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10359-10363: フローニンゲンからの便り 2023年5月18日(木)



No.4757 光泡の戯れ_Play of Bubbles of Light


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本日の3曲


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タイトル一覧

10359. 昇天日の朝に見た夢

10360. GREのゲーム性とマインドフルネスのさらなる鍛錬に向けて

10361. 今日のverbalセクションの模擬試験からの学び

10362. 今日の実りあるパーソナルトレーニングからの学び

10363. 人生100年時代の心構え/GREの思わぬ副産物


10359. 昇天日の朝に見た夢


時刻は午前7時半を迎えようとしている。今日は、キリスト教の祝祭日の1つである昇天日(Ascension Dayだ。この祝祭日は、キリストの昇天を記念し祝うということになっていて、オランダは静かな祝日ムードに包まれている。小鳥たちも鳴き声を上げてこの日を祝福しているかのようだ。


今日は祝日ということもあって、ジムが閉まるのが通常よりも早いとパーソナルトレーナーのエリーザから先日連絡を受けた。今日は午後2時にはジムが閉まってしまうとのことだった。祝日でもジムがやっていることが有り難く、他の祝日の日にはジムが休みになることもあったので、今日はトレーニングの日でもあるし、早めにジムに行くことにした。先日の月曜日のパーソナルトレーニングを今日にしたこともあって、今日もまたエリーザに指導してもらいながら充実したトレーニングが実現できるだろう。筋肉量の増大と筋肉の強化に相まって、活力がより高まっているのを実感する。筋力トレーニングの効能は恐るべしであり、グロスボディの隅々の部位の筋肉を鍛えていくことの効果を強く実感している。


今朝方は断片的な夢を見ていた。まず覚えているのは、9桁のパスワードを設定している場面だった。そこでは数字とアルファベットを組み合わせて、できるだけ強いパスワードを設定することを行っていて、あれこれとその組み合わせを考えていた。自分でも覚えやすく、それでいて解読が難しいパスワードを何に設定するかは意外と悩んでしまうものだった。しばらく考えた後、これだというものが1つ見つかり、それを設定しようとしたところで夢の場面が変わった。


次に見ていた場面で覚えているのは、見知らぬ国で新たな生活を始めたものだった。そこでの人との出会いもまた新しく、見るもの感じるもの全てが新しい環境の中で新たに生活を始めることによって、新たな感覚が自分の中に芽生えているのを感じた。こうして自分はまた新たな存在になっていくのだということを実感し、人生の中で定期的に新しい環境で生活していくことの重要さを思った。そのような夢を見ていた。


最後に見た夢は、昨日オランダ永住権を取得したことと少し対照をなしているように思えた。オランダで永住できる権利を晴れて獲得する一方で、無意識の深層的な自己は新たな環境を求めているように思える。それは顕在意識の自己へも影響を与えていて、やはり来年からは新たな環境で新しい生活を始めたいという思いが強くなっているのを実感する。フローニンゲン:2023/5/18(木)07:38


10360. GREのゲーム性とマインドフルネスのさらなる鍛錬に向けて


昇天日の朝は静けさに満ちていて、その静けさに花を添えるかのように小鳥が清澄な鳴き声を上げている。それに耳を傾けながら、今日の計画を練っている。今日もまたGREの対策に打ち込みながら、それに並行して倫理学の探究も少し進める。そして正午からはジムでのトレーニングに励む。いつもより早い時間帯でのトレーニングになるので、エネルギー補給としての昼食を早めに摂り、仮眠を取るのは午後にジムから帰ってきてからにしようと思う。


昨日、GREの対策をこうして毎日楽しみながら真剣に取り組んでいる様子はプロゲーマーの在り方に近いように思えてくると考えていた。GREというのもまた一つのゲームであり、その攻略に向けて技術を高めていく様子はプロゲーマーのそれと重なるのではないかと思っていたのである。なぜプロゲーマーのイメージが浮かんだのかは定かではないが、やはりGREが持つ一種のゲーム性とスコアの算出過程において他者との競合があるからだろうか。ゲームの種類によるが、プロゲーマーもまた1つ1つのプレーで高度な集中力が要求され、たった1つのミスが致命的になることがある。GREにおいても1つ1つの問題で高い集中力が求められ、1つのミスがスコアに大きな影響を与えうるというのはとても似ている。そのようなことを考えながら、これから本番に向けてはやはり高度な集中力を養っていくことと、それに類似して、ミスを減らし、ミスを全くしない状態を作れるようにしていくことを実現させたい。そのためには以前書き留めていたマインドフルネスの鍛錬が重要になるだろう。まさかマインドフルネスとGREのスコアに関する実証研究があるとは思ってもおらず、その結果は大変興味深いもので、マインドフルネスのGREのスコアに関する大きな効果を知ることになった。毎晩寝る前に20分ぐらいの瞑想をしているが、それに加えて、マインドフルネスの鍛錬の一環として、日々のGRE対策の中で問題のセクションが変わるごとに3分ぐらいのマインドフルネス瞑想をして、集中力を高めて問題を解くことを意識してみるのもいいかもしれない。本番では途中の10分の休憩以外には基本的に休憩は取れない仕組みになっているが、実はセクションの画面が変わる際には一息つくことができる。それを活用すれば最大3分は休めるのではないかと思う。仮に1分でも目を閉じてマインドフルネス瞑想をするだけでも脳は随分と休まり、脳波もアルファ波になるであろうから、1分から3分程度の細切れのマインドフルネス瞑想を日中のGRE対策中に何度か取り入れたいと思う。そうすれば、短い時間で休息を取る力が高まり、集中力を高めやすくなる回路が脳内にできるだろう。フローニンゲン:2023/5/18(木)07:49


10361. 今日のverbalセクションの模擬試験からの学び


昇天日の祝日の朝は依然として静けさに包まれている。今日はうっすらとした雲が空を覆っているが、雨は降らないようだ。


先ほど、ETSのverbalセクションの公式ガイドブックの模擬試験の3セット目を解き終えた。まだ時間を気にせずに問題を解いているが、それでも本番と同じようにある程度の大胆さを持って解答していくことを心がけていた。今日の正答率は過去3回の中でも一番高く、76%ほどだった。今の自分の実力は70%から75%ほどの正答率のようであり、本番の最初のセクションでこれくらいの正答率を発揮できたら、次のセクションは一番難しいものに進めるように思う。とにかく70%の正答率は最低限確保したいもので、できれば80%を超えるような形で最初のセクションを終えたい。


今日の結果として顕著だったのは、text completion(7問)とsentence equivalence(5問)で一問も間違えなかったことだ。本番でもこれが実現できたら嬉しいし、できる限りそれを実現させたい。これらの2つの問題形式を解く際に、わからない単語も確かに潜んでいたが、それを補う形でロジックを発揮させ、時間に関してもかなりサクサクと問題を解くことができた結果として満点だったのは喜ばしい。一方で、今日は長文問題のreading comprehensionの正答率がこれまでで一番低く、ここに依然として改善余地を見出す。長文問題のどんな形式の問題をどのようにして間違えているのかの詳細な分析を今から行っていく。GREの問題は、絶えずその背後に受験者を試したい鍵となるコンセプトがあり、そのコンセプトが何かを常に特定しながら問題演習に当たることが重要になる。そうでなければ、単に機械的に問題を解いていることになってしまい、実力は身につかない。重要なことは、それぞれの設問が受験者に何を問おうとしているのかを特定することであり、それを受けて自分がどのようなミスをしていて、どのような力が足りていないのかをつぶさに把握していこう。フローニンゲン:2023/5/18(木)09:22


10362. 今日の実りあるパーソナルトレーニングからの学び


時刻は午後3時を迎えようとしている。祝日の今日は辺りがいつも以上に穏やかで、平穏な雰囲気が漂っている。気温は少々低いが、幸いにも今日は晴れで、先ほどジムから帰ってくる際にはとても清々しかった。ジムに到着してみて驚いたことに、今日はたくさんの人がトレーニングに励んでいた。いつもよりかなりジムの中が混雑していたが、トレーニングには特に差し障りなく、自分が使いたい器具はタイミングよく使うことができた。今日のトレーニングは、パーソナルトレーナーのエリーザについてもらって、1時間ほどのパーソナルトレーニングを行った。今日の主眼は主に下半身にあり、前回のパーソナルトレーニングで行ったコンベンショナルデットリフトを今日も行った。今日のトレーニングの中で新たに行ったものとしては、ダンベルを用いてY字に開く形で肩の筋肉を鍛えるものと、ノルディックレッグカールというものだ。偶然にもある男性がノルディックカールを行っているのを目撃して、興味深かったのでエリーザにそのやり方を教えてもらった。これはレッグカールの器具を単に用いるのとはまた違う負荷がかかって面白かった。ゴムバンドをうまく活用し、自らの体重を活用しながら行うそれはバランスを取ることも求められるので、固定した姿勢で足をカールさせる通常のレッグカールよりも複数の刺激が入っているように思われた。このエクササイズでさらに興味深かったのは、ゴムバンドの厚さを少し変えるだけで難易度が大きく異なることだった。本当に1、2センチほどの厚さの差がそれほどまでに難易度を変えるとは思ってみなかったので驚きと面白さがあった。そこから、わずかな差が結果に大きな差をもたらすというのは他の事柄でも大いに当てはまると思った。今行っているGRE対策もそうだし、箏の稽古もジークンドーの稽古もそうである。さらには学術研究においてもそうだ。これからはそうした少しの差を大切にし、学習や実践の中で小さな差を取り入れるように様々な工夫を常に心掛けたいと思う。そうした心掛けは、自らが従事する多様な学習領域と実践領域において大きな差を生むだろう。


それと今日は改めて、パーソナルトレーナーをつけることの意義や価値を感じた。毎回エリーザは創意工夫に富むトレーニングメニューを提供してくれるので、いつも楽しく新鮮な気持ちでトレーニングに励むことができている。今週の月曜日に中学生ぐらいのオランダ人の女の子とが1人で器具を使ってトレーニングしているときに、明らかに正しいフォームでそれを使うことができておらず、それは効果をもたらすトレーニングになっていないと思ったという話をエリーザにした。すると、目の前の男性がデッドリフトを望ましくないフォームで行っている姿を目にし、そうしたところからも多くの人にとってパーソナルトレーナーをつけることの大切さを思った。おそらくプロになったとしても第三者の目から見たフィードバックは価値があるので、自分としては今後もパーソナルトレーナーのような存在の支援を仰ぎながら学習や実践を進めていきたい。フローニンゲン:2023/5/18(木)15:03


10363. 人生100年時代の心構え/GREの思わぬ副産物


時刻は午後7時を迎えた。祝日が今こうして静かに夜の時間へと移行している。こうした移行の最中にあって、自らの存在がいかなる移行期の中にあるのかについて考えさせられる。自分もまたある移行期の中にいて、次なる自己に向かって羽ばたこうとしている。羽ばたく自己がやってくる日は近い。そのような確信がある。


人生100年時代と言われるこの社会の中にあって、トランスヒューマニズムの考え方が浸透し、そこに具体的な技術が付随してくれば、人間の寿命は遥かに伸びるだろう。一応人生100年時代として考えてみた場合、今の年齢から100歳の半分である50歳を引いてみて自分の今の年齢を考えてみるのはどうかと思う。そうすると、自分の場合はマイナスの年齢になるが、その場合には生まれたての0歳の状態だと考えてみればいいのだ。そうすると、今自分が学びたいこともやりたいことなんでもできるのではないかという気になってくるのではないかと思う。年齢を言い訳にせず、今の自分の能力もまた言い訳にせず、今の年齢から50を引いてみて人生を毎日生きてみるといいのではないかと多くの人に提唱したい気分である。少なくとも自分はそのような心構えで毎日を生きている。だから日々が充実しているのであり、だから様々な学習領域や実践領域に積極的に乗り出していけるのだ。今の年齢など全く関係ないし、今の自分の能力も全く関係ない。今の年齢から50歳を引いてみて、自分のやりたいことに取り組んでみればいいのだと思う。そのようなことを考えていた。


今日のGRE対策を改めて振り返ると、今日もまた実りある対策ができていた。今日から数学のセクションに関してはETSのオンライン対策講座のコンテンツを活用し始めた。コンテンツの量も含め、非常に充実しているので、それら1つ1つの問題を大切にしながら、絶えずその問題の背後にあるGREが試そうとしている鍵となる概念を掴んでいこうと思う。今日のverbalセクションの対策の中で、IELTSの読解問題と似た傾向として、GREの読解問題においても本文の単語やフレーズの言い換えが正解になることが多いということに改めて気づいた。その気づきを活かすと、問題文を読んで解答根拠になる箇所を特定したら、その言い換えが選択肢の中にないかを探すようにしていくとより正答率が高まりそうである。明日からの読解問題では言い換え表現に注意深くなってみようと思う。それともう1つ、IELTSやGREの対策の副産物として、マインドフルネス瞑想をまた始めたことがある。いずれの試験においても試験中にマインドフルネスの状態で高度な集中力を保つ必要があり、その力を養うために日々の生活の中でマインドフルネス瞑想を実践するのは非常に有効かと思う。さらには、GRE試験のおかげで、高度な語彙力を獲得するべく単語力を強化することになったし、アカデミックな文章に対する精読力と文章全体で言わんとしている鍵となる主張を掴み、全体の文章構造を把握しながら読むという速読力を養うことにもつながったことに感謝している。このように列挙してみると、GREがもたらした副産物は非常に大きなものだったことがわかる。フローニンゲン:2023/5/18(木)19:27


本日の自由詩(free verse)

No.2971, The Morning On a Holiday

This morning on a holiday is quite peaceful.

I hope that its peacefulness penetrates the entire world.

Groningen; 08:21, 5/18/2023


No.2972, The Sound of the Evening Rest

The sound of the evening rest just came to my existence.

The encounter was so precious.

Groningen; 19:13, 5/18/2023

No.2973, A Rhythmical Flow

My body is full of pulses of rhythmical flows.

The pulses keep the essential beat for my soul.

Groningen; 19:37, 5/18/2023

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