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10111-10115: フローニンゲンからの便り 2023年3月29日(水)




No.4597 自己の真性さ_The Authenticity of the Self


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本日の3曲


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タイトル一覧

10111. 家の契約延長を受けて/今日のIELTS対策

10112. 夜の瞑想を新たな習慣として/今朝方の夢

10113. 今朝方の夢の続き

10114. 2度目のライティングを終えて

10115. IELTSのリーディングで強く意識するべきこと


10111. 家の契約延長を受けて/今日のIELTS対策


時刻は午前7時を迎えた。今、辺りがゆっくりと明るくなってきており、夜明けがもう少しであることを実感する。小鳥たちがいつものように鳴き声を上げている。ここ最近は小鳥たちの鳴き声を聞くことが増えており、それはとても喜ばしいことである。


一昨日、家の契約が無事に延長されてとても嬉しく思った。元々この家は、オーナーのフレディさんの母親のために建てられたものであり、彼女が年齢を重ねたらこの家に引っ越してきてフレディさんの近くで生活をすることになっていた。自分が今年もまたオランダで生活をすることを決断する前には、今年の7月末までの契約になっていたが、そこからさらに1年契約を延長してもらうことになった。フレディさんにはすでに大学院への出願を伝えていて、仮にそれが上手くいったら、ちょうど来年の7月末頃にオランダを離れることになる。今の家はとても気に入っていて、毎日本当に快適な生活を送ることができている。道路からは離れていて、周りには隣接する家もない。オーナー敷地の中に別棟としてポツリと1つの家が立っている感じなのだ。そのためとても静かであり、自分の探究や実践に思う存分専念する環境がここにある。仮にこの夏にフローニンゲンの中で引っ越しをすることになっていたら、また面倒であった。家の契約を延長してもらえたことにより、引っ越しの手間が省けたことと、この静かで落ち着いた環境でもう1年生活できることが本当に嬉しい。


それでは、今日もまたIELTSの対策を進めていこうと思う。試験本番まであと2週間ほどになったが、仕上がりは上々である。今日はリーディングの模擬試験の第6回の問題を解き、ライティングは第2回の問題を解こうと思う。ここしばらくは、1日置きにリーディングとリスニングの模擬試験の問題を解き続けていて、そのおかげでもう形式には随分と慣れた。最後の調整として、試験直前の週にコンピューターの画面上で公式サイトから模擬試験の問題を一度解いておこうと思う。昨日からライティングの問題に対しても実際に制限時間を測って解答するようにした。そして解答をAIの採点サイトに入力して、改善点を炙り出すことをしている。昨日の反省点は、語彙と文法事項の多様性であり、もう1つはタスク2においては多く書き過ぎてしまったので、解答の文字数を減らして、練った密度の高い文章を書いていくことを意識してみようと思う。タスク1についても語彙や文法表現の多様さをより確保するように意識する。いずれにせよ、昨日の段階で余裕を持って文章を執筆することが確認できたのは収穫であった。もちろん昨日使っていたパソコンは自分が慣れ親しんでいる自分のラップトップであり、本番では自分が慣れ親しんでいないパソコンでタイプすることになるであろうから、その点については割り引いて考えておかなければならない。フローニンゲン:2023/3/29(水)07:29


10112. 夜の瞑想を新たな習慣として/今朝方の夢


ここのところ夜の入浴を終えてから軽くジークンドーの稽古をして、瞑想をゆっくり行ってから寝ることが習慣になっている。以前は英会話アプリを使って寝る直前まで学習をしていたり、気晴らしとして動画視聴などをしていたが、いずれも睡眠の質を下げているように思えたので、新たな習慣に切り替えることにした。特に寝る前の瞑想は睡眠の質を高めてくれることにうってつけで、とても満足している。入眠前の瞑想にはそうしたわかりやすい実利的な効果があるが、それ以外にも、それが意識状態を整える実践であることと同時に目覚めの実践であることも見落としてはならない点かと思う。今、新たな研究·実践領域に関心が開かれた自分がいて、そこでは確かな目覚めがあった。その目覚めを定着させ、さらに目覚めを促していくために瞑想実践はうってつけである。それほど長く瞑想を行っているわけではなく、時間にして20分ぐらいであるが、目を閉じて落ち着いた音楽に合わせて意識を深めていくと、心身が寛ぎ、ここからまた新たな目覚めを実現した自分の姿が見えてくるかのようである。引き続き夜の瞑想実践は継続していきたい。朝は呼吸法を行ったり、動的ストレッチをするぐらいで瞑想らしい瞑想はしていないが、小鳥たちの鳴き声を聞きながら、思い思いに日記を綴るのはある種の瞑想実践かと思う。また、夢の振り返りも意識状態を変えてくれるような働きがあるように思えるため、それもまた意識状態の実践だとみなしてもいいかもしれない。


早速今朝方の夢について振り返ってみたい。夢の中で私は、見慣れない砂漠地帯にいた。辺りには砂漠しかなかったが、突然目の前に小中学校時代の給食のおかずを入れる大きな容器が現れた。私の近くには小中高時代の友人(YU)がいて、彼と一緒に容器の蓋を開けてみると、中からとても良い香りが漂ってきて、中を覗くとカレーだった。友人と私はそれを喜んで、ちょうど近くにお皿やスプーンなどがあったので、隣にあるご飯を盛ってからカレーを食べることにした。ところが、友人の彼が私に反抗的な態度を見せた。それに対して私は少し苛ついてしまい、彼に言葉を掛けるも、彼はまた素っ気ない態度を示した。それに頭が来た私は、彼のスプーンを地面に落とした。すると彼はさらに反抗的な態度を示してきたので、彼の皿に盛ったカレーを彼の顔に投げ付けた。それだけでは腹の虫が収まらなかったので、彼をジークンドーの技を用いて悶絶させ、うずくまっている彼の頭の上から容器に入っている全てのカレーを注いだ。すると私は我に返って、カレーを食べることをせずにそのように使ってしまったことを後悔したが、彼に対してしたことには一切後悔していなかった。


それ以外にも、天空のケーブルカーに乗っている場面もあったことを覚えている。どこか特定の目的地があって、天空のケーブルカーに乗り込むと、そこには人がほとんどおらず、できるだけ乗り口に近い場所に座ろうと思った。すると、自分が座ろうとした近くに韓国人の若い男性がいて、彼の座っているシートに少し体をぶつけてしまったことから、彼は少し嫌そうな顔をしていた。彼と目が合ったので小声で謝り、彼の近くの席に腰掛けた。ここから目的地までどれくらいの距離があるのかわからなかったが、窓の外に広がる天空の景色を眺めていればすぐに到着するだろうと思った。フローニンゲン:2023/3/29(水)07:49


10113. 今朝方の夢の続き


落ち着いた心。それが体現されている。どうやら寝る前に行った瞑想の効果が朝にも現れているようである。当然意識の状態は移ろいゆくものであるため、瞑想を行っている時と全く同じ状態ではありえないが、深い意識状態の感覚は脳も身体も心も覚えていて、それを思い返すだけでその状態に入れるかのようだ。


今、書斎の目の前の裸の木に1羽の小鳥が止まった。色は白と黒で、どこかシャチを想像させる模様である。車庫の上の緑地化された土の上にも同じ種類の小鳥が止まっている。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、そう言えばもう1つ夢を見ていたことを思い出した。それについても忘れずに書き留めておこう。夢の中で私は、外国の街のとても立派なホテルにいた。どうやら今から盛大なパーティーが催されるようであり、参加者が集まり始めていた。そのパーティーには私も参加しようと思っていて、私だけではなく両親や前職時代のメンバーの方々、さらにはこれまで協働してきた多くの人たちが参加することになっていた。パーティーが開催されるまでまだ時間があったので、ホテルの地下にある映画館に行こうと思った。すでにチケットは購入していて、あとは時間になったら上映スクリーンの場所に行くだけだった。上映時間が迫ってきたので指定されたスクリーンの場所に行くと、自分は誰かとこの映画を見ることになっていたはずだと思い出し、その誰かを待った。しかしその誰かが分からないままであり、間も無く映画が始まる時間になったので、ギリギリまで粘ったが、結局1人で映画を見ることにした。上映会場の扉の前に係員の若い女性がいて、彼女にチケットを渡すと、「残り2席です」と言われ、もうそんなに席が埋まっているのかと思った。ところが会場に入ってみると、席は結構空いていて、スクリーンが見やすい位置に座ることにした。椅子に座った瞬間に、時空間を飛び越えて、すでに始まったパーティーの食事会場にいた。そこでは本当に多種多様な美味しそうな料理が振る舞われていて、提供されている飲み物も高価なものが多かった。ワインに関して言えば、希少種の年代物のものもあり、ワイン好きにはたまらないだろうと想像した。いざ自分のテーブルに向かうと、そこには昔の協働者の方たちの顔があり、とても懐かしく思った。席に座ろうとすると、隣の男性が親切にも椅子を引いてくれ、誰かと思ったら父だった。父はすでにほろ酔い状態になっていて、とても気持ち良さそうであり、満面の笑顔を浮かべていた。私は協働者の人たちにまず父を紹介し、そして父の向かいに座っていた母を紹介した。その場にいる陽気な父と物静かな母から自分がどのように生まれたのだろうかと協働者の方たちは想像しているようで面白かった。そのような夢を見ていた。


この場面に付随して、前職時代の上司の女性の大切な人が亡くなったという悲しい知らせを聞いた場面もあった。その男性は若くしてこの世を去り、彼の死を偲びながら、まだ生きている私たちはいかにして日々を過ごしていくべきなのかを考えさせられていた。フローニンゲン:2023/3/29(水)08:53


10114. 2度目のライティングを終えて


近くの教会から鳴り響く鐘の音が聞こえてきた。時刻は午前10時半を迎えた。早朝に、まずはいつものようにIELTSのスピーキングの問題を本番と同じくパート1からパート3までの1セット取り組み、そこからライティングの問題を解いた。昨日の段階で十分に余裕を持ってライティングできることがわかったので、2つのタスクのどちらも焦らずじっくりと問題文を読み、アイデアを練ってから文章を書き始めた。今回のタスク1についてもう少し工夫を凝らすことができた箇所で言えば、複雑な構文をより使うことができたことだろう。関係代名詞や付帯状況のwithを用いた表現を使うことはできていたが、“whereas” “while” “whilst”などの表現を1度も使っていなかったので、それについても1度は使いたいと思う。タスク2については、今回はいきなり文章を書き始めるのではなく、思いついたアイデアをメモとして解答画面に書き出し、それをもとに文章を執筆していくことをした。そのおかげで、論理が整理され、論理の堅牢性を確保することができたと思う。基本的にイントロダクション、2つのボディパラグラフ、結論の4つの段落構成で文章を書いていくことにしていて、単語の多様性を示すために、2つのボディパラグラフは異なる領域の話をすると良さそうだということに気づいた。今回は最初のボディパラグラフで経済的な事柄に触れ、2つ目のボディパラグラフでは環境的な事柄に触れていった。これによって、語彙の多様性が実現されたように思う。問題文の指示通り、具体例もそれぞれのボディパラグラフで盛り込んでいった。今回は複文が多く、単文がほとんどなかったので、むしろそれが構文における多様性を阻害していたように思うので、文中でうまく単文も入れていこうと思う。とりわけそれは自分の主張をワンセンテンスで示す際か、ボディパラグラフのトピックセンテンスを示す際に意識したい。


こうした反省点を受けて、AIのチェック機能にかけてみたところ、どうも片方のチェック機能が提示する類語が課題文に合わないものが多く、どうしたものかと思う。一応、チェック機能で表示されている採点基準の情報は参考になるので継続して使っていこうと思うが、チェック機能で表示されたスコアについてはそれほど気にする必要はないように思う。あくまでも参考情報として自分のライティングを洗練させていくためにうまく活用していこうと思う。フローニンゲン:2023/3/29(水)10:43


10115. IELTSのリーディングで強く意識するべきこと


時刻は午後4時を迎えた。先ほど、知人の方とオンラインミーティングをし終えた。その後に、今朝方解いたIELTSのリーディングの模擬試験の問題の答え合わせをした。今回は、パッセージ2の方が3よりも難しく、解き難いこともあるというケースだった。とは言え、それに焦らずに対処できたのは良かった。問題自体は制限時間の7分前に解き終え、見直しの時間も十分あった。見直しを通じて解答を変える箇所がパッセージ2の中にあったことを考えると、それらの問題はもう少し時間をかけて根拠をパッセージの中から探しても良かったと思う。答え合わせをしたところ、思わぬところで誤答があり、目標点よりも低かったのは残念である。しかしながら今のスコアは大して重要ではなく、何をどのような理由で間違えたのかを分析することを通じて、本番で同じようなミスのパターンを再発しないようにすることが重要だ。結局のところ、誤答になっている問題はどれも解答根拠が曖昧であり、解答根拠となる情報源をパッセージで特定できていないことが原因である。ここからも、リーディングにおいてとにかく大事なことは文意を把握しながら解答根拠を的確に見つけることであり、速読よりも精読が重要だと改めて感じる。速読をしてしまうと解答根拠を見落としてしまい、思い込みで選択肢を選んでしまうことに繋がる。それを避けるために、とにかく自分は制限時間よりも余裕を持ってすでに問題を解き終える力を持っているのだから、あとは焦らずにじっくりと本文を読んでいけばいいのである。


特定の問題形式について取り上げると、True/False/Not Givenの形式の問題は、パッセージで書かれている事実に沿って解答していけばいいが、著者の主張を問うYes/No/Not Givenの形式の問題は、パッセージで書かれていることに従いながらも、主張との合致をきちんと見極めていくという少し踏み込んだ読解力が求められるように思う。ここでも本文と問題文では言い換え表現をうまく使っていることもあり、言い換え表現の意味をきちんと汲み取らないと、単純にNot Givenを選んでしまいがちなので注意が必要だ。また、主題とパラグラフをマッチさせていく問題は、特定パラグラフが複数回解答になったり、全く解答に使われないこともあるので、もちろんパラグラフを読む都度解答していければそれに越したことはないが、全く解答に使われないパラグラフを読んでいる場合には、問題文とマッチさせようと思ってもそれは骨折り損になる。この点は注意が必要で、明確にパラグラフを特定できなければ、さっと続きのパラグラフに移っていくことを心掛けたい。


いずれにせよ、リーディングセクションに関しては、とにかく問題文と本文を焦らずに読み、言い換え表現に注意しながら、解答根拠を本文の中で特定していくことを重視する。一度解答根拠と思われる箇所を把握したら、特定したセンテンスを集中的に読むことや、時にその前後を読むこと、さらにはその段落を最後までしっかり読むことも重要になることがある点を念頭に置いておきたい。フローニンゲン:2023/3/29(水)16:24


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2321, Morning Determination

My soul tries to achieve something new with determination.

All I can do is just observe it.

Groningen; 08:37, 3/29/2023


No.2322, Gentle Wings

The sky has gentle wings.

It enjoys flying full of pleasure and happiness.

Groningen; 11:53, 3/29/2023

No.2323, Toward a Shooting Star

The world approaches a dimension of shooting stars.

I hope that the dimension would flourish not collapse.

Groningen; 13:09, 3/29/2023

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