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10524-10528: プラハからの便り 2023年6月25日(日)



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タイトル一覧

10524.【プラハ滞在記】今朝方の夢

10525.【プラハ滞在記】フローニンゲン北駅にて

10526.【プラハ滞在記】公共政策大学院への出願に向けて

10527.【プラハ滞在記】志望動機書のドラフトを執筆し終えて

10528.【プラハ滞在記】久しぶりにサウナに入っての快感を味わって


10524.【プラハ滞在記】今朝方の夢


時刻は午前5時半を迎えた。空がうっすらと橙色に染められ始め、小鳥たちが思い思いに鳴き声を上げている。そこに鳩がベース音としてホーホーと鳴き声を上げている。小鳥たちがソプラノのパートを担当し、鳩がバスのパートを担当するというなんとも素晴らしい協働である。生物学者のユクスキュルが述べるように、生物には固有の主観的世界がある。小鳥と鳩はそれぞれどのように主観世界を形成し、それらは交わっているのだろうかと考える。もし交わっているのであれば、彼らはお互いの鳴き声を意識し合って鳴き声を上げることも十分考えられる。実際のところはどうかわからないが、少なくとも自分は小鳥と鳩の鳴き声を組み合わせて認識している。


さて、今日からいよいよプラハ·ミュンヘン旅行が始まる。昨夜の段階ですでに衣服の荷造りは終えているので、荷造りにはもう時間を取る必要がない。なので今朝もいつもように過ごしていこうと思う。日課である呼吸法や動的ストレッチを行い、そこから翻訳作業に入っていこうと思う。自宅を出発するのは午前10時と決めており、フローニンゲン中央駅のカフェでコーヒーを購入して少し寛ぐ。そこから2時間半ほどの列車の旅となり、スキポール空港に到着したら、速やかにセキュリティーに向かい、セキュリティーを通過したら、いつものようにラウンジで過ごす。列車に乗っている間とラウンジでは、今年の公共政策大学院の出願に向けて、志望動機書の作成をしていき、旅行中には推薦状を書いていただく教授にコンタクトを取っておこうと思う。そのためのメールの作成も移動中に行いたいと思う。


今朝方の夢をぼんやりと振り返っている。夢の中で私は、小学校時代に所属していたサッカーチームのメンバーと市内の大会に出場していた。試合の前にメンバーと集まって、直前に控えた試合に向けての作戦を練っていた。普段あまり自分の意見を言わないメンバーも、この日はみんな活発に意見を出し合い、良い戦略が練られていった。その戦略だったらきっと良い結果を得られるのではないかと思ったところで夢の場面が変わった。


その他に覚えている夢としては、バスケ漫画のスラムダンクの登場人物たちが出ていたものである。主人公が通う湘北高校が神奈川の県予選を戦っていて、前半は主力を4人温存するという形で試合が始まった。案の定、湘北高校はかなりのビハインドで前半を折り返すことになった。相手チームは、湘北高校のインサイドが弱いことを嘲笑っていて、後半にどのようなことが起こるのかは全くわかっていないようだった。後半からは主力の4人がコートに入り、後半開始早々に湘北高校のエースが1人で相手選手を次々と抜いていき、豪快なダンクシュートを決めた。会場はどよめき、相手チームの選手たちの目は点になっていた。そこからの展開はもう簡単に想像できると思ったところで夢の場面が変わった。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/6/25(日)05:47


10525.【プラハ滞在記】フローニンゲン北駅にて


時刻は午前10時を迎えようとしている。今、無人のフローニンゲン北駅のプラットホームのベンチに腰掛けてこの日記を書いている。小鳥たちの鳴き声が辺りにこだましており、とても穏やかな日曜日の朝の世界が広がっている。今日は日曜日であるためか、いつもより朝の世界が平穏に感じられる。そして休日の朝であるがゆえに、駅には人がいないのだろう。今日のフローニンゲンは日中には30度を越すほどの暑さになるようで、すでに気温は結構上がっている。今日から滞在する予定のプラハは26度まで気温が上がるとのことで、それを見越して半袖で自宅を出発した。また、靴を履いていると暑いので、今日はサンダルを履いて旅に出かけることにした。もちろん滞在中に雨が降ることを見越して、スウェードの靴はスーツケースに入れておいた。プラハとミュンヘンで晴れの日が続く限り、サンダルを履いて過ごそうと思う。それは足に心地良く、靴下を手洗いする手間も省ける。


さて、今からフローニンゲン中央駅に向かい、そこのカフェでコーヒーを注文してしばらくカフェで寛ぐ。カフェで寛いでいる間と2時間半の列車の旅の最中には、公共政策大学院の出願に向けて、志望動機書の執筆に取り掛かろうと思う。すでにそのドラフトの作成は数ヶ月前に始めていて、もしかしたらスキポール空港に到着するまでにドラフトが完成するかもしれない。ドラフトが完成したら、翻訳プロジェクトの続きに取り掛かろう。今朝方も時間があったので出発までの間に翻訳作業を進めていた。今そのプロセスを動画に残し、それをゼミナールの方に共有している。どのような翻訳書ができるのかのプロセスをゼミの受講生の方々に共有し、コメントをいただきながらより良い翻訳書の出版を実現したいと思う。今回の書籍は合計で55個のサブチャプターから構成されていて、今すでに3つ目のサブチャプターの翻訳に取り掛かり始めた。旅先で時間を作って翻訳を進めていけば、旅が終わる頃には随分と翻訳が進んでいるのではないかと思う。小さく小さく実践を進めていこう。フローニンゲン北駅:2023/6/25(日)10:04


10526.【プラハ滞在記】公共政策大学院への出願に向けて


時刻は午後2時を迎えた。今、スキポール空港のラウンジで寛いでいる。先ほど昼食がてら、ラウンジの食事を摂り、食事後、エスプレッソを少々飲んでから20分ほど仮眠を取った。仮眠を取ったおかげで脳がスッキリしている。今日は早朝から結構気温が上がっていて、列車の中では日に当たらないようにしていた。直射日光を浴びると暑さを感じたので、影のある席に座ってやるべきことに取り組んでいた。予定通り、公共政策大学院の出願に向けて、志望動機書を執筆していた。神学大学院の志望動機書は1000字の字数制限で1つのお題に対して文章を執筆していくことが求められている。一方、今回出願予定の公共政策大学院の志望動機書は合計で6つのお題からなり、フローニンゲン中央駅からスキポール空港駅に到着するまでの2時間の間で3つの問いに答えた。最初の問いと次の問いがそれぞれ500字の字数制限で、次の問いが250字の字数制限があった。それらを合計すると神学大学院に出願するための志望動機書よりもすでに多い字数の文章を執筆していたことに驚く。ここからフライトの登場時間まで1時間半ほどあるので、もう2つぐらい問いに回答できそうである。フライトの中でも引き続き志望動機書を書き進めていけば、プラハ空港に到着する前に6つの問いに対して文章を執筆し終え、最初のドラフトを完成させることができるかもしれない。旅の最中は新たな刺激のおかげで、諸々の取り組みがいつもとは違った形で順調に進んでいく。それもまた旅の効能だと言えるだろう。Aspire Lounge @スキポール空港:2023/6/25(日)14:22


10527.【プラハ滞在記】志望動機書のドラフトを執筆し終えて


プラハに向けたフライトは順調に目的地に向かっている。今日のオランダは快晴で、目的地のプラハもすこぶる天気が良いようだ。あとおよそ30分ほどでプラハ空港に到着する。


驚いたことに、公共政策大学院への出願に向けた志望動機書のドラフトを先ほど書き終えた。まさかこれほどまでに順調に執筆できるとは思ってもみなかったことである。おそらくその要因として、ここ数ヶ月間自分がなぜ公共政策大学院に行く必要があるのかを熟考して来たからだろうし、日々内省日記を綴っていることが志望動機を書き出すことを容易にしていたのだろうと思う。志望動機書で要求された6つの質問に答えていくプロセスの中で、人生の棚卸しをしている感じがあった。大学院への出願は、まさに人生の良い振り返りとなることを改めて身をもって知ったと言える。志望動機書を執筆している中で、過去の体験をあれこれと回想していると、それらの点としての1つ1つの経験が1つの大きな立体を形成し、自分の財産になっていることがわかった。そして、これまでの経験の中に無駄なものは何1つないことが見えて来たのは大きな喜びであった。完成したドラフトはしばらく寝かせ、制限字数を超えた問いに対しては、文章をより簡潔にしていく工夫を施したい。また、制限字数に少し余裕のあった問いに対しては、もう少し文章に肉付けをしていきたいと思う。


公共政策大学院の出願に向けて、その他に要求されている事柄として、過去に大学や大学院で履修して来た定量分析に関するコースや、定量分析を行った過去の職務経験についてまとめるレジュメが要求されている。幸いにも、大学院レベルとしては、ジョンズ・ホプキンス大学のオンラインコースで統計学に関する2つのコースを履修し、ケンブリッジ大学で統計ソフトのRに関するプログラムを受け、フローニンゲン大学ではいくつかの定量分析に関するコースを履修して来た。それに加えて、フローニンゲン大学での2つの修士論文では定量分析を活用したし、1つの査読付き論文でも定量分析を活用したのでそれらについても言及したい。そしてプロフェッショナルな経験として、デロイト時代の経済分析の経験と、日本企業との協働研究において定量的な分析を行って来たことについてもレジュメに盛り込みたいと思う。プラハ空港に向かうフライトの中:2023/6/25(日)17:29


10528.【プラハ滞在記】久しぶりにサウナに入っての快感を味わって


時刻は午後9時半を迎えようとしている。先ほど宿泊中のホテルのサウナにゆっくりと入って来て、心身共に整った状態でいる。フローニンゲンのジムは、ロシアとウクライナによる戦争の影響で電気代が高騰したことにより、サウナがしばらくの間使えなくなっていたので、久しぶりのサウナだった。やはりサウナはいいものだと思った。ホテルのサウナの雰囲気はとても良く、サウナルームはとても広く、何よりロウリュができるのが良かった。サウナルームに入ると、そこに韓国系の男性がいたが、しばらくすると彼はいなくなり、サウナは貸し切りとなった。最初のセットの途中から3セット目の最後まで、広々としたサウナを1人で使えるという贅沢を味わった。10分サウナに入って、冷水シャワーを浴びて少し休憩するというセットを3回ほど繰り返した。ここ最近はフローニンゲンも気温が上がっていて、ジムでは多少汗をかくが、思いっきり汗をかいたのは冬の時代にサウナに入って以来のことだったのでとても気持ち良かった。サウナはフィットネスルームの中央に位置していて、明日はフィットネスルームで筋力トレーニングをしようと思う。器具はさほど多くないが、ダンベルなどもちゃんと完備されているので、工夫をすればいつもと同じようなトレーニングができそうである。サウナに入った後に久しぶりに体重計に乗ると、驚いたことに体重が3kgほど増えていて、とても嬉しく思った。これまでは痩せ過ぎの体のため、肉体が貧弱に見えていたが、この半年ほどしっかり栄養補給をしながら筋力トレーニングに励んでいたこともあり、筋力が着実につきながら体重も増えていたようだったのだ。おそらく最大でもう3kgほどなら増やしていいように思えるが、トレーナーのレムコがこの間述べていたように、体重の伸びもやがて止まり、そこからさらに体重を増やすのは大変とのことだった。自分の場合は基本的にはベジタリアン食のため、ここからさらに体重を増やしていくのはすぐには実現しないだろうが、筋力量の増加と共にもう少し体重が増えてくれればと思う。明日もまた筋力トレーニングをして夕食を摂ってしばらくしてからサウナに入ってリラックスしようと思う。プラハの滞在はとても快適なものになりそうで何よりである。プラハ:2023/6/25(日)17:29

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