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10446-10449: フローニンゲンからの便り 2023年6月6日(火)



その他のカリンバ即興演奏曲はこちらからご視聴いただけます。

8617個のピアノ曲・箏曲の全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。


下記のアートギャラリー(Instagram)より、本日のアート作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

タイトル一覧

10446. 楽しさ・喜び・気持ち良さ/ここからのGRE対策

10447. 今朝方の夢

10448. 今朝方の夢の続き

10449. 箏の稽古(73):基礎に立ち返ることの重要さを実感して


10446. 楽しさ・喜び・気持ち良さ/ここからのGRE対策


時刻は午前6時を迎えた。今、神々しい朝日が輝いていて、その光が地上に優しく降り注いでいる。ちょうどその光を書斎にいる中で浴びていて、それは第三の眼の辺りに当たっている。太陽の光が第三の眼を活性化してくれているようで、こうした恩恵もおそらくバカにできないのではないかと思う。第三の眼を活性化させながら、今日もまた自分の取り組みを前に進めていこう。それで言えば、今朝方もすでにカリンバの即興演奏作曲を2曲ほど行った。目覚めた直後の感覚もこうして音楽の形にしておくこと。それはその日の朝の自分を映し出し、それを確認することで1日をまた有意義に進めることもできる。朝の呼吸法と動的ストレッチを終えてコーヒーを淹れたらデジタル絵画を2枚描くことが日課であり、残りの1枚は昼辺りに描いている。朝にデジタル絵画を2枚描いたら、そこからまたカリンバで即興演奏作曲を3曲ほど行ってから朝の活動に入っていくというのが毎日の流れである。後ほどまたカリンバで演奏する際にはスケールを変えて、ミクソリディアンスケールからフリジアンスケールに変えてみようと思う。教会旋法はどれも好きなので、あれこれとスケールを変え、調を変えながら演奏しているとあっという間に時が経つ。そこには楽しさと喜び、そして先日ゼミナールで話題に上がった気持ち良さの感覚がある。


今日もまた午前中はGREの対策に集中していく。今日はオンライン上での対策講座の読解問題の残りを全て解き終えたいと思う。残りは12問しかないが、1つ1つの問題を大切に扱って、問題演習の学びを最大化したい。これにてpracticeのカテゴリーにある問題は全て解き終えたことになるが、あとはtestのカテゴリーにある模擬セットと同じ形式で20問1セットのものがverbalセクションに関しては3セットあり、数学に関して残り1セットある。これも本番まで2週間ほどになったここからいつ解くのかを考えながらそれらに取り組みたいと思う。ちょうど明日は先週の水曜日と同じく、本番と同じく3時間超の時間を使ってライティングを含めて模擬試験を解いていく。前回のスコアを上回るように、前回の反省を活かしたいと思う。


昨日の段階でライティングについても随分と手応えを得た。実際にETSのスコアリングサービスを使ってみて、目標点の5.0がこの段階で出ているので、あとはどれだけ本番でスムーズに文章を書いていき、600字を超えるぐらいにタイピングできるかが鍵を握ってくるように思う。そうした速やかな文章作成に向けての訓練として、引き続きissueエッセイについては書くべきアイデアが速やかに出てくるように訓練をし、argumentについても定型表現に繰り返し触れる中で覚えていこうと思う。特に後者に関しては、購入したライティングの対策本が非常に役に立つだろう。argumentのお題ごとの定型表現を覚えていくことができれば、こちらの問題タイプに関しては指摘するべきことが速やかにアイデアとして浮かぶので、アイデア出しに関してはどちらかというとissueエッセイの方でさらなる鍛錬をしたい。今日もその学習プロセスをゼミナールの方で動画として共有しようと思う。フローニンゲン:2023/6/6(火)06:25


10447. 今朝方の夢


光の輝きと静けさ。それが午前6時半を迎えようとしているこの瞬間にある。そよ風が優しく地上を吹き抜けている。今の気温は11度とのことで肌寒さを感じ、依然としてまだヒートテックを履いているが、午後には17度まで気温が上がるようだ。雲ひとつない快晴に恵まれるようなので、夕方に中央市場に行く際には半袖で十分かと思う。


今朝方はいくつかの夢を見ていた。覚えている順番にそれを書き留めておこう。夢の中で私は、ある有名な若い日本人の経済学者の先生と話をしていた。どうやら私たちは知人関係にあり、お互いに遠慮することなく学問の話をすることができていた。最初にその方の専門である経済学の話を聞きながら、後半では大学への就職の話となった。その方は笑いながら、大学に務めるよりもずっと学生として勉強している方が気楽でいいと述べた。それに対して私も大いに賛同したが、事務的な仕事や管理職的な仕事以外に、学生に教えるという仕事について尋ねたら、それは実りの多いことだとその方は述べた。そこから、その方が勤めている日本の有名私立大学に私を推薦してくれる話が出たが、私は丁寧にお断りした。自分の研究テーマを自分のペースで自由に進め、その過程で得られたことを一般の人たちに伝える道が自分にはあるので、そちらの道を歩むことを続けていき、大学教員には今はならないとその方に伝えた。


その次に見ていた場面は、大学は違うが日本の有名大学を卒業した理科系の知人と一緒に、外国の大学院のゼミナールに参加しているものだった。数学のゼミナールに参加していた私たちは、最初はゼミ生の外国人の学生の発表を静かに聞いていた。部屋の後ろには比較的若い教授がいて、教授は静かに学生たちの発表に耳を傾けていた。正直私は大学の教養程度の数学の知識しかなく、大学院レベルの専門的な数学の話は難しかったが、難しかったのは数式の変形の箇所だけで、その数式が何を意味しているのかを説明してくれればそれについては全て理解できた。なので楽しく彼らの発表を聞いていた。するとあるところで、隣にいた知人がおもむろに立ち上がり、ホワイトボードの方に歩いていった。すると、彼はどこで学んだのかと思われるほどに流暢な英語を話し始め、発表者の数式変形の過ちを指摘した。そして数式変形のみならず、数学的発想として誤りがあることも見事な解説を通して指摘すると、一同彼の説明になるほどと耳を傾けていて、部屋の後ろにいた教授も興味深そうに話を聞いていた。知人の彼が一通り発表を終えたときに、私は思わず拍手をした。するとその場にいた全員が彼に拍手をし、彼の指摘の素晴らしさを称えた。彼が私の横に戻ってくると、彼と拳を突き合わせ、「やってくれたね」と彼に声を掛けた。すると彼はニコリと笑ってまた静かに着席して発表の続きを聞き始めた。ゼミの時間が終わると、先ほどまで一切口を開かなかった教授が私たちに声を掛けてきた。どうやら教授は私の知人をゼミか大学そのものに引き抜きたいようだった。知人の彼はあまり気乗りしておらず、彼は自らの数学力を大したことはないと評して、そのオファーを断った。それを受けて、そう言えば私たちはもう1つ数学のゼミに参加することになっていたことを思い出したが、娯楽として数学と付き合うのは悪いような気がしたので、そのゼミにはもう参加せず、大学を後にすることにした。フローニンゲン:2023/6/6(火)06:44


10448. 今朝方の夢の続き


時刻は午前7時半を迎えようとしている。たった今、再びカリンバの即興演奏作曲を通じて3曲ほど新たな曲を生み出した。新たな誕生を受けて、自分の生命がまた活性化されているのを感じる。生命の誕生に伴う歓喜。創作活動にはそれがある。その歓喜の情を受けて、自己はまたさらなる発達の道を歩んでいく。その継続的かつ永続的なプロセスの中に自己はすっぽりと収まっている。


これからGREの対策に取り掛かろうと思うが、その前に今朝方の夢の続きを思い出したのでそれについても書き留めておきたい。夢の中で私は、夜のニューヨークの街にいた。マンハッタン島が向こう側に見えていて、私は広い広場の一角で明るく輝くマンハッタンの街並みを眺めていた。その広場にはホームレス専用のシェルターがあって、私はそこに数日ほど滞在しているようだった。そこにはアメリカ人だけではなく、日本人も何人かいて、どういうわけかその日本人は全て高校のクラスメートだった女子たちばかりだった。生活環境の良くないこんな場所で彼女たちは何をしているのだろうかと思ったが、私も数日ほどはそこで暮らす身だったのでその点については何も言わなかった。せっかく彼女たちと再会したのでしばらく話をしていると、突然停電になった。すると文字通り真っ暗闇が私たちを包み、闇の深さに心配になる人たちもシェルター内に出てきた。シェルターで暮らすアフリカ系の中年女性が突然、「9·11の再来だ!」と叫んだ。その言葉を受けて、シェルター内にはさらに不穏な雰囲気が流れた。マンハッタン島の方を眺めると、先ほどまでギラギラと輝いていた高層ビルの明かりは全て消えており、ひょっとしたら本当に9·11の再来として、飛行機がビルに突っ込み、それが燃え盛る様子を目の当たりにするかもしれないと思った。だが幸いにも、そのような事態は起こらなかった。しばらくして、ポツポツと災害用の電気が流れ始め、マンハッタン島のビルには明かりが灯り始めた。とは言えまだまだ辺りは暗く、特にシェルターの周りは闇に包まれたままであった。マンハッタン島の方に明かりが灯れば灯るだけ、こちらの闇が増す感じがあった。そのときに私は直感的に、何者かがシェルターを襲いに来ないか心配になった。こうした事態に乗じて、何者かがここにやってきてシェルターを荒らして帰る危険性が察知されたのである。シェルターの外に誰かいるような気もしたが、私の予感もまた実現することはないように思えて一安心したところで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2023/6/6(火)07:35

10449. 箏の稽古(73):基礎に立ち返ることの重要さを実感して


時刻は午後1時を迎えた。今、空には雲がひとつもなく、見事な青空が広がっている。夕方に散歩がてら中央市場に行く際にはさぞかし気持ち良いだろう。


午前中から正午にかけて行われた箏のオンラインレッスンについて振り返っている。全ての学習と実践において毎回振り返りを行っていくことを自らに課しているが、それは箏の鍛錬もまた例外ではない。今日のレッスンでは冒頭に、前回から練習し始めた『手紙』を取り上げ、事前に考えていたいくつかの質問を先生に投げかけさせていただいた。中でもリズムの取り方に関するものが重要な問いで、この曲の中には休符の記号と音を伸ばす記号が混ざっていて、箏の演奏でその違いを工夫するような試みを先生と一緒に行っていった。五線譜で言うところの四分音符の休符は、白い丸として表記されるが、その丸の中に点が打たれている場合には四分音符1つ分音を伸ばすことが意味されている。同じく、白い三角形の場合には八分音符の休符を意味するが、その中に点が打たれていると、それは八分音符1つ分音を伸ばすことを意味している。そうした違いを踏まえて今後も練習をしていきたいと思う。こうした微細の違いを意識するのとしないのとでは、演奏表現の豊かさに後々影響を与えると思われる。


そこからは今日は課題曲を扱うのではなく、上記の事柄が反映されたテクニック集の曲を見ていった。改めてテクニック集の2冊を眺めてみると、調の違いから練習していなかった曲がいくつもあり、それらを改めて練習していこうと思った。今後即興演奏をしていく際にも基礎的な技術は非常に重要になり、基礎的な技術の基盤がしっかりしていないと即興演奏の技量の伸びはどこかで必ず止まる。むしろ基礎の基盤がしっかりしていればいるほどに、即興演奏の幅がもたらされるはずだ。そうした考えを持って、今日からしばらくは今の段階で楽しめる即興演奏をしていくことに加えて、もう一度2冊のテクニック集に立ち返って、リズム感を養うことや基礎的な技術に磨きをかけていきたいと思う。フローニンゲン:2023/6/6(火)13:11

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