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10688-10691: フローニンゲンからの便り 2023年8月5日(土)



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成人発達理論とインテグラル理論を楽しく学んでいただける「成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10688. 今朝方の夢

10689. 今朝方の夢の続き

10690. ゼミナールの第41回のクラスを終えて:言霊学の奥深さに触れて

10691. 心の哲学・サイケデリクス哲学の探究に向けて2冊の書籍を追加注文して


10688. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。今朝方も鳩がホーホーと鳴き声を上げている。まだ8月に入ったばかりだが、ここ最近は随分と寒い。今の気温も14度ほどで、日中の気温も19度までしか上がらないようだ。来週の金曜日が久しぶりに25度を超え、26度ほどの気温になるようなので、そこでは暖かさを感じることができるだろう。


今朝方の夢についていつものように振り返っている。夢の中で私は、小中高と付き合いのある親友(NK)と一緒に、30種類に及ぶスポーツテストに向けて練習をしていた。これはテストというよりも資格試験のようなものであり、また厳密にはスポーツというよりもヨガや武術のような伝統的な動きに近しいものもあったので呼び名が難しい。いずれにせよ、30種類の全ての項目にパスしなければ資格が取得できないようになっていた。親友の彼は運動神経が良かったので、彼らな合格できるだろうと思ったが、彼は試験を侮ることなく練習に精を出していた。


実際の試験の日がやって来ると、彼とお互いに全ての力を出し切ろうと試験に取り掛かり始めた。私は彼のサポート役で、翌日に自分が試験を受けることになっていて、その時に彼が私のサポート役になってくれることになっていた。いざ試験が始まると、彼は見事に練習の成果を発揮し、次から次への試験項目をパスしていった。特に難解だと思われた、フラフープを地面に置いて、それを左右上下に地面の上で揺さぶって連続で何回引っかからずにその動作ができるかを試す項目も彼は見事に30回以上それを連続で続け、無事に突破した。最終的に彼は30種目を全て一度で突破し、晴れて資格を取得した。私は彼の1つ1つの動作に見惚れていて、30種目を突破した時には感動の涙を浮かべていた。それほどまでに彼の1つ1つの動きは見事であったし、何よりも一緒に長きに渡って練習してきたことが報われたことが嬉しかった。彼の資格取得を受けて、いよいよ明日は自分の番となった。彼が最初に試験を受けてくれたおかげで、試験会場の雰囲気や試験の進め方も頭に入れることができたのは大きかった。それで言えば、何も事前情報なしで一発で試験を突破した彼はやはりすごいと思う。


この夢に関して付け加えることがあるとすれば、試験会場は実際に通っていた中学校に似た雰囲気を持つ学校だった。そして、試験監督の1人に中学校時代の美術の先生がいたことを覚えている。試験自体は、試験を受けていた彼とサポート役の私、そしてそれぞれの種目に対しての試験監督の先生の3人しかその場にいなかった。フローニンゲン:2023/8/5(土)07:16


10689. 今朝方の夢の続き


鳩がホーホーと鳴く声から癒しを得ている。それは平穏な心をもたらしてくれ、心に平穏さの水を注いでくれる。


あと2時間弱ほどしたら、第41回のゼミナールのクラスが始まる。今日からいよいよ言霊学を扱う。クラスの開始前にもう一度本日扱う予定の課題図書の該当箇所を読み返しておこう。自分としては、自らの名前の深層的な意味を言霊学から汲み取ることを主目的とし、そこを出発として、世の中の言霊の乱れの治癒と変容に向けた取り組みの方向性を見つけていきたいと思う。さて受講生の皆さんがどのような目的や目標を持ってクラスに参加してくださるのか楽しみである。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがあるのでそれについても書き留めておきたい。夢について振り返れば振り返るだけ、夢の意識世界が豊かになり、意識全体が拡張されていくのを日々実感する。夢の振り返りは深層的な意識を癒し、そこが癒されることによって表層的な意識の活動がより健全かつ活発なものになると実感している。


夢の中で私は、小中高時代の親友(SI)と一緒に、立派なビルの1階にいた。どうやら私たちは様々なサッカーとバスケの鍛錬をしているようで、1階ではサッカーの練習をしていた。そこで私たちは、水風船を使ってPKの練習をしていた。サッカーボールではなく水風船を蹴ってPKの練習をするというのは聞いたことがなく、私たち自身もそれにどのような意味や意図があるのかは汲み取れていなかったが、純粋にその練習は面白かった。親友がキッカー役を務め、私はキーパー役を務めることにした。彼は色々と試行錯誤をしながらどのように蹴るかを模索していた。そしていざ彼が助走を始め、水風船を蹴ると、私を目掛けて真っ直ぐに飛んできた。私はそれを防いだが、下半身が水でずぶ濡れになってしまった。それは決して残念なことではなく、むしろ2人はその結果を笑った。彼としては狙った場所とは違う所に水風船が飛んでしまい、私としてもまさか足で止めたら下半身がずぶ濡れになってしまうとは思ってもいなかったのである。濡れたまま練習をするのは嫌だったので、上の階のトイレに行って着替えてこようと思った。受け付けに行ってトイレのある階を尋ねようと思って受け付けに行くと、そこには小中高時代の女性友達(NI)がいた。彼女とは久しぶりに会ったので挨拶をして、トイレの場所を教えてもらった。彼女は私がずぶ濡れの姿を見て笑っていた。彼女に教えてもらった階に向かうためにエレベーターに乗り込んだ。そのエレベーターはガラス張りで、誰が乗っているのかが外から分かるようになっていた。目的階で降りてすぐさまトイレに行くと、トイレには無数の個室があって驚いた。しかし、どれもとても小さな個室でそこで用を足すのは自分のような体のサイズの人間でも難しいように思えた。結局個室に入るのはやめて、別の場所で着替えようと思ったら、いつの間にか濡れが乾いていたので、もう一度1階に降りて友人の所に行き、今度は最上階に行ってまたサッカーの練習をするかバスケの練習をするかをしようと思った。フローニンゲン:2023/8/5(土)08:29


10690. ゼミナールの第41回のクラスを終えて:言霊学の奥深さに触れて


時刻は午後2時を迎えた。つい先ほど仮眠から目覚めた。今から今日行われた第41回のゼミナールのクラスの振り返りの音声ファイルを作成したいと思う。


今日は言霊学を扱う初回のクラスだったが、初回から大盛り上がりであった。受講生の皆さんそれぞれに言霊学を学ぶ目的や目標を教えていただいたのだが、そこからの学びが多く、それだけでクラスが成り立つような回であった。自分としても普段日本語を用いる中で、あるいはこれまで用いる中で意識してこなかった言葉の深層的な意味に気づかせてもらえる具体例がいくつもあったことは収穫であった。このように、言霊は言葉の使用の背後に無意識的に絶えず存在し続けているようなものなので、無意識を意識化していく実践としても言霊の学びの価値がある。


自分としては、ここからはより音が持つ豊かな響きに意識を巡らせていこうと思う。それぞれの音が持つ固有の身体性とでも言えるだろうか。それを意識しながら、日本語の音を味聴していきたいし、意識的に言霊エネルギーの籠もった話し方を鍛錬していこうかと思う。明日のコラボラジオの収録では早速それを意識してみたいと思うし、今から作る音声ファイルでもそれを意識しよう。フローニンゲン:2023/8/5(土)14:16


10691. 心の哲学・サイケデリクス哲学の探究に向けて2冊の書籍を追加注文して


心の哲学の観点からサイケデリクスを扱い、サイケデリクスの観点から心の哲学を扱っていこうという方向性で、関連書籍を2冊購入した。購入した“The Antipodes of the Mind: Charting the Phenomenology of the Ayahuasca Experience (2003)”という書籍は実は、JFK時代の「非日常意識」のクラスを受講していた際にタームペーパーの執筆の時に図書館で借りて参照していたもので、その時にすでに手元に置いておきたいと思っていたが、結局購入しないまま10年以上の時が経過していた。この本で著者は、アヤワスカがもたらす脳や意識に関する影響や効果について緻密な研究成果を紹介している。出版元がオックスフォード大学出版ということもあって、堅実な調査と論考の積み重ねがなされていることを当時実感していたことを思い出す。そもそもこの書籍を改めて購入しようと思ったのは、今朝方にスウェーデン系イギリス人のピーター·ショステッドというサイケデリック哲学という新しい哲学分野の開拓者の動画の中で言及されていたからであった。ショステッドの仕事は大変興味深く、彼の書籍は全て購入して初読をすでに終えたのだが、引き続き繰り返して彼の書籍を味読していこうと思っている。もう1冊購入したのは、上記の書籍の同じ著者が執筆した“Representational and the Presentational: An Essay on Cognition and the Study of Mind (2008”というものだ。著者のベニー·シャノンの心の哲学思想に関心を持ったこともあり、彼の書籍は2冊だけだが全て購入することにした。


今日のゼミナールで取り上げた言霊学を数回にわたって取り上げた後に、心の哲学を射程に入れたサイケデリック哲学の書籍を扱っていき、意識とはなんぞや、心とはなんぞやという重要なテーマについて改めて探究を深めていきたいと思う。このようにして、様々な分野に探究の手を伸ばしていき、深めては広げ、深めては広げを繰り返していく様子は、伸縮する宇宙のようであり、きっとそれは自分の名前の言霊を体現した探究的在り方なのだろうと思う。フローニンゲン:2023/8/5(土)15:34

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