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10213-10220: ローマからの便り 2023年4月19日(水)



No.4669 夕方の至福さ_Evening Bliss


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本日の3曲


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タイトル一覧

10213.【ローマ滞在記】出発の朝の夢

10214.【ローマ滞在記】気候の違い/語彙力の強化と戦略確立の期間としてのGRE対策

10215.【ローマ滞在記】毎日を旅として生きること

10216.【ローマ滞在記】IELTSを突破した安堵感を改めて感じて

10217.【ローマ滞在記】単語学習の注意点と有効な工夫

10218.【ローマ滞在記】GREのverbalセクションの攻略法について

10219.【ローマ滞在記】セキュリティーの混雑が過去の出来事となって/ヴィジュアルイメージを通じた単語学習

10220.【ローマ滞在記】ローマに到着して


10213.【ローマ滞在記】出発の朝の夢


時刻は午前5時を迎えた。いよいよ今日からローマ·フィレンツェ旅行が始まる。オランダとイタリアは距離的に近く、飛行機で2時間ほどなので大掛かりな移動を要しないところがいい。こうした地理的な近さは心理的な近さにも影響を与えているかのようである。確かに今回も楽しみにしていた旅行ではあるが、欧州国内の旅行で移動距離も少ないため、日本に一時帰国するような何か構えるような姿勢はない。近くのスーパーに行くかのような軽い気持ちで欧州内を移動できることは欧州にいることの便益だろうか。


そんな出発の朝に見ていた夢について振り返っている。まず覚えているのは、最近出版された書籍に対して、匿名の人物から言われぬ批判を受けたことだ。それは面と向かって何かを伝えられたわけではなく、アマゾンか何かの書評を通じてなされた。それが建設的な批判であれば良いものの、言われもないことを書評に書かれていて、私はとても残念な気持ちになった。同時に、この国の多くの人は、書評というものの意味や書き方について訓練されていないのだから、こうした書評とも似つかない文章を感情の吐口として書いてしまうのも分からなくもないと事情を飲み込んだ。そんな場面があった。


その次に見ていたのは、見慣れない空き地が舞台になるものだった。空き地の横に一軒家が建っていて、どうやらそこは自分のうちのようだった。空き地では見知らぬ少女が1人いて、その他に動物のキャラクターや可愛らしいモンスターのキャラクターが一緒になって野球をしていた。私はその様子を家の軒から眺めていた。見知らぬ少女がピッチャーを務め、彼女が雪の精霊となって豪速球を投げる様は見入ってしまうものがあった。バッターのモンスターたちは手も足も出ないという様子であった。その回が終わると、フィールドにいた2匹の犬が軒の方に走ってやって来て、家の中に入ろうとした。犬の足が汚れている状態だったので、私は一旦ガラス扉を閉め、犬が入らないようにした。すると犬が喋り出し、家の中に入りたいという思いを伝えて来た。私はまずは足を拭いてからだと伝えると、2匹の犬は突然人間の姿となり、そこに2人の少年が姿を現した。そのような夢を見ていた。


その他に見ていたのは、夢の中で初めてかもしれないのだが、母に対して攻撃性を示すものだった。母が少し体調を悪そうにしていて、最初私は看病をしていたのだが、寝ている母が私に対して、その体調不良は私に原因があるというようなことを述べ始めた。私は言われもないことを言われて少し嫌な気持ちになった。そこからも引き続き看病をしながら、同時に映画を見ていた。すると母がまた何か小言を述べ、私はそれに頭に来て、母に激しい言葉を浴びせた。言葉の中で、母のことをご都合主義者だと述べるものがあった。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/4/19(水)05:22


10214.【ローマ滞在記】気候の違い/語彙力の強化と戦略確立の期間としてのGRE対策


時刻は午前5時半を迎えた。今の気温は6度と低く、暖房が自動で入っている。しかしフローニンゲンは明後日からは20度近い気温となる。ところが、なんとまたしても寒さが戻ってくるようで、来週の半ばごろには最高気温は10度に満たず、最低気温は3度ほどとの予報が出ている。その様子を見ていると、フィレンツェから帰ってくる頃には結構寒いかもしれないと思う。さすがにもう下にヒートテックを履く必要はないかと思うが、それくらいの寒さになるかもしれないということは覚悟しておこう。一方のローマとフィレンツェはもう初夏のようである。最高気温は20度前後、最低気温は10度前後なので、とても温かい。旅行中はジャケットを羽織る必要はもはやなさそうだ。さて、今日からはまずローマでの滞在が始まり、ローマ滞在中は天気が良さそうなので、観光が今から楽しみである。


昨日、メルヴィンに言われて気づいたが、ローマからフィレンツェまでどうやっていくのか決めていなかったように思う。メールを確認すると、フライトを予約した痕跡はなく、そう言えば列車で行く予定だったように思えたので、自分で作った大まかな旅程表を確認したところ、「ローマとフィレンツェを繋ぐ高速列車は1時間半の所要時間で便利」というメモ書きに気づいた。なるほど、両都市は鉄道で繋がっているようだし、所要時間もわずかなので、2つの都市の移動は列車を用いて列車の旅を楽しみたいと思う。


今回の旅行は、IELTSの結果が無事に一回で目標点に到達できたこともあり、気持ち良く行ける。自分にとってGREもまた、とりわけアカデミック英語の読解力とライティング力を高めてくれる格好の機会となることを自覚しており、この試験を大変肯定的に受け止めている。そもそもGREのために難解な語彙を覚えることも難解なパッセージを読み解くことも面白く、楽しんで勉強ができている。ローマ·フィレンツェの旅行にも、ちょうど昨日1周目が終わった単語集を含め、2冊の単語集を持参する。旅行中の隙間時間を有効活用し、それら2冊を徹底的に繰り返すことによって語彙力を強化し、旅から帰って来てスムーズに問題演習に移れるように単語学習を着実に前に進めたい。旅行から帰って来たら、実際にverbalセクションの実践的な対策をし始める。その時には、まずは時間を気にせずに問題を解いていくが、初期の段階でやるべきことは、問題の形式に対して戦略を確立することである。より具体的には、問題の形式と特徴を分析し、そこから最良の戦略を練り、それが機能するのかを試すことがしばらく続くかと思う。その時には、メルヴィンが昨日述べていたように、今は大変便利な時代となり、Youtubeの英語空間上にGRE対策の優れた動画が山のようにあるので、それらを参考にしていく。すでに先人が優れた戦略を確立していて、あとはそれが自分にフィットするのかどうかを確かめていき、必要であれば自分なりの改良を加えていく。確立した戦略を1つ1つの問題に対してしっかり当てはめていく訓練をしていけば、きっとGREも1度で目標点に到達してくれるのではないかと期待する。とにかく雑に問題を解くことはせず、最初は時間は気にしないが、集中して問題を解き、復習にしっかりと時間を充てたいと思う。しばらくは語彙力の強化と戦略確立の期間だとみなして学習を進めていく。フローニンゲン:2023/4/19(水)05:47


10215.【ローマ滞在記】毎日を旅として生きること


旅の朝はやはりいいものだ。旅にこれから出かけていくという気持ちで世界を眺めてみると、普段気づかないことに気づかせてくれるし、普段感じられないことを感じさせてくれる。そうであれば、できるだけ毎日旅に出かけるような気持ちで過ごしたいものだ。きっとそうなのだろう。私たちは気持ちの持ちようで、毎日を旅に出かけていくかのように過ごせるはずなのだ。そもそも私たちの体も心も、そして魂も、毎日変化しているのである。それを旅と言わずに何と言おう。私たちは自らの人生において、毎日を旅として過ごしているのだ。


今から5日前にもフローニンゲン中央駅にやって来た。その時はIELTSの受験のためにここにやって来た。だが今日は違う。今日はローマに出かけていくためにここにいる。しかしながら、IELTSに向けて出発する時と似た気持ちである。自分にとってこの間のIELTSの試験は初めての体験で、それはまるで旅に出かけていくかのような新鮮な気持ちでいた。確かにIELTSは自らの留学がかかったハイステーク(high stake)な試験であるが、自分も内面的に随分と成熟を遂げて来たのか、そうした試験であっても自分の人生における新たな体験として存分に楽しめている自分がいる。こうして自分は日々新たな体験に開かれながら、新たな世界を垣間見て、新たな自己を見出す。今回のローマ·フィレンツェ旅行もそうであり、今度のGRE試験もそうだ。


それにしても、今日の朝のピリッとした寒さは心地良かった。昨日、福岡に在住の箏の先生にお話を伺うと、福岡はもう20度を遥かに超えるような気温になっているとのことだった。それはおそらくいっ時のことであり、気温は少し落ち着くと思うが、やはり九州地方とフローニンゲンは随分と気候が違うのだと改めて思う。


今日はこれからスキポール空港に向けて2時間ほどの列車の旅をまず味わう。乗車中は、楽しみながら単語を覚えていこうと思う。今はGREに向けた勉強が楽しくてしょうがない。今回旅行に持参したのは、SATやGMATの対策でも有名なBarron’s社の“GRE Essential Words (5th Edition)”と、これまたSATやGMATの対策でも有名なMagoosh社に務めている著者が作った“The Vocabulary Builder Workbook”という単語集を旅行の友として持参した。後者はGREに特化しているわけではないが、GREの頻出単語が多数掲載されていて、デザインとしても見やすく、各セクションごとのクイズも工夫がなされていて、単語暗記にもってこいの教材である。前者の単語集も大変素晴らしく、こちらはGREに特化していて、何が良いかというと、単語がどのような文脈で使われているのかを紹介するためのセンテンスやパッセージがまさにGREに出題されてもおかしくない硬質な文章であることが良い。自分なりに凝らしていこうと思っている工夫は、紹介されている文章の単語部分を頭の中で空欄にして、その単語を本番のtext completion的に前後の文脈から埋めていくことを行っていくことである。さらには、紹介されている文章の中には実は他の重要単語も散りばめられているので、そこも同様に頭の中で空欄にして、自分がその単語そのものか同義語をそこに埋められるのかを確認していくことを逐一行っていく。ローマとフィレンツェの旅行中は、とにかくこの2冊に集中して、一気に語彙力の増強を図りたい。そうすれば、旅から帰って来て速やかに問題演習にとりかかれるだろうし、そこからは単語の記憶の維持に努めていけばいい。フローニンゲン中央駅のスターバックス:2023/4/19(水)08:28


10216.【ローマ滞在記】IELTSを突破した安堵感を改めて感じて


フローニンゲン中央駅の構内でいつもお世話になっているスタバでブラックコーヒーを購入し、先ほどまでカフェで寛いでいた。このスタバは駅の中世の建築様式を体現していて、とても雰囲気が良い。スタバなのだが厳かな感じがする。コーヒーをすすりながら日記を書き終えたところでプラットホームに向かい、今、スキポール空港に向けた列車の中にいる。列車が出発するまであと10分ほどある。今日はすこぶる天気が良く、フローニンゲン上空は見事な青空に包まれている。そう言えば、自分は運がいいのか、これまでどこかに旅行に出かける時には大抵天気がいいように思う。もちろん曇りや小雨の降る日もあっただろうが、激しい雨に見舞われることなどは一度もなかったように思う。こうしたところにも自分の運の良さを見るし、天に感謝したい気持ちで一杯である。その思いが天に届き、これからもより一層運の良い人生を歩めたらと思う。


この列車は、先日IELTSを受験したズヴォレや、空港のさらに先にあるライデンなどの主要都市に向かう。そうしたことから旅人だけではなく、これから通勤に向かう人たちの姿を車内にちらほら見かける。前の席に座っている男性もそうだろう。パソコンを広げて仕事をしているところからもそれが窺える。自分にとっての仕事は日々の探究であり、その成果を少しずつ世の中に共有していくことだ。何か特定の組織に所属していることもないので、気楽と言えばとても気楽であり、こうして好きな時に好きなだけ旅に出かけることができる。それに加えて、今取り組んでいるGREの試験なども、かなり余裕を持って対策をできていることも有り難い。先日のIELTSの試験結果が目標スコアを上回っていたことはやはり大きな安堵をもたらした。初回の受験で一度で目標点を取るに越したことはなく、それが実現されて本当に良かったと思う。正直なところ、得意なリスニングで1問目から確実に間違えたと思った時には焦りが一瞬芽生えたし、その後のパートでもちらほらと自信

のない解答があったことから、一時はどうなることかと思っていたが、幸いにも、世界の超一流大学にも出願できるスコアだったのは嬉しい限りだ。TOEFLに比べれば基準は緩やかだがIELTSで一番厳しい基準を課してくるハーバード大学のビジネススクールや、オックスフォード大学やケンブリッジ大学のhigh proficiencyレベルで要求される総合得点と各セクションの基準スコアを満たしていたことは本当に嬉しい。IELTSもTOEFLと同じく2年間しかスコアの有効期限がないのが残念だが、またアカデミック英語の能力を示す必要があったら、TOEFLではなくIELTSを受験しようと思う。自分にとってはIELTSの方が安定的なスコアが取りやすく、それでいて対策のプロセスも楽しさがあった。そんなことを思い出していると、列車が今スキポール空港に向けて出発した。スキポール空港に向かう列車の中:2023/4/19(水)08:49


10217.【ローマ滞在記】単語学習の注意点と有効な工夫


列車は最初の通過駅であるアッセンに到着した。やはり通勤·通学の乗客が多く、隣の席に女性が座った。1等車両は空席がもうなく、2等車両も空席はないような状況だ。しかし日本の満員列車と異なって、座れないということは滅多なことではない。


そう言えば、この間IELTSの受験を終えてフローニンゲンに戻っている時に、フローニンゲンの中央駅に到着する間際に列車の車掌が冗談を述べ、それに対して乗客たちが笑っていた。何を言ったのかオランダ語だったので聞き取ることができず、前に座っていた見知らぬ中年の男性に話しかけて、冗談の内容を教えてもらった。フローニンゲンは学生の町であるから、車掌が乗客の学生たちにパーティーを大いに楽しんでくれと述べたとのことだった。時刻も夕方で、金曜日ではなかったが、学生なら確かに夜にパーティーをしてもおかしくなったし、それを計画している乗客の学生もいたであろう。そうしたことから乗客の大人たちは笑っていた。そうしたユーモアのある発言が公共空間の中で生まれることがオランダの良さである。この国は、日本でいうところの内と外の区別はないようだ。もちろん彼らにもプライベート空間はあるのだが、コミュニケーションの在り方が内と外で大きく異なるというのはあまりない。そうした文化特性を持っている。


さて、今日はすこぶる天気が良いので、窓の外の景色も格別である。朝日が地上に降り注ぐ中、牧場の脇を列車は順調に進んでいる。そんな中でふと、今取り組んでいるGREの単語学習における注意点について考えていた。単語学習の注意点の最上位に来るのは、頭を不活性状態にさせないことに尽きる。文脈を無視して、単語の定義だけを見て次から次に新しい単語を覚えようとするのは大変効率が悪く、脳が悲鳴を上げてしまう。無闇矢鱈に単語を詰め込むことは百害あって一利なしであるということを過去の体験を通じて知っている自分がいる。今から11年ほど前に初めてGREの受験をした時にはその過ちを犯していたし、5年前は程度は和らいでいたが、もっと脳を活性化させた単語学習があったと反省している。科挙試験の対策のように何も考えずに知識を詰め込もうとしてはダメだ。常に実用を考えて単語学習をする必要がある。その方法として、とにかく単語が使われている具体的な文脈を通じてその単語の意味を身体感覚として掴んでいくことが重要になる。単語にはそれぞれ色があり、質感がある。肯定的な質感のものもあれば否定的な質感のものもある。もちろん中立的な質感のものもある。ある特定の分野で使われる専門用語などは意味としては中立的なものが多いが、それでもヴィジュアルを伴ったユニークなイメージがある。言葉の存在論を考えてみれば明らかのは、言葉は具体的な次元から抽象的な次元にその階層構造を伸ばしていることである。その性質をうまく使えば、抽象的な意味の単語であったとしても具体的な次元にそれを投射して、具体的なイメージを立ち現わせることを通じてその単語の意味を身体を通じて掴んでいくことができる。これは身体感覚を活性化させる単語学習であり、同時に脳も活性化させてくれる。さらに好ましいのは、自分がその単語を実際に使っている場面を想像して、自分で文章を作って発話してみることである。これもよく行っている。今回のGREの対策を通じた語彙学習は、このように脳を活性化させる実践として取り組みたいし、今後アカデミックな世界や日常会話においても実用的に学んだ単語を使うことを想像して学習に取り組んでいく。スキポール空港に向かう列車の中:2023/4/19(水)09:17


10218.【ローマ滞在記】GREのverbalセクションの攻略法について


あと50分ほどでスキポール空港に到着する。窓の外には長閑な牧場が広がっていて、いくつもの風車がゆったりと回転している。地球もこのようにして毎日回転をしているのだろか。自分の人生もまた転生としてあのように回転しているのだろうか。


先ほど単語学習の注意点を書き留めたが、確かにGREでは高度な語彙が要求されるが、単純に語彙力試す試験ではないことにも注意が必要だ。感覚として、GREで要求される高度な単語として1500から2000ぐらい覚えておくことは重要だが、それに加えて重要なのは、GREが論理推論能力を試すということを頭に入れておくことである。そしてその能力を鍛える必要がある点を忘れてはならない。語彙力の増強に合わせて論理推論能力も高めていく工夫をここからの対策でとにかく意識していく。それは単語集を使っている時にも行える工夫だ。


GREのverbal対策を通じて、語彙力を強化するだけではなく、reading comprehensionの形式で求められるアカデミックパッセージの読解力も高めていきたいと思う。パッセージの大きな目的を掴むことや、それぞれのパラグラフ間の繋がりを分析的に捉えることなどは、普段アカデミックな書籍や論文を読んでいる時に意外と意思的に行うことは少ない。なのでこの機会にそれを意識的に行っていき、読解力にもさらに磨きを掛けたいと思う。


旅から帰ってきて問題集を解き始めたら、新たな単語に出会う都度、使っている単語集にその単語の文章例と同義語をいくつか書き込んでいく。1冊の単語集で語彙学習を完結できるようにすることが重要で、単語の集約化を大切にしたい。


それと問題演習に入ったら、とにかく予測能力を高めていくことも意識したい。reading comprehensionとtext completionの問題では選択肢を最初に見ることをせず、解答を予測するような形で問題を解いていく。GREのverbalセクションの問題にはトラップとなる選択肢がたくさんあり、しかもそれが巧妙であるため、選択肢を先に見てしまうとそれにいとも簡単に引っかかってしまうのだ。それを避けるために、予測能力を働かせて、reading comprehensionの問題であれば、問題文を読んだ段階で解答を予測することが重要になる。それと同様のことがtext completionでも大切となる。例外は、sentence equivalenceの問題で、これも確かに予測を通じて問題を解いていってもいいが、より効率的なのは最初に選択肢を見て、同じ意味の単語のペアを発見することだ。大抵6つの選択肢のうち、2つの同じ意味を持つペアが2つあり、片方がダミーである。難易度の高い問題だと3つペアがある場合があるが、それは稀であり、基本的には2つのペアを特定した後に、問題文を読んで正しい方のペアを選ぶようにする。これらは実際に問題を解き始めたら特に意識したいことである。スキポール空港に向かう列車の中:2023/4/19(水)10:15


10219.【ローマ滞在記】セキュリティーの混雑が過去の出来事となって/

ヴィジュアルイメージを通じた単語学習


さて、もう30分ほどしたら搭乗時間となる。今はいつものように空港のAspireラウンジで寛いでいる。昨日メルヴィンと話し合っていたように、スキポール空港は昨年のようなセキュリティーの地獄の長蛇の列の混沌から解放され、セキュリティーがとても速やかになった。メルヴィンは先日ロンドンに旅行に出かけ、その時にもセキュリティーは速やかであったと述べていて、自分もこの間トルコに行った時にはセキュリティーが速やかだったので、ようやくあの混雑から解放されたのだと思って嬉しくなった。もちろん、欧州は6月の半ばからバケーションシーズンとなり、その期間は少しセキュリティーも並ぶかもしれないが、昨年のような人員不足による驚愕の長蛇の列ができることはもうないだろう。実際に、今日はセキュリティーで一切並ぶことなく速やかにセキュリティーを通り抜けることができた。そのおかげでラウンジにもすぐに入ることができ、結局2時間半弱寛ぐことができている。ラウンジでゆっくりできることはいつもとても助かっている。


ラウンジで昼食を食べながら、GREの解説動画を見ていた。特にverbalセクションについての解説動画はとても参考になるものが多く、しばらくverbalセクションに特化した動画を見ていき、その後にライティングセクションの対策動画を見よう。そして数学のセクションについてもきちんと対策をしたいので、数学のセクションに関する一連の動画も視聴しようと思う。これから2時間ほどのフライトの間中も単語集の復習に取り掛かりたい。1冊目の単語集はひょっとしたらもうすでに1日で1周できるほどの仕上がり具合になっているかもしれない。1日に1周することができれば、記憶の定着に大変有益である。1周に当てる時間をさらに短縮することができたら、なお一層記憶の定着に好都合である。まだ覚えていない単語には2つ目のチェックマークを付けて行き、とにかく文脈を通じてその単語を理解することに努めることと、単語に伴うヴィジュアルイメージを生成するように努めることを意識する。視覚イメージで単語を捉えていくことができれば、それは記憶の定着をより速やかにするし、実用の際にも大変有益だ。Aspireラウンジ @ スキポール空港:2023/4/19(水)13:34


10220.【ローマ滞在記】ローマに到着して


時刻は午後7時半を迎えた。先ほど夕食を摂り終え、今、ローマのホテルで寛いでいる。ローマ空港に予定通り到着し、空港駅からローマ中央駅までは高速列車が走っていて、途中の停車駅なしで1本で目的地まで行けた。所要時間は30分ほどでとても快適な列車の旅となった。ローマ空港からローマ中央駅に向かうまでの景色を時折眺めていると、オランダとは随分と違う景色であることを感じた。もちろん同じヨーロッパということで共通している感覚もあったが、景観として両者は確かに異なる。その差異については細かく説明しないが、感覚として歴然とした違いを実感した。


ローマ中央駅に到着してみると、駅構内は店も多く、かなり立派であった。プラットホームの数はフローニンゲンと同じぐらいかもしれないが、駅構内の店の充実さはローマ中央駅に軍配が上がる。しかし駅から外に出てみてすぐに分かったのは、アフリカ系イタリア人がかなり多く、治安はあまり良くなさそうであるということだ。ローマは観光客を狙ったスリが多いというのはよく聞く話であり、明日からの観光では気をつけたいと思う。武術の稽古をしているのに気の隙間を突かれるというのは格好がつかない話である。


ホテルは少し古風な4つ星ホテルで、立地の良さをとにかく優先させたのと、落ち着いた雰囲気が好印象だったのでここに決めた。また、ネット上で調べている時に朝食が美味しそうだったこと、さらにはフィットネスセンターもそれなりのものがあることが決め手となった。明日から本格的な観光を行うが、明日は木曜日ということもあって筋力トレーニングの日でもあるので、観光から帰ってくる足で夕食をどこかで購入してきて、ホテルに戻ってきたらフィットネスセンターに行って体を鍛えようと思う。


もう1つ印象的だったのは、やはりローマは暖かいということである。フローニンゲンと比べてもう気温は大違いだ。ジャケットを羽織る必要も全くなく、カーディガンも要らず、長袖1枚で十分であった。明日も20度近くの気温になるようなので、長袖だけで過ごせそうである。それでは今からゼミナールの皆さんにローマに到着した感想を含めた音声ファイルを共有し、その後ゆっくり入浴して、明日からどこに観光に出かけるかを決めていこうと思う。ローマ:2023/4/19(水)19:48


本日の自由詩(free verse)

No.2884, Hopeful Morning

This morning is hopeful.

It is shining brilliantly.

My soul resonates with it.

Groningen; 06:49, 4/19/2023


No.2885, Hopeful Brightness

Hopeful brightness manifests in the morning.

It heals all sentient beings.

Groningen; 07:01, 4/19/2023


No.2886, A Journey Dance

A journey to Rome and Florence has begun now.

It is dancing in this reality at this moment.

Aspire Lounge @ Schiphol Airport; 12:14, 4/19/2023

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