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10705-10709: フローニンゲンからの便り 2023年8月10日(木)



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成人発達理論とインテグラル理論を楽しく学んでいただける「成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10705. 今朝方の夢

10706. 今朝方の夢の続き

10707. アニマルフローという興味深い身体実践に出会って

10708. 新たに購入した14冊の書籍と再読予定の書籍を書庫から取り出して来て

10709. 拡張現実技術を使った解剖学のアプリをダウンロードしてからのトレーニングを終えて


10705. 今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えようとしている。空にはうっすらと雲がかかっていて、朝日を拝むことはできない。しかし、雲に朝日が当たって赤紫色の朝焼けがほんのり見える。今朝方は小鳥の鳴く声は聞こえず、その代わりに鳩が鳴いている声が時々聞こえる。今の気温は13度で肌寒く、上はパーカーを着て、長ズボンを着用して靴下を履いている。日中の気温も21度までしか上がらないようだ。ここ最近の寒さと打って変わって、明日は突発的に28度まで気温が上がるようなので暖かさを感じられるだろう。


今朝方は印象的な夢を見ていた。まず覚えているのは、日本社会が戦争に巻き込まれ、私は兵隊として徴兵され、従軍していたことである。相手の国は不明だが、超大国であった。日本は無謀な戦いをその国に仕掛け、あっけなく戦争に敗れた。この戦争で私はいつの間にか命を落としていた。今回の戦争は悲惨なものであったが、同じ中学校から従軍した人の中で死亡したのは私しかいなかった。命を落としたはずの私はどういうわけか、依然としてこちらの世界にいた。普段と変わらず学校に行くと、教室ではしんみりとした雰囲気で授業が行われていた。先生がプリントを配ると、私の前の生徒が後ろの私にプリントを渡してくれ、私は「ありがとう」と述べたが、その生徒は自分がもうこの世にはいないことを思い出し、慌ててプリントを私の後の生徒に渡した。その瞬間に、私は本当に命を落とし、もうこの世界にいないのだと知った。そのことを知ったとき、たまらなく悲しい気持ちになった。こうやって自分は学校にいるように思えても、実際にはみんなからはもう姿が見えていないのだ。そして、彼らともう2度と話をすることができないのだと思うと、とても辛く感じた。さらには、両親のことが気掛かりになった。母はきっと塞ぎ込んでいるだろうし、父もまた悲しさを感じているだろうと思った。すると、意識が自宅に向かい、父が今回の戦争の無謀さを嘆き、そこで命を落とした私に向けて何か呟いていた。父の表情はやはりなんとも言えない悲哀に満ちたものだった。今朝方はそのような夢を見ていた。


こうした夢を見るのは初めてのことだと思う。夢の中の自分は死に、夢の世界の肉体から解放されて、からまた違う世界へ行くことを示唆する夢だった。これはさらに高次元の意識に向かっていこうとする予兆的な夢なのかもしれない。今の自分の探究的関心内容からもその確からしさを感じる。フローニンゲン:2023/8/10(木)06:40


10706. 今朝方の夢の続き


時刻は午前7時を迎えた。静けさに満ち満ちた朝の世界に佇む自己を感じている。静謐さが自己を涵養し、それが自己をまた別の次元や別の世界に連れて行ってくれるのだと思う。


鳩がホーホーと鳴き声を上げていて、この世界に平穏さの彩りを加えている。


今、改めて今朝方の夢の続きを振り返っている。夢の中で私は、実際に通っていた中学校にいた。中学校のグラウンドで、これから中距離走を行う予定になっていた。距離としては数キロほどのもので、数人が1つのチームになってタイムを競う形式になっていた。私は野球部の運動神経の良い友人とチームを組むことになり、彼と同じチームであればかなり上位に入れるだろうと思った。いざ走り始めてみると、私たちは最初ペースを抑えて走ることにして、グラウンド全体を眺めて、他の生徒たちがどのようなチーム編成になっていて、どのようなペースで走っているのかを観察した。すると、目の前に野球部の2人の友人がチームを組んで前後の隊列を編成して走っていた。後ろにいる方の友人は、よくみんなからいじられていて、そのせいもあって、私たちも彼をターゲットにしようと思った。この中距離走はフィジカルコンタクトをしてもよく、何なら相手を殴り倒してもよいというルールになっていた。正直なところ、そのルールはかなり凶暴なものだと思ったが、新しい感覚の中距離そうだということで、みんな新鮮さを感じていた。しかし、如何せんみんな初めての試みなので、どのようにフィジカルコンタクトを使っていいのかわからないようだった。困惑している多くの生徒たちを尻目に、私は早速前を走っているその友人に攻撃を仕掛けてみた。攻撃と言ってもいきなり殴りかかったわけではなく、後ろから軽く足払いするような仕草をしてみたのである。すると、彼は見事に転倒し、転倒した彼をまずはそのままの状態にして走り続けた。彼とペアを組んでいた友人は一瞬手を貸そうかと迷っているような表情を浮かべたが、そのまま走り続けた。


そこから転倒した彼が再び私たちに追いついてきたので、今度は私のペアの友人が彼に攻撃を仕掛けた。その攻撃が幾分強かったようで、倒れた彼は黒く小さな団子パンのような姿に変化した。私は彼の変化に驚いたが、黒い小さなパンに変化した彼を葉っぱで包むことにして、それをさっと終えてから再び走り出した。


気がつくと、私たちはもうゴール地点にいた。ゴール後、飲み物や食事が家庭科室で振る舞われるとのことだったので、相方の友人と一緒にそこに向かった。正直なところ私は、パンに変化した彼のことが気がかりだった。パンになってそのまま死んでしまっていないかが気になっていたのである。すると、パンになった彼は再び人間の姿に戻っていて、遅れて家庭科室に姿を現した。背後に彼がいることに気づいた私は、彼に謝ろうかと思ったが、彼は何事もなかったような表情で食事を受け取りに教室の前の方に向かって行った。それを見て、彼には声をかけることも謝ることも不要かと思った。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/8/10(木)07:25


10707. アニマルフローという興味深い身体実践に出会って


時刻は午前9時を迎えようとしている。先ほどまで「アニマルフロー」という興味深いトレーニングメソッドについて調べていた。これは先日、コラボラジオでご一緒している早田航さんから教えていただいたもので、調べてみると大変興味深く、自分でも学び、実践してみようと思った。


現在自分はジークンドーという武術をやっていて、武術的身体の中の要素として筋力を上げるためにジムでパーソナルトレーニングも行っている。パーソナルトレーナーが自分の意図を汲んでくれているので、単純に筋肉量を増やすのではなく、武術の動きを体現できるような身体を構築するべく、筋肉量を増やしていきながらも、心肺機能を向上させるようなトレーニングも行っている。自宅でも器具なしで自重でより効果的なトレーニングを行っていきたいという思いがあったときに、このアニマルフローというものに出会った。アニマルフローは、器具を用いることなく、ヨガのように自重で行うトレーニングだ。これはアメリカ人のマイケル·フィッチが2010年に創始したもので、今日本でも注目を集め始めている。


ジョン·エフ·ケネディ大学時代に身体心理学のコースを受講する中で、動物の動きを真似た動きをしてみる実験をしたことがあるのだが、その時の記憶を思い出させてくれるような要素がアニマルフローにはある。名前にあるように、動物的な動きを行うことがこのトレーニングの特徴である。早速動画をいくつか見てみると、ヨガやピラティスのような動きもふんだんにあって、ダンス的な要素もあって非常に面白そうだと思った。せっかく学ぶのであれば、本格的に学びたいと思って、インストラクター資格取得コースについて調べてみると、偶然にもこの10月にロッテルダムで2日間にかけて行うレベル1の資格取得プログラムがあることを知った。今その申し込みを検討している。価格としてもお手頃で、ジムではなかなか教えてもらえない動きなので、自分で資格を取得するまで勉強して、自宅でのトレーにニングやジムでのウォーミングに取り入れてみたいと思う。早速いくつかの動画で学んだことを今日の午後からのジムでのトレーニングに取り入れてみようと思う。フローニンゲン:2023/8/10(木)09:08


10708. 新たに購入した14冊の書籍と再読予定の書籍を書庫から取り出して来て


時刻は正午に近づきつつある。現在、サイケデリクス哲学という分野に出会って以降、意識と心についての関心が高まり、1階に降りて、意識と心に関する学術書を50冊ほど引っ張り出してきて2階に運び上げた。実は昨日も14冊さらに追加でサイケデリクスに関する科学的·哲学的な学術書を購入していた。その中には、政治経済の観点からサイケデリクスについて論じている学術書もある。


1階から2階に持ち運んだ書籍は、ジョン·エフ·ケネディ大学時代やフローニンゲン大学時代に読んでいたもので、久方ぶりの再読となるので、新たに得られる気づきや洞察が今から楽しみである。自分の専門領域である発達心理学や成人発達理論の書籍も数冊ほど再読しようと思ったので、それらについても2階に持って上がってきた。これから到着する新たに注文した40冊の書籍と、2階に運んできた50冊ほどの書籍を読んでいけば、意識と心に関する哲学的·科学的な知識体系がより堅牢なものになり、これからサイケデリクス哲学と神経神学について探究する大きな助けになるだろう。この基礎工事を楽しみたいと思う。


追加で注文した14冊の書籍について備忘録がてら書き留めておく。


1.Higher Wisdom: Eminent Elders Explore the Continuing Impact of Psychedelics

2. Kew - The Magic of Mushrooms: Fungi in folklore, superstition and traditional medicine

3. Magic Mushrooms in Religion and Alchemy

4. Entheogens and the Future of Religion

5. Entheogens, Myth, and Human Consciousness

6. Psychedelic Justice: Toward a Diverse and Equitable Psychedelic Culture

7. The Psychedelic Renaissance: Reassessing the Role of Psychedelic Drugs in 21st Century Psychiatry and Society: Second Edition

8. How to Change Your Mind: The New Science of Psychedelics

9. Drugs, Power, and Politics: Narco Wars, Big Pharma, and the Subversion of Democracy

10. Psychedelic Mysticism: Transforming Consciousness, Religious Experiences, and Voluntary Peasants in Postwar America

11. Sacred Knowledge – Psychedelics and Religious Experiences

12. DMT Entity Encounters: Dialogues on the Spirit Molecule with Ralph Metzner, Chris Bache, Jeffrey Kripal, Whitley Strieber, Angela Voss, and Others

13. DMT Dialogues: Encounters with the Spirit Molecule

14. Tryptamine Palace: 5-Meo-Dmt and the Sonoran Desert Toad

フローニンゲン:2023/8/10(木)11:45


10709. 拡張現実技術を使った解剖学のアプリをダウンロードしてからの

トレーニングを終えて


時刻は午後5時半を迎えようとしている。先ほどジムでのトレーニングと買い物を終えて帰宅した。今日も午前中から昼過ぎ頃までは気温が下がっていて、午後にジムに行く際にも上に羽織るものが必要だったが、ジムでのトレーニングを終えた後には代謝が上がっていたので、半袖で帰ることができた。


今日のジムでの自主トレーニングは、これまでとは違った意味で充実していた。というのも、「成人発達コラボラジオ」のパートナーであるトレーナーの早田航さんから拡張現実技術を使った解剖学のお勧めアプリを教えていただき、それをiPadにダウンロードして、トレーニングの前に40分ぐらいかけてじっくり見ていたこともあって、トレーニングではそこを意識することができたのである。そのアプリの名前はAtlasという。このアプリは秀一で、骨と筋肉のそれぞれの部位に加えて、神経についても3Dで名前と共に表示してくれるので教育効果が高い。その部位にまつわる病気や症状に関する学術的な情報も表示することができ、知識を体系的に拡張させていくことができる。単に360度で部位を見ていくだけではなく、その骨や筋肉がどのように動くのかのムービーも搭載されているので、筋力トレーニングの際には大変便利である。実際に今日のトレーニングでは、このアプリを使って動かしたイメージで筋肉を動かすことを意識してみた。今後よりこのアプリを使い込むことを通じて、単純に骨や筋肉の名称を覚えるのではなく、筋力トレーニングやジークンドーの動きと絡めて知識の習得に努めたい。


その他に今日のトレーニングで意識したのは、引き続き心肺機能を高めるようなエクササイズを随所随所に入れていったことである。単に器具を使って筋力トレーニングをするのではなく、そうしたトレーニングをした後はジークンドーの動きに落とし込むようにジークンドーの動きを行ってみたり、心肺機能を高める動作を取り入れていった。今後はアニマルフローを学ぶことを通じて、自重トレーニングもジムや自宅でのトレーニングにうまく組み込んでいきたいと思う。フローニンゲン:2023/8/10(木)17:38

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