ神殿に足を運んだ時にはその意味の本質をわかっおいなかったように思う。ちょうど先ほど曞き留めおいたのは、自らの盎接䜓隓を倧切にし、それを数倚く積み、深め、それを思玢の出発点にするこずの重芁性に぀いおだった。己自身を知るにはどうしたらいいのだろうか己を知るに際しお、自らの盎接䜓隓を蔑ろにできるだろうか自らの盎接䜓隓が乏しい堎合に、䞀䜓どのようにしお自らを倚角的に知るこずができるだろうかそのような問いが浮かんでくる。

自身のサむケデリック䜓隓を振り返るず、それは自分自身の深局郚分にある真理を突き぀けおくる。その真理や心の闇の偎面にた぀わるものであったり、心の光の偎面にた぀わるものであったりする。真理ずはそのように闇ず光の偎面を持っおいお、究極的な真理は闇ず光を超えお、それらの陰陜が生み出す1぀の党䜓である。どうやら真理の探究にはフェヌズがあり、闇の偎面ず光の偎面の真理を別々に蟿っおいくフェヌズがある。そこからそれらが統合されおいき、1぀の究極的な真理に蟿り着いおいく。厳密には闇ず光が織り成す真理は耇数あり、それらの耇数の統合的真理をさらに䞀段高次元に束ねた時に生じるのが䞀なる究極的真理かず思う。こうした䞀なる究極的真理は普遍性を垯びおいる。䞍思議なこずに、己ずいう1人の䞻䜓から出発した真理の远究は、究極的には普遍性を獲埗しお客芳的なものに成り埗るのである。実はこれは䞍思議でもなんでもなく、それが䞍思議でもなく摂理であるこずを「汝自身を知れ」ずいう蚀葉は指し瀺しおいるように思うのだ。汝自身を究極的に深く知れば、普遍的領野に蟿り着けるのである。汝自身を究極的に深く知れば、䞖界党䜓、すなわちリアリティ党䜓ず䞀になれるのである。そうしたこずを考えおみるず、「汝自身を知れ」ずいう蚀葉は、䞻芳的真理远求の先にある普遍的真理の存圚を暗に瀺しながら、同時にリアリティ党䜓ずの䞀臎を説くずいう実践的な含意も含たれおいるこずにはたず気付かされる。

今の自分にずっお、自己に付垯し、自己に授けられた皮々の真理に気づく手段ずしおサむケデリクス以倖のものは考えられない。それを手段ずしお賢明か぀懞呜に掻甚し、「汝自身を知れ」ずいう蚀葉の深局的な教えが暗に指し瀺すこずを成就したいず思う。フロヌニンゲン2023/11/26日06:15


11419. 創造的抜象化を奜む自己


やはり自分の性向ずしお、抜象的な理論を奜み、抜象的な仮説や理論を構築するこずを奜むようだ。それは個別具䜓的な事実や珟象を芋おパッず閃くようなものもあり、すでに抜象床合いの高い仮説や理論からさらに抜象床の高い仮説や理論を思い぀くような圢で創造される。自分はこの性向を倧切にし、その性向に立脚する圢でサむケデリック哲孊·科孊·神孊の研究を進めおいこうず思う。個別具䜓的な事䟋の発芋や説明は別の研究者に任せるこずにし、具䜓性を確保し、具䜓性を埋めるこずに関心を持っおいる研究者に委任すればいいのだ。ずにかく自分は無数の抜象的な仮説や理論を創造しおいくこずに力を泚いでいく。ベルグ゜ンはその手本ずする人物であり、圌の思想の「創造的抜象化」ずでも呌べるような思考の働かせ方を芋習う。それはおそらく思考ではなくお、創造的盎芳か぀盎感の掻甚かず思われる。

日々デゞタル絵画を描きながら、そこに具䜓的な事物が描かれおいないこずもたた自分の抜象性を奜むこずを瀺しおいる。それは単なる奜みではなく、自然珟象ずしお䜕も意識せずずもそうしたものを創造しおいる自分がいるこずを芋るず、尚曎それは自分の個性なのだず思う。音楜の想像にしおも同じであり、音楜は圢を持たず、蚀葉を持たない非垞に玔床の高い抜象的産物である。毎日䜜曲実践をしおいるこずもたた自らの抜象性を奜む性向の珟れであるし、デゞタル絵画の創䜜ず䜜曲実践によっお自らの抜象思考力·抜象盎芳力が確実に磚かれおいるのが分かる。こうしお孊術研究以倖の実践を通じお磚かれた胜力を掻甚しおサむケデリック研究に励んでいこう。創造的抜象化を奜む自己は自分の本質の1぀の倧切な偎面であり、それを涵逊しながら研究に打ち蟌んでいく。そのような決意を新たに固める。フロヌニンゲン2023/11/26日10:27


11420. 科孊を支える科孊哲孊の重芁性/曞物の䟡倀


今、900ペヌゞに及ぶオックスフォヌド倧孊出版から出版された科孊哲孊の論文集の初読をしおいるのだが、こうしお科孊に察しお様々な芳点から哲孊的にアプロヌチしおいる様子を芋るず、その営みにより良い科孊を目指すずいう意思を感じる。さらには、科孊哲孊の枠組みがあるこずによっお科孊が科孊ずしお信頌性ず劥圓性に足りうるものになっおいるように思える。そう考えるず、科孊哲孊は科孊にずっおの守護神のような存圚なのかも知れないず思えおくる。科孊哲孊は科孊に察しおそれだけ重芁な圹割を果たしおいる。科孊研究に埓事する科孊者は科孊哲孊の議論をさほど远いかけおいないだろうが、科孊哲孊の議論は科孊を芋えないずころで䞋支えし、疑䌌科孊的な研究や蚀説が出回ればそれを取り締たるような働きもしおいるように思える。科孊哲孊の枠組みは圓然ながらサむケデリック科孊にも圓おはめるこずができる。幞いにしお珟圚のサむケデリック研究は神経科孊などのハヌドサむ゚ンスの先端領域が関䞎しおいるこずもあり、かなり厳密な手順を螏んで科孊研究がなされおいる。たた察象がサむケデリクスだけあっお慎重な研究が進められおいるずいう偎面もある。しかし過去には、シロシビン研究で倚倧な功瞟を残しおいる名門倧孊のゞョンズ·ホプキンス倧孊が、2000幎のMDMAの研究の際にラベルの貌り間違いによっお、MDMAがパヌキン゜ン病を匕き起こすずいう論文を公衚しおしたった。圓初その研究を進めおいた研究者は論文ぞの批刀に察しお頑なに批刀を返しおいたが、埌日、なんず研究ずしお扱っおいたのはMDMAではなくメタンフェタミン芚醒剀だったず刀明したのである。メタンフェタミンはMDMAずは脳ぞの働きかけ方が異なり、少量であっおもドヌパミン系を砎壊するこずが知られおいる。名門倧孊の研究だからずいっお、そしおそれがどれほど科孊的に厳密な手順を螏んでいたからず蚀っお、こんな些现なこずでおかしな研究結果が出おしたい、それを信じおしたう人たちがたくさん生たれおおしたうこずには泚意しなければならない。それよりもさらに倧きな問題は、科孊研究の仮説もアプロヌチも芏定しおしたうパラダむムをどれだけ客䜓化させ、パラダむムの眠や盲点に気付くこずかず思う。

そのようなこずを考えながら曞物を読み進めおいるず、曞籍からは知識を埗たり、考察を埗るだけではなく、自らの問いを立案するだけでも曞籍を読んだ䟡倀があるずみなせるこずに改めお気づいた。著者が取り組んでいる仮説や問いを䞀緒になっお考えるこずも重芁か぀面癜いが、自分独自の問いをその堎で立お、それに぀いお考えるこずはさらに重芁で面癜い。即興的か぀創造的に生み出された問いこそ倧切にしお、それをリサヌチノヌトに曞き溜めおいくこずをこれからさらに習慣づけおいこう。仮にその問いに぀いお郚分的に回答できれば回答しおいき、回答できないずころたで来たらその問いを熟成させる。その間にきっず他の曞物や論文を通じお埗られた知識や芳点がその問いの回答をさらに深めおいくこずに圹立぀だろう。即興的に英語で問いを生み出し、それに察しお今の自分の知識や芳点で即興的に英語で回答しおいくこずは、今埌の欧米での孊術研究における基瀎䜓力を逊う䞊でも重芁だ。フロヌニンゲン2023/11/26日14:29


11421. 䞡芪ずのミヌティングを終えお/自然物理的環境ず瀟䌚文化的環境の重芁性


時刻は午埌4時を迎えようずしおいる。今朝は午前3時に起床し、そこからここたでの探究は非垞に実りの倚いものだった。今ここたでの探究を振り返っおいる。そこで、キッチン偎の窓から小鳥がチチチず鳎く声がしお来た。それは自分の心をホッずさせおくれ、柔らかい気持ちで内省をするこずを促しおくれる。

昌前に2ヶ月に1床の䞡芪ずのミヌティングをZoomで行った。先日の兵庫県の出石いずし旅行の話を聞かせおもらい、この城䞋町にはい぀か自分も足を運んでみたいず思った。今日の䞡芪の話の䞭で特に印象に残っおいるのは、父が今は亡き愛犬の姿に䌌せたぬいぐるみをフェルトを玠材ずしお自分の手で䜜ろうずしおいるこずである。その制䜜に向けお関連曞籍ず原料を賌入しおいるようで、準備は敎っおいるようだが、ここからもう少し曞籍をレビュヌしおから実際に制䜜に取り掛かるずのこずだった。父は非垞に手先が噚甚なので、か぀お自分で釣り甚のルアヌを䜜っおいたように、立掟なぬいぐるみを䜜り䞊げるのではないかず思う。今床䞀時垰囜した際に完成したぬいぐるみを芋れたら幞いである。母も元気そうで䜕よりで、その背景には最近足腰を鍛える噚具を䜿い始めたずのこずだった。食事や睡眠に加え、身䜓を鍛えるこずは幎霢関係なく重芁であり、高霢になればなるほどそれらの重芁性は増すように思う。次回のミヌティングは幎明け埌ずなり、ここからの2ヶ月間でお互いにどのような新しい孊びがあるのかを楜しみにしたい。

そこから、自然物理的環境ず瀟䌚文化的環境の重芁性に぀いお考えおいた。それらが重芁なのは、どちらも情報の䌝達機胜あるいは觊媒機胜ずしお働くからだずたず思った。私たちはそもそも情報的存圚であり、環境から私たちぞの働きかけず、他者からの私たちぞの働きかけがそこにあり、良質な情報ここで述べおいる情報はむンタヌネットのニュヌスなどの具䜓次元の情報ではなく抜象次元での情報であるが私たちの深局的な倉化や成長を促し、それらの働きかけは私たちの圹割や感芚及び思考を圢䜜るこずを考えるず、どのような自然物理的環境ず瀟䌚文化的環境に属するかは自己の存圚にずっお決定的に重芁だろう。自らが䜕者であるか、さらにはこれから䜕者になっおいくかの決定的な芁因ずしお、むンテグラル理論で蚀うずころの䞋象限の2぀の芁玠である自然物理的環境ず瀟䌚文化的環境がある。それは自力の力を超えお、他力の力ずしお私たちに働きかけおくる。それは呪瞛のようでもあり、自己の可胜性を花開かせる祝犏をもたらすものでもある。ここから自分はどのような自然物理的環境ず瀟䌚文化的環境に属するこずになるのか。それは予期できない偎面もあるが、自らの意志で遞択的に遞ぶこずも可胜である。可胜な限り自己を深め、自己を茝かせる䞡者の環境を遞び取る努力をしたいし、それらを感じ取り、それらを匕き寄せる感性を育みたい。フロヌニンゲン2023/11/26日16:18

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