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10327-10330: フローニンゲンからの便り 2023年5月11日(木)

更新日:2023年5月15日



No.4736 朝日の輝き(その2)_The Brightness of the Morning Sun (Part 2)


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本日の3曲


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タイトル一覧

10327. 今朝方の夢

10328. 今朝方の夢の続き

10329. 午前中のGREの対策より

10330. 本日のジムでの学びと発見


10327. 今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えた。辺りは明るくなっているが、今朝も空に雲が覆っている。どうやら今日は1日を通して曇りがちの日となるようであり、夕方からは少し雨が降るかもしれないとのことである。なので午後にジムに行く際には折り畳み傘を持っていこうと思う。それにしても今日は足元から冷える。5月を迎えてしばらく経つというのにこの寒さである。引き続きヒートテックを家の中でも履いていて、暖かい格好をしている。格好は冬の時と全く変わらない。今日の最高気温は13度、最低気温は10度であるが、明日は最高気温が20度まで上がり、晴れとのことなので楽しみである。


今朝方の夢をいつものように振り返っている。夢の中で私は、見慣れない外国の町にいた。そこは中世の名残を残した町なのだが、どうも地元にも雰囲気が似ている。町の作りそのものは異なるが、どこか懐かしさのある感じが似ていたのだ。そんな町にある学校に私はいた。1つの授業が終わり、次の授業に向けて教室を移動しようと思ったら、教室の隅にうつむく女性の姿を見つけた。その女性は髪を前に垂らすようにしてうな垂れていて、話しかけようと思って近づくと異臭がした。彼女の背中を見ると、服の中に無数の小さな生き物がもごもごと動いていて何かと思ったので、異臭の境界線のギリギリから彼女に声を掛けると、彼女はわめいて助けを求めた。いや、それは救いを求めての叫びというよりも苦しみを表現する叫びだと思われた。彼女は自分の服をまくって背中を見せると、そこに無数のハエがいて、どうやら彼女の背中は腐敗し始めているようだった。それを見た瞬間にはギョッとしたが、なんとかしなければならないと思って、そこで閃いたのが、とにかく一度体を綺麗にすることだった。どこでどうやって体を綺麗にしてあげればいいかと考えたときに思いついたのがプールだった。プールの大型のホースを使ってハエを払い落とし、彼女の体を綺麗にしようと思ったのである。その案を彼女に伝えると小さくうなづいたので、一緒にプールに向かった。私だけでは心許ないと思ったので、協力してくれる友人数人もプールについて来てくれた。消防車に備わっているような大きなホースをプールの中に入れ、プールの水を吸い込ませ、彼女にはプールサイドに座ってもらうようにお願いをし、そこから一気に彼女目掛けて放水した。するとハエはすぐにどこかに行き、不思議なことに彼女の背中の腐敗もどんどんと回復していって、体が綺麗になるだけではなく、彼女は元気も取り戻した。念のため背中だけではなく、髪の毛も含め、体全体を綺麗にしようということになった。ホースからの水の勢いを調整し、最後に髪の毛目掛けて放水をした。すると突然、見慣れない2人の男性が私からサッとホースを奪った。そしてどこかに消え去った。一瞬彼女から目を離していたので再び彼女に視線を戻すと、彼女もどこかに消えていた。私は彼女が彼らにさらわれたのかもしれないと思って、彼らを追いかけることにした。すると、自分の体は宙に浮き、彼らが飛んで行った方向に自分も飛んで行った。すぐさま彼らに追いついて、彼らとは土星のような場所の廃墟で戦うことになった。いざ戦いが始まってみると、彼らが持っている能力を遥かに凌ぐ能力を自分は持っていて、彼らを制圧するのは簡単だと思った。そこで夢の場面が変わった。


無数のハエがたかるあの女性が、水によって清められるというモチーフは、自分の中の女性性が浄化されるということを1つ示唆しているように思えなくもない。女性性のケガレがハレると、どのような変化が自分の中にまた現れてくるだろうか。それもまた観察するべきポイントである。フローニンゲン:2023/5/11(木)06:44


10328. 今朝方の夢の続き


庭側にある木に止まっている小鳥が連続して何回か美しい鳴き声を上げた。そして今鳴き止んだ。彼らの鳴き声の意味を知れたらどんなに素敵だろうかと思うが、意味などわからなくてもいいのである。この世界には理性を通じて把握できないものが存在していて、それを理性を通じて理解しようとすることはそもそも不可能なのだ。そうした対象こそ感性を働かせて、それと同一化してみるに限る。対象そのものと一つになることができたら、理性的意味ではなく、感性的意味が滲み出てくるのだ。


静かな朝の世界に佇みながら、今朝方の夢の続きを振り返っている。夢の中で私は、見慣れない教室にいた。そこは大学のレクチャーホールのような場所で、結構広かった。教室は横に長く、席もそれに合わせて長めに設けられていた。そんな教室の最前列の席に私は腰掛けていた。どの列の席も、4人が腰掛けられる席が4つか5つほどあって、私は最前列の右端のブロックの右から3番目の席に座っていた。私の左横、右横、右右横には、小中学校時代の友人が座っていた。私の左横には小柄で病弱な友人が座っていて、右横には昔パンチパーマでからかわれていた友人がいた。授業をしていたのは中学校時代の男性の国語の先生で、先生の冗談はとても面白く、楽しく授業を受けていた。ところが途中からクラス全体の集中力が落ちてきて、私の右隣の友人が寝落ちしそうになっていた。私はクラス全体を包むだらけた雰囲気が嫌だったので、なんとかしたいと思ったが、良い打ち手が思いつかなかった。すると、寝落ちした友人が私たちが座っていた席を前に押し出してしまい、席が倒れた。それを見て先生は怒るかと思ったら、先生はそれを笑いに変えた。教室が笑いに包まれたことによって、また教室全体の雰囲気が良くなった。それを見て私は、つくづく笑いにはすごい力があるなと思った。場の空気を浄化させ、空気を良いものに変えていく力が笑いにはあると改めて思ったのである。


しばらく授業が続いた後に、気がつくといつの間にか先生が変わっていて、有名な武術家の達人と著名な社会学者の教授がそこにいた。2人は私たちに相手の意図を読む現象についての話をしてくれていた。そこで社会学者の教授の方から、それを武術的に鍛錬する方法はないかという質問が達人の方になされ、達人はニコリと笑って、教授の背中を押しながら教室の外に出ていった。私は達人の意図を察した。その方法は私たち教室にいる一般人には見せてはならないものなのだと思ったのである。秘伝の技術を達人はその社会学者の教授にチラリと見せるのだろうと思った。すると、達人の弟子たちが2人を追うようにして教室から出ていき、私もその秘伝の技術を見てみたいと思って教室の外に出た。すると私の跡をつけてきた友人たちが騒ぎ出して、階段を上っていった2人に気づかれてしまい、達人は少し怒ったような口調で、「この技術は危ないので君たちには見せられない」と述べた。達人の声には何か私たちを制するような不思議な力が宿っていた。その力を受けて私たちは渋々教室に戻った。しばらくすると、2人が教室に戻ってきた。自分を含め、教室にいる全員が、どのような秘伝の技術がやり取りされたのかとても気になっているようだった。それを察してか、社会学者の教授が、「凄いものを見た」と笑みを浮かべて述べたのを受けて、教室にいた全員の関心はさらに高まった。私はそこで、「先の先(せんのせん)に関する技術を披露されたのですか?」と達人に尋ねると、「それに近いものです」と真面目な顔で述べた。それを受けて私は、なるほどと思い、相手の意図をより精度高く察するために、先の先を捉える感性をさらに磨いていこうと思った。フローニンゲン:2023/5/11(木)07:12


10329. 午前中のGREの対策より


時刻は午前10時半を迎えようとしている。早朝に引き続き、小鳥たちの鳴き声が優しく響き渡っている。


今日のGRE対策では、まず最初にtext completionとsentence equivalenceの問題に取り掛かった。いずれも難易度の低いセットの問題だったが、それでも数問ほど間違える問題が特に前者の側であった。1問は選択肢の単語の意味を知らないことから生じるものだったが、他の2つは文脈から正解を導けたはずなので、文脈をより正確に把握するように努めたい。それはreading comprehensionの問題においても重要になる。そちらの問題形式は中難易度の問題セットを解いた。やはり間違えてしまう問題は、パッセージそのものの読解が甘かったり、選択肢の文意をきちんと把握していないことから生じることが明確になってきた。本番ではいかにreading comprehensionに時間を回せるかがポイントであり、そのためには他の2つの問題形式の問題を速やかに解いていく必要がある。ここからの問題演習では、読解の精度をとにかく高めていく意識を持ってそれぞれの問題形式に習熟していこうと思う。


今日から数学のセクションの模擬試験を解き始めた。時間として制限時間よりも5分ほど早く解き終えることができたので初回としては上出来だったが、満点を取ることはできず、数問間違えてしまった。そこでも問題の数学表現を正しく理解していなかったり、文章の意味を正しく理解していないことから生じる誤答があったことが悔やまれる。しかしながら、ここから実践的に問題を解くことを繰り返していく中で、それらのミスは減っていくだろうし、減らしていかなければならない。自分が間違える問題は正答率の低いものが多いが、それは難易度が高いので、本番でそうした問題に出くわしたら、最後に余った時間でゆっくり考えるようにしたいと思う。とにかく簡単な問題を手堅く正解していき、余った時間で難易度の高い問題を考えていくアプローチを徹底させたい。フローニンゲン:2023/5/11(木)10:34


10330. 本日のジムでの学びと発見


時刻は間も無く午後5時を迎える。天気予報では夕方から雨が降るとのことだったが、雨が降り始める前にジムから帰ってくることができた。今日のジムのトレーニングも大変充実しており、パーソナルトレーナーをつけ始めてから半年ほど継続して筋力トレーニングに励んでみたところ、確かに肉体に変化が見られている。それは文字通りグロスボディの発達として肉眼で見て分かるものなのだが、それだけではなくグロスボディの土台が強固なものになるに比例して、サトルボディもまた発達していることに気づく。サトルボディは知性を働かせる際にも土台となるものなので、サトルボディの発達によって知性を働かせる仕事の質も向上していることを実感する。


さて今日のトレーニングでは、バランスボードに片足を掛けてブルガリアンスクワットをするという前々回のパーソナルトレーニングでエリーザに考案してもらったメニューを1人で試してみた。ブルガリアンスクワット自体好きなメニューなのだが、そこにバランスを取る要素を加えることによって、脳と肉体に新たな刺激が入り、トレーニングに良い変化がもたらされていることを実感する。前回のパーソナルトレーニングで行ったバーベルを用いたコンベンショナルデッドリフトはまだ正しいフォームで1人で行えるか懸念があったのでそれは行わず、その代わりにルーマニアンデッドリフトをダンベルを用いて行った。こちらはすでに正しいフォームで行えるようになっているし、これもまた自分が好きなメニューなので楽しんで取り組むことができた。


トレーニングの最中に、中学1年生ぐらいの女の子が1人でマシーンを用いてトレーニングをしていた。彼女は時折見かけるのだが、彼女がどのようにマシーンを使っているのかを見たところ、どうやらトレーナーについていないようだったので、筋肉に効かせていない形でそれらを使っていたのでもったいなく思った。彼女に正しい使い方を教えれるような立場にはないが、何か助言をしたい気分であった。振り返ってみると、自分も彼女ぐらいの年齢の時には正しいフォームかどうかをさほど考えずにトレーニングに励むことがあったように思う。従事していたスポーツ競技に関するフォームはそれなりに意識していたが、やはりあのくらいの年齢では合理的な知性を働かせてトレーニングや競技に励むためには指導者の力が不可欠のようだと改めて実感した。大人であっても正しい指導者の力を借りることが重要なので、若年層になれば言わんやである。毎回のジムでのトレーニングは、こうした形で常に何かしらの学びや発見がある。これからも絶えず新たな気づきを得ながらグロスボディとサトルボディの開発に励み、それをコーザルボディやマインドの発達につなげていきたいと思う。フローニンゲン:2023/5/11(木)17:05


本日の自由詩(free verse)

No.2950, A Flash of Morning Inspiration

A flash of morning inspiration came to my mind.

It could be a seed for further insights.

Groningen; 07:44, 5/11/2023


No.2951, Serene Vigorousity

Serene vigorousity is the foundation of my soul.

It’s amplified by the peaceful natural environment.

Groningen; 11:21, 5/11/2023


No.2952, Beyond This Prayer

What exists beyond this prayer?

I hope that there is a profounder prayer there.

Groningen; 12:52, 5/11/2023

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