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10997-11001: フローニンゲンからの便り 2023年9月30日(土)



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タイトル一覧

10997. 今朝方の夢

10998. 今朝方の夢の続き

10999. アントレプレナーファクトリーさんのADITIの受講生のサイケデリクスに対する反応を嬉しく思って

11000. 第49回目のゼミナールのクラスに向けて/サイケデリクスとエコロジー

11001. 深い充実感の中で


10997. 今朝方の夢


時刻はゆっくり午前5時に向かっている。もうすっかり日の出が遅くなったこともあって、この時間はまだまだ真っ暗である。日の出まではあと2時間ぐらいあるのではないかと思う。こうして日の出よりも随分と早い時間に起床し、そこから活動を始めるのは悪くない。悪くないどころまむしろ良いもので、1日を十全に過ごすことができる。今の気温は12度と肌寒いが、2階の両脇の窓を二重に閉めていればさほど寒さは感じない。二重に窓を閉めるというのは冬の慣行なのだが、もはやそれを行っておく必要がある。


今朝方はいくつか夢を見ていた。まず覚えているのは、小中学校時代に過ごした社宅にいた場面である。時刻は朝で、その日は休日のようだった。休日ということもあってか、母の代わりに父が朝食を作ってくれていた。朝食のとても良い香りが漂って来たときに、そう言えば自分はこれから用事があるのだと思い出し、朝食をゆっくり摂る時間が果たしてあるのかと少し心配になった。時計の針を見ると、出発の時間が迫っていて、父がせっかく作った料理を食べられない可能性があると思った。そのことを父に伝えると、父は一瞬寂しそうな表情をしたが、お皿にラップを巻いて、帰って来てからまた食べられるようにしておくと述べてくれた。それに安堵し、何も心配することなく家をあとにしようと思った。そのような場面があった。


もう1つは、日本を観光している最中に、どういうわけか身体検査を要求する場所に出会した場面である。そこでは強制的に身体検査が行われていて、血液や尿などを採取された。その結果は最先端テクノロジーによってすぐにわかり、私の体内からは数種類のサイケデリクスの成分が検出された。一瞬私はまずいことになったなと思ったが、ふと思い出したのは、日本も規制を変更し、今では日本でもサイケデリクスの所持·使用が認められるようになったということである。そのことを思い出した時、とてもホッとした気持ちになった。しかし、それでもなお日本ではサイケデリクスに関する過去のスティグマが残っていて、規制の変更後もサイケデリクスの理解を社会全体で深めることに苦戦しているようだった。合法にもかかわらず、そして自分は研究目的でサイケデリクスを摂取しているにもかかわらず、どこか少しばかり後ろめたい気持ちになったが、しかし自分は海外の大学院に籍を置いてサイケデリクスについて研究している学者なので、そうした後ろめたさを感じる必要は全くないし、むしろ積極的に自らもサイケデリクスを摂取していく形でこれからも旺盛に研究を進めていこうと思った。そのようなことを思って、検査場をあとにした。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/9/30(土)05:03


10998. 今朝方の夢の続き


時刻は午前5時を迎えた。この日記を書いたら少し体を動かして体を温めよう。その後に毎朝飲んでいる小麦若葉·ヘンプパウダー·カカオパウダーに蜂蜜を混ぜたドリンクを作って飲もうと思う。朝の呼吸法とアニマルフローにより、身体が活性化され、今日も充実した時間を過ごすことができるに違いない。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがあるのでそれについても振り返っておきたい。夢の中で私は、見慣れない空間にいて、そこはどうやら学校の理科室のようだった。その理科室がとても広くて最初すごく驚いた。理科室に到着した時に、同じ大学に進学した予備校時代の友人がいて、彼に会うのは久しぶりだったので嬉しくなって声を掛けた。その場で少し話をした後に、私は彼が座っている一番後ろの席から2つ前の机の席に腰掛けた。どうやら今からは自習時間のようで、教室にいた生徒たちは各自思い思いに好きな勉強ができた。どうやら2つ後ろに座っている友人の彼は、夏休みの間相当に勉強したようだった。彼は両親と旅行に出かけながらも、旅行の最中の隙間時間をうまく活用して、効率良く、それでいて結構な時間を確保して勉強して力をつけたそうだった。彼がどのような問題集を使っていたのかを見せてくれたのだが、それらは選りすぐりの問題集で、難易度は高いが、厚さはそれほどでもなく、隙間時間を活用して繰り返すには持って来いの問題集だった。そうした問題集を選んだあたりに彼のセンスの良さを見た。それらの問題集は最難関大学の受験生であればぜひ活用したいものなのだが、難易度が高いため、それを繰り返すのは容易ではないが、彼は休み期間中に何度も回転させたようだったのでさすがだと思った。そこから彼は私に聞こえるように冗談で、私にはいつも模擬試験の成績で負けているが、次回の模試では私を驚かせてやろうと述べていた。


そこからいざ自分も勉強を始めようと思ったが、入試に向けた勉強にはもはや身が入らなかった。というよりも、自分は問題集を全く持参しておらず、やることがなかったのである。なので頭の中にある知識を活用して空想にふけって楽しむか、図書館に行って好きな本を数冊借りてこようかと思った。教室を出ようとすると、小中高時代の親友(HO)に話し掛けられ、彼が持っている問題集についてどう思うかと尋ねられた。彼は英語の問題集を2冊ほど持っていて、片方が5000ページぐらいある途轍もなく分厚いもので驚かされたし、もう1つの方を見ると、それは1冊ではなく、15冊ぐらいの大学の過去問だったので驚いた。彼は自分と似ていて、ある対象にハマったらとことん研究する人間だということを思い出し、とても微笑ましく思った。すると、中学校時代の女性の数学の先生が教室に入って来て、先生も彼の問題集の分厚さを見て驚きながら笑っていた。先生にも、彼と私は凝り性なところが似ていると伝えると、先生は再び笑顔になった。


教室をいざ出ようと思ったが、自分の目の前にサッカーボールが転がっていた。私はおもむろにそれを拾い上げ、リフティングをし始めた。すると、「パス!」という声が大きな教室の反対の方から聞こえて来たので振り返ると、見知らぬ学生がそこにいて、彼に向かってボールを蹴ってパスをした。すると、そこからは彼と私でリフティングのパス交換が教室の中で始まった。2人ともリフティングの技術がすこぶる高く、全く地面に落とすことなく、数回、数十回とパス交換が続いていった。特に最後の方では、お互いに正面を向いたままかかとでボールを相手にパスするという高等技術が繰り出され、教室にいた他の生徒たちはそのパス交換に驚いて静かに私たちを眺めていた。フローニンゲン:2023/9/30(土)05:19


10999. アントレプレナーファクトリーさんのADITIの受講生の

サイケデリクスに対する反応を嬉しく思って


時刻は気づけば午前9時半を迎えようとしている。早いもので、第49回目のゼミナールのクラスまで30分ほどになった。今朝は午前4時過ぎに起床し、そこから5時間半経っていることに驚く。今朝方はサイケデリクス研究の読書の手を止めて、その代わりにアントレプレナーファクトリーさんの成人発達に関する学習·実践コミュニティのADITIの先日行われたセッションのアーカイブ動画を拝聴していた。それに対して音声ファイルでの補足コメントを求められていたので、それについての音声ファイルを作成していた。


今回のADITIのセッションのメインは、アーノルド·ミンデルのプロセスワークだったのだが、その前に冒頭でサイケデリクスについての話題を取り上げていただいた。それにまずは驚き、同時に感謝の念を持った。今の自分がサイケデリクス学に強い関心を寄せていて、情熱を傾けていることを汲んでの配慮だと思って嬉しかったのである。ADITIの受講生の方々からの反応も驚いたことに、サイケデリクスについて大変肯定的に受け止めていたことが印象的だった。社会的なスティグマに惑わされず、客観的な視点でサイケデリクスを見つめておられることが大変素晴らしいと思い、そこからの話をもとに音声ファイルを10本ほど作成していた。サイケデリクスは今の自分の最大の関心事項·探究事項であるので、音声ファイルでの話にも自然と力が入り、気がつけばお願いをされていた規定の10本の音声ファイルをすぐさま作っている自分がいた。途中に休憩を挟みながら、朝の6時からこの時間帯にかけては音声ファイルの作成に時間を充てていた。


それではここからは、今日のゼミナールのクラスの最終的な予習を行いたい。扱っているジョハン·カメスザーデのテキストの第3章のポイントをもう一度おさらいし、後のクラスの中で受講生の皆さんに尋ねたいことや取り上げたいポイントを事前に考えておこうと思う。今回のADITIの皆さんの反応もそうだし、加藤ゼミの受講生の皆さんの反応もそうだが、慣習的な凝り固まったマインドではなく、ある意味それを超えた後慣習的なマインドでサイケデリクスを捉えていらっしゃる方々が身近に多くいることは本当に嬉しく、感謝しても仕切れない思いである。フローニンゲン:2023/9/30(土)09:35


11000. 第49回目のゼミナールのクラスに向けて/サイケデリクスとエコロジー


もう間も無くゼミナールが開始されるが、その前に今日のクラスの流れを簡単に書き留めておきたい。もしかしたらこれを書き留めている最中にクラスの時間がやってくるかもしれないので、その場合は文章を一旦中断したいと思う。


今日のクラスではまず最初に、前回から今回にかけて、この1週間の間におけるサイケデリクスに関する発見事項を皆さんに尋ねてみたい。前回もいくつかユニークな発見事項をシェアしてくださった方々がいるので、今日もまた新しい発見事項を期待したい。受講生の方々は学問的なバックグラウンドも仕事も異なるため、多様な観点からサイケデリクスについて色々と調べられ、その発見事項も多様性に富むので皆さんの話は自分にとっても新しい気づきをもたらしてくれるものが多く、大変参考になる。そうした発見事項のシェアに加えて、前回から積み残しになっている疑問を尋ねてみよう。もしそれが何もなければ、今回の課題図書の該当箇所を読んで、あるいは読んでいない場合にも、今日何をこの場で取り上げたいと思っているのかという皆さんのこの瞬間の問題意識を尋ねてみたいと思う。今日のクラスの対話はまずはそこから出発する。


今日のクラスのメインテーマは課題図書の第3章で、そこではサイケデリクスとエコロジーについて扱われる。今回の自分なりの狙いとしては、皆さんが今現在どのようなエコロジカルなマインドをお持ちなのかを1人1人が気づき、それについて内省を深め、今後さらにエコロジカル·マインドを深めていくための取り組みとして何ができるのかを考えていただくことを期待したい。また、実践として今日から地球という生態系に対してどのようなことが行えるのかを考えていくことも今日のクラスの狙いである。さらには、エコロジカルな認識の開発·涵養と生態系の健全化に向けた実践にサイケデリクスが果たす役割は何かを取り上げていきたいと思う。その他にも小さなトピックがその場に即興的に立ち現れると思うので、それらについても何が生まれてくるのかを楽しみに2分後からのクラスを行いたい。フローニンゲン:2023/9/30(土)09:58


11001. 深い充実感の中で


時刻は午後4時半を迎えようとしている。今朝は早朝4時に起床し、そこからここまで非常に充実した形で過ごすことができている。本当に幸せな土曜日を過ごせていることに大いに感謝したい。こうした時間を生み出した全てへの感謝の気持ちで一杯である。


午前中から正午にかけてはまずオンラインゼミナールの第49回のクラスがあった。節目の50回を目前に控えており、こうして毎週末この1年間ゼミを開催してきて本当に良かったと思う。ここまでの過程の中には数限りない学びがあり、引き続き素晴らしい受講生の方たちと一緒にさらに学びを着実に深めていき、それぞれの領域での実践を深めていければと思う。また今後の期待としては、受講生同士や受講生が起点となった形での様々な協働作業も生まれるであろう。


1時間ほど正午休憩を挟んで、前回から名称を変更した「インテグラル·サイケデリックラジオ」の第29回の収録を終えた。こちらも気づけばこのような回数を重ねていたことに驚く。今日のラジオの中ではその前に行われていたゼミナールの中で印象に残っていることを取り上げながら、ラジオのパーソナリティーのお相手の早田航さんと、それぞれが大学院に行ったらどのようなサイケデリクス研究をするのか、そしてどのような実践的な展開を考えているのかを話し合った。こうした形で日々サイケデリクスに関する学術的研究と実践に関して全ての時間を使っているわけだが、きっとこうした時間的·エネルギー的投入が将来大きく花を咲かせるであろう。そして大きな実をいくつも実らし、それは自分のためだけではなく、多くの人たちのためになるであろう。そのような思いで一杯である。それではここからひと呼吸おいて、今日のゼミナールのクラスの補足の音声ファイルを作成したいと思う。今日も本当に充実した時間をここまで過ごせていることに多大なる至福さを感じる。フローニンゲン:2023/9/30(土)16:30

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