top of page

10120-10125: フローニンゲンからの便り 2023年3月31日(金)



No.4604 魂の姿(その1)_An Image of Soul (Part 1)


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

10120. IELTSのライティングについて

10121. 今朝方の夢

10122. IELTS対策の楽しみ

10123. IELTSのリスニング対策における本日の反省点

10124. 倫理学と価値学/実在オブジェクトとしての型の大切さ

10125. 雨の中の買い物を楽しんで


10120. IELTSのライティングについて


時刻は午前8時を迎えた。夜に少し雨が降っていたようであり、庭の木々の枝に水滴が付着している。近くから小鳥の鳴き声が聞こえてくる。今日は昨日と同様に、最高気温と最低気温が共に10度前後のため、それほど寒くない。朝のこの時間帯はもう湯たんぽを使う必要はなさそうだ。ところが明日からまた気温が下がり、明日の最低気温は1度で、明後日になるとなんとマイナス2度になる。明日からはもう4月だというのにこのような気温である。明日からはしばらくずっと気温が低い日が続き、まだ湯たんぽを使う日々が継続するだろう。


今日もまたIELTSの対策を楽しみながら行おうと思う。昨日は公式ガイドブックに掲載されている模擬試験の第3回のライティングの問題を解いたので、今日は第4回の問題を解こうと思う。昨日のライティングは、タスク1とタスク2共に納得のいく解答ができた。語彙も文法も多様性に富み、問題で問われていることにもきちんと答えていきたいと思う。タスク2に関してさらに改善するのであれば、文章の中で時制の多様さを意識したり、ボディパラグラフをもう少し機能別に構築的に書くことだろうか。後者に関してさらに説明すると、ボディパラグラフの最初の文章でトピックセンテンスを明確に打ち出し、次の文章ではその理由を書く。理由の文章は1行から2行とし、その後に具体例を示す文章をまた1行か2行挿入する。そして最後に、理由と具体例を総合し、トピックセンテンスを要約した結論の文章を書く。こうすると、相当に明快かつ引き締まったパラグラフになる。2つ目のボディパラグラフでも同じことを行うと、全体として大変堅牢な文章構成になる。この書き方はどのような問題に対しても適用できるだろうし、本番で構成をいちいち考えないでいいという手間も省ける。むしろこうした構成に則っているからこそ、文章に一貫性がもたらされる。何より、文章の一貫性は重要な採点基準になっているのだ。


昨日書いた文章を定量的に評価してみると、タスク1は見直し時間を含めて18分かけて161字執筆し、タスク2もまた見直し時間を含めて36分かけて300字ほど執筆した。どちらも共に規定の字数を満たしており、時間配分としても申し分ない。昨日のタスク1は地図の変化を問う問題で、こちらはグラフの読み取り問題よりも文章執筆に時間を要した。タスク2での成功点は、やはり最初に問題文をしっかり読み、問われていることをきちんと理解し、それをイントロダクションのパラグラフからしっかり反映させていったことと、絶えずそこに立ち返りながら、ボディパラグラフを執筆していったことである。この時に、いきなり文章を書き始めるのではなく、トピックセンテンス、理由、具体例の3点セットをメモ書きし、それをしてから文章を書き始めたことも良かった。このやり方は今後も踏襲していく。フローニンゲン:2023/3/31(金)08:18


10121. 今朝方の夢


時刻は午前8時半を迎えた。今、暖房が自動で入っている。朝の気温の状態から、今日は湯たんぽを使わないで大丈夫かと思ったが、結局湯たんぽに熱湯を入れ、今それを使って身体を温めている。まだまだ寒さが続くフローニンゲンの中で、今日もまた自分の取り組みをゆっくり前に進めていく。小さな学習と小さな実践。それが自らの成長の大きな糧になる。


今朝方は2つほど記憶に残る夢を見ていた。夢の中で私は、セミナー講師としてある会場に招待され、そこでセミナーをすることになっていた。ある知人の方とその方の知り合いの女性の方と3人で登壇することになっていたが、メインスピーカーは私だった。そのようなはずだったのだが蓋を開けてみると、セミナーが始まっても一向に自分が話をする番にならず、女性の方が15分ぐらいかけてスライドを用いてプレゼンテーションをしていた。会場の人たちもいつになったら私が話すのだろうとそわそわしていた。それを受けて、私は声を出すことにした。元々私はセミナー会場の隣の部屋からオンラインでセミナーに参加するという変わった形式を取っていたのだが、さすがにその女性が長くプレゼンをするものだから部屋を移動して、会場の方に入っていき、自分の存在をその場にいた人たちにさりげなくアピールすることにした。すると、登壇していた女性の方が私に気づき、ようやく私に一言述べる機会が回ってきた。会場にはフィランド人、アメリカ人、ドイツ人の参加者もいたので、英語で話をした方がいいかと思ったが、最初の段階で日本語を話す前提でセミナーが進められることになったので、わかりやすくゆっくりとした英語を話そうと思った。いざ話をしようと思ったところで夢の場面が変わった。


次の場面では、見慣れない外国の街にいた。どうやら数人の男性に追われているようで、私は彼らから逃げようとしていた。しかし、私は全く焦ることなく、とても冷静な心で逃走していた。というのも、彼らは地面を走ることしかできなかったが、私には空を飛ぶ能力があり、能力として全く違うものを持っていたからである。宙に浮かび、街と街を架ける大きな橋を私は悠々自適に飛んで移動していったが、追手の彼らは必死の形相で走っていた。橋の半ばあたりからはもう彼らは追って来ず、そこからはより気楽に飛行を続けた。橋を抜けると、そこにはとても長閑な景色が広がっていていて、田んぼ沿いの鉄道の上をそこからは楽しみながら飛行していた。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/3/31(金)08:43


10122. IELTS対策の楽しみ


時刻は午後1時を迎えた。先ほどまで小雨が降っていたが、今は雨が止んでいる。午後も引き続き断続的に雨が降るようだが、風がないのでそれは救いである。仮眠を取ってしばらくしたら、街の中央市場に散歩がてら出かけてこようと思う。


ここ最近は毎日IELTSの対策をしているのだが、IELTS対策そのものが日毎に楽しくなってきている。取りわけスピーキングの問題では即興的に話ができる楽しさがあり、日々楽しみながら問題に対して即興的に1人語りをしている。これまでは毎日パート1からパート3の問題を1セット解いていたのだが、ここからはさらに鍛錬量を増やし、午前と午後にそれぞれ1セットの問題を解いていくようにしよう。リーディングとリスニングは1日置きに模擬試験の問題を解いていて、ライティングとスピーキングは毎日少なくとも1セット解くことを続けていく。上述のように、スピーキングに関しては午前と午後に十分に時間があれば2セット問題を解くことにしたい。IELTSの試験を楽しみながら行うことができているのは素晴らしいことであり、やればやるだけ試験対策が実際の自分のアカデミック英語の成長につながっている実感がある。


今日は午前中にライティングのタスク1とタスク2の問題に解答していき、そこでは時間配分も見事に行えて、十分な見直し時間を含めて、納得のいく解答ができた。どちらも語彙も文法も表現の多様性を確保することができていた。引き続き様々な問題タイプの問題を解いていくことを通じて、問題形式に慣れていくことをさらに推し進めていく。タスク1においては問題の題意から外れることはないが、タスク2ではそれに注意をしなければならない。与えられた問題文をしっかりと読み、何をどのように解答しなければいけないのかをしっかり把握してから文章の構想を練っていく。そして解答に盛り込むべき項目をスクリーン上に列挙してから実際の解答を書き始めるようにする。そしてひとたび文章を書き始めたら、1文1文をゆっくり構築的に書いていく。この時に、前で使ったのと同じ単語や言い回しをできるだけ避けるようにし、文法構造も多様性を持たせていくように文章を綴っていく。このようにゆっくりと文章を書いていくことが単語と文法の多様性を確保することにつながる。さらには、最初のボディパラグラフと2つ目のボディパラグラフに移行する際には、改めて問題文の題意を汲み取り、題意から離れずにトピックセンテンスを執筆していくようにする。フローニンゲン:2023/3/31(金)13:09


10123. IELTSのリスニング対策における本日の反省点


本日のIELTSの模擬試験から、より本番を意識して、コンピューター上で解答していくことにした。公式ガイドブックそのものは紙ベースだが、模擬試験の解答をコンピュータ上で解答していくことにした。今回受験するのはコンピューターベースのものなので、本番と同様の形式で解答していくことがそろそろ重要かと思った。試験と同じ環境設定で問題を解くことに慣れていくことがここからさらに重要になる。リーディングもリスニングもエクセル上に1問1問答えていくと便利である。というのも、エクセルの列の表記と問題番号が上手く対応させることができるからだ。


今回のリスニング問題は、全て問題を解き終えた後に、少し悩む箇所が途中であったので満点は取れないと思っていた。実際に答え合わせをすると、37/40ということで、バンドスコアは8.5だった。本番では8.5であれば悪くないスコアなのだが、今回の反省点を書き留めておく。


今回は、パート1と2においては間違えることは全くなかった。パッセージを聞いている最中も、全ての内容が速やかに理解でき、解答においても迷うことはなかった。しかし、パッセージ3において少し戸惑うことがあった。これは以前にもあったことだが、2人の話者が大学で出題された課題について議論していく問題の中で、情報を聞き漏らしてしまったり、文意を上手く掴んでいないことがあった。パート3では選択肢問題が出題されることが多く、ここではやはり素早く問題文を読み、その意味をしっかり把握しておくことが重要になる。選択肢についても目を通せるだけ目を通すが、選択肢に引っ張られて誤答を選んでしまっては元も子もない。正解は言い換え表現として選択肢の中に現れるため、しっかり問題文を読んで、その箇所に関するパッセージを良く聞いて文意を理解することが大切になる。


パート4において、今回はソーシャルネットワーキングに関する2つの利点と2つの欠点を選ぶ問題が出題されたのだが、ここでもひっかけとして、選択肢に挙げられている要因の大半がパッセージの中で言及されたのだが、話者が何を本当の問題にしているかは後半で明らかになる形であった。ここでも、読み上げられた文章の単語に引っ張られてすぐに選択肢を選ばないようにすることが重要になる。結果的にその問題で間違うことはなかったが、今後も注意が必要だ。間違えたのは最後の問題で、これは確実に細かな情報を聞き漏らしてしまったことにより、その言い換え表現を選択肢から見つけれなかった。ここでは2つのステップが重要になる。1つは、解答根拠を聞き逃さずに聞き取ることであり、それができた後に、その解答根拠の言い換え表現を選択肢の中から見つけて選ぶ必要がある。今回の対策も実り多いものであった。フローニンゲン:2023/3/31(金)13:25


10124. 倫理学と価値学/実在オブジェクトとしての型の大切さ


小鳥が鳴き声を引き続き上げている。時刻は午後2時半を迎え、天気予報の通り、今は小雨が降っている。そんな中、後ほど散歩がてら中央市場に行こうと思う。雨の中の散歩もまた一興だろう。


先ほど仮眠を取りながら、私たち人間は毎日無数の意思決定をしていることについて考えを巡らせていた。卑近な意思決定もあれば、無意識的な意思決定もあれば、非常に重要な決断を伴う意識的な意思決定など多岐に富む。自分自身や他者、そして社会に対して大きな影響を与える意思決定に際して、それを支える枠組みのようなものが求められるのではないかと思う。それは、意思決定の信頼に足る参照点と述べてもいいかもしれない。もちろんそれは自分の美意識や過去の経験に裏打ちされたものになるだろうが、自分はそれ以外にも学問的な伝統を大切にしたい。そこに価値論と規範論の大切さが自ずから浮かび上がってくる。哲学的な伝統における倫理学や価値学に加えて、宗教的なそれらについても探究をこれからより一層深めていきたい。8月には該当する学術書を一括注文しようと思う。ここからの学術上の焦点は倫理学と価値学になるだろう。それらの学問領域と絡める形で、引き続きトランスヒューマニズム、ポストヒューマニズム、メタヒューマニズムの研究を進めていく。


それ以外には、実在オブジェクトとしての型の大切さについて考えていた。型というのは武道や芸事において非常に重要であり、それはアカデミックの世界においてもスポーツの世界においても重要になる。型には本来、特殊な成長エネルギーが内包されている。もしそうしたエネルギーが流れていないのであれば、それは形骸化した型である。私たちの成長を促してくれる健全な型に従って学習や実践を進めていくことは成長を促す。一方で、そうした型を用いることなく我流で学習や実践を進めていこうとすると、必ずどこかで壁に突き当たるし、最悪の場合は何も進歩が見られないことがあるだろう。このように考えてみると、型が持つ目には見えない実在の力とその性質には驚かされる。感覚オブジェクトとしてある型を用いている最中にも、感覚として捉えられる型を超えたその型の原型ないしは本質とでも呼べるような実在オブジェクトとしての型を想像することをしていきたい。おそらくそれが型に対して謙虚な姿勢を保持することを促してくれるのだろうし、型の持つ力の恩恵に真に預からせてもらえることに繋がるのだと思う。フローニンゲン:2023/3/31(金)14:39


10125. 雨の中の買い物を楽しんで


時刻は午後5時を迎えようとしている。先ほど中央市場への買い物から帰ってきた。今はすっかり雨が上がって夕日が地上に降り注いでいるが、中央市場に向かう最中には激しい雨が降った。それは通り雨だったので、しばらく雨宿りをして市場に向かった。雨を防げる場所で立ち止まって雨を眺めていると、瞑想を行っているような意識状態になった。脳は自然と交感することができることを示す体験だった。そして、自然との交感によって私たちは、瞑想と同じ深い意識状態に入ることができるということをその体験は示してくれている。


市場に到着する頃にはすっかり雨脚も弱まり、まずは魚屋でマグロの刺身とサーモンの刺身を購入することにした。すると、その店で働いている同じジムに通っている若いオランダ人男性と今日も会話を交わした。そう言えば、彼の名前をまだ聞いておらず、今度あったら彼の名前を聞いておこうと思う。今日彼に話しかけると、親切にも揚げたての魚のフライの切り身を無料でプレゼントしてもらった。それをその場で食べたところ、とても美味しく、彼に深くお礼を述べた。


魚屋を後にすると、市場の端にあるオーガニックの野菜と果物を取り扱っている店に行き、そこで野菜や果物、そして椎茸と卵を購入してきた。雨の降りしきる中での買い物になったが、やはり雨のフローニンゲンもまた固有の美しさがある。今後も風が強くなければ雨の日でも決まった曜日に市場に足を運ぼうと思う。


さて、それではこれから夕食までの時間を使って、本日2回目のIELTSのスピーキングの対策をしていこうと思う。興味深いことに、買い物に向かって歩いている最中も自分の英語表現を磨くようなことを脳内で行っていて、独り言を呟いているようなことがあった。今からは、模擬試験の1セットをまたパート1からパート3まで全て解いていく。このようにして、即興的に話せる脳内回路をより密度の高いものにしていく。夕食を食べ終えたら、IELTSの後に待っているGREの試験対策に向けて、数学とライティングも網羅した全体的な公式ガイドブックとverbalだけに特化した公式ガイドブック、そして2種類の単語帳を購入しようと思う。そうすれば、単語帳に関しては今度のローマとフィレンツェ旅行に持って行くことができるだろう。フローニンゲン:2023/3/31(金)17:06


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2327, In Brightness

My soul bathes in brightness.

It is wholesome to me, too.

Groningen; 09:24, 3/31/2023


No.2328, Vivacious Energy

Vivacious energy comes from the depth of the earth.

Grounding on the earth facilitates the energy supply for me.

Groningen; 12:54, 3/31/2023


No.2329, An Evening Festival

My soul enjoys an evening festival now.

After the festival, my soul will be fully recuperated.

That’s the value of any festival.

Groningen; 19:50, 3/31/2023

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page