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10570-10573: フローニンゲンからの便り 2023年7月6日(水)



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タイトル一覧

10570. 今朝方の夢

10571. 学術研究と創作活動という安全基地

10572. 旅行後初めてのパーソナルトレーニングを終えて

10573. メロディとしての自己


10570. 今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えようとしている。旅から戻ってきて数日ほどが経ち、早めに就寝する日が続いていたので、体調も万全になった。とは言え、昨日の寒さもあって、今朝方はまだ鼻水が出るような状態であった。今の気温は14度で肌寒く、日中は21度ぐらいまでしか上がらない。今日から明日にかけては5度気温が上がり、明日から明後日にかけもまた5度上がり、そこから3度ずつぐらい気温が下がっていくという山形の気温が形成されていく。明後日の32度はかなり暑さを感じだろうが、来週からはまた20度前半の涼しい日々が続く。フローニンゲンの夏はとても過ごしやすい。


今朝方はいくつかの断片的な夢を見ていた。夢の中で私は、見慣れない外国の郊外の街にいた。そこは欧州のどこかの街で、郊外だったゆえに自然が豊かだった。山間の道を歩いていると、そこで小中学校時代の友人(RS)と偶然出会った。彼はあるゲームに熱中しているとのことで、そのゲームの話を聞くと、自分もやってみたくなった。すると、小中高時代の別の友人(HO)が姿を現し、彼もまたそのゲームをやっているとのことで話に入ってきた。どうやらそのゲームは友人たちの間では人気なのだなと思い、自分でも少し調べてみて、試しにやってみようと思った。


その他にも、2人の親友(NK & YU)が出てきて、一緒にクイズの問題に挑戦していた場面もあった。それも場所は欧州のどこかの街での出来事だったように思う。今朝方の夢は総じて静かであった。同時に、夢の中で思考力を磨いているような不思議な感覚があった。夢の中で主題として現れていたゲーム性についてはまさに昨日考えていたことだったので、日中に考えていたことがそのまま夢の中に反映されたと見ることもできる。フローニンゲン:2023/7/6(木)08:06


10571. 学術研究と創作活動という安全基地


清々しい青空と美しい朝日が目の前にある。それらを眺めながら、今日の取り組みをゆっくりと始めていきたい。コーヒーミルでコーヒーを淹れ、淹れたてのコーヒーを片手に翻訳作業に取り掛かろう。意識を集中させ、翻訳空間の中に自己を浸し、今日も設定したノルマのサブチャプターを翻訳していく。翻訳作業の過程の中で得られることは非常に大きく、精読とはまた違った読解効果がそこにある。監訳を除けば、自分にとってこの書籍は2冊目の翻訳書になる。今後また日本語に翻訳したいと思う重要な書籍があれば、積極的に翻訳に取り掛かりたいと思う。これもまた自分なりの何かしらの貢献の形なのではないかと思う。


結局自分の取り組みは、学術研究と創作活動を中心にして進められていくものなのだと改めて思う。ここ最近は意識的に色々と別の実践も行っていたが、回り回って学術研究と創作活動が最も楽しさと喜びを自分にもたらしてくれることに気づかされる。昨日は何か面白いゲームはないかとメタバース関係のゲームをダウンロードして遊んでみたが、その遊びと学術研究上の遊びや創作活動上の遊びと比べてみたところ、後者の方が自分を多いに楽しませてくれ、喜ばせてくれることに気づかされた。また、後者の活動により社会的な意義や価値を見出している自分がいるし、今後はその意義や価値をより深く大きなものにしていきたいと思っている。今後もこうして紆余曲折をしながらも、結局は学術研究と創作活動に戻ってくるのではないかと思う。学術研究と創作活動は自分にとっての安全基地となり、そこに立ち返ることができるという安心感を与えてくれる。だからこそ、この世界で様々な挑戦に乗り出していけるのだと思う。フローニンゲン:2023/7/6(木)08:58


10572. 旅行後初めてのパーソナルトレーニングを終えて


時刻は午後5時半を迎えようとしている。今、穏やかな夕方の世界が目の前に広がっている。つい先ほどジムから戻ってきた時に、オーナーのフレディさんと庭で偶然出会った。午前中から庭の車庫の天井を改良していて、その作業を夕方まで行っていたそうだ。早朝には見ることのできなかったおしゃれな装飾が施されており、その理由はまさに美的な理由によるとフレディさんは笑いながら述べていた。今住まわせてもらっている家もそうだが、なんでも自分で真っ新な状態から作り出すフレディさんの大工能力には目を見張らされる。こちらの車庫にもソーラーパネルを取り付けるらしく、それも自分で組み立てていくのだろう。


さて今日は、旅行から帰ってきて最初のパーソナルトレーニングをジムで受けた。ジムに到着すると、パーソナルトレーナーのエリーザが既にウォーミングアップがてらトレーニングをしていた。自分も15分ほど準備運動がてらいくつかのメニューをこなしていった。今日はパーソナルトレーニング1時間、自主トレーニング1時間を合わせると、合計で2時間ほどのトレーニング時間となった。パーソナルトレーニングではない日のトレーニングは、1人黙々とトレーニングに励むので1時間半弱のトレーニングとなる。今日はたっぷり2時間ほどのトレーニングを楽しむことができた。プラハのホテルにはトレーニングルームがあったが、ミュンヘンのホテルにはそれがなく、いずれにせよジムほど設備が充実しているわけではないので、やはりジムでトレーニングできることの有り難さを実感した。今日はまたいくつか新しいメニューをエリーザが考えてくれていて、中でも大臀筋を鍛えるメニューはとても良く、今後自分のトレーニングにも加えたいと思う。


旅から帰ってきての食事で変化を加えたのは、これまでチーズを食べていたが、それをやめ、その代わりに豆腐の摂取量を増やすことにした。特にトレーニングがあった日の夕食には豆腐を1丁ほど食べることにした。これまでは、トレーニングを行った日は魚かプロテインパティを食べることが多かったが、もっとさっぱりとしたものが食べたいと身体がメッセージを送り始めていることに気づいたので、今日からはシンプルに豆腐1丁の上に刻んだ生姜を乗せ、そこに醤油をかけて食べる。トレーニングの日は白い普通の豆腐を1丁食べ、トレーニングの翌日の夕食も豆腐を1丁食べる。その他の日には、白い豆腐ではなく、これまでと同じように揚げ豆腐を半分ほど食べるようにする。夕食にはブロッコリーと茹で卵などもあり、さらには納豆も少々食べるので、これでプロテインは十分に摂取できているのではないかと思う。夕食を楽しみにしながら、今から少し箏のレッスンをしようと思う。フローニンゲン:2023/7/6(木)17:34


10573. メロディとしての自己


自分の内側にある始まりのメロディと終わりのメロディ。それが自分を遠いところまで連れて行ってくれる。それは創造の源泉であり、発達の源泉でもある。自分という存在はメロディで構成されている。その始まりと終わりのメロディを掴むこと。そして自己をそれらに明け渡すこと。それがメロディとしての自己を音の流れとして生かす唯一の道かと思う。


午後8時を迎えた。近くで鳩が鳴いているのが聞こえる。この季節のオランダは、日の入りが午後10時すぎなので、午後8時のこの時間帯は夕方のように明るい。明るさのメロディ。それもまたメロディとして顕現しているのである。自己も世界もメロディで構成されているのである。その内側にあるリズムを掴み、そのメロディとして化すこと。それが非二元の本質である。

午後に書斎の前の木を眺めると、そこにうぐいす色をした小鳥が止まっていた。枝にしがみつくようにして葉を突いていた。その様子がとても可愛らしく、しばらくぼんやりとその小鳥を眺めていた。


ここから自分はどのような人生を歩んでいくのであろうか。ここ最近はその点について良く考えている。そこには焦燥感はないが、何かこの世界に対して果たさなければならないことをまだ一向に果たしていないという思いがあるのは事実だ。自己が世界から与えられた責任を果たしていくこと。これからの人生はそのプロセスとして存在するに違いない。


さて今夜はどのような夢を見るだろうか。そこにはまた1つの物語があるだろうし、そこにはまた1つの固有のメロディが流れているだろう。メロディとしての自己、そして物語として自己の側面がこれからより色濃くなるであろう予感がする中で、これからゆっくりと入浴して就寝に向かいたい。フローニンゲン:2023/7/6(木)20:15

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