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10785-10787: フローニンゲンからの便り 2023年8月26日(土)



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タイトル一覧

10785. 今朝方の夢

10786. 夏輝の健やかな成長/「統合的サイケデリック学」の確立に向けて

10787. 菌類愛好家として


10785. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えようとしている。今朝は早くも霜が降りていたようで、外気と室内の気温の差から、窓が少し曇っている。昨日を境目に夏が終わりを迎えたようで、ここからはより涼しい日々がしばらく続く。月間天気予報を眺めてみると、ここから9月の終わり頃まではとても涼しやすそうなので何よりである。暑くもなく、そして寒くもなく、涼しい1ヶ月を満喫できそうだ。


今、種々の小鳥たちが各々鳴き声を上げている。彼らはコミュニケーションをしているのだろうか。そんな疑問が湧いてくるが、いずれにせよ彼らも、そして自分自身も全ては相互連関の関係性を持っていることを忘れないようにしたい。


今朝方は随分とぼんやりとした夢を見ていたように思う。深夜に途中で一度目覚めることになったのも覚えている。その時の夢はあまり心地の良いものではなく、少し嫌な感じのする夢だった。その感じが蓄積されていき、ある閾値を超えた瞬間に目覚めたのを覚えている。時刻を確認すると深夜0時を迎えたばかりの頃だった。そこから再び夢の世界に戻っていくと、そこで見ていたのは長いマラソンを走っている夢だった。幸いにも長いマラソンを無事に走り終えた私は、随分とけろっとしていた。むしろもっと走りたいとすら思っているような清々しい表情で、タオルで汗を拭いていた。ゴールした地点には、大学時代のゼミの女性友達がいて、彼女が労いの言葉を掛けてくれた。この夢の舞台は、確か欧州のどこかの町だったように思う。走り始めた地点はその町の郊外で、ゴールした地点は街中であった。石畳の道、そして煉瓦造りの家々が印象的である。その他にも何か断片的な夢を見ていたように思うが、それについてもう思い出すことができない。


それでは今日も朝の日課を終えてから、サイケデリクス研究に向けた読書に勤しみたい。昨日も随分と多くの書籍を受け取ったが、今日もまた午後に書籍を受け取る予定だ。2つの違う場所に書籍が届けられているので、今日は梯子をして書籍の受け取りに出かけよう。ゼミナールを終え、正午休憩を取ってから書籍の受け取りに行く。今日もまた充実した探究活動に従事できるだろうと確信している。フローニンゲン:2023/8/26(土)07:01


10786. 夏輝の健やかな成長/「統合的サイケデリック学」の確立に向けて


今朝方は朝日がほんのり美しく輝いていて、晴れているのだが、午後には雷を伴う雨が降ると予報に出ている。午後に書籍の受け取りに出かける時には、折り畳み傘を携帯しないといけないだろう。できれば雷が鳴り始める前に書籍の受け取りを完了させておきたい。


今朝方目覚めて2階の書斎に上がると、数日前に鉢植えを完了したカンナビスの夏輝が着実に育っているのを見れて嬉しく思った。種から目を出し、今数センチほどの茎とそこから小さな葉あるいは花のようなものが見え始めている。こうして植物を育ててみると、色々な発見がある。発見だけではなく、自分自身の心に養分を分け与えてもらっているかのような喜びもある。生命を育むことは確かに難しいが、生命を育むことを通じてしか得られないなんとも言えない感動がある。今回はカンナビスを育てながらそのような経験をさせてもらっている。ここから気温が下がってきたら、今度はシロシビンマッシュルームの栽培にも着手したいと思う。近所のスマートショップに栽培キットがあり、店の看板の説明書きを読むと、栽培はそれほど難しくないようなので、自分で育ててみたい。自分で育てたマッシュルームを自ら摂取し、そこでの体験をサイケデリクス研究に活かしたいと思う。


サイケデリクスというのは服用量次第で良薬にも毒薬にもなり得るファーマコンであるから、1960代のサイケデリクスブームの二の舞を踏んで毒薬として普及しないように注意しなければならないということを昨夜考えていた。サイケデリクスが良薬として普及するための啓蒙活動を学者としての1つの役割としたい。そのためには自分自身がサイケデリクスについて広く·深く学びを進め、様々な体験を積み重ねていく必要がある。最先端の研究に自らも従事することを通じて、そこでの知見を多くの人に共有したいという思いが募る。その実現に向けて、サイケデリクス研究を哲学·科学·神学の観点から推し進めていくことができるであろうハーバード大学神学大学院への出願を真剣に検討したい。自分のサイケデリクス研究は、少なくとも4象限的な包括的なものになっていくであろう。まだ誰も命名はしてないが、今後は“Psychedelicology(サイケデリック学)”という学問分野が確立されるだろう。今、その言葉を調べてみたら、すでにその言葉は存在しているようだ。しかし、学術書の中ではまだ一度も目にしたことがない。いずれにせよ、自分の行うサイケデリクス研究は“Integral Psychedelicology(統合的サイケデリック学)”の様相を帯びていくであろう。フローニンゲン:2023/8/26(土)07:12


10787. 菌類愛好家として


時刻は午後7時半を迎えようとしている。今日は午後に雷を伴う雨が降ったが、それは一時のもので、それ以降は穏やかで晴れた時間が続いていた。今も夕日が空に出ていて、優しい光を地上に届けてくれている。


今日も大量に書籍を受け取った1日であった。正午までオンラインゼミナールのクラスがあったので、クラスを終えてすぐに近所のショッピングモールに行き、そこでイギリスから届けられた書籍を受け取った。その帰り道にポツポツと雨が降り始め、強く雨が降る前に自宅に戻ってくることができた。そこからは激しく雨が降り始めたので、近所のコピー屋に行くのは後にしてまずは昼食を食べた。昼食を食べ終え、仮眠を取ってから、今日のゼミナールのクラスの振り返りの音声ファイルなどを作成していき、その後に改めてコピー屋に立ち寄った。


昨日は和書を日本から10冊注文した。それらの大半は、日本に生息するキノコに関する書籍や図鑑であり、その他には大麻に関する日本の歴史に関する書籍も購入した。結局今月は220冊の書籍を注文したことになる。210冊ほど洋書を購入し、昨日はもう何も購入することはなく、これにてサイケデリクス関係の学術書の一括購入はひと段落したのではないかと思う。今、注文した書籍が続々と手元に届きはじめていて、随分と受け取りを完了したことを実感する。注文リストを見る限りだと、昨日日本に注文した書籍を除けば、残り30冊ぐらいを受け取れば受け取りは完了する。書籍の中にはアメリカやドイツから届けられるものもあり、また在庫を切らしているものもあるようなので、全ての書籍を受け取るのは9月の終わり頃までかかりそうだ。それらの書籍については気長に到着を待ちたい。


午前中の読書の中で、アメリカにシロシビン ·マッシュルームの存在を知らしめたゴードン·ワッソンについてのエピソードが書かれていた。彼にシロシビン·マッシュルームをメキシコで紹介したマリア·サビーナは、101歳まで生きたことでも知られている。偶然にも、彼女が亡くなった年に自分が生誕したこともまた何かの運命だろうかと考えていた。


ワッソンは1957年の『ライフ』誌の中で「マジック·マッシュルーム 」という呼び名でシロシビン·マッシュルームを紹介したのだが、今では研究者の中ではその言葉はあまり使われておらず、シロシビン·マッシュルームの意識変容効果に対して敬意を込めて、「セイクリッド·マッシュルーム(神聖なマッシュルーム)」という呼び名が使われている。自分も間違いなく後者の呼び方の方を好むし、より中立的な意味でシロシビン·マッシュルームと呼んでいる。シロシビン·マッシュルームに関する図鑑だけではなく、キノコ全般に関する図鑑も購入し、マッシュルームのぬいぐるみを2つほど購入している自分を見ていると、間違いなく「菌類愛好家(mycophilia)」なのだと思う。フローニンゲン:2023/8/26(土)19:32

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