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10643-10646: フローニンゲンからの便り 2023年7月25日(火)



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成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10643. 今朝方の夢

10644. 今朝方の夢の続き

10645. 「成人発達コラボラジオ」の第8回目の収録を終えて

10646. 円環運動・弁証法的運動としての自己と世界


10643. 今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えた。今、鳩がホーホーと鳴き声を上げている。今朝は見事な青空が広がっていて、朝日が燦然と輝いている。雲が全くなく、見事な空である。ところが気温はかなり低く、肌寒さを感じる。日中の最高気温も17度までしか上がらないので、今日はかなり涼しい。ここのところは肌寒さを感じさせるぐらいの肌寒い日が続いている。週間予報を見る限りでは、まだまだこのような肌寒い日が続くようだ。


今朝方の夢をいつものように振り返ってみたい。夢の中で私は、実際に通っていた中学校にいた。全校生徒が体育館に集まり、これから始まる生徒会長選に参加するようだった。私も体育館の中でそのイベントに参加していた。すると、小中学校時代のある親友(YU)が壇上に上がり、会の進行を始めた。彼はいつものように満面の笑みを浮かべながら話をしており、場を盛り上げていた。彼が会を進行している時にふと、今回の生徒会長選に立候補するのは自分だけだったと思い出したのである。親友が会の進行を終え、今から立候補者によるスピーチがあると述べた時、彼は私の名前を呼び、全校生徒が私の方を見た。正直なところ、自分は生徒会長に立候補するような人間ではなく、学校政治からは意識的に距離を取っていた人間だった。その点も含めてスピーチする予定だった。立候補者によるスピーチの前に少し休憩を取ることになり、スピーチの前にトイレを済ませておこうと思った。全校生徒知っている人ばかりだったので特に緊張はなかったが、そうは言っても大勢の前で話をするので、少し気持ちを落ち着ける必要があった。


休憩が終わり、体育館に戻ると、全校生徒が綺麗に整列していて、静かに私のスピーチを待っていた。壇上に上がった私は、まずは同じ学年のメンバーたちとの出会いの話を始め、そこから今にかけて、自分がどれだけ生徒会長に相応しくない人間か、そして学校政治に全く無関心な人間かを説明した。この話がその場にいた生徒たちの関心を引き、話を前のめりに聞いてくれるような雰囲気が漂っていたので、そこから本題に入ることにした。まず本題では、生徒1人1人の30日間の行動が記録された監視システムまがいの制度を廃止するべきだと訴えた。私のここ1年間の行動記録はひどく、とりわけ直近30日間においては、学校内でのマリファナの喫煙、校庭脇の花壇に違法植物を植えたこと、友人との暴力的な喧嘩などが列挙されていた。それらを見るだけでも生徒会長には相応しくない人間だが、しかしこの行動記録システムによってどれだけ生徒たちが窮屈な思いをしているかを全校生徒に訴えた。そこから私は、学校に残っている旧態依然とした制度を次々と列挙していき、学校側にその廃止を申し出ることを伝えると、生徒たちの目は輝いていた。スピーチを終え、再び休憩の時間になったので、またトイレに向かった。その時に、どういうわけか随分と年上の知人の男性が私のところにやってきて、暗号資産の取引規制も変えてほしいと言われた。そのような規制がこの学校内に存在していることを知っていたし、その規制は確かに問題が多いと思ったので、自分が生徒会長になった暁には、その制度も変えるとその方に伝えると、その方は嬉しそうに笑顔を浮かべてどこかに去って行った。フローニンゲン:2023/7/25(火)08:31


10644. 今朝方の夢の続き


時刻は午前9時を迎えた。朝のそよ風が気持ち良さそうな踊りを踊っている。そして、朝日に照らされた木々の葉も同様の踊りを踊っている。


今日はこれから翻訳の続きに取り掛かりたい。昨日は翻訳の波に乗れたので、長いサブチャプターを一気に訳すことができた。なので、いよいよ翻訳は今日が最後のサブチャプターとなる。最後のサブチャプターはさほど長くないので、今日中に翻訳を終えることができそうだ。少しずつ前に進んできたことがこうした果実をもたらしてくれることに改めて驚く。千里の道も一歩からと言われるように、今回の翻訳に限らず、自分が従事するその他の全ての学習·実践についても日々少しずつ前に進んでいくようにしたい。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがあるのでそれについても振り返っておきたい。夢の中で私は、外国の郊外を車で走っていた。少し場面を巻き戻すと、郊外のキャンプ場のようなところで、数人の外国人と日本人の人たちと話をしていて、これからキャンプを終えて町に帰ることになっていた。私は自分の赤い子型のスポーツカーを運転して町の方に帰ろうとしていた。その時に、一緒にキャンプをしていた1人の外国人男性を乗せていくことにした。その車は自分のものなので、もちろん私が運転していこうと思ったが、どういうわけか気づくとその外国人の男性が運転席にいて、私は運転席の後ろの後部座席に座っていた。自分の手元を見ると、クリーム色の可愛らしいぬいぐるみがあって、それを抱きしめるようにして前のめりに座っていた。いざ車が出発すると、その男性の運転は荒く、これは事故を起こしそうだぞと思ったので、運転を変わってもらうように言った。しかし停車できるような場所がなかなかなく、幾分不安な気持ちのまま後部座席に座り続けていた。


郊外から町の中心部までは結構な距離があり、その車にはカーナビはなかったので、私が口頭でナビをすることにした。そこは確かに外国のはずなのだが、標識はどれも漢字表記になっていて、運転している外国人の男性は当惑しているようだった。なので私は的確にナビをしていく必要があり、少しでも彼の当惑を緩和させようと思った。しばらく私のナビで運転を続け、ようやく停車場所があったので、そこで運転を変わってもらうことにした。私が運転席に腰かけた時にはもうその男性はどこかに消えていた。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/7/25(火)09:24


10645. 「成人発達コラボラジオ」の第8回目の収録を終えて


時刻は午後1時半を迎えた。今日も朝方に翻訳を進めていき、残り数パラグラフまで翻訳をして、第8回の「成人発達コラボラジオ」の収録を行なった。ここから中央市場に買い物に行くまでの時間を使って翻訳を完成させようと思う。本日翻訳を全て終えることができることに喜びを覚える。翻訳が終わった原稿についてはしばらく寝かせておき、8月の中旬ぐらいにレビューをして編集者の方に原稿を渡そうと思う。


今日のコラボラジオについて振り返りをしている。今日のコラボラジオでは本編において海外大学院留学についての話をし、振り返りのセッションで英語の学習方法について取り上げた。前者について言えば、自分自身が過去にどのような思いで留学をし、そこでどのような体験をしていたのかの振り返りができたことが大きい。また、今の自分も再びアメリカの大学院に出願しようと考えているので、それに向けてまた意欲が高まったことも収穫であった。今このようにして自分もまた分岐点に立っているのだとわかると、新たな挑戦に向けて気分が高揚してくる。ちょうど今日は、推薦状のお願いを2人の教授にしようと思っていたところだったので、今日のラジオの話は何かの縁を示唆しているように思う。


放課後セッションにおける英語の学習方法の話はまだまだ話し足りないことが多かったので、今後も取り上げていきたい話題である。それは英語学習で悩んでいる方々に向けての発信になるだけではなく、英語学習の仕方の原理は他の学習·実践分野に応用できるので、多くの方にも有益な発信ができるのではないかと期待する。自分もまたここから本格的に大学院の出願に向けて準備を着実に進めていこうと思う。フローニンゲン:2023/7/25(火)13:50


10646. 円環運動・弁証法的運動としての自己と世界


自分を取り巻く世界が静けさで始まり、静けさで満たされ、静けさで終わっていく。自分は静けさの円環運動の中にいて、その運動の目撃者である。そして自己そのものもまた円環運動に他ならない形で絶えず変化を見せている。


自分の生きている姿を描写することそのものが詩的創造の営みである。なぜなら自己は最初から詩的存在だからだ。詩的存在としての自己は絶えず円を描いていく。そこには人や事物との掛け替えのない縁がある。


私たちはないことを通じてあることを知り、あることを通じてないことを知る。それこそがまさに弁証法的思考の真髄である。また自己も世界もそのようにして立ち現れてくるのだ。ないことがあるに転じ、あることがないことに転じる弁証法的運動を続けているのだ。このことは上述の円環運動と性質を共にしている。


今日は1日を通して晴れていたが、先ほど天気雨が降った。その景色は見事だった。


午後に中央市場に出かけようとした際に、家の門を出たところでオーナーのペイトラさんに出会った。どうやらゴミを捨てていたらしく、門の前で少し立ち話をした。同じ敷地内の離れの家に住むインド人のサハルは、息子のフィンを連れてギリシャに旅行に出かけている。オーナー夫妻も今度ミュンヘンに行き、さらにはイタリアにも旅行に出かけるらしかった。自分は暑い地域には行きたくなく、今年の夏はもう旅行に出かけることはせず、静かにフローニンゲンで過ごすことにしたとペイトラさんに伝えた。自分にとっての今度の旅行はアメリカになる。アメリカ旅行に向けた各種予約をする際に、ESTAに登録しておく必要がある。出発の72時間前までに電子渡航認証ESTAを申請することをお勧めとのことなので、それを念頭に入れておこう。アメリカに最後に旅行したのは今からもう5年も前のことになる。久しぶりのアメリカを満喫したいと思うし、今回は出願予定の大学院へのキャンパスビジットを兼ねているので、そこでもまた色々な縁が生まれるのではないかと期待する。フローニンゲン:2023/7/25(火)19:52

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