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タイトル一覧
10596. 今朝方の夢
10597. ネットワークの世界の中で
10598. 今朝方の夢の続き
10599. 若々しいマインドセットで
10600. コラボラジオに向けて/充実したトレーニングを終えて
10596. 今朝方の夢
時刻は午前7時半に近づいている。今日は朝から気持ち良い清々しさがある。気温は肌寒いぐらいで、16度であり、日中の気温も21度までしか上がらないようだ。ここからしばらくは涼しい日々が続くようなのでとても有り難い。
今朝方はいくつかの印象に残る夢を見ていたが、まずは最も印象に残っている夢について書き留めておきたい。夢の中で私は、オランダの中規模の地方都市にいた。その町には町の中心部に空港があり、今からその空港に行って飛行機に乗る必要があった。中央駅と空港は隣接しているのだが、空港そのものがなんと天空にあった。地上何千メートルかわからない高い場所に空港があり、地上からは空港の姿を掴むことはできない。中央駅の周りには運河が流れていて、それはどこか自分が住んでいるフローニンゲンを思わせたが、オランダの町は結構そのような作りになっていることが多く、その他の町を訪れた際にも似たような景色を見ていたことを思い出した。
空港に向かうためにエレベーターか何かの移動手段を探したところ、どうやらそのようなものはないらしく、なんと空港から地上の運河に向けて垂らされているロープを辿っていく必要があることに気付いて驚いた。何千メートルも上空にある空港に向けてロープを辿っていくというのは非現実的であり、一瞬途方に暮れたが、行くしかないと腹を括り、ロープを辿っていくことにした。その際に私はスーツケースを持っていたので、スーツケースをリュックのように背負うことにし、両手を使えるようにした。私の先に数人の外国人の比較的若い男性たちがロープをせっせと登っていく姿が見え、彼らに続いていこうと思った。私の目の前にいる男性と会話をしながら、これは相当に大変だなと言いながらも、お互い励まし合って天空の空港に向かって行った。
途中、ひと休憩をしようと思ってロープを登っていくのをやめて辺りの景色を見渡してみた。すると、地上からは気づけないようなことに気づかせてくれる景色が広がっていた。町の向こう側や遠くにある看板などが見えた時、もうしばらく360度全方位で景色をゆっくりと眺めたいと思った。心ゆくまで景色を眺めたら、そこからは再びロープを登っていくことにした。その時に気をつけていたのは、決して下を見ないことと、下だけではなく上もできる限り見ないようにした。下を見ないようにしたのは、ここまで登ってきた高さから下を眺めた時の恐怖を防ぐためであり、上を見ないようにしたのは、残りの距離に途方に暮れてしまうことを防ぐためだった。前にいる男性が、残り3500メートルほどだと述べた時、一瞬その距離に途方に暮れそうになったが、ここまですでに随分と距離を登っているので引き返すことはできず、3500メートルぐらいだったらなんでもないと思って、そこからはさらに覚悟を決めて登り続けていくことにした。覚悟が決まると不思議と恐怖心も焦る気持ちも全くなく、清々しい気分のままでゾーンのような状態でロープを辿っていくことができた。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/7/13(木)07:32
10597. ネットワークの世界の中で
2階の書斎の両側の窓をしばらく開けていると、随分と冷えてきたのでそろそろ窓を閉めようかと思う。夏のひんやりとした朝は大変気持ち良く、こうした環境の中で日々を過ごせていることに本当に感謝したい。涼しげなそよ風が吹き抜けていき、小鳥たちの鳴き声も辺りにこだましている静謐な環境の中で日々の生活を編んでいる。
全てはネットワークであること。昨日、“Fantastic Fungi”というNetflixのドキュメンタリーを見ながら、全てはネットワーク的につながっているのだと改めて思わされた。このリアリティは、様々な要素が1つ1つのノードとなって構築される一大ネットワークなのだ。自分もまた1つのノードであり、同時にそのノードには細胞や器官を含めて様々なノードがある。ノードとネットワークのフラクタル構造が自分の中にあり、全てのノードとネットワークはそのような性質を持っているのだろう。この世界はノードとネットワークのフラクタル構造でできていたのである。そうしたネットワークをより密なものにしていくこと。ネットワークそのものを豊かなものにしていくこと。日々の取り組みはそれにつながるものである。
身体の腸内環境を1つ取ってみても、そこには巨大なネットワークが構成されていることに気づく。メディシナルマッシュルームのマイクロドーシングを試してみようと思ってその製品を昨日に購入し、それが届き出したら、毎朝1錠その製品を摂取してみて、しばらくこの実践を継続させたいと思う。その製品の主成分は、山伏茸というキノコであり、それはちょうど上記のドキュメンタリーでも取り上げられていたものだ。細胞が入れ替わるには数ヶ月ほどの時間がかかると言われているので、マイクロドーシングも少なくとも数ヶ月は試してみる必要がある。それで前後を比較してみたい。
山伏茸は特に神経細胞を新しく作る働きがあるらしく、脳の神経細胞を増やし、神経回路をより密なものにすることができたらと思う。腸内環境もまた一大ネットワークであれば、脳もまた神経細胞が織り成す巨大なネットワークである。しばらくはネットワークという言葉がキーワードになりそうである。ネットワークの性質について体験を通じた考察をしていきながら、必要であればこれまで購入してきたネットワーク科学に関する学術書も参照してみよう。フローニンゲン:2023/7/13(木)07:43
10598. 今朝方の夢の続き
鳩の鳴き声に鼓動を合わせてみる。すると、心がとても落ち着く。午前8時半を迎えた朝の世界に、鳩のホーホーという鳴き声がこだまし、降り注ぐ朝日のリズムが心地良い。そよ風の歌も自然と聞こえてくる。
今朝方の夢の続きを改めて振り返っていると、あと2つほど覚えている場面があるのでそれについても振り返っておきたい。夢の中で私は、小中学校時代の親友(HS)と一緒に漁港を歩いていた。しばらく彼と他愛もない話をしながら漁港を歩いていると、船が係留されているところに大きな箱が流れ着いているのに気付いた。箱には蓋がしておらず、上から眺めると、その大きな箱の中にサメが入っていた。ホオジロザメほど大きなものではなく、体はスリムで人を襲うようなサメではなさそうだと思った。サメはもう死んでいるのか、とても大人しく、その箱をどうするかを友人と相談し合ったところ、とりあえず陸に引き揚げようということになった。するとどういうわけか、その場に突然ビュッフェ形式の食べ物が配列されていて、サメの世話をする前に軽く食事を摂っておこうということになった。いざ食事を摂ろうとしたら、その場所がもはや漁港ではなく、コンサートホールの中のような、あるいは結婚式が挙げられそうなホテルの貸切ホールに変化した。突然の場所の変化に驚いたものの、それをあまり気にせず、とりあえずご飯を食べようと思った。私はベジタリアンなので、野菜と豆類を中心に食べることにした。すると、数人の若い女性が食べ物を取りに来て、彼女たちとすれ違ったときに挨拶を交わした。そこで夢の場面が変わった。
もう1つ覚えているのは、小中高時代のある女性友達(KE)がどこかの国の大統領に立候補する場面だった。そう言えば彼女は中学校時代に生徒会を務めていたなと思い、リーダーシップを発揮することに意外と関心があるのだと思った。彼女は野球選手と結婚していて、生活は豊かのようだった。そんな彼女の貯金通帳が脳内で開かれ、彼女はマレーシア銀行に口座を持っていて、日本円に換算すると1千万円から4選万円ほどの預金をこれまでしてきたようだった。ちょうど先日、大統領選挙の資金のために2千万円を下ろしたらしいことがわかった。瞬間的に見ればそれは彼女にとっても大きな支出だろうが、ひとたび大統領になればそれくらいの費用の回収は一瞬であり、それを見越してのことなのだろうと思った。彼女にお願いされたわけではないが、私はこっそりと彼女の大統領候補演説の原稿を読んだ。それを添削するプロが私よりも先に原稿を読んでいたらしく、その方のコメントが記載されていた。確かにその方のコメントにあるように、いくつかの文言を修正したり、もう少し説明を加えるとより良い原稿ができると思った。彼女の算段では、仮にその国の大統領選に受かられなければ、ロサンゼルスの市長選に出馬する予定のようだった。直感的に、彼女であればそのどちらかは必ず実現できるだろうと思った。そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2023/7/13(木)08:48
10599. 若々しいマインドセットで
時刻は午前11時を迎えた。今日は本当に静かな朝で、気温も涼しいのでとても快適である。午前中に早々と今日の翻訳のノルマを終えた。残り10個ほどのサブチャプターとなり、10日後には翻訳の原稿が仕上がる。もちろんそれはドラフト段階で、そこから日を空けて原稿を寝かせてレビューをする必要があるが、このように最初のドラフトが10日後には完成してしまうことの誕生の喜びがじわじわと内側から湧き上がってくる。
先ほど、VOOX(ブックス)という音声メディアの企画に関する打ち合わせをオンラインで行っていた。VOOXさんを繋いでくださった編集者の方とVOOXの編集長との3人での打ち合わせは初対面とは思えないほどに円滑に進み、これからの協働に期待を抱かせてくれる内容だった。自分の中で、ようやく書籍だけではなく、肉声を通じても情報発信を行っていく形で世の中に貢献したいと思っていたので、この機会は願ってもいないものだった。きっと今回の協働をきっかけにして、また新たなご縁が生まれ、次の企画にもつながっていくのではないかと思う。
早朝に、今の年齢から50歳を引いたと仮定して毎日を生きることについて考えていた。それだとマイナス年齢になってしまう人もいるであろうし、100歳の人は50歳までしか戻れないので、人間の脳は97%は未活用と言われることを参考にして、自分の年齢の97%を引いた年齢として毎日を生きてみるようにすればいいのではないかと考えていた。そうすれば、今日から、今からなんでも新しいことに挑戦できる気持ちが自ずから湧いてくるのではないかと思った。いつまでも若い気持ちを保って、日々を充実した形で過ごすために、そうしたマインドセットを持ってみるというのはいいだろう。少なくとも自分はそうしたマインドセットを持って毎日を生きている。
それでは午前中にやるべきことを全て終えたので、昼食の時間まで学術書の即興解説の音声ファイルを作成していこうと思う。こちらに関しても日々着実にコンテンツが作成されており、学術的な内容を即興的に話す芸が少しずつ磨かれている。学術活動もた一つの芸事なり。フローニンゲン:2023/7/13(木)11:23
10600. コラボラジオに向けて/充実したトレーニングを終えて
時刻は午後8時半に近づいてきている。この時間帯に日記を綴るのは珍しい。今日は夕方にジムに行き、ジムから帰ってきて夕食を摂った後に、今「stand. fm」という音声配信アプリを使って知人の早田航さんという方とコラボラジオを企画していて、それに向けて航さんの音声配信への往復書簡として自分も追加で音声配信をしていた。そのコンテンツが40分ぐらいの時間になったので、今改めてこうして今日の振り返りの日記を綴っている。
今日は1日を通して天気が良く、それでいて気温は21度ほどにしかならなかったので大変過ごしやすかった。夏の毎日がこれくらいの気温であってくれればと思う。それは贅沢なことかもしれないが、本来のフローニンゲンの7月はそれくらいの涼しい日々が通常である。しばらく涼しい日々が続くようなので、それに感謝しながら毎日を過ごしたい。
今日のジムでのトレーニングを振り返ってみると、改めて社交の場としてのジムの良さを実感した。久しぶりに韓国系オランダ人のトゥワンがいて、彼は私よりも先にジムにいて、私がジムのトレーニングスペースにやって来ると、自分のトレーニングをやめて真っ先にこちらに向かって挨拶をしてくれた。そこから少し彼と雑談をした。彼はフローニンゲン大学の学生でありながら、建設関係の仕事もしているようで、学業と仕事が最近忙しかたっとのことだ。トゥワンは本当にナイスガイで英語がものすごく流暢であり、オランダ語·英語·韓国語のどれがネイティブなのかわからないぐらいである。
さて今日のトレーニングでは、パーソナルトレーナーのエリーザに指導してもらいながらしか行っていなかったダンベルバーを使ったトレーニングを自分でもやってみた。これは大臀筋を鍛えるエクササイズで、セッティングに時間がかかるのと、正しい姿勢で行えているのかがまだ自信がなかったのでこれまでは1人で行うことをせず、エリーザの指導の下でしか行っていなかった。それを自分で今日は1人でやってみたところ、1人でも十分にできると分かったし、大臀筋は鍛え込んでいきたい部位なので、今後も1人でもこのメニューを行いたいと思う。まだ自分はエリーザほどに正しいフォームを知識として取り入れていないので、他者が行っているトレーニングを見て、自分であればどのようにフォームを改善するかがわからない。今後は正しい知識をより得ていき、自分でもより言語化していくことを意識していきたい。そうすれば、他者が行っているトレーニングを見ながら、どうすれば自分だったらより良く筋肉に効かせられるトレーニングができるかを考えることができるだろうし、もし他者から何か尋ねられたら自分の持っている知識を共有して彼らのトレーニングの役に立つこともできる。そんな状態になれればと思いながらジムを後にした。フローニンゲン:2023/7/13(木)20:33
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